検索結果 687 件
JaLCDOI | 10.18926/11361 |
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タイトル(別表記) | A Basic Study of 3-Dimensional Sense by Colors on VDT Working |
フルテキストURL | 001_069_076.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、VDT(Visual Display Terminals)における人間の学習メディア提示形態に関する基礎的研究としてディスプレー上に描かれた図形を立体として認識する立体感効果に関して、空間構成と色彩調和効果をパラメータとして視認実験を被験者に行わせた。そして、人間の距離感認知に対して立体面と色彩提示方法の違いが学習者の距離認知心理にどの様な影響を及ぼすかを比較分析した。簡単な立体感を構成する図形の壁面色を基準とした対人実験の結果から、距離感、立体感の認識には個人差が大きいこと、それらはいくつかにグルーピングされることなどを統計分析し、実験空間における距離感に関する実験式を導出した。 |
キーワード | メディア (Media) 立体感 (Solidity) VDT (Virtual Display Terminal) 4原色 (Trichromatics) 色彩調和 (Color Harmony) 壁面構成 (Construction of Walls) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313856 |
JaLCDOI | 10.18926/11360 |
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タイトル(別表記) | A Study of Consciousness of Music and Musical Behavior of Present Young People |
フルテキストURL | 004_043_053.pdf |
著者 | 川西 孝依| 奥 忍| |
抄録 | 本研究は、現代の若者の音楽嗜好や音楽に対する意識の実態を明らかにするため、中学生、高校生、大学生を対象に実態調査を行ったものである。調査は次の2つの仮設に基づいて行われた。仮設1.ほとんどの若者がポピュラー音楽を好む。仮設2.複数の音楽メディアを利用して音楽を聴く。調査結果については、約20年前に全国規模で実施されたNHK放送世論調査所による「現代人の音楽」との比較を含めて考察した。分析・考察の結果、「音楽が好き」と答えた92.4%のうち87.7%がポピュラー音楽を好んでいることが明らかになった。また、様々なメディア機器が存在する中で、若者が音楽聴取に用いるものは、「CD,MD,テープ」など、よりパーソナルなメディアに移行しており、「テレビ」「ラジオ」など他のメディア機器に対する絶対的優位性が見られた。 |
キーワード | 現代の若者 (present young people) ポピュラー音楽 (popular music) 音楽メディア機器 (music media ; personal media) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 43 |
終了ページ | 53 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313676 |
JaLCDOI | 10.18926/11359 |
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タイトル(別表記) | A Comparison of Solving Process of Problems in Exercises by Frequency of Brain Wave |
フルテキストURL | 001_059_067.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、基礎的な学習課題(宣伝的知識(漢字の書き取り)と手続き的知識(一次方程式))を紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の二つの学習メディア提示形態で被験者に行わせ、脳波の周波数分析を用いて、教育メディアの提示方法の違いが学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較分析した。開眼安静時と学習時αブロッキングを基準とした脳波の周波数解析の結果から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、VDTでの作業の方が一般的に緊張状態になりβ波が大きく作業能率がよいとは限らない、学習での脳波成分の個人差が大きい等の知見を得た。 |
キーワード | 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 学習課題解決 (Solution of Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 67 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313975 |
JaLCDOI | 10.18926/11358 |
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タイトル(別表記) | An Approach to the Integrated Study through the Teaching of Elementary Mathematics |
フルテキストURL | 001_051_058.pdf |
著者 | 黒﨑 東洋郎| |
抄録 | 2002年の学習指導要領完全実施に向けて新しく創設された「総合的な学習の時間」の積極的な取り組みがなされている。とりわけ、国際理解教育や情報教育といった横断的・総合的な課題に関するものが脚光を浴びているように思われる。算数教育でも「総合的な学習の時間」との関連が取りざたされ、算数科から如何に「総合的な学習の時間」にアプローチすればよいかが研究の大きな柱の1つとなっている。そこで、算数科からどのような「総合的な学習の時間」へのアプローチが考えられるのかを考察する。 |
キーワード | 総合的な学習の時間 (Integrated Study) 算数教育 (Teaching of Elementary Mathematics) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 51 |
終了ページ | 58 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313746 |
JaLCDOI | 10.18926/11357 |
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タイトル(別表記) | A Comparison between Lullabies sung among people in daily life and an Artistic Composition "Chugoku-chiho no Komoriuta" arranged by YAMADA Kosaku |
フルテキストURL | 004_035_042.pdf |
著者 | 加藤 晴子| 奥 忍| |
抄録 | 芸術歌曲には、洋の東西を問わず生活の中で古くから歌われてきた旋律に基づく曲が多い。学校音楽教育においてそのような曲を学習する際には、芸術的視点からの表現や鑑賞だけでなく、そのもとになった旋律(以下、元歌)との関係で捉える学習も重要であると考える。そこで本研究では、山田耕筰編作曲「中国地方の子守歌」とその元歌を事例として、芸術歌曲の「こもりうた」と生活の中で歌われてきた「こもりうた」の関係について考察した。その結果、旋律に関しては元歌と山田の編作曲では大きな違いは見られないものの、音楽構造上の大きな相違点が、歌に関する音楽表現の工夫(音域、音質、強弱法、リズム操作、音高操作、テンポ操作)とピアノ伴奏の付加の2点で存在することが明らかになった。 |
キーワード | 「こもりうた」 生活の中で歌われてきた旋律 芸術歌曲 音楽表現 「中国地方の子守歌」 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 35 |
終了ページ | 42 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313984 |
JaLCDOI | 10.18926/11356 |
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タイトル(別表記) | Formation of the teacher's ability in teacher-training programs in universities: The analysis of the freshmen'observation-and-participation course at Okayama University in 2000 |
フルテキストURL | 001_039_050.pdf |
著者 | 有吉 英樹| |
抄録 | こんにち、不登校や高校中退、いじめや暴力行為などの教育問題を解決していくためにも、さらには、急激に変化する社会に主体的に対応していくためにも、次世代を育てる教員の資質能力の形成と向上が強く求められている。教員の資質能力の形成と向上は、養成段階、採用段階および現職研修段階においてなされるものである。本稿では、教育職員養成審議会の答申を踏まえながら、養成段階における資質向上について重要な役割を担う教育実習の中で、とくにその最初の段階である1年次観察・参加実習に焦点を当てて、考察を意図した。平成12(2000)年度に実施した本学部1年次観察・参加実習のアンケート調査の結果を分析し、その成果と問題点、課題等を明らかにする。 |
キーワード | 教員養成 (Teacher trainning) 資質向上 (Teachers' ability) 教育実習 (Student teaching) 観察・参加 (Observation and participation) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 50 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313684 |
JaLCDOI | 10.18926/11355 |
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タイトル(別表記) | BIODIVERSITY of the "Integrated Science B" Textbooks in the Upper Secondary School. |
フルテキストURL | 004_025_034.pdf |
著者 | 田牧 愛| 田中 賢治| |
抄録 | 平成15年度から新設された高等学校「理科総合B」教科書における「生物の多様性(遺伝子・種・生態系の多様性)」の扱われ方を、学習指導要領と教科書を手がかりに分析した。実験・観察や課題研究には、様々な内容が取り上げられていたこと、示されている生物は、義務教育段階と同様、種類に未だ偏りがあること、そして、遺伝子・生態系の多様性の扱いに不十分さがあることを明らかにした。したがって、「生物の多様性」の扱われ方の現状は、多様であり、過渡期であるといえる。 |
キーワード | 生物の多様性 ( Biodiversity (Biological diversity) ) 教科書 (Textbook) 理科総合B (Integrated Science B) 生物教育 (Biological Education) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313344 |
JaLCDOI | 10.18926/11354 |
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タイトル(別表記) | The Problems with "jiritsu-katsudo" in special education for children with physical handicap |
フルテキストURL | 001_031_037.pdf |
著者 | 佐藤 暁| |
抄録 | 本稿では、自立活動をめぐる諸問題について、肢体不自由児教育における問題を中心に整理・検討した。はじめに、自立活動の母体である養護・訓練と関連づけながら、自立活動の目標及び内容の捉え方について論じた。次に、自立活動の指導場面で、どのように指導内容を選定し、指導課題を設定したらよいかについて論じた。さらに、自立活動での指導が、日常的な教育活動と密接な関連をもつようにするための条件を、「経験の再編」(佐伯、1997)といった側面から検討した。最後に、自立活動が個人の能力を向上させることに留まらず、子どもと周囲の人との関係性の向上を考慮した取り組みとして展開される必要があることが指摘された。 |
キーワード | 自立活動 (jiritsu-katsudo) 特殊教育 (special education) 肢体不自由児 (children with physical handicap) 関連性 (relationship) 経験の再編 (reorganization of experience) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 37 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313656 |
JaLCDOI | 10.18926/11353 |
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タイトル(別表記) | The Analysis of Questionnaires on Familiar Living Things: in the "Study of Science Instruction A" Class in the 4th Quarter of 2003 Academic Year. |
フルテキストURL | 004_011_024.pdf |
著者 | 田中 賢治| 田牧 愛| |
抄録 | 平成15年度第4四半期「理科授業研究A」受講生を回答者として、「多様な生物」に関する意識と現行の小中学校理科(生活科を含む)教科書に示されている「身近な生物」の身近さの程度とを問うアンケート調査を実施し、回答結果を分析・考察した。小学校教員になろうとする学生として、例えば、教科書で示されている生物の1/3は身近な生物ではなく、1/5は聴いたことさえない生物であること、また、「生物多様性条約」「生物多様性国家戦略」を誰一人として聴いたことがないことからわかるように、環境教育に関わる新しい課題「生物の多様性」に対処していくために必要な知識や関心があるとは言い難かった。教科書で示されている生物に対する検討だけでなく、教員養成に関しても検討が求められるものである。 |
キーワード | 調査報告 (student surveys) 身近な生物 (familiar living things) 理科教科書 (science textbooks) 小学校教員免許状取得希望者 (students in the pre-service teacher education program) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 24 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313625 |
JaLCDOI | 10.18926/11352 |
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タイトル(別表記) | About the lifelong education at the university : Through the practice of "woodwork seminar" |
フルテキストURL | 001_021_030.pdf |
著者 | 山本 和史| |
抄録 | 生涯教育の体制は発展途上と言って良いが、その中のものづくり教育について考察した。特に木工分野は学習の機会が少なく、内容的にも問題を感じている。今年、実践した社会人木工セミナーを例に学習支援の必要性と、それを前提とした題材、また同時に結果だけを求める学習者の意識的な問題が明らかになった。この講座の設定方法を巡って問題を感じたため、大学における社会人教育の窓口について考察を行った。文部省生涯学習審議会はその拡充を求めており、特に公開講座を授業科目で行うことは有効である。これに半歩踏み出したかたちで木工講座の具体案を提案した。 |
キーワード | 社会人教育 生涯教育 (lifelong education) 木工講座 (woodwork lecture) 公開講座 (open class) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 30 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313707 |
JaLCDOI | 10.18926/11351 |
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タイトル(別表記) | An Improvement of the Social Studies Curriculum of the Third and Fourth Grades of Elementary Schools |
フルテキストURL | 004_001_010.pdf |
著者 | 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究は、現行の小学校学習指導要領社会科の内容編成を分析し、その問題点を明らかにするとともに、学習指導要領にとらわれることなく、市民的資質育成を目指して子供の科学的社会認識を形成する社会科を実践するためには、どのように教育内容を編成すればよいかを明らかにしようとするものである。そのために、本研究では特に中学年カリキュラムに注目する。そして、中学年では教育内容としていかなる科学的な概念や、法則・理論を選抜し配列すべきかという原理とその方法を、アメリカで発行されている小学校社会科教科書の分析を手がかりに明らかにしていく。分析の結果、中学年においては子供たちの生活する共同体に関わる科学的な概念を抽出してカリキュラムを編成する方法が考えられること、ただし、それは単純な環境拡大原理によるものではないことが明らかになった。 |
キーワード | 小学校社会科 (Elementary School Social Studies) アメリカ社会科 (Social Studies in the United States) 市民的資質育成 (Building Citizenship) カリキュラム |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 10 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313537 |
JaLCDOI | 10.18926/11350 |
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タイトル(別表記) | A Teaching Research of the Science related Careers in the Elementary School Science, based by the American Textbooks Discover the Wonder |
フルテキストURL | 001_011_020.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | 本(平成12)年度の講義「初等理科教育学A(理科授業研究)」では、アメリカの初等理科教科書「Discover the Wonder」に基づき、授業研究の試みを行わせるとともにこの教科書で扱われている People at Work/Ex-ploring Careers を参考にして、課題[科学にかかわる職業・仕事についてのガイダンス]などによって初等教育段階における科学にかかわる職業(仕事)のガイダンスの取り扱いを検討させてきた。本稿は、この実践報告である。様々な特徴や工夫を見出し、教科「理科」や「総合的な学習の時間」における科学にかかわる職業のガイダンスの授業実践などに向けて、指導案を作ることができ、さらに受講結果についての総括的な自己評価や講義全体についての評価からも、ほぼ所定の成果を得たと考えている。 |
キーワード | 初等教育段階 職業 ガイダンス アメリカ 教科書 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313539 |
JaLCDOI | 10.18926/11349 |
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タイトル(別表記) | A Study of developing sense and thinking in the Social Studies Class: On the Basic of Contrasting Some Theories about Value Judgment Teaching |
フルテキストURL | 001_001_009.pdf |
著者 | 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究では、社会科で育成すべき見方・考え方のうち社会事象に対する価値判断に焦点をあて、価値的判断力を育成する授業構成にどのような方法があるかを社会科教育学研究の成果に基づいて考察した。まず、現在わが国の社会科教育学研究の成果として提案されている判断力育成教育原理を検討した。それらは、社会的決定を基盤とするものと、個人的決定を基盤とするものに区分され、分析の結果、前者は社会化を目指し、後者は個性化を目指していることが明らかとなった。さらに、価値的知識の解釈過程を子どもの思考に組み込んだ授業構成を提案し、価値判断力の育成を目指す社会科授業構成の前提を示した。 |
キーワード | 判断力育成 (Developing Judgment) 価値認識 (Value Cognition) 価値的知識 (Value Knowledge) 法的判断 (Law Judgment) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313872 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/11178 |
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タイトル(別表記) | Conflicts Related to Implementing the Individualized Education Program for Students with Disabilities in the United States: Parent and Student Rights and School Responsibilities under the Special Education Law |
フルテキストURL | 135_0121_0126.pdf |
著者 | 吉利 宗久| 西村 典子| 三好 美津子| 横内 理絵| 益田 泰子| 浦池 聡子| 西 幸代| |
抄録 | アメリカ合衆国における特殊教育関連サービスの提供をめぐる係争事例を検討し、法制度の実践的応用に伴う課題について明らかにすることを目的とした。とりわけ、個別教育計画(IEP)の記載内容とサービス提供の関係が議論された2つの係争事例をとりあげた。その結果、事例における議論の主な背景要因として、①サービス提供を組織的確立するための学校システムの構築、②共通理解を深めるための関係者における連携の強化が課題となっていた。これらの課題を踏まえ、組織的な管理・支援体制を構成し、子どもに関わる全ての者が適切に情報・理解を共有するための継続的な機会確保の必要性が示唆された。 |
キーワード | 特殊教育関連サービス 個別教育計画 理学療法 作業療法 言語療法 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2007-06-25 |
巻 | 135巻 |
開始ページ | 121 |
終了ページ | 126 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313462 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/11176 |
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タイトル(別表記) | On the Ideal Practice of Education for Cross-Cultural Understanding in Elementary Schools: From the Viewpoint of Outward Culture Elements |
フルテキストURL | 135_0109_0120.pdf |
著者 | 瀬田 幸人| |
抄録 | 本稿は、まず、異文化理解と国際理解の区別を明確にするために、異文化理解の概念について論じ、「異文化理解の中心的概念要素」として4つの項目を提案した。さらに、異文化理解教育の実践における視点として、目標の設定と目標の実践順序を取り上げ、異文化理解の中心的概念要素の実践および実践に必要な資源・能力の育成を異文化理解教育の目標として設定し、理念的な実践を行うための実践順序を提案する。最後に、小学校における代表的な実践例のいくつかを取り上げて論じた後、異文化理解教育の理念的な実践試案の概念を提示する。 |
キーワード | 国際理解 異文化理解 小学校における異文化理解教育の実践 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2007-06-25 |
巻 | 135巻 |
開始ページ | 109 |
終了ページ | 120 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313970 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/11005 |
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タイトル(別表記) | On Culture Elements Which Should be Taken up in Education for Cross-Cultural Understanding |
フルテキストURL | 134_0129_0139.pdf |
著者 | 瀬田 幸人| |
抄録 | 異文化理解教育を国際理解教育の重要な一分野と位置づけ、小学校、中学校、高等学校における異文化理解教育に焦点を当てて論じる。文化の定義や文化の分類についての議論から始め、異文化理解教育の実践に必要な文化要素とは何かについて考察し、目に見える外面的文化要素と目に見えない内面的文化要素の両方に関して、具体的に文化要素を提案する。さらに、内面的文化要素の選択に関連して、日本人の大学生54名と英語母語話者3名にそれぞれアンケート用紙による調査、インタビューによるアンケート調査を実施して、調査結果について簡単な分析を試みている。 |
キーワード | 文化要素 異文化理解教育 価値観・価値指向 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2007-03-15 |
巻 | 134巻 |
開始ページ | 129 |
終了ページ | 139 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313510 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/11001 |
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フルテキストURL | 134_0093_0104.pdf |
著者 | 佐藤 園| 原田 省吾| |
抄録 | 長崎春榮氏が実践した「小合科学習(家事)」の「食物の目的」では、当時使用されていた教科書の記述内容に沿ったカリキュラムを組織し、それを木下の「学習法」の理論で実践していたが、そこで子どもが獲得した知識のレベルは低いものであった。一方、鶴居滋一氏が実践した「小合科学習(地理)」の「中国地方」では、長崎氏と同じく、当時の地理科の教科書の記述内容に沿って授業を構成し、それを木下の「学習法」の理論で実践していたが、教師が計画した内容をほぼ完全に子どもに獲得させることができていた。この違いは、カリキュラムの質の差と教師の力量に起因していると考えられた。 |
キーワード | 「子ども」と「科学」の統合 家庭科 小合科学習 奈良女高師附小 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2007-03-15 |
巻 | 134巻 |
開始ページ | 93 |
終了ページ | 104 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313798 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/10989 |
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タイトル(別表記) | Children's Poetry and Neology |
フルテキストURL | 133_T001_T020.pdf |
著者 | 岡田 和也| |
抄録 | 本論文は、ネオロジーの視点から児童詩(あるいは児童詩教育)を再考察するものである。考察にあたり、英語圏でのこどものために書かれた詩作品の分析をし、それを基盤にして、さらに、詩を創作するワークショップの形式を取り入れた(大学での)講義の実践例を紹介・検証しながら議論を進める。本論文により、大きな括りとしての〈児童文学〉というジャンルに、創造的教育のあり方の観点から新たな視座を提示することを目指している。 |
キーワード | 英語圏の児童詩 造語(ネオロジー) 日本語の児童詩 創作・表現力教育 こどもの言葉と詩の言葉 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2006-11-15 |
巻 | 133巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002311271 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/10980 |
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タイトル(別表記) | Die Genese der Aufklarungspadagogik in Deutschland: Campes |
フルテキストURL | 133_0025_0034.pdf |
著者 | 森川 直| |
抄録 | 本稿は、ドイツ啓蒙主義教育学の生成に関する研究の一環として、その中心的役割を担っている「汎愛主義教育学」について、この派の第二世代を代表するカンペの編集した『総点検』に着目し、これまでバゼドウを中心とする「包括的統一」の把握に対して、新人文主義への端緒を含む多様で独自な理論を内包することを明らかにしようとしたもである。その手始めとして、まず、バゼドウからカンペにいたる汎愛派の教育改革運動の新たな展開を概観する。次に、この著作の成立の重要な背景とみなされる「実践的教育者の会」に注目し、そこで展開される教育学的デスクルスの内実を解明し、さらに、全16巻からなるこの『総点検』のプログラムについて概説する。 |
キーワード | 汎愛主義教育学 啓蒙主義教育学 『総点検』 カンペ 実践的教育者の会 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2006-11-15 |
巻 | 133巻 |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002311261 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/10963 |
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フルテキストURL | 131_0131_0139.pdf |
著者 | 黒崎 東洋郎| |
抄録 | 岡山大学教育学部では中期目標の一つに「日常的な教育実習のカリキュラムの検討」を取り上げている。社会の変化の著しい中にあって、学校の課題は複雑化、多様化してきている。新しい教師教育では、学校現場の課題に対して、大きな支障を生じることなく適切に対応できる実践的な指導力の基礎を養成段階から育成することを求められている。従来型の教育実習は、学校現場ニーズに応じた実践的な指導力の基礎が養成できるものになっているとはいえないという問題的が指摘されている。こうした問題点を打開する方策として、日常的に学校現場を体験する教育実習カリキュラムの開発研究が急務の課題になっている。そこで、岡山大学教育学部における「日常的な教育実習」の取り組みの現状と展望について考察する。 |
キーワード | 実践的指導力 日常的な教育実習 スクールエスノグラフィー |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2006-03-15 |
巻 | 131巻 |
開始ページ | 131 |
終了ページ | 139 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002311290 |