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ID 65524
Sort Key
7
FullText URL
Author
杉能 道明
Abstract
「数学のよさ」は小学校学習指導要領(平成29年告示)で初めて算数科の目標の中に登場した言葉である。それまで使われてきた「算数のよさ」という言葉が単に「数学のよさ」という言葉に置き換えられただけではないと捉えたい。コンピテンシー・ベースの教育課程改訂のタイミングでの導入にはねらいがあり,算数・数学教育を一貫して数理を探究する創造的な資質・能力育成のためと考える。この資質・能力育成のためには「数学のよさ」を実感することが不可欠である。本論文では,「数学のよさ」とは何かを多角的に分析・考察し,子どもが「数学のよさ」を実感するための方策を探究した。「数学のよさ」の中核は,統合的・発展的に考える「よさ」であり,単元構想の工夫や数学的活動のエ夫,学習展開のエ夫によって子どもが「数学のよさ」を実感することができると考える。
Keywords
数学のよさ
資質・能力
統合的・発展的に考える
Note
研究論文・実践論文
Publication Title
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date
2023-03-31
Volume
volume29
Publisher
岡山大学算数・数学教育学会
Start Page
30
End Page
37
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
papyrus