フルテキストURL | papyrus_030_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_40_40.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 40 |
終了ページ | 40 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_38_39.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 38 |
終了ページ | 39 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_36_37.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 36 |
終了ページ | 37 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_27_35.pdf |
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著者 | 黒﨑 東洋郎| 宮崎 唯| |
抄録 | 変革の時代に資する数学力が世界中で叫ばれている。我が国では「数学的な見方・考え方を働かせ、数学的活動を通して、数学的に考える」と数学的に考えることが (2017) が強調されている。これを実現するために、「個別最適な学び、協働的な学び」(2021) が推奨されている。資質・能力と学び方はどちらも重要なことであるが、学び方ばかりに目が向き、数学的に考える指導が洗い流されている。両者を関連付けて同時達成する必要がある。その成否の鍵は、「数学的活動」にあると考える。ところが、数学的活動は、総花的、表層的に捉えられ易い。数学的に考える力を生成するには、活動をどのような視座から数学化すればよいか、数学的に考える力を生成・創発する機能的な数学的活動にするにはどうすればよいか、そのアプローチはまだ解明されていない。そこで、数学的に考える力を生成する真正な「数学的活動のアプローチ」と「変容」の在り方を探究する。 |
キーワード | 活動を数学化する 非線形型 最適化 柔軟性のある変容 |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 35 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_19_26.pdf |
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著者 | 杉能 道明| |
抄録 | VUCAの時代(※)を生き抜く子どもたちに必要な資質・能力の育成が喫緊の課題とされ,算数・数学教育においても「数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を育成する」ことが求められている(2017)。しかしながら,子どもたちの算数・数学を学ぶ意欲は高いとは言えず,創造的数学力も十分に育っているとは言い難い。例えば,算数科で学ぶ面積公式はどのように扱うべきなのであろうか。創造的数学力を育むために,面積公式の創造・活用の在り方について提案する。 面積公式は「覚えればよいというものではない」。「解決方法を振り返り創造するもの」,子どもがその意味を理解し,「課題解決で活用するもの」「そのよさを味わうべきもの」である。面積公式の「学び方」を学ぶことに価値がある。 ※「VUCAの時代」…Volatility(変動性),Uncertainty(不確実性),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性)のある時代。 |
キーワード | 数学的な見方・考え方 創造的数学力 面積公式の創造・活用 数学のよさ |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 19 |
終了ページ | 26 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_12_18.pdf |
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著者 | 山野 定寿| |
抄録 | 教科書(清水:2020)の三角形の指導計画では、頂点から底辺上に高さがない鈍角三角形は、平行四辺形の中の「高さが外にあるときの面積の求め方」で、また、1組の平行線を用いて面積が等しいことを説明する活動は、単元の後半の「面積の求め方の工夫」で指導することになっている。筆者は、この2点を「三角形の面積」に統合した新たな指導計画を作成して授業実践を行い、この効果を分析することにした。授業実践の結果、「三角形の面積」に統合した新たな指導計画は、三角形の学習を主体的なものにするばかりでなく、平行四辺形の理解を容易にすることが分かった。 |
キーワード | 鈍角三角形 平行線 指導計画 |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 12 |
終了ページ | 18 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_8_11.pdf |
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著者 | 宮内 通孝| |
抄録 | 小学校第 4 学年で扱う除数が 2 位数の除法では, 見当をつけた仮商から実際の商を求める仮商修正を行う. 仮商を見つける方法のひとつに, 啓林館の教科書で扱う手隠し法がある. 手隠し法で求めた仮商は真商以上となるという性質がある. 本研究ではこの性質が啓林館の教科書の記述にどのように反映されているかを述べ, その他の教科書の記述と比較を行う. また, 手隠し法による仮商が真商以上となることの証明を与える. |
キーワード | 仮商修正 手隠し法 真商 除数が 2 位数の除法 |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 8 |
終了ページ | 11 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_1_7.pdf |
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著者 | 山﨑 湧太| |
抄録 | 本研究の目的は,小学校算数科における創造的数学力を育成する授業づくりを第2学年の答えが3位数になる(2位数)+(2位数)とその逆のひき算の筆算において協働的な学び合いに焦点をあてて探究することである。一般的な筆算の指導は,教科書通りの決まりきったアリゴリズムの指導に終始しているという問題がある。そこで本事例では,児童自らが十進位取り記数法の見方・考え方を働かせ,協働的な学び合いを行うことで,十進数の仕組みや位取り記数法の考えを個人的,集団的に発達させる創造的数学力を育成するアプローチを実践的に探究する。 |
キーワード | 創造的数学力 協働的な学び合い 十進位取り記数法の考え |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 7 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_prelim.pdf |
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著者 | 黒﨑 東洋郎| |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_030_contents.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2024-02-14 |
巻 | 30巻 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_51_51.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 51 |
終了ページ | 51 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_49_50.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 49 |
終了ページ | 50 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_47_48.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 48 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_38_46.pdf |
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著者 | 黒﨑 東洋郎| 杉能 道明| 宮崎 唯| |
抄録 | 「数学的に考える力」は、課題解決学習を通して育成される。ところが、課題解決学習は、「How to solve It」にみられるように課題発見よりも課題解決に重点が置かれ、課題発見には学びの重みが置かれていない。変革の時代は、予測しにくい複雑で高度な事象が生まれ、何が解決すべき本当の課題なのかを自己決定する力が求められる。解決する前に、何が本当の課題かを発見する方が重要なのである。世界中で、変化に対応する算数・数学の課題はCUN課題が相応しいと叫ばれているが、遅遅として進んでいない。算数・数学科では、課題設定の方略として2つのモデルが示されている(中央教育審議会答申、2017)。1つは「生活事象を数学化する方略」であり、もう1つは「数学事象を統合的・発展的に捉えて新たな課題を設定する方略」である。どの教科よりも指導の系統を重視して算数の学びをサイクリックに積み上げていく算数科にあっては,前者から後者ヘ主導的に移行すべきである。残念ながらこの視座からの進展は見当たらない現状にある。そこで、本研究では、算数の事象を統合の観点から発展的に試行錯誤して数学化するプロセスの中で新たな課題を発見する方略を検討する。 |
キーワード | 事象の数学化 統合的・発展的考察 算数の課題 |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 38 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_30_37.pdf |
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著者 | 杉能 道明| |
抄録 | 「数学のよさ」は小学校学習指導要領(平成29年告示)で初めて算数科の目標の中に登場した言葉である。それまで使われてきた「算数のよさ」という言葉が単に「数学のよさ」という言葉に置き換えられただけではないと捉えたい。コンピテンシー・ベースの教育課程改訂のタイミングでの導入にはねらいがあり,算数・数学教育を一貫して数理を探究する創造的な資質・能力育成のためと考える。この資質・能力育成のためには「数学のよさ」を実感することが不可欠である。本論文では,「数学のよさ」とは何かを多角的に分析・考察し,子どもが「数学のよさ」を実感するための方策を探究した。「数学のよさ」の中核は,統合的・発展的に考える「よさ」であり,単元構想の工夫や数学的活動のエ夫,学習展開のエ夫によって子どもが「数学のよさ」を実感することができると考える。 |
キーワード | 数学のよさ 資質・能力 統合的・発展的に考える |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 30 |
終了ページ | 37 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_21_29.pdf |
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著者 | 山野 定寿| |
抄録 | 「速さの保存性」の基礎的理解ができていない状況が、筆者が調査した岡山県北部の児童79人にも見られた。走る時間や道のり、その他の状況(例えば坂道)で、速さAkm/hは様々に変わると捉えているのである。この問題を解決するために、これまで前提と考えられてきた平均による均一化をもっと児童に意識させ、学習している速さが平均速度であり、そのため走っている時間の間は、どこも速さはAkm/hであることを理解させることが重要である、と筆者は考えた。そこで、筆者は平均による均一化をもっと重視した授業改善のためのポイントを4点提案することにした。 |
キーワード | 速さの保存性 平均の考え アンケート調査 |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 29 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_14_20.pdf |
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著者 | 磯野 嵩| |
抄録 | 学習指導要領(2017)が改定されて割合の学習は一層重視されているが,難単元である「割合」は知識・技能偏重になってしまうという実状がある。そのため,資質・能力を目的として割合の授業を再構築していくことが喫緊の課題である。 本稿では,第5学年の割合を活用する問題を,基準量×(1-0.1)と新しい割合を見いだして数学的に探究することを目的としたものである。基準量×(1-0.1)の考えを創造的に思考するためには,線分図によって割引の意味を捉えるだけでなく,求め方の着想を話し合う中で×(1-0.1)という創造的な思考を追跡して着想が明確になっていった。また,見いだした考えに対して,割引10%に消費税10%の条件を加えて判断させることで,不調和を契機に割合の増減に対して順序や数量を変えたりして児童が探究的に学ぼうとする姿が見られた。そのため,児童が見いだした考えに対して不調和を起こすことで探究的に学習するといった示唆が得られた。 |
キーワード | 割合 創造的思考力 探究的な学び |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 14 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_029_8_13.pdf |
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著者 | 山﨑 湧太| |
抄録 | 本研究の目的は,小学校算数科における創造的数学力を育成する授業づくりを第6学年の比の授業実践に焦点を当てて追究することである。一般的な比の指導における解明すべき実践的な探究課題は,決まりきった一方向の数学的な見方・考え方で間題解決に終始している点である。本事例研究では,比の利用の問題について,児童自らが創造的に多面的な見方・考え方を積極的に働きかけて問題に取り組むアプローチを重視することにより,本当の割合の考えを活かした創造的な数学力を育成する算数の在り方を,授業実践を通して探究する。 |
キーワード | 多角的な見方 考え方 アプローチ 比の利用 割合の考え |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2023-03-31 |
巻 | 29巻 |
開始ページ | 8 |
終了ページ | 13 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |