著者 山本 力| 岡田 碧|
発行日 2013-07-25
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
153巻
資料タイプ 紀要論文
JaLCDOI 10.18926/14390
タイトル(別表記) What are Viewpoints and Methods Peculiar to Clinical Practice in Education
フルテキストURL 007_165_171.pdf
著者 山本 力|
抄録 いわゆる「教育臨床」の用語は不明確な概念であり、教育臨床に携わる者の間でコンセンサスができているわけではない。本論文の狙いは、筆者のスクールカウンセラー等の教育臨床の経験をリフレクティブに省察し、教育臨床に固有の視点や関わり方を明確化しようとすることにある。明確化する際の手掛かりとして、(1)学校文化に参入した時のカルチャーショックを掘り下げて検討し、(2)伝統的なオフィスでの心理臨床の実践を照合枠として用いた。その結果、学校でのコミュニティ臨床に固有の視点や関わり方が浮かび上がってきた。オフィス臨床の基礎の上に、学校現場では新たな視点や手法を産み出し、学校コミュニティ臨床の「学」を生成してゆくことが求められる。
キーワード 教育臨床 コミュニティ臨床 (Clinical Practice in Community) オフィス臨床 (Clinical Practice in Office) 異文化ショック (Culture Shock) 学校文化への不適応 (mal-adaptation to school life)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 165
終了ページ 171
ISSN 1346-3705
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002308523
JaLCDOI 10.18926/11418
タイトル(別表記) Clinical Evaluation and Assessment in School Setting
フルテキストURL 003_155_166.pdf
著者 山本 力| 塚本 千秋| 西山 久子| 赤澤 大史|
抄録 以下の報告は、平成14年8月26日に開催された岡山大学教育学部附属教育実践総合センター研修講座の教育臨床部門の分科会「シンポジウム:教育臨床における評価・見立てについて」での報告内容をもとに、発表者がそれぞれに再構成して書き下ろしたものである。シンポジウムのコーディネーターは塚原千秋が行った。そして、まず心理臨床の視点から山本が教育臨床の見立てとは何かについて模索した見解を報告した。続いて専任スクールカウンセラーの立場から西山が米国のスクールカウンセリングをモデルにした評価の仕方を詳しい報告にした。最後に学校でのブリーフセラピーの可能性を探る教師の視点から赤沢が実践的な方法と認識を報告した。
抄録(別表記) This paper is aimed at reporting the matter of symposium on the subject of clinical evaluation and assessment in school setting. The focus of discussion is especially on our needs to evaluate and assess students, personnel, parents, ourselves and "school guidance and counseling program". Each symposist expresses ones views and ideas, which are implemented through their work in school setting, and have to be elaborated in the future.
キーワード 教育臨床 (Clinical Judgement) 評価・見立て (Assessment) 教育相談体制 (School Counseling)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2003
3巻
1号
開始ページ 155
終了ページ 166
ISSN 1346-3705
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002313687
JaLCDOI 10.18926/11402
タイトル(別表記) A Guideline for Heiping a Child of School Refusal and his/her Parents
フルテキストURL 005_131_137.pdf
著者 山本 力|
抄録 教育臨床家が不登校の子どもの支援を行う際に「臨床的判断」の参照枠となるガイドライン試案を作成することが本論文の目的である。不登校の多様な状態像を見立てる指針として、a)登校状況からみた5型類、b)不登校の6段階の経過、c)7つの原因論、を提示した。その上で教育臨床家による不登校支援の原則を12項目にわたって列記した。教育臨床的な支援12項目は不登校の臨床実践から抽出された経験則が中心である。不登校の子どもの多様な歩みを保障する一方で、ガイドラインを参照しながら社会的自立へと向かえるように周囲が連携して支援していくことが求められる。
抄録(別表記) We have to explore the appropriate way of supports for every child of school refusal. This paper aims at making a guideline for helping a child of school refusal and his/her parents. As a frame of reference for clinical judgment, we present a typology, etiology, and a general course of school refusal, then 12 points of school counseling.
キーワード 不登校 (School refusal) 教育臨床家 見立て(見極め) (Assessment) 支援 (Support) ガイドライン (Guideline)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2005
5巻
1号
開始ページ 131
終了ページ 137
ISSN 1346-3705
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002313504
JaLCDOI 10.18926/11387
タイトル(別表記) The Background and Trend of Practical Peer Support and Peer-assisted Activities :the Beginning to Current Tendency of Peer Support and Peer-assisted Activities
フルテキストURL 002_081_093.pdf
著者 西山 久子| 山本 力|
抄録 私たちの社会では、習慣的に仲間支援の手法が用いられてきたが、近年、「ピアサポート」が学校教育現場に実践的に導入され、欧米で開発されてきた技法なども紹介されて仲間関係を積極的に活用しようという動きがある。福祉の領域などでは、より積極的に仲間支援が行われ、歴史的に見ても教育・福祉等の分野で活用してきた経緯がある。そうした支援は、相談活動、葛藤調停、仲間づくり、アシスタント、学習支援、指導、助言、グループリーダーの7項目に分類される。学校で生徒がもつ仲間支援の力が十分活用するようにプログラムが構成されるとき、生徒らにとって有効なピアサポート活動が実施できる。
抄録(別表記) Our society has been utilizing students' support for other peers. Lately "Peer Support" has been introduced to our school environment together with some strategies, and the purpose of this movement is to make a good use of peer relationship. In the field of social work, people are using the function. Even traditionally people have been using this helping relationship among peers both in the fields of education and social work. They are summarized in 7 categories, such as counseling, mediation, be-friending, assistance, tutoring, advising and goup-leading. When schooll utilizes students helping ability, people find useful and practical peer support program.
キーワード ピアサポート (peer-support) 仲間 (peer) ピアカウンセリング (peer-counseling) ソーシャルサポート (social support)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 81
終了ページ 93
ISSN 1346-3705
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002313981
JaLCDOI 10.18926/11377
タイトル(別表記) The Qualitative Analysis of Effective Work of Mourning by Victims' Family
フルテキストURL 004_137_145.pdf
著者 山本 力| 濱崎 碧| 玉井 千里| 山崎 芙美子|
抄録 平成13年6月8日に附属池田小学校で発生した児童殺傷事件の被害者遺族の一人である本郷由美子さんの手記『虹とひまわりの娘』を分析素材として、どんな悲嘆の対処法や社会的サポートがモーニングワークの促進に有効であるのかを探索的に探ることを研究の目的とした。加えて、「死者を殺す」というラガーシュ仮説の妥当性に関する若干の検討を行った。その結果、モーニングワークを通して親子の「絆」の結び直しがはかられ、娘に対する「愛の物語」が生成されていった過程が明らかになった。
抄録(別表記) This paper is the study about victims' family of the murder case in Ikeda elementary school. The purpose of this study was to explore that what kind of coping behavior and social support. facilitate effective mourning work. In addition, Validity of Lagache hypothesis that a bereaved kills internally a deceased was discussed. It emerged that the mother has generated a love story between her and a deceased daughter through writing memoirs, and her mourning work has facilitated reunion of a bond of affection between them.
キーワード 被害者家族 (the bereaved) モーニングワーク (mourning work) 物語 (story-making) 社会的サポート (social support) ラガーシュ仮説 (Lagache hypothesis)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2004
4巻
1号
開始ページ 137
終了ページ 145
ISSN 1346-3705
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002313879