JaLCDOI 10.18926/CTED/52283
Title Alternative A Survey of Japanese High School Teachers' Self-Efficacy about Inclusive Education
FullText URL cted_004_001_005.pdf
Author Yoshitoshi, Munehisa|
Abstract  本研究の目的は,高等学校教員のインクルーシブ教育に対する自己効力感を調査し,その実態と課題を明らかにすることである。2013年2月下旬,発達障害関係の研修会に参加した高等学校の特別支援教育コーディネーター(59 名)を対象に,「インクルーシブ教育に対する教員効力感尺度」(TEIP) を実施した。その結果,インクルーシブ教育に対する高等学校教員の自己効力感は必ずしも高い水準にはなかった。とくにインクルーシブ教育に関する動向の理解,個のニーズに対応するためのアセスメントや指導計画といった新たな教育課題の把握や支援方法に関する準備が十分ではないと感じられていた。昨今の国際的な動向をふまえ,多様な教育的ニーズのある生徒を柔軟に支えることのできる組織的な学校体制を早急に整え,教員が自己効力感をもって教育実践に取り組むための教員養成段階からの計画的で継続的な研修機会が必要となっていることを指摘した。
Keywords インクルーシブ教育 高等学校 自己効力感 特別支援教育コーディネーター
Publication Title 岡山大学教師教育開発センター紀要
Published Date 2014-03-10
Volume volume4
Start Page 1
End Page 5
ISSN 2186-1323
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
File Version publisher
NAID 120005398247
JaLCDOI 10.18926/CTED/52293
Title Alternative Examining the Student Teacher System at the Social Learning Space, the L-café – Students’ Perceptions of Students Teachers and ST Experience of Peer Teaching –
FullText URL cted_004_090_096.pdf
Author Uzuka, Mariko| Otoshi, Junko|
Abstract  平成25年5 月に岡山大学に新規オープンしたソーシャル・ラーニング・スペースL-café では,教員の教育・指導のもと同じ大学生(留学生や上級生)が学生に英会話やTOEFL 対策などを教えるスチューデント・ティーチャー制を大学内で初めての試みとして採用している。本稿では,その新しくユニークな試みについて,受講学生によるアンケート調査と教えている学生のインタビューを基に検証した。 アンケート結果分析では学生のST に対する認識として5つの因子を抽出し,更にその中から,学生の英語力実感に影響を与える2要因を特定した。5人のSTへのインタビューからは,レッスンを教え始めた動機や実際に教えてみた感想,今後について等ST 側からの視点も加え,教わる学生と教えるST 側双方向からの検証を試みている。
Keywords ソーシャル・ラーニング・スペース 言語カフェ スチューデント・ティーチャー ピアサポート
Publication Title 岡山大学教師教育開発センター紀要
Published Date 2014-03-10
Volume volume4
Start Page 90
End Page 96
ISSN 2186-1323
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
File Version publisher
NAID 120005398257