検索結果 687 件
JaLCDOI | 10.18926/11403 |
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タイトル(別表記) | "School of theTANBO" |
フルテキストURL | 003_047_056.pdf |
著者 | 山本 和史| |
抄録 | 「田んぼの学校」は平成10年度の国土、文部、農水の3省庁合同で提唱された、環境教育の取組のことである。今年度、岡山県農林水産部耕地課が事業主体となり、そのモデル推進事業を岡山市福谷小学校で実施中。企画とその運営には福谷小PTAとボランティア団体から実行委員を構成してあたっている。私はその常任委員を務めているが、PTAと地域各位の多大な支援のもと年間12回もの多彩な開校が企画され現在までに9回実施、延べ551名の参加者を得ている。それぞれの企画は子供達と実行委員の希望で立案されたが、単なるイベントではなく参加者の自主的な活動によって成り立っている。親と子、そして地域の人々が一体となって架空の学校を育て上げており、この事例は今後の学校のあり方を考える上で大変興味深くかつ有益な活動である。 |
キーワード | 田んぼの学校 (School of "TANBO") 環境教育 (Environment education) 農業教育 (Agriculture education) 地域活動 (Community sctivities) ボランティア (Volunteer) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 56 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313705 |
JaLCDOI | 10.18926/11402 |
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タイトル(別表記) | A Guideline for Heiping a Child of School Refusal and his/her Parents |
フルテキストURL | 005_131_137.pdf |
著者 | 山本 力| |
抄録 | 教育臨床家が不登校の子どもの支援を行う際に「臨床的判断」の参照枠となるガイドライン試案を作成することが本論文の目的である。不登校の多様な状態像を見立てる指針として、a)登校状況からみた5型類、b)不登校の6段階の経過、c)7つの原因論、を提示した。その上で教育臨床家による不登校支援の原則を12項目にわたって列記した。教育臨床的な支援12項目は不登校の臨床実践から抽出された経験則が中心である。不登校の子どもの多様な歩みを保障する一方で、ガイドラインを参照しながら社会的自立へと向かえるように周囲が連携して支援していくことが求められる。 |
キーワード | 不登校 (School refusal) 教育臨床家 見立て(見極め) (Assessment) 支援 (Support) ガイドライン (Guideline) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 131 |
終了ページ | 137 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313504 |
JaLCDOI | 10.18926/11401 |
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タイトル(別表記) | Handicraft Education as Technical Education |
フルテキストURL | 005_119_129.pdf |
著者 | 松本 達郎| 有吉 英樹| |
抄録 | 図画工作科は、戦前まで図画科と手工科が戦後の教育改革より一つの教科に統合されたものである。手工科は普通教育における技術教育を追究してきたが、図画工作化になって以降の工作領域の内容は、美術に偏ったものとなり、技術の基礎が軽視されているとの批判が技術教育を進める立場からなされている。現在の図画工作科の教科書内容も、そのような傾向が一層進んでいる。図画工作科の工作領域は、児童が身の回りのものにはたらきかけ、世界を読み解いていくときの技術的基礎を育てるものでなくてはならないと考える。そこで図画工作科の前身である手工科が積み上げてきた成果に学ぶとともに、自然環境の豊かな小学校における工作教育として適切であると考える「手仕事のカリキュラム」を構成し、実践した内容を検討し考察する。 |
キーワード | 図画工作科 (Craft) 手工科 (Handicraft) 工作教育 (Handicraft Education) 技術教育 (Technical Education) 生活 (life) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 129 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313439 |
JaLCDOI | 10.18926/11400 |
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タイトル(別表記) | Plastic art activity support which aimed at independence of desabled person |
フルテキストURL | 003_039_046.pdf |
著者 | 上田 久利| |
抄録 | 本研究は、障害ある人の造形美術活動支援を通して、障害者が生きがいを持ち、自立できることを目指している。その手段として、各種ワークショップを開催するために、絵画、彫刻、書道など多様な分野の人材を結集し、ふんだんな材料を提供し、ワークショップを行う。障害がある、なしにかかわらず、参加できる新しい障害者芸術の展開を図る。障害者の造形美術活動を推し進めるためにボランティア組織を確立し、造形美術活動を通して、ノーマライゼーションを推進する。 |
キーワード | ワークショップ (A workshop) ボランティア (Volunteer) 造形美術活動 (Activity of plastic art) 障害者の自立 Independence of disabled person) ノーマライゼーション (Normalization) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313928 |
JaLCDOI | 10.18926/11399 |
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タイトル(別表記) | Influence of "Shohka" on Human Bodies and Emotion - An Experimental Research on Physiological and Emotional Responses to Music - |
フルテキストURL | 003_029_038.pdf |
著者 | 作田 由美子| 奥 忍| |
抄録 | 音楽が心身に及ぼす影響を探るために、情動反応と生理学的測定の2つの指標を用いて実験を行った。情動反応はチェックリストを中心とした質問紙を使い、生理学的測定は精神性発汗を用いた。実験曲として文部省歌である「ふるさと」の歌詞つきと歌詞なし、それに類似した自作メロディー、「こいのぼり」の4曲を取り上げ、反応の比較を行った。実験の結果、曲による反応の相違が現れ、音楽は心身に影響を及ぼしていることが確認できた。特に「ふるさと歌詞つき」に関しては質問紙では「なつかしい」と過去を想起する人が多く、発汗量の変化も他の3曲に比べ有意に差があった。また、個人の特性(性差、嗜好度、音楽経験など)は音楽聴取に対して心身ともに大きな影響を及ぼしていることが明らかになった。 |
キーワード | 文部省唱歌 「ふるさと」 情動反応 生理的反応 精神性発汗 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 29 |
終了ページ | 38 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313770 |
JaLCDOI | 10.18926/11398 |
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タイトル(別表記) | An experiment on making "Belongingness to Classroom Group Scale" in high school. |
フルテキストURL | 005_109_117.pdf |
著者 | 本多 公子| 井上 祥治| |
抄録 | 本研究では、現代の高校生における学級集団への帰属意識の要因を明確にし、その学級集団への帰属意識の要因の構造をもとに、高等学校における学級集団への帰属意識とスクールモラールや、学校生活適応感尺度との関連性について考察した。まず、145名の高校生から学級集団への帰属意識の規定要因についての項目を収集し、高校生の心的リアリティーに添った具体的場面での46の質問項目を選定した。学級集団への帰属意識尺度の得点について因子分析を行ったところ、「学級からの受容」、「学級のまとまり」、「帰属阻害感」の3因子が抽出された。各因子尺度の信頼性分析により、信頼性が確認された。また、全ての並行検査との間に有意な相関がみられることから構成概念妥当性が支持されたと考える。 |
キーワード | 帰属意識 (Belongingness) 高等学校 (High School) 学級集団 (Classroom Group) 心的リアリティー (Mental Reality) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 109 |
終了ページ | 117 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313907 |
JaLCDOI | 10.18926/11397 |
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タイトル(別表記) | The Music Educational Function of Lullabies for Fostering Children's Musicality |
フルテキストURL | 003_021_028.pdf |
著者 | 加藤 晴子| 奥 忍| |
抄録 | 本研究は、音楽感覚形成における「こもりうた」の機能について検討したものである。「こもりうた」は、人の成長の過程で最も早い時期に行われる音楽的コミュニケーション活動の一つであると共に、子どもと養育者の間に相互に行われる最も親密なコミュニケーション活動である。音楽的発達の視点からみると、このような「こもりうた」を媒介とした音楽的コミュニケーションは、個々人の音楽感覚の形成、すなわち、音楽的母語の形成に大きな影響を与えるものであるといえる。音楽の学習や理解は、その上に形成されるものである。したがって、音楽学習においては、子どものもつ固有の音楽感覚を認識すると共に、それに基づいた学習計画が作成・実践されることが必要である。 |
キーワード | 音楽感覚形成 (musical development) 音楽的コミュニケーション (musical communication) 音楽的母語 (musical mother tongue) 「こもりうた」 (lullaby) 養育者と乳児の相互関係 (relationship between infant and caregiver) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 28 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314048 |
JaLCDOI | 10.18926/11396 |
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タイトル(別表記) | Study on Lacquer Sculpture Technique |
フルテキストURL | 005_099_108.pdf |
著者 | 上田 久利| |
抄録 | 漆器は「japan」といわれ、漆製品は日本を代表し、世界に誇ることのできる文化であり、古来より日本の独自なものである。この漆器の与えるイメージは本物、高品質、高級感である。しかし漆は「japan」ではなかなか通用しなくなりつつあり、一般的なものでなくなってきている。現代は安価なFRPによる加工製品が溢れ、高級な漆製品を必要としなくなったともいえる。伝統工芸の世界では漆芸として確立されているが、彫刻分野においては乾漆技法、技術は難しいものとして捉えられ、あまり多く制作されていない。日本古来の乾漆像の制作技法を考察し、現代の彫刻素材としての乾漆技法を確立したいと考える。 |
キーワード | 乾漆 生漆 錆びうるし 砥の子 湿度乾燥 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 99 |
終了ページ | 108 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313594 |
JaLCDOI | 10.18926/11395 |
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タイトル(別表記) | A Practice Report of the Lecture "Secondary Science Education A" in the First Half of 2002 Academic Year : The Lessons Learned from Science Course Contents in Various Countries |
フルテキストURL | 003_009_020.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | 本(平成14)年度の「中等理科教育学 A」における「諸外国における科学教育の学習内容に学ぶ」授業実践を、受講生、講義内容、評価の順に、分析・考察してきた。20名の受講生の内、単位を認定できた15名の受講生自身の自己評価、自らを含む講義全体に対する講義評価、教官が行った最終評価、これら3つの評価とも評定でみれば、総てについて、ほぼ良か優に相当し、今回の授業実践はほぼ所定の成果を得たと考えたい。しかし、次年度以降の改善の余地を、遅刻・早退・期日より遅れて提出されたレポートの把握に、また、学生が課題に取り組む時間的な余裕への配慮に、見いだしている。 |
キーワード | 実践報告 (Practical Report) 中等理科教育 (Secondary Science Education) 学習内容 (Contents of Study) 諸外国 (Foreign Country) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313760 |
JaLCDOI | 10.18926/11394 |
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タイトル(別表記) | A Soundscape of YOSHIMOTO, Banana~Focusing the Onomatopoeia~ |
フルテキストURL | 005_087_098.pdf |
著者 | 竹内 唯| 奥 忍| |
抄録 | 本原稿では、文学作品に現れた音を素材に音楽作品の創作を試みる。事例研究として現代の女流作家、吉本ばなな『キッチン』と『TUGUMI-つぐみ』をとりあげこれらの作品に出現する音を素材にボイスプロダクションの創作を行った。まず、授業対象のオノマトペに対する感受性を喚起することを目的に、吉本の『キッチン』『TUGUMI-つぐみ』から抽出した文章に出現する物音をオノマトペで表す実験的なアンケート調査を行い、回答者のオノマトペ把握について分析・検討した。次に、それらのオノマトペを素材にボイスプロダクション創作の授業実践を行い、作品について分析・検討した。 |
キーワード | 吉本ばなな (Banana Yoshimoto) 『キッチン』 (kitchen) 『TUGUMI-つぐみ』 オノマトペ (onomatopoeia) ボイスプロダクション (voice-production) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 87 |
終了ページ | 98 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313337 |
JaLCDOI | 10.18926/11393 |
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タイトル(別表記) | A Study of Logic of Building Students'Attitude in Civics in Japan:On the Basis of "Politics and Economics" in A High School |
フルテキストURL | 003_001_008.pdf |
著者 | 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究は、高等学校公民科「政治・経済」を取り上げその内容編成を分析・検討することを通して、我が国の公民的教科目の内容編成原理を抽出し、その問題点を解明しようとするものである。分析の結果、わが国の公民的教科目においては、現在の国家体制を支持する日本国民としての態度形成が目指されており、それは、開かれた社会認識形成に基づく市民育成を目指したものではないということが明らかになった。戦前の公民科等と比べると強力ではないが、やはり緩やかに国民としての態度形成が目指されていると言える。 |
キーワード | 公民的教科目 (Civic Education) 公民科 (Civics) 政治・経済 (Politics and Economics) 態度形成 (Building Attitude) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 8 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313952 |
JaLCDOI | 10.18926/11392 |
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タイトル(別表記) | A Study of Lecture Meetings and Childcare Activities in The Kindergarten |
フルテキストURL | 002_109_117.pdf |
著者 | 山口 茂嘉| 近藤 優恵| 高見 裕子| 小田 久美子| |
抄録 | 本研究の目的は、子育て支援の一環として試みた講演会や親子での活動が保護者にどのように受け止められ活動の後で変化をもたらしたかをアンケート調査し、今後の講演会や親子活動のあり方を考える上での基礎資料を得ることである。その結果、親子が一緒に活動するものや内容が具体的で保護者のニーズに対応したものの方が、参加率が高く、男女共7割以上の保護者が参加する前より考え方を変化させている。そして、親子参加型の子育て支援が望まれていることが明らかになった。 |
キーワード | 子育て (Child care) 講演会 (Lecture meeting) 親子活動 (Activity with parents and children) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 109 |
終了ページ | 117 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313987 |
JaLCDOI | 10.18926/11391 |
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タイトル(別表記) | Lehrplan fuer Hauptschule in Bayern, Germany |
フルテキストURL | 005_069_085.pdf |
著者 | 川西 孝依| 奥 忍| |
抄録 | 本稿は、ドイツ、バイエルン州基幹学校の教授プランの中から「教科に関連する教授課題と教育課題」と「学年別教科カリキュラム」の「音楽」の部分を日本語に訳出したものである。社会のグローバル化に伴って世界各国の音楽教育の動向について盛んに研究が行われている。中でもドイツは日本の音楽教育研究者にとって強い関心の対象である。しかしながら、州ごとに異なる「教授プラン」が実施されているために全土を鳥瞰することができてない。そこで、本稿では全体像の把握に近づくべく、これまで研究されていないバイエルン州を扱う。オルフの教育メソッドが生まれ実践されたこの州における音楽教育の現状を把握することは日本の音楽教育研究にとって重要なことと考え、「基幹学校(Hauptschule)」の教授プランを訳出する。この教授プランは、以下のような点で日本の学校音楽教育のあり方に大きな示唆を与えるものである。・学校生活からドロップアウトするかもしれない生徒に対する指導が配慮されている。・各教科のカリキュラムを設定する前提として、各学生の生徒の特性や授業の重点に関する明確な記述が見られるため、教科の枠を越えた総合的な学習が可能である。・活動先行型で、様々な音楽活動が具体的に述べられており、しかも各音楽活動が音楽的諸要素などの学習と密接に関連づけられている。・伝統的な音楽やポピュラー音楽が実在する音楽の一種として、他の音楽ジャンルと並列的に組み込まれている。 |
キーワード | バイエルン州 (Bayern) 教授プラン (Lehrplan) 基幹学校 (Hauptschule) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 85 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313774 |
JaLCDOI | 10.18926/11390 |
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タイトル(別表記) | Power of Group Studying and Common Acquirement of Knowledge : Through Two Practical Lessons at Okayama University |
フルテキストURL | 002_103_108.pdf |
著者 | 橋本 勝| |
抄録 | 教育改革は、初等・中等教育と大学教育の両者を見据えたものでなければならない。とりわけ、教育学部は新時代の初等・中等教育の担い手を養成するという社会的責務という観点からも、学生が自らの興味・関心を基に自発的・意欲的に各授業に取り組むよう、授業改善を進めることが特に要求される。その際、少人数授業の実現や卒業研究指導の充実といった従来からの方向性だけに頼ることなく、多人数の授業でいかにそれを達成するかもまた大学教育にとっては重要な現実的課題である。小論は、教職科目の総合演習と教科内容学の経済学Bの2つで、今年度に実施した授業実践報告であるが、学生の相互集団教育力を活用することで、自発的学習意欲を高めるとともに学習集団の知の共有化を図ることを目指した具体的な授業展開例は、初等・中等教育における総合的な学習の展開を考える上でも一定のヒントを与える内容となっている。 |
キーワード | 教育改革 (educational reformation) FD (faculty development) 総合的な学習 (integrated study) 相互集団教育力 (power of group studying) 知の共有化 (common acquirement of knowledge) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 103 |
終了ページ | 108 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313631 |
JaLCDOI | 10.18926/11389 |
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タイトル(別表記) | A study of Songs in "Hyojun Shihan Gako Ongaku Kyokasho"(1938) Edited by Kurosawa and Ogawa |
フルテキストURL | 005_057_067.pdf |
著者 | 鈴木 慎一朗| 奥 忍| |
抄録 | 本稿の目的は、黒澤隆朝・小川一朗編『標準師範学校音楽教科書』(1938)の歌曲を概観することによって、国定師範学校教科書が発行される直後の検定済教科書における歌曲の特徴と傾向を明らかにすることである。『師範音楽 本科用巻一』(1943)との比較を通して、以下の3点が明らかとなった。①『標準師範学校音楽教科書』は、歌曲の他、器楽、鑑賞、音楽理論、音楽基礎の分野を含み、編纂された教科書である。②8割近くの歌曲は、西洋の作品ないしは西洋の民謡であり、それらの歌詞は原曲の翻案か、新しく作られた日本語の詩である。③ミリタリズム志向の歌曲教材には、4/4拍子、 、弱起、長調の行進曲が適用されている。 |
キーワード | 『標準師範学校音楽教科書』 (Hyojun Shihan Gako Ongaku Kyokasho) 歌曲 (Song Materials) 黒澤隆朝 (T. Kurosawa) 小川一朗 (I. Ogawa) ミリタリズム (Militarism) 行進曲 (Western Marches) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 67 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313436 |
JaLCDOI | 10.18926/11388 |
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タイトル(別表記) | An Aspect of the Teaching and Its Evaluation by the Teachers in Service |
フルテキストURL | 002_095_102.pdf |
著者 | 黒崎 東洋郎| 小林 誠| |
抄録 | ゆとりの中で「生きる力」の育成を目指して平成14年度から新学習指導要領が完全実施される。新学習指導要領では、指導内容が30%縮減され、基礎学力の低下を危惧する声がある。また、これに連動して「指導と評価の一体化」の観点から教育課程審議会の答申(2000)で、絶対評価重視の方向性が示され、新しい評価観への転換が求められている。そこで本研究では、現職教員が新学習指導要領の意図をどのように受け止め、どんな「学力観」や「評価観」を持っているのかを調査し、授業改善に資する「指導感・評価観」への転換の必要性を考察する。 |
キーワード | 指導と評価の一体 (Unifying theTeaching and Its Evaluation) 基礎学力 (basics cholarship) 絶対評価 (absolute evaluation) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 95 |
終了ページ | 102 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314005 |
JaLCDOI | 10.18926/11387 |
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タイトル(別表記) | The Background and Trend of Practical Peer Support and Peer-assisted Activities :the Beginning to Current Tendency of Peer Support and Peer-assisted Activities |
フルテキストURL | 002_081_093.pdf |
著者 | 西山 久子| 山本 力| |
抄録 | 私たちの社会では、習慣的に仲間支援の手法が用いられてきたが、近年、「ピアサポート」が学校教育現場に実践的に導入され、欧米で開発されてきた技法なども紹介されて仲間関係を積極的に活用しようという動きがある。福祉の領域などでは、より積極的に仲間支援が行われ、歴史的に見ても教育・福祉等の分野で活用してきた経緯がある。そうした支援は、相談活動、葛藤調停、仲間づくり、アシスタント、学習支援、指導、助言、グループリーダーの7項目に分類される。学校で生徒がもつ仲間支援の力が十分活用するようにプログラムが構成されるとき、生徒らにとって有効なピアサポート活動が実施できる。 |
キーワード | ピアサポート (peer-support) 仲間 (peer) ピアカウンセリング (peer-counseling) ソーシャルサポート (social support) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 81 |
終了ページ | 93 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313981 |
JaLCDOI | 10.18926/11386 |
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タイトル(別表記) | Climate in spring in Germany and musical expression on "spring" in the classic and the romantic songs -A trial of joint activity of music with meteorology- |
フルテキストURL | 005_043_056.pdf |
著者 | 加藤 晴子| 加藤 内藏進| |
抄録 | どの音楽作品にも、その背景には当該の地域の自然や文化が存在する。学校教育において、音楽の生成や表現を考え作品を総合的に理解するために、その歌が歌われた地域の気候や風土、生活習慣等の理解が必要である。それによってはじめて、その地域の人々の気持ちに近づくことができるのであり、そのような気持ちで歌を歌ったり聞いたりすることができる。そのためには教科間の連携が必要と考える。そこで本稿ではドイツの春を取り上げ、気候位置づけと古典派、ロマン派の歌曲に見られる春の表現について検討した。ドイツの5月には、太陽高度や日射量が急に増加し、冬から夏への昇温の最終段階近くに対応する。そのような春、5月をテーマとした歌曲では春に関する様々な音楽表現がみられる。その結果から、音楽表現と気候の関係を視点として音楽科と理科との連携について述べた。 |
キーワード | 春 (spring season) 気候と音楽 (climate and music) 歌曲表現 (musical expression of German songs) 気候系の季節特性 (seasonal variation of climate system) 教科をこえた学習 (joint activity of music and meteorology) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 43 |
終了ページ | 56 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313648 |
JaLCDOI | 10.18926/11385 |
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タイトル(別表記) | A Study of Humen Computing in Solving Process of Graphical Problems in Exercises by Frequency Analysis of Brain Wave |
フルテキストURL | 002_071_079.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、CAIの基礎的研究として、立体空間を構成する幾何学的な課題学習における能動的学習行動の生体反応を調べた。基礎的な幾何学的学習課題を、問題提示方法の違い(文、図示)と紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の学習メディア提示形態の違いと「書く」、「折る」の表現の違いを基準に8つの学習方法にわけ被験者に学習させて、脳波の周波数分析を用いて、学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較した。アーチファクトの混入による実験の信頼性低下という課題を残すものの、開眼安静時と学習時のαブロッキングを基準とした脳波の周波数解析から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、図提示より文読解での学習の方が一般的に精神負担が大きく、静止画より動画像の方が学習での脳波成分の精神負荷の影響が大きい等の知見を得た。 |
キーワード | 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 幾何学的課題解決 (Solution og Graphical Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 71 |
終了ページ | 79 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314012 |
JaLCDOI | 10.18926/11384 |
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タイトル(別表記) | The Survey on Familiar Living Things for the 9th Graders (about 15 year-olds) and High-School Science Teachers(around 35 yrar-olds): Comparison of Two Age Groups. |
フルテキストURL | 005_0033_0042.pdf |
著者 | 田中 賢二| 本田 義信| 田牧 愛| |
抄録 | 中学校3年生と高等学校理科教諭とを回答者とし、「多様な生物」に関する意識と、現行の小・中学校理科(生活科を含む)教科書に示されている「身近な生物」の身近さの程度とを問うアンケート調査を実施し、回答結果を比較分析してきた。中学3年生より高等学校理科教諭の方が、「多様な生物」に対する関心度が高いこと、自信度が高いこと、「身近な生物」により身近でることを、また、中学3年生と高等学校理科教諭とも、「生物の多様性」に関連した基本方針への関心も基盤となる学問的な知識も十分とは言い難いこと、植物より動物に対して自信度が高いこと、識別されている生物(種)数は現実より非常に多いと考えていることを、明らかにした。 |
キーワード | 調査報告 (investigation report) 身近な生物 (familiar living things) 比較分析 (comparative analysis) 中学生 (the 9th Graders) 高等学校理科教諭 (high-school science teachers) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 42 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313849 |