JaLCDOI 10.18926/15108
Title Alternative The New Type of Lectures on the Development of Science Teaching Plans and Materials Tried in the Department ofEducation
FullText URL 009_097_102.pdf
Author Inada, Yoshihiko| Irie, Izumi| Atobe, Kozo| Ando, Motonori| Ishikawa, Teruhiko| Uno, Koji| Ogura, Hisakazu| Kakihara, Seiji| Kato, Kuranoshin| Kita, Masakazu| Tanaka, Kenji|
Abstract 岡山大学教育学部の理科教育講座に所属する3年生を対象に,理科教材・授業案開発を指向した新しい講義を始めたのでその報告を行う。本講義では,近隣の小,中学校や公民館,科学館等の協力も得て実践の場を確保し,開発した教材や授業案を実践することで生きた教材開発の訓練を行なうことを目指している。教科内容学担当教員と教科教育学担当教員の協働を模索すると同時に,大学教員の教科内容の専門知識や技量を教材や授業案に有効に活用できる講義を意識した。
Keywords 学部講義 教材授業案開発 (Development of Teaching Plans and Teaching Materials) 授業実践 (Education practice) 理科教育 (Science Education Class) 新カリキュラム (New Curriculum)
Publication Title 岡山大学教育実践総合センター紀要
Published Date 2009-03-10
Volume volume9
Issue issue1
Start Page 97
End Page 102
ISSN 1346-3705
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002307783
JaLCDOI 10.18926/bgeou/43960
Title Alternative Physics Education at Mittelschule in Saxony, a New State of Germany
FullText URL bgeou_146_029_040.pdf
Author Tanaka, Kenji|
Abstract ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦に焦点を当て,ミッテルシューレにおける物理教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。ミッテルシューレはハウプトシューレ課程(通算呼称第5~9学年)とレアールシューレ課程(第5~10学年)からなり,第6学年から始まる物理の週授業時間数合計(各学年週2時間)にも,違いが生じている。第7学年から,課程別に分かれ,2つの課程で,分野名・大項目数・中項目数・時数の全てで同一なものはなく,7~9学年における学習内容の目標表現,上位の目標への関連,他教科への関連,生徒実験の指示数などにも,課程の違いを見ることができる。しかし,教科の学習目標も検定物理教科書も,課程別に分けられていない。そこで,授業実践に際して,教 員の資質・能力が問われることになるといえる。
Keywords ドイツ ザクセン邦 ミッテルシューレ 物理教育 学習指導要領
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2011-02-25
Volume volume146
Start Page 29
End Page 40
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002828081
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16080
Title Alternative Elementary Science Education in the two States of Germany; Brandenburg and Berlin
FullText URL 142_061_072.pdf
Author Tanaka, Kenji|
Abstract ドイツのブランデンブルク邦とベルリン邦とに焦点を当て,初等教育段階における科学教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。邦合併の模索,制度の共通性,新しい概念の採用による学力向上策とを背景に,同じ枠組み,つまり,第1~4学年が教科「事象教授」のlつのテーマ「自然現象を解明する」,第5~6学年が教科「理科」で行われている。事象教授における科学教育は伝統に支えられ統一の結果となったが,しかし,理科では,テーマ枠はほぼ同じであるものの,そもそも,週授業時間数合計は異なっており,目標(学習要請)や内容に至っては,同じになっていない。
Keywords ドイツ ブランデンブルク邦 ベルリン邦 初等科学教育 学習指導要領
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2009-10-21
Volume volume142
Start Page 61
End Page 72
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306465
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16092
Title Alternative Transition in Elementary Science Education in Saxony- Anhalt, a New State of Germany
FullText URL 141_069_083.pdf
Author Tanaka, Kenji|
Abstract 旧東ドイツ地区・ザクセン・アンハルト邦に焦点を当て,初等教育段階における科学教育がどのように変化してきているのかを,新旧の学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。教科「郷土及び事象教授」の分野「自然との出会い」から教科「事象教授」の分野「自然科学」へ, 3階層から2階層構成へ, 2ヶ年や4ヶ年で達成される目標・内容区分への変化があり,授業時数の指示はなくなった。新旧テーマから物理化学分野・保健分野の組み入れを,目標そして内容から旧教科「学校園」の吸収を窺い知れる。資質能力(コンピテンシー)志向という新学習指導要領の特徴は,目標:内容に関わる資質能力において,状況に応じた応用力を求めている表現などに見いだされる。
Keywords ドイツ ザクセン・アルハント邦 初等科学教育 学習指導要領 改訂
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2009-06-25
Volume volume141
Start Page 69
End Page 83
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306877
JaLCDOI 10.18926/CTED/44381
Title Alternative Analysis of Biology Education at Mittelschule in Saxony,a New State of Germany ―Based on the Course of Study―
FullText URL cted_001_093_104.pdf
Author Tanaka, Kenji| Kozeni, Ayaka|
Abstract ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦におけるミッテルシューレ(通算呼称,第5~10学年)に焦点を当て,学習指導要領などを手がかりにして,生物教育の特徴を,物理教育との比較を通じて,明らかにした。生物は物理に比べて,履修開始学年が早く,学習期間が長く,能力(準備)育成に対して資質育成という職業生活を念頭においた目標に関して違いがあった。生物分野の人体に関する学習と物理分野の天文に関する学習は,占める役割が異なっていた。概念の位置づけの指示は生物にあり,物理になく,概念を重視した教育を目指している。このような履修開始学年と期間,一般教育への寄与という目標,重要な学習内容の存在,授業構成の方針の有無から判断すれば,ミッテルシューレにおける生物教育は物理教育と比べて,確固とした地位を占めているといえる。
Keywords ドイツ (Germany) ザクセン邦 (Saxony) ミッテルシューレ (Mittelschule (middle school)) 生物教育 (Biology Education) 学習指導要領 (Course of Study)
Publication Title 岡山大学教師教育開発センター紀要
Published Date 2011-03-10
Volume volume1
Start Page 93
End Page 104
ISSN 2186-1323
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
File Version publisher
NAID 120002835655
JaLCDOI 10.18926/CTED/44382
Title Alternative Historical Analysis of the Biology Education in the Japanese Lower Secondary School ―Based on the Course of Study―
FullText URL cted_001_105_114.pdf
Author Kozeni, Ayaka| Tanaka, Kenji|
Abstract ほぼ半世紀の間に出されてきた6つの中学校学習指導要領に注目し,授業時間数は,昭和33・44年度告示の間で増加し,その後,平成10年度告示まで一貫して減少し,平成20年度告示に至り,昭和52年度告示の値に近づいている。目標表現では,「知る」が昭和33年度告示に非常に多く,昭和44・52年度告示にはなく,平成元・10・20年度告示に至って少し使われ,内容項目では,「遺伝」が昭和33・44年度告示にあり,昭和52・平成元・10年度告示にはなく,平成20年度告示に至って再び指示されている,などの変遷を見出した。中学校における生物教育の半世紀にわたる変遷は,黎明・混迷・再興の過程を経ているといえる。
Keywords 日本 (Japan) 前期中等教育段階 (Lower Secondary Level) 生物教育 (Biology Education) 歴史的分析 (Historical Analysis) 学習指導要領 (Course of Study)
Publication Title 岡山大学教師教育開発センター紀要
Published Date 2011-03-10
Volume volume1
Start Page 105
End Page 114
ISSN 2186-1323
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
File Version publisher
NAID 120002835656