| JaLCDOI | 10.18926/68454 |
|---|---|
| Title Alternative | KIBITANGO : Development and Implementation of an Academic English Vocabulary Learning Program |
| FullText URL | ipec_002_071.pdf |
| Author | IGARASHI, Masumi| OGINO, Masaru| OTOSHI, Junko| TERANISHI, Masako| YOSHIDA, Azumi| KENMOTSU, Yoshi| |
| Abstract | 岡山大学では学術英語の語彙力を伸ばすための自習教材として、「きびたんご」を開発し学生に提供している。2019年から開発のためのプロジェクトを開始し、学術雑誌から頻出単語を収集し1500語のリストを作成した。単語には意味・発音などの基礎情報以外に、プロジェクトメンバーによる解説や実際にどのように学術論文中に使用されているかの実例を付している。学生への提供は2022年度からで、登録した学生にメールで一日一単語配信し、専用ウェッブサイトで学習させるというシステムである。利用者も順調に増えている。開発開始から5年、提供から2年経過し、単語リストのアップデートや提供方法・システムの改善など課題も明らかになっている。 |
| Keywords | 学術語彙 英語語彙力 自習教材 教材開発 |
| Publication Title | Bulletin of Institute for Promotion of Education and Campus Life, Okayama University |
| Published Date | 2025-03-14 |
| Volume | volume2 |
| Start Page | 71 |
| End Page | 80 |
| ISSN | 1881-5952 |
| language | Japanese |
| File Version | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/66852 |
|---|---|
| Title Alternative | On Katsuta Shokin’s Rama’s Parting: A Lost Japanese Painting in India |
| FullText URL | ipec_001_010.pdf |
| Author | IGARASHI, Masumi| |
| Abstract | 二十世紀初頭、岡倉覚三とラビンドラナート・タゴールの出会いから日印美術交流が始まった。日本画家勝田蕉琴も1905-1907年にインドに滞在し、画家や文化人と交流しながら作品を制作したが、滞印中の作品の多くは現存していないため、今まで研究が進まなかった。しかし、失われたと思われていた作品の一つ《ラーマの離別》が近年インドで発見された。インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の物語を描いたものである。当時、ベンガル派の画家たちに大きな影響を与えた日本画の技法を用い、インドの鑑賞者にもわかりやすい主題を描いた本作は、日本インド美術交流の文脈の中で重要な位置を占める。 |
| Keywords | 勝田蕉琴 アバニンドラナート・タゴール 日本インド美術交流 |
| Publication Title | Bulletin of Institute for Promotion of Education and Campus Life, Okayama University |
| Published Date | 2024-03-14 |
| Volume | volume1 |
| Start Page | 10 |
| End Page | 26 |
| ISSN | 1881-5952 |
| language | Japanese |
| File Version | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/55365 |
|---|---|
| Title Alternative | Sherman Lee in North Carolina : Another Asian Art Collection |
| FullText URL | biess_1_29.pdf |
| Author | Igarashi, Masumi| |
| Abstract | シャーマン・リーは、1952年から1983年にかけて東洋美術キュレイターとして、クリーヴランド美術館を米国有数のアジア美術コレクションにした美術館人である。彼はそのキャリアの初めから美術館界の人脈に恵まれ、実際の美術品に触れながらトレーニングを受けた。そしてそれがその後の業績に大きな影響を与えた。クリーヴランド引退後、1983年から晩年を過ごしたノースカロライナにおいても、地元の美術館のアジア美術収集に尽力した。本稿は、これらの経緯を検証することにより、米国におけるアジア美術受容の広がりと変遷の一端を明らかにするものである。 |
| Keywords | シャーマン・リー アジア美術 アックランド美術館 |
| Publication Title | Bulletin of Institute for Education and Student Services, Okayama University |
| Published Date | 2016-12-30 |
| Volume | volume1 |
| Start Page | 29 |
| End Page | 42 |
| ISSN | 2432-9665 |
| language | Japanese |
| Copyright Holders | https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja |
| File Version | publisher |
| NAID | 120006348268 |
| JaLCDOI | 10.18926/54538 |
|---|---|
| Title Alternative | The Newly Discovered Letter of Tsuchida Bakusen to the Tōdaiji Temple and His Painting, Sange |
| FullText URL | bhe_011_091_102.pdf |
| Author | Igarashi, Masumi| |
| Abstract | 日本画家、土田麦僊は大正3 年に奈良の古社寺・博物館などをめぐり古美術の調査を行った。その成果をもとに制作されたのが同年の文展出品作「散華」である。近年、その調査に協力した東大寺に麦僊が送った礼状が発見された。この書簡から麦僊の出品前後の活動がわかる。また、この書簡を手掛かりとして、同時代の他の資料を合わせて考察し、「散華」は文展運営や既成の画壇を批判し、日本画の改革を強く望んでいた画家の葛藤の結果として制作されたものであったことを読み解く。 |
| Keywords | 土田麦僊 東大寺 清水公俊 散華 倶舎曼荼羅 文展 |
| Publication Title | Bulletin of Higher Education Okayama University |
| Published Date | 2015-12-30 |
| Volume | volume11 |
| Start Page | 91 |
| End Page | 102 |
| ISSN | 1881-5952 |
| language | Japanese |
| File Version | publisher |
| NAID | 120005838016 |