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JaLCDOI | 10.18926/11396 |
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Title Alternative | Study on Lacquer Sculpture Technique |
FullText URL | 005_099_108.pdf |
Author | Ueta, Hisatoshi| |
Abstract | 漆器は「japan」といわれ、漆製品は日本を代表し、世界に誇ることのできる文化であり、古来より日本の独自なものである。この漆器の与えるイメージは本物、高品質、高級感である。しかし漆は「japan」ではなかなか通用しなくなりつつあり、一般的なものでなくなってきている。現代は安価なFRPによる加工製品が溢れ、高級な漆製品を必要としなくなったともいえる。伝統工芸の世界では漆芸として確立されているが、彫刻分野においては乾漆技法、技術は難しいものとして捉えられ、あまり多く制作されていない。日本古来の乾漆像の制作技法を考察し、現代の彫刻素材としての乾漆技法を確立したいと考える。 |
Keywords | 乾漆 生漆 錆びうるし 砥の子 湿度乾燥 |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 99 |
End Page | 108 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313594 |
JaLCDOI | 10.18926/11395 |
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Title Alternative | A Practice Report of the Lecture "Secondary Science Education A" in the First Half of 2002 Academic Year : The Lessons Learned from Science Course Contents in Various Countries |
FullText URL | 003_009_020.pdf |
Author | Tanaka, Kenji| |
Abstract | 本(平成14)年度の「中等理科教育学 A」における「諸外国における科学教育の学習内容に学ぶ」授業実践を、受講生、講義内容、評価の順に、分析・考察してきた。20名の受講生の内、単位を認定できた15名の受講生自身の自己評価、自らを含む講義全体に対する講義評価、教官が行った最終評価、これら3つの評価とも評定でみれば、総てについて、ほぼ良か優に相当し、今回の授業実践はほぼ所定の成果を得たと考えたい。しかし、次年度以降の改善の余地を、遅刻・早退・期日より遅れて提出されたレポートの把握に、また、学生が課題に取り組む時間的な余裕への配慮に、見いだしている。 |
Keywords | 実践報告 (Practical Report) 中等理科教育 (Secondary Science Education) 学習内容 (Contents of Study) 諸外国 (Foreign Country) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2003 |
Volume | volume3 |
Issue | issue1 |
Start Page | 9 |
End Page | 20 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313760 |
JaLCDOI | 10.18926/11394 |
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Title Alternative | A Soundscape of YOSHIMOTO, Banana~Focusing the Onomatopoeia~ |
FullText URL | 005_087_098.pdf |
Author | Takeuchi, Yui| Oku, Shinobu| |
Abstract | 本原稿では、文学作品に現れた音を素材に音楽作品の創作を試みる。事例研究として現代の女流作家、吉本ばなな『キッチン』と『TUGUMI-つぐみ』をとりあげこれらの作品に出現する音を素材にボイスプロダクションの創作を行った。まず、授業対象のオノマトペに対する感受性を喚起することを目的に、吉本の『キッチン』『TUGUMI-つぐみ』から抽出した文章に出現する物音をオノマトペで表す実験的なアンケート調査を行い、回答者のオノマトペ把握について分析・検討した。次に、それらのオノマトペを素材にボイスプロダクション創作の授業実践を行い、作品について分析・検討した。 |
Keywords | 吉本ばなな (Banana Yoshimoto) 『キッチン』 (kitchen) 『TUGUMI-つぐみ』 オノマトペ (onomatopoeia) ボイスプロダクション (voice-production) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 87 |
End Page | 98 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313337 |
JaLCDOI | 10.18926/11393 |
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Title Alternative | A Study of Logic of Building Students'Attitude in Civics in Japan:On the Basis of "Politics and Economics" in A High School |
FullText URL | 003_001_008.pdf |
Author | Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は、高等学校公民科「政治・経済」を取り上げその内容編成を分析・検討することを通して、我が国の公民的教科目の内容編成原理を抽出し、その問題点を解明しようとするものである。分析の結果、わが国の公民的教科目においては、現在の国家体制を支持する日本国民としての態度形成が目指されており、それは、開かれた社会認識形成に基づく市民育成を目指したものではないということが明らかになった。戦前の公民科等と比べると強力ではないが、やはり緩やかに国民としての態度形成が目指されていると言える。 |
Keywords | 公民的教科目 (Civic Education) 公民科 (Civics) 政治・経済 (Politics and Economics) 態度形成 (Building Attitude) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2003 |
Volume | volume3 |
Issue | issue1 |
Start Page | 1 |
End Page | 8 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313952 |
JaLCDOI | 10.18926/11392 |
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Title Alternative | A Study of Lecture Meetings and Childcare Activities in The Kindergarten |
FullText URL | 002_109_117.pdf |
Author | Yamaguchi, Sigeyoshi| Kondo, Masae| Takami, Yuko| Oda, Kumiko| |
Abstract | 本研究の目的は、子育て支援の一環として試みた講演会や親子での活動が保護者にどのように受け止められ活動の後で変化をもたらしたかをアンケート調査し、今後の講演会や親子活動のあり方を考える上での基礎資料を得ることである。その結果、親子が一緒に活動するものや内容が具体的で保護者のニーズに対応したものの方が、参加率が高く、男女共7割以上の保護者が参加する前より考え方を変化させている。そして、親子参加型の子育て支援が望まれていることが明らかになった。 |
Keywords | 子育て (Child care) 講演会 (Lecture meeting) 親子活動 (Activity with parents and children) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 109 |
End Page | 117 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313987 |
JaLCDOI | 10.18926/11391 |
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Title Alternative | Lehrplan fuer Hauptschule in Bayern, Germany |
FullText URL | 005_069_085.pdf |
Author | Kawanishi, Yoshie| Oku, Shinobu| |
Abstract | 本稿は、ドイツ、バイエルン州基幹学校の教授プランの中から「教科に関連する教授課題と教育課題」と「学年別教科カリキュラム」の「音楽」の部分を日本語に訳出したものである。社会のグローバル化に伴って世界各国の音楽教育の動向について盛んに研究が行われている。中でもドイツは日本の音楽教育研究者にとって強い関心の対象である。しかしながら、州ごとに異なる「教授プラン」が実施されているために全土を鳥瞰することができてない。そこで、本稿では全体像の把握に近づくべく、これまで研究されていないバイエルン州を扱う。オルフの教育メソッドが生まれ実践されたこの州における音楽教育の現状を把握することは日本の音楽教育研究にとって重要なことと考え、「基幹学校(Hauptschule)」の教授プランを訳出する。この教授プランは、以下のような点で日本の学校音楽教育のあり方に大きな示唆を与えるものである。・学校生活からドロップアウトするかもしれない生徒に対する指導が配慮されている。・各教科のカリキュラムを設定する前提として、各学生の生徒の特性や授業の重点に関する明確な記述が見られるため、教科の枠を越えた総合的な学習が可能である。・活動先行型で、様々な音楽活動が具体的に述べられており、しかも各音楽活動が音楽的諸要素などの学習と密接に関連づけられている。・伝統的な音楽やポピュラー音楽が実在する音楽の一種として、他の音楽ジャンルと並列的に組み込まれている。 |
Keywords | バイエルン州 (Bayern) 教授プラン (Lehrplan) 基幹学校 (Hauptschule) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 69 |
End Page | 85 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313774 |
JaLCDOI | 10.18926/11390 |
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Title Alternative | Power of Group Studying and Common Acquirement of Knowledge : Through Two Practical Lessons at Okayama University |
FullText URL | 002_103_108.pdf |
Author | Hashimoto, Masaru| |
Abstract | 教育改革は、初等・中等教育と大学教育の両者を見据えたものでなければならない。とりわけ、教育学部は新時代の初等・中等教育の担い手を養成するという社会的責務という観点からも、学生が自らの興味・関心を基に自発的・意欲的に各授業に取り組むよう、授業改善を進めることが特に要求される。その際、少人数授業の実現や卒業研究指導の充実といった従来からの方向性だけに頼ることなく、多人数の授業でいかにそれを達成するかもまた大学教育にとっては重要な現実的課題である。小論は、教職科目の総合演習と教科内容学の経済学Bの2つで、今年度に実施した授業実践報告であるが、学生の相互集団教育力を活用することで、自発的学習意欲を高めるとともに学習集団の知の共有化を図ることを目指した具体的な授業展開例は、初等・中等教育における総合的な学習の展開を考える上でも一定のヒントを与える内容となっている。 |
Keywords | 教育改革 (educational reformation) FD (faculty development) 総合的な学習 (integrated study) 相互集団教育力 (power of group studying) 知の共有化 (common acquirement of knowledge) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 103 |
End Page | 108 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313631 |
JaLCDOI | 10.18926/11389 |
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Title Alternative | A study of Songs in "Hyojun Shihan Gako Ongaku Kyokasho"(1938) Edited by Kurosawa and Ogawa |
FullText URL | 005_057_067.pdf |
Author | Suzuki, Shinichiro| Oku, Shinobu| |
Abstract | 本稿の目的は、黒澤隆朝・小川一朗編『標準師範学校音楽教科書』(1938)の歌曲を概観することによって、国定師範学校教科書が発行される直後の検定済教科書における歌曲の特徴と傾向を明らかにすることである。『師範音楽 本科用巻一』(1943)との比較を通して、以下の3点が明らかとなった。①『標準師範学校音楽教科書』は、歌曲の他、器楽、鑑賞、音楽理論、音楽基礎の分野を含み、編纂された教科書である。②8割近くの歌曲は、西洋の作品ないしは西洋の民謡であり、それらの歌詞は原曲の翻案か、新しく作られた日本語の詩である。③ミリタリズム志向の歌曲教材には、4/4拍子、 、弱起、長調の行進曲が適用されている。 |
Keywords | 『標準師範学校音楽教科書』 (Hyojun Shihan Gako Ongaku Kyokasho) 歌曲 (Song Materials) 黒澤隆朝 (T. Kurosawa) 小川一朗 (I. Ogawa) ミリタリズム (Militarism) 行進曲 (Western Marches) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 57 |
End Page | 67 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313436 |
JaLCDOI | 10.18926/11388 |
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Title Alternative | An Aspect of the Teaching and Its Evaluation by the Teachers in Service |
FullText URL | 002_095_102.pdf |
Author | Kurosaki, Toyoo| Kobayashi, Makoto| |
Abstract | ゆとりの中で「生きる力」の育成を目指して平成14年度から新学習指導要領が完全実施される。新学習指導要領では、指導内容が30%縮減され、基礎学力の低下を危惧する声がある。また、これに連動して「指導と評価の一体化」の観点から教育課程審議会の答申(2000)で、絶対評価重視の方向性が示され、新しい評価観への転換が求められている。そこで本研究では、現職教員が新学習指導要領の意図をどのように受け止め、どんな「学力観」や「評価観」を持っているのかを調査し、授業改善に資する「指導感・評価観」への転換の必要性を考察する。 |
Keywords | 指導と評価の一体 (Unifying theTeaching and Its Evaluation) 基礎学力 (basics cholarship) 絶対評価 (absolute evaluation) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 95 |
End Page | 102 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002314005 |
JaLCDOI | 10.18926/11387 |
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Title Alternative | The Background and Trend of Practical Peer Support and Peer-assisted Activities :the Beginning to Current Tendency of Peer Support and Peer-assisted Activities |
FullText URL | 002_081_093.pdf |
Author | Nishiyama, Hisako| Yamamoto, Tsutomu| |
Abstract | 私たちの社会では、習慣的に仲間支援の手法が用いられてきたが、近年、「ピアサポート」が学校教育現場に実践的に導入され、欧米で開発されてきた技法なども紹介されて仲間関係を積極的に活用しようという動きがある。福祉の領域などでは、より積極的に仲間支援が行われ、歴史的に見ても教育・福祉等の分野で活用してきた経緯がある。そうした支援は、相談活動、葛藤調停、仲間づくり、アシスタント、学習支援、指導、助言、グループリーダーの7項目に分類される。学校で生徒がもつ仲間支援の力が十分活用するようにプログラムが構成されるとき、生徒らにとって有効なピアサポート活動が実施できる。 |
Keywords | ピアサポート (peer-support) 仲間 (peer) ピアカウンセリング (peer-counseling) ソーシャルサポート (social support) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 81 |
End Page | 93 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313981 |
JaLCDOI | 10.18926/11386 |
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Title Alternative | Climate in spring in Germany and musical expression on "spring" in the classic and the romantic songs -A trial of joint activity of music with meteorology- |
FullText URL | 005_043_056.pdf |
Author | Kato, Haruko| Kato, Kuranoshin| |
Abstract | どの音楽作品にも、その背景には当該の地域の自然や文化が存在する。学校教育において、音楽の生成や表現を考え作品を総合的に理解するために、その歌が歌われた地域の気候や風土、生活習慣等の理解が必要である。それによってはじめて、その地域の人々の気持ちに近づくことができるのであり、そのような気持ちで歌を歌ったり聞いたりすることができる。そのためには教科間の連携が必要と考える。そこで本稿ではドイツの春を取り上げ、気候位置づけと古典派、ロマン派の歌曲に見られる春の表現について検討した。ドイツの5月には、太陽高度や日射量が急に増加し、冬から夏への昇温の最終段階近くに対応する。そのような春、5月をテーマとした歌曲では春に関する様々な音楽表現がみられる。その結果から、音楽表現と気候の関係を視点として音楽科と理科との連携について述べた。 |
Keywords | 春 (spring season) 気候と音楽 (climate and music) 歌曲表現 (musical expression of German songs) 気候系の季節特性 (seasonal variation of climate system) 教科をこえた学習 (joint activity of music and meteorology) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 43 |
End Page | 56 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313648 |
JaLCDOI | 10.18926/11385 |
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Title Alternative | A Study of Humen Computing in Solving Process of Graphical Problems in Exercises by Frequency Analysis of Brain Wave |
FullText URL | 002_071_079.pdf |
Author | Yamaguchi, Yumi| Yamaguchi, Haruhisa| |
Abstract | 本研究は、CAIの基礎的研究として、立体空間を構成する幾何学的な課題学習における能動的学習行動の生体反応を調べた。基礎的な幾何学的学習課題を、問題提示方法の違い(文、図示)と紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の学習メディア提示形態の違いと「書く」、「折る」の表現の違いを基準に8つの学習方法にわけ被験者に学習させて、脳波の周波数分析を用いて、学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較した。アーチファクトの混入による実験の信頼性低下という課題を残すものの、開眼安静時と学習時のαブロッキングを基準とした脳波の周波数解析から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、図提示より文読解での学習の方が一般的に精神負担が大きく、静止画より動画像の方が学習での脳波成分の精神負荷の影響が大きい等の知見を得た。 |
Keywords | 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 幾何学的課題解決 (Solution og Graphical Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 71 |
End Page | 79 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002314012 |
JaLCDOI | 10.18926/11384 |
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Title Alternative | The Survey on Familiar Living Things for the 9th Graders (about 15 year-olds) and High-School Science Teachers(around 35 yrar-olds): Comparison of Two Age Groups. |
FullText URL | 005_0033_0042.pdf |
Author | Tanaka, Kenji| Honda, Yosinobu| Tamaki, Ai| |
Abstract | 中学校3年生と高等学校理科教諭とを回答者とし、「多様な生物」に関する意識と、現行の小・中学校理科(生活科を含む)教科書に示されている「身近な生物」の身近さの程度とを問うアンケート調査を実施し、回答結果を比較分析してきた。中学3年生より高等学校理科教諭の方が、「多様な生物」に対する関心度が高いこと、自信度が高いこと、「身近な生物」により身近でることを、また、中学3年生と高等学校理科教諭とも、「生物の多様性」に関連した基本方針への関心も基盤となる学問的な知識も十分とは言い難いこと、植物より動物に対して自信度が高いこと、識別されている生物(種)数は現実より非常に多いと考えていることを、明らかにした。 |
Keywords | 調査報告 (investigation report) 身近な生物 (familiar living things) 比較分析 (comparative analysis) 中学生 (the 9th Graders) 高等学校理科教諭 (high-school science teachers) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 33 |
End Page | 42 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313849 |
JaLCDOI | 10.18926/11383 |
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Title Alternative | The Present Condition and Problems of Prior Administrative Guidance, Which are Aimed at Fostering the Capacity for Practical Leadership as a Teacher: In Cooperation with the Lower Secondary School Affiliated to the Faculty of Education, Okayama University, also Known as Fuzoku junior High School |
FullText URL | 002_061_070.pdf |
Author | Ariyoshi, Hideki| Kajiwara, Satoshi| |
Abstract | 附属学校園は、実習生にとって初めて実習を体験する場であり、かれらが学校現場を把握し子どもたちについて理解を深め、実践的指導力を身につけていく上で重要な役割を果たしている。本稿では、実習をより効力あるものにするために、附属中学校のみならず学外とも連携・協力しながら運営・実施している事前指導のプログラムの運営と現状について述べる。次に、3年次生対象に設定されている附属中学校実習に向けた「事前指導」を中心にして、その運営と現状、特徴と成果、今後の連携の在り方、改革課題等について検討し考察する。 |
Keywords | 教育実習 (teaching practice) 事前指導 (prior administrative guidance) 附属中学校 (Lower Secondary School affiliated to Faculty of Education, University) 実践的指導力 (capacity for practical leadership as a teacher) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 61 |
End Page | 70 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313464 |
JaLCDOI | 10.18926/11382 |
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Title Alternative | Comparative Study of Biodiversity (Biological Diversity) at the Lower Secondary Education in USA, Austria and Japan. |
FullText URL | 005_023_032.pdf |
Author | Tamaki, Ai| Tanaka, Kenji| |
Abstract | 学習指導要領と教科書を手がかりに、アメリカ、オーストリア、日本の前期中等教育段階において、「生物の多様性」がどのように扱われているかを比較検討した。示されている生物については、総数はオーストリアが最も多いものの、種類の偏りは3国とも類似していた。また、想定されている学習の内容・方法は、3国とも「遺伝子・種・生態系の多様性」に関する内容があるものの、扱いに大きな偏りがあった。「生物の多様性」の扱われ方が大きく変化していく可能性を秘めている。 |
Keywords | 生物の多様性 (Biodiversity) 前期中等 (Lower Secondary Education) アメリカ (USA) オーストリア (Austria) 日本 (Japan) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 23 |
End Page | 32 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313507 |
JaLCDOI | 10.18926/11381 |
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Title Alternative | "Biodiversity (Biological Diversity)" in the Austrian School Subject "BIOLOGIE UNDUMWELTKUNDE" at the Lower Secondary Education. |
FullText URL | 005_013_022.pdf |
Author | Tamaki, Ai| Tanaka, Kenji| |
Abstract | オーストリアの前期中等教育段階(第5~8学年)の教科「生物・環境」において、環境教育に関わる新しい課題となっている「生物の多様性」がどのように扱われているかを、学習指導要領と教科書を手がかりに分析した。「生物の多様性」の概念を規定してはいないものの、生態系を軸とした学習を通して、「生物の多様性」を扱っているといえることがわかった。 |
Keywords | 生物の多様性 (biodiversity) 教科書 (textbook) 前期中等教育 (lower secondary education) オーストリア (Austria) 生物・環境 (BIOLOGIE UND UMWELTKUNDE) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 13 |
End Page | 22 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 40007056231 |
JaLCDOI | 10.18926/11380 |
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Title Alternative | Caracter Education and Its Mnanagement in an Elementary School in Kansas City, U.S.A. |
FullText URL | 002_047_059.pdf |
Author | Aoki, Tazuko| |
Abstract | 本稿は、アメリカで近年取り組み始めた品性徳目教育について、著者の子どもたちをアメリカの小学校に通わせた体験、あるアメリカの小学校で実際に用いられている校内研修用資料、一般書店で販売されている教師用手引をもとに、品性徳目教育の内容と実際の学校での運用を具体的に紹介するものである。内容的には、アメリカの道徳教育の変遷、品性徳目教育と従来の道徳教育との比較や学校での実際の運用の仕方、クラス討論の仕方に関する資料を取り上げた。アメリカの学校で行われている品性徳目教育は、学校やクラスごとに定められたものではなく、学校区全体で定められ、幼稚園から高校まで共通となっている。小学校では、毎月一つずつ取り上げて討論し、道徳的思考力を高めるだけでなく、実際に行動できるように実行力を養うことに力が入れられている。係の仕事の評価、問題行動の更生のためにも品性徳目がベースとなっており、児童の問題行動について保護者とコミュニケーションを取る際にも役立っていた。未来の良き市民と育成することを目標に、親切でより温かみのある、責任感ある地域社会をつくるため、地域と学校が品性徳目を要として連携し、子どもを育んでいこうとする姿が窺えた。 |
Keywords | 品性徳目 (Character Education) 道徳教育 (Moral Education) クラス討論 (Class Discussion) 学校行事 (Management of School) 生徒指導 (Behavior Program) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 47 |
End Page | 59 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313370 |
JaLCDOI | 10.18926/11379 |
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Title Alternative | The Issues of "New Assessment Strategies" of the Social Studies |
FullText URL | 005_001_011.pdf |
Author | Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は、平成13年4月の指導要録改善に関する通知によって、学校現場における評価のあり方がどのように変わったかを明らかにしたうえで、その基礎となっている評価に対する考え方を検討し、実際に評価を行っていくうえでいかなる問題が生じるか、今後よりよい評価を行うためにはどうすればよいかを明らかにしようとするものである。評価規準等の事例の分析から「新しい評価」の最大の問題は、評価規準・基準作成の方法が十分に確立されないまま、絶対評価を全ての教科そして観点において一律に実施したことが明らかとなった。 |
Keywords | 社会科 (The Social Studies) 評価 (Assessment) 絶対評価 (Absolute Evaluation) 観点別評価 |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2005 |
Volume | volume5 |
Issue | issue1 |
Start Page | 1 |
End Page | 11 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002314057 |
JaLCDOI | 10.18926/11378 |
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Title Alternative | A Study on the Reform of Teacher Training System in France |
FullText URL | 002_0037_0045.pdf |
Author | Onoue, Masanobu| |
Abstract | 本稿は、1990年代から開始されたフランスの教員養成制度の抜本的な改革について、初等学校教員の養成を対象に主として法制上での整理と紹介をする。伝統的な師範学校による独占的な初等学校教員の養成を維持してきたフランスでは、新たに大学付設教師教育部を創設し、学士号取得(大学卒業)者を対象とした2年過程の統一的な、そして採用試験とリンクさせた教員養成システムを発足させた。その特徴は、第1学年修了時に採用試験を実施し、合格者(試補採用者)を第2学年に進級させること、大学に付設することで主として教科専門教育において大学のスタッフの協力を求めること、長期間の教育実習をコアにした教育課程の展開などがあげられる。 |
Keywords | 教員養成 (Teacher trainning) フランス (France) 初等教育 (primary education) 師範学校 (normal school) 大学 (university) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2002 |
Volume | volume2 |
Issue | issue1 |
Start Page | 37 |
End Page | 45 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313671 |
JaLCDOI | 10.18926/11377 |
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Title Alternative | The Qualitative Analysis of Effective Work of Mourning by Victims' Family |
FullText URL | 004_137_145.pdf |
Author | Yamamoto, Tsutomu| Hamasaki, Midori| Tamai, Chisato| Yamasaki, Fumiko| |
Abstract | 平成13年6月8日に附属池田小学校で発生した児童殺傷事件の被害者遺族の一人である本郷由美子さんの手記『虹とひまわりの娘』を分析素材として、どんな悲嘆の対処法や社会的サポートがモーニングワークの促進に有効であるのかを探索的に探ることを研究の目的とした。加えて、「死者を殺す」というラガーシュ仮説の妥当性に関する若干の検討を行った。その結果、モーニングワークを通して親子の「絆」の結び直しがはかられ、娘に対する「愛の物語」が生成されていった過程が明らかになった。 |
Keywords | 被害者家族 (the bereaved) モーニングワーク (mourning work) 物語 (story-making) 社会的サポート (social support) ラガーシュ仮説 (Lagache hypothesis) |
Publication Title | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
Published Date | 2004 |
Volume | volume4 |
Issue | issue1 |
Start Page | 137 |
End Page | 145 |
ISSN | 1346-3705 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120002313879 |