検索結果 1407 件
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54031 |
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タイトル(別表記) | A discussion of the collaboration between Community Schools and community at large Minan Junior High School as a contact point and asset of the greater district community. |
フルテキストURL | cted_006_150_159.pdf |
著者 | 藤枝 茂雄| |
抄録 | 日本大学によるコミュニティ・スクールに関する全国的な調査によると,その指定により生徒指導の課題が解決したと明言した校長はわずか4.7%にすぎないという実態がある。しかし,実践の中には生徒指導上の問題的な状況を大きく改善した岡山市立御南中学校区のような事例もある。この実践の成功要因としては,学校長による地域への積極的なアクセス行動,学校と地域における互恵的な関係の重視などがあげられるが,そこには社会関係資本理論とのいくつかの接点が見いだされる。本実践報告は,平成24年度から27年度までの4年間,御南中学校区地域協働学校の設立と運営に事務局担当者及び学校運営協議会委員として関わった立場から,学校と地域の協働における実践知と社会関係資本の理論における接点の考察を通じて,生徒指導上の課題の解決に有効に機能するコミュニティ・スクールにおけるマネジメントのポイントを提示しようとするものである。 |
キーワード | コミュニティ・スクール 社会関係資本 地域連携 生徒指導 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 150 |
終了ページ | 159 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723299 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54030 |
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タイトル(別表記) | A Practical Study on School Volunteer Promotion Supports in cooperation with Student Staffs |
フルテキストURL | cted_006_140_149.pdf |
著者 | 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子| 近藤 弘行| 後藤 大輔| |
抄録 | 2013年10月よりスクールボランティアビューローに「学生スタッフ制度」を新たに設け,活動開始後2年が経過した。その間,学生スタッフと大学教職員が協働し,スクールボランティアフェアの開催,スクールボランティア活動事例集の作成・編集・発行と各教育委員会等への配布,スクールボランティアツアーの実施等様々な学生目線のスクールボランティア推進支援事業に取り組んできた。それぞれの事業では,学生スタッフが学生らしい工夫を随所に凝らしており,企画・準備から実施・反省に至るまで多大な尽力・努力をした。これらの活動を通して,スクールボランティア活動に参加しようと思っている学生やなかなか一歩が踏み出せない学生に対する啓発活動として大変効果的な事業であったことは成果と言えるが,学生の参加減少や学生への周知の難しさ,また,学生スタッフのなり手不足や大学教職員からの学生への働きかけの重要性など課題も残っている。 |
キーワード | 学生スタッフ制度 スクールボランティアフェア スクールボランティア活動事例集 スクールボランティアツアー |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 140 |
終了ページ | 149 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723298 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54029 |
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タイトル(別表記) | Provision of Guidance to Students Wishing to Become Teachers(8) Status of How the Teaching Profession Consultation Office is Being Used |
フルテキストURL | cted_006_133_139.pdf |
著者 | 河内 智美| 武藤 幹夫| 小林 清太郎| |
抄録 | 教職相談室では,主に教職志望の学生を対象に教員採用試験に向けた指導を中心とした様々な相談活動を行っている。そして,相談活動全般を通して,教師としての自覚や情熱を高めたり教育観を形成したりすることに力を注いでいる。今年度は,相談室の利用希望者が多い5月から8月までの間,三人体制の日を週に2回設けることで相談の枠を増やし,指導体制の充実を図ることができた。その結果,4月から11月までの利用者数が,過去最高だった昨年度を上回るとともに,これまで予約がとれず「見学」として対応せざるをえなかった相談の質が大幅に改善された。 学生の利用状況を見ると,これまでと同様に,教員採用試験に最終合格した学生とそれ以外の学生とでは,教職相談室の利用回数・利用開始月に大きな差が見られた。 |
キーワード | 教職相談室 指導体制の充実 利用回数・利用開始月 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 133 |
終了ページ | 139 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723297 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54028 |
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タイトル(別表記) | Outline of "A Training Course to Cultivate the Abilities Required for Teachers - Academic year 2015" To Cultivate the Practical Leadership Required for Teachers |
フルテキストURL | cted_006_123_132.pdf |
著者 | 武藤 幹夫| 河内 智美| 小林 清太郎| |
抄録 | 本年度の「教師力養成講座」は,昨年と同様に7回の開催を計画した。8月末までに4回,12~2月に3回を実施する。本講座は,学校現場で今日的な課題に対して実践されている優れた取組を学生に伝えることで,学校現場へ出ることへの不安を取り除き教師という仕事への意欲を高めるとともに,学生の実践的指導力の向上を図ることをねらいとしている。平成21年に開始し,参加状況や受講者の意見を参考にしてテーマ設定や講師選定などに工夫を加えながら,今年で7年目になる。本年度実施している教師力養成講座の概要を報告し,併せて「教師力養成講座」の今後の展開の可能性についてもふれる。 |
キーワード | 現場で実践されている優れた取組 実践的指導力の向上 今後の展開の可能性 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 123 |
終了ページ | 132 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723296 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54027 |
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タイトル(別表記) | Significance of Interactive Experiential Learning in Child Care Studies in Domestic Sciences Courses, and Related Issues |
フルテキストURL | cted_006_113_122.pdf |
著者 | 考藤 悦子| 片山 美香| 髙橋 敏之| 西山 修| |
抄録 | 現在,中学・高等学校の家庭科保育領域では,乳幼児の心身の発達,幼児の生活と遊び,親・家庭・地域の役割などについて学習を行った上で,乳幼児等との触れ合い体験学習を位置付けている。この触れ合い体験学習は,近年,家庭や地域において異世代の子どもが触れ合う機会が減り,とりわけ乳幼児と触れ合う経験が少ないまま親世代になっていることが問題になっていることと関係している。限られた枠の中での交流ではあるが,中学生・高校生も幼児も,多様な他者と触れ合い,多くのことを感じたり考えたりしていることが明らかにされており,世代間交流における意義も見出すことができる。本論では,先ず,家庭科における触れ合い体験の位置付けと家庭科保育領域の歴史的経緯を明らかにする。次に,乳幼児との触れ合い体験に関わる近年の実践的研究を概観し,その意義を確認する。さらに,これらを総合し,これからの触れ合い体験学習の実践や研究の展望を示す。 |
キーワード | 家庭科保育領域 乳幼児 触れ合い体験 世代間交流 中学生・高校生 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 113 |
終了ページ | 122 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723295 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54026 |
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タイトル(別表記) | How Can We Practice Life-Education as Moral Education in Junior High School?(1) |
フルテキストURL | cted_006_106_112.pdf |
著者 | 渡邉 満| |
抄録 | 阪神淡路大震災と東日本大震災では,多くの大人だけでなく,多くの子どもたちが犠牲となった。改めて「命の教育」の重要性が指摘されている。また,青少年,特に10代の若者による殺傷事件やいじめによる自殺も後を絶たない現状にある。一方,2019(平成31)年度から中学校の「道徳の時間」は「特別の教科 道徳」という名称の教科となる。その理由は様々であるが,教育再生実行会議の第一次提言によれば,同会議が教科化提言に踏み切った直接の要因は,いじめ問題への実効性のある道徳教育を求めることにあった。しかし,学校の道徳教育や「命の教育」は役に立たないという指摘もあり,教科となった道徳科における道徳教育は,これまでの諸課題を確実に見直し,確たる実践的基盤を打ち立てなければならない。本稿(1)では,理論と実践の両面から「〈いのち〉の教育」という独自の観点を設定して,「命の教育」の新しい在り方と「道徳科の道徳授業」の新しい展開を提案したい。 |
キーワード | ビオスとゾーエー 「〈いのち〉の教育」 発達段階 コミュニケーション的行為 討議 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 106 |
終了ページ | 112 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723294 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54025 |
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タイトル(別表記) | Study on the Factors for Development of Scientific Thinking in Science Education |
フルテキストURL | cted_006_097_105.pdf |
著者 | 金田 真弥| 川崎 弘作| 稲田 佳彦| |
抄録 | これからの時代に必要とされる「科学的思考力」を育成するために,先行研究を分析することで科学的思考力を構成する6つの要素を抽出した。これらの要素の中で,現状の学校教育で育成が不十分な要素を教員養成学部の学生の予備的調査から抽出した結果,特に,批判的思考力の育成が十分でないことが明らかになった。初等中等教育の理科で科学的思考力を育成することを目指して,批判的思考力の育成に有効だと期待される仕掛けについて考察し,提案する。批判的思考力の情意面に存在する,児童・生徒が持つ心理的障壁を低くする仕掛けが重要な役割を果たすと考えられる。建設的な批判的思考力がもたらす価値や利益を児童・生徒が実感するプロセスが大切だと思われる。 |
キーワード | 科学的リテラシー 理科 批判的思考 科学的思考力 初等中等教育 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 97 |
終了ページ | 105 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723293 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54024 |
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タイトル(別表記) | Challenges in Teaching Elementary School Science:Designing Teaching Materials and Activities Supporting Children's Observation and Experiment |
フルテキストURL | cted_006_087_096.pdf |
著者 | 山﨑 光洋| |
抄録 | 次期学習指導要領の改訂に向けて,新しい教育の方向性が検討されるようになった。小学校理科においては,これまでにも児童の主体的な問題解決の過程を重視してきたという歴史があり,着目されているアクティブ・ラーニングの考え方が,理科の学習指導にどのように影響を与えるかが注目される。理科の授業で,問題解決の過程を充実したものにするためには,基本となる問題解決への取り組み方とともに,扱う自然の事物・現象や指導内容がもつ固有の課題を解決していく必要がある。本稿では,第4学年の指導内容「水の状態変化」を取り上げ,問題解決の手段としての観察・実験のあり方を教育現場の状況を踏まえて検討し,学習指導を困難にしている課題を明らかにするとともに,観察・実験を支援する教材と活動を課題の解決につながるよう具体的に工夫し,それらを授業改善の試みの一つとして提案する。 |
キーワード | 小学校理科 授業改善 観察・実験 教材 授業構成 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 87 |
終了ページ | 96 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723292 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54023 |
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タイトル(別表記) | The Effects of Instructions of Independent Activities for Autistic Child Have Probrems in Emotional Stability - Study on Individualized Education Plans and Parents ' Questionnaire - |
フルテキストURL | cted_006_077_086.pdf |
著者 | 大野呂 浩志| 仲矢 明孝| |
抄録 | 本研究では,情緒の安定に課題のある自閉症児に対して自立活動の観点から指導を行い,指導内容や指導の展開について検討した。指導内容は,情緒の安定,意図の表出,自分自身や周囲の状況,他者の意図の理解などとし,指導の効果測定として,学校での行動観察と保護者からの聞き取り及び連絡帳の記述を用いた。指導の結果,本人の感じる困難さへの配慮によって情緒が安定したことで,周囲の友達や教師に積極的にかかわったり,他者の働き掛けを受け入れたりすることができるようになった。さらに,授業をはじめとする活動に関心を示し,積極的に取り組もうとする姿も見られるようになった。これらの結果から,本人の障害特性や困難さに配慮した情緒の安定を図る取り組みの優先度は高く,人へのかかわりをはじめとする様々な活動への積極姿勢を引き出す基盤になることが示唆された。 |
キーワード | 自閉症 自立活動 個別指導計画 情緒の安定 保護者の意識 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 77 |
終了ページ | 86 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723291 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54022 |
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タイトル(別表記) | Classroom teachers' observations of a psychoeducational program, "Successful Self", implemented in all classrooms for students in one elementary school |
フルテキストURL | cted_006_067_076.pdf |
著者 | 岡﨑 由美子| 安藤 美華代| |
抄録 | 本研究では,心理教育“ サクセスフル・セルフ” の2011年度から2014年度に全学年で行った実践への実践学級担任からの評価を分析し,実践のあり方を検討することを目的とした。養護教諭が学級担任のサポートのもと行った実践に対する学級担任評価は,概ね良好であった。感想を分析したところ,全学年に共通して「充実した授業」「実践に対する工夫のアドバイス」に関する記述が多く見られ,実践への評価は概ね肯定的であった。一方,「児童実態と授業内容のギャップ」に関する記述が全学年に共通して見られ,“ サクセスフル・セルフ”の今後の実践では,“ サクセスフル・セルフ” のレッスンの主題・目的からはずれないということを考慮しながら,児童の実態に合わせて改善することで,実践がより充実することが示唆された。 |
キーワード | 小学校 心理教育 全学年 実践 評価 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 67 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723290 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54021 |
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タイトル(別表記) | Overview and Outlook Studies on PBIS( Positive Behavioral Interventions and Supports) of Tire1 |
フルテキストURL | cted_006_059_066.pdf |
著者 | 枝廣 和憲| 松山 康成| |
抄録 | 本研究は,日本におけるPBIS の第1層支援の開発のために,アメリカのPBS およびPBIS についての研究をレビューしたものである。アメリカにおける PBIS の第1層支援を紹介した。特別支援教育の分野において,PBISの第1層支援の効果が検証されている。本稿では,特に, The Praise Game, Praise Student Frequently,Rewards, Simple Reward Systems, & Incentives, Behavior Management Pocket Chart, Model AppropriateLanguage, Assign a Buddy or Partnerを中心に取り上げた。これらを踏まえて,日本における, PBIS の第1層支援の導入にかかわる展望を示した。 |
キーワード | PBIS(ポジティブな行動介入及び行動支援) 生徒指導 教育相談 特別支援教育 多層支援 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 66 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723289 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54020 |
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タイトル(別表記) | The Effects of Video Self-Modeling on Improving Stretching Postures of a Student with Autism Spectrum Disorder |
フルテキストURL | cted_006_049_058.pdf |
著者 | 松下 泰将| 大竹 喜久| |
抄録 | 本研究では,自閉症スペクトラム障害のある生徒に対して,ストレッチ時の姿勢改善のためにビデオセルフモデリング(VSM)による指導を実施し,その効果を検証した。実験デザインとしては,ストレッチを構成する4つの姿勢(「伸展」「前屈」「捻転」「側屈」)間の多層ベースラインデザインを用いた。さらに,「伸展」については反転デザインを合わせて用いた。その結果,「伸展」と「前屈」で,VSM 導入直後の行動変容が確認された。また,「伸展」では,VSM の導入と除去,再導入のいずれにおいても行動変容が確認された。「捻転」については,VSM のみでは行動変容が確認されず,リハーサルと視覚的明示を追加する中で初めて行動変容が確認された。「側屈」では,それらの方略を加えても行動に変容が見られなかった。標的行動間でVSMの効果に差が認められたことについて,日常生活におけるこれら4種類の体操姿勢の使用頻度の違いの視点で考察された。 |
キーワード | ビデオセルフモデリング 自閉症スペクトラム障害 体操姿勢 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 49 |
終了ページ | 58 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723288 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54019 |
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タイトル(別表記) | The Process of the Changing of the Childcare Workers in Accordance with “Noticing” as Autobiographical Memory |
フルテキストURL | cted_006_038_048.pdf |
著者 | 𠮷田 満穂| 髙橋 敏之| 西山 修| |
抄録 | 本論は,保育者の内的な気付きの変容と,それに伴う保育実践の変容を合わせて保育者の変容と捉え,その変容過程を探ることを目的とした。具体的には,中堅保育者の自伝的記憶としての気付き体験の語りを収集し,質的分析を行った。保育者の気付きは,「保護者等から知る自らの保育の課題」「子どもの様子」「繰り返しの体験」「自らの保育観」「上司,同僚の存在」が契機になることが明らかになった。さらに,気付きの契機で,保育者自身が「いけない・どうしよう」「こうしたい」「嬉しい・良かった」「こうあらねば」の意識を持ち,それが起因となり,気付きが広がり深まるという変容が起こる。その気付きの変容により保育実践の変容が促されることが見出された。以上の結果から,気付きの契機とそれに伴う保育者の思いに焦点化した働きかけにより,保育者の変容を図る可能性が示唆された。 |
キーワード | 気付き体験 自伝的記憶 保育者の変容 中堅保育者 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 38 |
終了ページ | 48 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723287 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54018 |
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タイトル(別表記) | An Analysis of Court Cases Relating to Special Education in Japan: Perspective towards Inclusive Education |
フルテキストURL | cted_006_031_037.pdf |
著者 | 池内 美香子| 辻 早紀| 西野 西真寿美| 南 恭子| 吉光 美陽| 吉利 宗久| |
抄録 | 本稿では,わが国における特別支援教育システムの構築に示唆的な近時の裁判例を要約し,新たな動向を把握することを試みた。具体的には,特別支援教育をめぐる裁判のなかでも,①通常の学校における特別支援教育の問題を争点に含むもの,②過去10年間(2005年以降)に判決が下されたもの,を条件として5つの裁判例を抽出した。それらの裁判における主な経緯や争点の評釈から,通常の学校における特別支援教育が推進されるとともに,多様な教育課題が誘発されており,新たな争点も生じていることが明らかとなった。すなわち,情報開示の範囲,就学先の決定,教員の専門性,学校の情報共有体制といった実践的課題が提起されており,障害のある児童生徒および保護者の権利を重視する判断が示されてきた。「障害者の権利に関する条約」の批准をふまえ,インクルーシブ教育の実現に向けた特別支援教育システムのいっそうの発展が望まれる。 |
キーワード | 特別支援教育 インクルーシブ教育 裁判 就学 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 37 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | author |
NAID | 120005723286 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54017 |
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タイトル(別表記) | Desirable Way to Support for Guardians and Cooperation among Nursery Teachers in Case Study |
フルテキストURL | cted_006_021_030.pdf |
著者 | 中平 絢子| 馬場 訓子| 竹内 敬子| 髙橋 敏之| |
抄録 | 子どもの健やかな成長と発達のためには,保育士と保護者が円滑な関係にあることが望ましい。経験年数の短い若手保育士と中堅・熟練保育士では,保護者対応に違いはあるのだろうか。本論では,経験年数別に保護者対応について聴き取り調査を行った。さらに,中堅・熟練保育士自身が若手保育士だった頃の振り返りから,現在の保護者対応を比較し検討した。その結果,保護者対応には経験の蓄積と先輩保育士の助言・指導等が必要であることが分かった。 |
キーワード | 保育所保育士 経験年数 保護者支援 連携 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 30 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723285 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54016 |
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タイトル(別表記) | An Exploratory Study about Family Support by Young Preschool Teachers and Child-care Providers ―Some Implication for Professional Education Program in an Education Period― |
フルテキストURL | cted_006_011_020.pdf |
著者 | 片山 美香| |
抄録 | 本研究では,近年,就学前の教育・保育において重視されている保護者への支援について,保育経験5年未満の若手保育者37名(幼稚園教諭:18名,保育所保育士19名)を対象に,幼稚園や保育所における保護者支援の目標,困難感の実態や,重視していること等について調査した。KJ法を用いて整理したところ,所属や経験年数によらず,多様な支援が見いだされ,とくに送迎時の会話を重視しており,園と家庭の連続性を大切にしながら発達や個々に直面する課題に応じて,保育者間の連携の下に支援していることが明らかになった。発達につまずきのある子どもをもつ保護者への支援に困難感が生じていたが、保護者との相互理解や信頼関係の構築を重視していることも確認された。今後の学習ニーズとしては,課題を持つ子どもの保護者や,保護者自身が課題を持つ際の支援法が挙げられた。養成校では入職後の自己をイメージ化しながら、理論知を固めることの重要性が示唆された。 |
キーワード | 保護者支援 幼稚園教師 保育所保育士 保育経験5年未満 養成教育 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723284 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54015 |
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タイトル(別表記) | Consideration about the State of Future's New Teacher Education and Scholastic One for Morality Subject-ization ―Inspection of the True Moral Education Considered from an Overall Unit-like Morality Class Curriculum― |
フルテキストURL | cted_006_001_010_1.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 文部科学省が実施する道徳教科化に向け,今日の学校教育において,道徳教育が必要とされている理由と今後の在り方について検討した。その際に,これまでに実施されてきた総合単元的な道徳教育による「学校教育活動全体として」の視点が強化された学校教育の在り方に加え,さらなる地域,家庭等と連携した綿密な道徳教育の在り方を必要とする。 本研究では,これらを踏まえた図式化をもとに,評価方法等の道徳教科化における効果と課題について考察分析した。その結果,道徳教科化により,道徳への意識が強調され,各個人への意識付けである道徳的価値意識が高まりやすくなることが示唆された。 また,学校教育における自然・空間・人間環境づくりの重要性と「善く生きる」ための道徳教育に向けた教師教育の在り方について明らかにした。 |
キーワード | 道徳の評価方法 道徳教科化による効果 学校教育の環境設定 総合単元的な道徳授業カリキュラム |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 10 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723283 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2016-03-04 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 6巻 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2016-03-04 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 6巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/AMO/54008 |
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フルテキストURL | 70_1_67.pdf |
著者 | Senoo, Miki| Nakatsuka, Mikiya| |
抄録 | Pregnant women with uterine leiomyomas may experience anxiety toward their pregnancies and unfavorable feelings toward their infants. From March to July 2010, we distributed anonymous self-recorded questionnaires to 200 pregnant women who visited Okayama Central Hospital for an antenatal check-up after informed consent was provided, and 132 women (23 pregnant women with uterine leiomyomas) were included in our study. Among the multiparous women in their first trimester, the women with uterine leiomyomas had a higher rate of anxiety than those without uterine leiomyomas. ʻAvoidanceʼ scores on the Feeling Toward the Baby Scale were significantly higher in the leiomyoma group. The conflict index scores tended to be higher in the leiomyoma group. A multivariate analysis revealed no factors associated with trait-anxiety scores, whereas high state-anxiety scores were correlated with low age;however, there was no correlation between these scores and uterine leiomyomas. Although no factors were associated with State-Trait Anxiety Inventory (STAI) and approach scores toward the baby, avoidance and conflict index scores were associated with the existence of uterine leiomyomas. In pregnant women with uterine leiomyomas, efforts should be made to reduce anxiety in the first trimester, and support should be provided to help these women develop positive feelings toward their babies. |
キーワード | pregnancy uterine leiomyomas anxiety feelings toward the baby pregnancy loss |
Amo Type | Erratum |
出版物タイトル | Acta Medica Okayama |
発行日 | 2016-02 |
巻 | 70巻 |
号 | 1号 |
出版者 | Okayama University Medical School |
開始ページ | 67 |
終了ページ | 68 |
ISSN | 0386-300X |
NCID | AA00508441 |
資料タイプ | 学術雑誌論文 |
言語 | 英語 |
著作権者 | CopyrightⒸ 2016 by Okayama University Medical School |
論文のバージョン | publisher |
査読 | 有り |
PubMed ID | 26899613 |
関連URL | http://doi.org/10.18926/AMO/53908 |