JaLCDOI 10.18926/bgeou/16104
Title Alternative A Critical Evaluation of Kohut's Theory of Narcissistic Personality Disiorder
FullText URL 141_143_152.pdf
Author Kamiji, Yuichiro|
Abstract 自己愛性パーソナリティ障害に関するKohutの見解を,彼と対立した Kernbergの見解,DSM-Ⅳの診断基準,自己愛性パーソナリティ障害の二類型論などと関連させて論じた。その結果,Kohutの言う自己愛性パーソナリティ障害を「自己愛の障害のある患者」と呼び換え,DSM-Ⅳによって診断されるそれとは区別したほうがよいという丸田(1995)の見解が妥当であることを主張した。自己愛性パーソナリティ障害に関するKohutの見解の問題点として,まず,Kohutが誇大自己と呼んだ自己発揚的傾向と,防衛的誇大性とは区別すべきであることを指摘した。次に,自己愛性パーソナリティには理想自己と現実自己の乖離がみられるというBroucek (1982,1991)や岡野(1998)の見解と,自己愛性パーソナリティは高い理想を持つ人ではないというKohut(1971)の見解のずれについて,これは理想についての両者の理解のずれから生じているのではないかということを示唆した。
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2009-06-25
Volume volume141
Start Page 143
End Page 152
ISSN 1883-2423
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002306254
JaLCDOI 10.18926/bgeou/15014
Title Alternative An Evaluative Study of the Narcissistic Vulnerability Scale
FullText URL 140_001_006.pdf
Author Kamiji, Yuichiro| Miyashita, Kazuhiro|
Abstract 自己愛的な傷つきやすさを測定するために筆者らが作成した自己愛的脆弱性尺度(NVS)短縮版の妥当性を検討した。具体的には,NVS以外に,他の自己愛尺度である自己愛人格目録(NPI)も併用して,自己愛の誇大的・顕示的側面と過敏・脆弱な側面が友人関係にどのように影響するかを検討した。友人関係としては,自己隠蔽,被愛願望,気遣い,対立不安の4つの側面を取り上げた。その結果,NVSとNPIの下位尺度では友人関係への影響が異なる点が見出され,NVSの有用性が確認された。また,NPIの3下位尺度のうち,注目・賞賛 欲求と他の2下位尺度は性格を異にする尺度であるという示唆も得られた。
Keywords 自己愛的脆弱性尺度 妥当性 友人関係
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2009-02-25
Volume volume140
Start Page 1
End Page 6
ISSN 1883-2423
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002307364