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ID 66600
JaLCDOI
Sort Key
1
FullText URL
Author
上地 雄一郎 Kaken ID
Abstract
 セラピストの共感不全による面接関係の危機に対する対応のガイドラインを提唱した。まず,共感不全およびそれへの対応の意義について自己心理学的視点から論じた。次に,共感不全の指標およびそれへの対応のガイドラインを提唱した。共感不全は不可避なのであり,対応によっては面接関係に有意義な効果をもたらす。クライエントの反応から共感不全に気づき,両者の関連について問いかけ,クライエントの失望や不満を共感的に理解することが必要である。また,両者の体験のずれを問題にする際には,対等性・相互性のスタンスを維持することが重要である。
Keywords
共感不全
ガイドライン
自己心理学
Note
論文
Publication Title
Bulletin of Shinri-Kyouiku Counseling Clinic at Okayama University
Published Date
2009-03-15
Volume
volume7
Publisher
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
Start Page
11
End Page
20
ISSN
2185-5129
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc