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ID 66631
JaLCDOI
Sort Key
1
FullText URL
Author
上地 雄一郎 Kaken ID
Abstract
 本研究では,マインドフルネスを測定するために開発された「サザンプトン・マインドフルネス質問票Southampton Mindfulness Questionnaire:SMQ」の日本語版(SMQJ)を作成し,初段階の信頼性と妥当性の検討を行った。SMQJを構成する16項目のα係数はα=.73で,まずまずの信頼性が得られた。SMQJと日本語版MAASとの相関係数はr=.27と,有意ではあるが低く,これはMAASが測定する傾向とSMQJが測定するものとの相違による結果だと思われた。SMQJと,Galexで測定されるアレキシサイミアとの相関については,SMQJと「体感・感情の認識不全」がr=.30の有意な相関を示したが,「空想・省察の不全」とは無相関であった。また,SMQJの因子分析の結果,2因子が抽出されたが,この因子分析によってSMQJの項目の1つについて日本語訳を修正する必要性が示唆された。
Keywords
サザンプトン・マイドフルネス質問票
日本語版
信頼性
妥当性
Note
論文
Publication Title
Bulletin of the Okayama University Psychological Clinic
Published Date
2022-12-25
Volume
volume20
Publisher
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
Start Page
1
End Page
8
ISSN
2758-6138
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc