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検索結果 602 件

フルテキストURL K0007426_abstract_review.pdf K0007426_fulltext.pdf K0007426_summary.pdf
著者 WEST STEPHEN BRANDON|
発行日 2025-09-25
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第7426号
学位授与年月日 2025-09-25
学位・専攻分野 博士(文学)
授与大学 岡山大学
言語 英語
フルテキストURL K0007398_abstract_review.pdf K0007398_summary.pdf
著者 MAI THI KHANH VAN|
発行日 2025-09-25
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第7398号
学位授与年月日 2025-09-25
学位・専攻分野 博士(学術)
授与大学 岡山大学
言語 英語
フルテキストURL K0007395_abstract_review.pdf K0007395_summary.pdf
著者 津波 優|
発行日 2025-09-25
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第7395号
学位授与年月日 2025-09-25
学位・専攻分野 博士(学術)
授与大学 岡山大学
言語 英語
フルテキストURL K0007394_abstract_review.pdf K0007394_summary.pdf
著者 HO VIET HOANG|
発行日 2025-09-25
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第7394号
学位授与年月日 2025-09-25
学位・専攻分野 博士(学術)
授与大学 岡山大学
言語 英語
JaLCDOI 10.18926/bgeou/69619
タイトル(別表記) Practical Application and Review of Home Economics Classes in the “Career Training” Program at Okayama Mitsu Senior High School in 2024
フルテキストURL bgeou_190_157_169.pdf
著者 佐藤 園| 長谷川 千華|
抄録  本実践研究は,「高等学校の教育課程」の「エ 学校特設科目及び学校設定教科」の中で,岡山県立岡山御津高等学校が独自に設定している教科「総合」の中の一科目「キャリア実習」に焦点を当て,令和6年度に実施した地域協働系列2年次の「キャリア実習」における家庭科授業を分析・評価し,令和7年度に地域協働系列3年次生が履修する「キャリア実習」の在り方を検討すると共に,本校の家庭科の学びについて考えるための示唆を得ることを目的とした。
キーワード 家庭科 キャリア教育 高等学校 普通科目 専門科目
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2025-11-28
190巻
開始ページ 157
終了ページ 169
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/69614
タイトル(別表記) Trends in Population Mobility in Rural and Mountainous Areas in Japan: A Case Study of Kagamino Town, Okayama Prefecture
フルテキストURL bgeou_190_095_108.pdf
著者 野邊 政雄|
抄録  本稿の目的は,2006 年以降の岡山県鏡野町の人口動態を明らかにすることである。分析によって,次の4 点を明らかにした。(1) 鏡野町の人口は2006 年以降一貫して減少しているが,近年はその減少幅が拡大している。2006 年以降は自然減が続き,2010 年代後半からは社会減も拡大した。両効果が働いたために,2010 年代後半から人口減少が加速した。(2) 2006 年以降,鏡野町の人口移動はおおむね安定した傾向が見られた。そして,その人口移動は,津山圏との間における集中的かつ均衡した人口移動,近畿地方・岡山圏・関東地方への転出超過,真庭圏・阿新圏からの小規模な転入超過と特徴づけることができる。(3) 2010 年代後半から,鏡野町は岡山圏への転出超過が顕著となり,近畿地方および関東地方への転出もそれに続いた。その結果,鏡野町は社会減が大きくなった。農林業・製造業・商業の停滞や都市部との賃金格差が若年層の流出を促進し,社会減の拡大に繋がった。(4) 人口移動の中心は一貫して20 歳代と30 歳代であった。
キーワード 中山間地域 人口動態 自然減 社会減 人口移動
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2025-11-28
190巻
開始ページ 95
終了ページ 108
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/69612
タイトル(別表記) Study of Perspectives Based on Semiotics that Capture the Interaction Between Creators and Their Artworks: Literature Research for Qualitative Considerations Based on the Theories of Ferdinand de Saussure and Keizaburo Maruyama
フルテキストURL bgeou_190_073_083.pdf
著者 大平 修也|
抄録  本研究では,制作者が造形行為の過程で実践する造形物との対話に着目し,造形行為において制作者に経験される学びを捉え質的に考察するための視点を, 丸山が解説するソシュール(Ferdinand de Saussure)の「記号学」と,「記号学」に基づいた丸山の理論に立ち検討した。まず,「記号学」の基礎概念の1 つとして,「表現」を示す「シニフィアン」と,その「表現」に結び付いた「意味」を示す「シニフィエ」から成る「記号」の構造を文献により検討した。次に,丸山の理論の中で,「無意識から噴出」される力としての「欲動」と,その「欲動」を捉える「深層」の「言葉」の能力である「パトス」,及び「表層」の「言葉」の能力である「ロゴス」の関係を文献により検討した。「記号」の構造と丸山の理論に基づき,制作者が造形行為の過程で実践する造形物との対話を捉える視点を研究成果として提示した。
キーワード 記号学 欲動 ロゴス パトス 造形行為
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2025-11-28
190巻
開始ページ 73
終了ページ 83
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL fulltext.pdf
著者 Mondal, Rajib| Kadota, Aya| Yano, Yuichiro| Kadowaki, Sayaka| Torii, Sayuki| Kondo, Keiko| Harada, Akiko| Kawashima, Megumi| Miyazawa, Itsuko| Segawa, Hiroyoshi| Hisamatsu, Takashi| Watanabe, Yoshiyuki| Nakagawa, Yoshihisa| Fujiyoshi, Akira| Miura, Katsuyuki|
キーワード Life’s essential-8 Cardiovascular health metrics Subclinical atherosclerosis Coronary artery calcification CAC progression
発行日 2025-09
出版物タイトル American Journal of Preventive Cardiology
23巻
出版者 Elsevier BV
開始ページ 101081
ISSN 2666-6677
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
OAI-PMH Set 岡山大学
著作権者 © 2025 The Authors.
論文のバージョン publisher
PubMed ID 40894317
DOI 10.1016/j.ajpc.2025.101081
Web of Science KeyUT 001561185100001
関連URL isVersionOf https://doi.org/10.1016/j.ajpc.2025.101081
フルテキストURL fulltext.pdf
著者 Matsuno, Satoshi| Ozeki, Yuji| Kadowaki, Sayaka| Torii, Sayuki| Kondo, Keiko| Miyagawa, Naoko| Shima, Azusa| Ohashi, Mizuki| Miyazawa, Itsuko| Segawa, Hiroyoshi| Hisamatsu, Takashi| Kadota, Aya| Miura, Katsuyuki|
発行日 2025-10-23
出版物タイトル PLOS One
20巻
10号
出版者 Public Library of Science (PLoS)
開始ページ e0332595
ISSN 1932-6203
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
OAI-PMH Set 岡山大学
著作権者 © 2025 Matsuno et al.
論文のバージョン publisher
PubMed ID 41129542
DOI 10.1371/journal.pone.0332595
Web of Science KeyUT 001600295000009
関連URL isVersionOf https://doi.org/10.1371/journal.pone.0332595
フルテキストURL fulltext.pdf
著者 Ito, Takahiro| Fujiyoshi, Akira| Ohkubo, Takayoshi| Shiino, Akihiko| Shitara, Satoshi| Miyagawa, Naoko| Torii, Sayuki| Hisamatsu, Takashi| Segawa, Hiroyoshi| Kondo, Keiko| Kadota, Aya| Tooyama, Ikuo| Watanabe, Yoshiyuki| Yoshida, Kazumichi| Nozaki, Kazuhiko| Miura, Katsuyuki| The SESSA Research Group|
キーワード Cognitive impairment Cerebrovascular disease Brain magnetic resonance imaging White matter lesion Community-based population study
発行日 2025-06-12
出版物タイトル Cerebrovascular Diseases
出版者 S. Karger AG
ISSN 1015-9770
NCID AA1079704X
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
OAI-PMH Set 岡山大学
著作権者 © 2025 The Author(s).
論文のバージョン publisher
PubMed ID 40505633
DOI 10.1159/000546882
Web of Science KeyUT 001536413900001
関連URL isVersionOf https://doi.org/10.1159/000546882
JaLCDOI 10.18926/OER/69003
タイトル(別表記) A New Approach to Economic Ripple Effects in Regional Input-Output Tables
フルテキストURL oer_057_1_035_050.pdf
著者 中村 良平|
抄録  本稿では,まず経済波及効果の考え方について,産業連関表を用いたシミュレーションの結果が,しばしば過大評価になっていることを述べる。その理由として,経済波及効果をもたらす前提条件の考え方にしばしば誤解があることを指摘する。域内の居住者の消費はマネーの移転であり,真の経済効果ではない。波及効果とは,本来,所得が増えた結果の追加消費であって,所得が増えない状況では,代替消費や消費の先取りに過ぎないのである。また,一般にいう経済効果とは,売上高の積み上げであって同じマネーが何でも加算されているものであり,付加価値効果すなわち所得効果とは異なる。付加価値効果は,当初の域外から入ってきたマネー以上にはならない。こういった解釈の誤謬をもたらしているのは,大学での産業連関分析の教育が十分でないことも原因の1つであるが,シンクタンクや公的機関などで提供されている波及効果の計算ツールにも問題がある。そこで本稿では,これまで筆者が提唱してきた波及効果プロセスを見える化するモデルを更に精緻化し,イベントなど外生的インパクトが発生した後の事後的な産業連関表を構築する流れに関して実例を用いて説明を行う。特に自給率の変化の効果については,これまでの競争移入型連関表では効果が過大傾向になる問題点を解消するべく,「部分非競争移入型」の投入構造を提案し,新たな分析方法を提案する。
出版物タイトル 岡山大学経済学会雑誌
発行日 2025-07-24
57巻
1号
開始ページ 35
終了ページ 50
ISSN 2433-4146
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2025 岡山大学経済学会
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/OLR/68564
タイトル(別表記) Establishment and Strengthening of Legal Human Resource Development Systems And Returning Routes in Cooperation with Regional Organizations
フルテキストURL orl_026_001_030.pdf
著者 佐藤 吾郎| 鈴木 隆元| 大坂 哲也| 小林 貴史| 岡村 暢大| 武久 顕也|
出版物タイトル 臨床法務研究
発行日 2025-03
26巻
開始ページ 1
終了ページ 30
ISSN 1881-1485
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/68558
タイトル(別表記) Indonesian Immigrants in Melbourne
フルテキストURL bgeou_111_075_085.pdf
著者 野邊 政雄|
抄録  本稿では,参与観察によってメルボルンに住むインドネシア人の生活を解明した。明らかになったのは,次の9点である。(1)インドネシア人はメルボルンの中で分散して住んでいる。(2)インドネシア人の教会は親睦集団としての性格が強い。社会階層による対立が教会のメンバーの中に見られる。(3)メルボルンに住むインドネシア人は宗教によって分断されている。(4)夫婦共働きの増加と自家用車の普及によって,近隣関係がだんだんと希薄になっている。(5)窃盗の増加に対抗するため,住民は「ネイバーフッド・ウォッチ」という防犯のための相互協力組織を結成した。しかし,その活動はあまり活発でない。(6)参与観察をしたインドネシア移民の女性は,近隣地域であまり社会関係を持っておらず,メルボルンのさまざまな場所で友人関係を組織していた。また,大部分の友人関係はインドネシア人と取り結んでいた。(7)インドネシア移民の子供は家庭と学校のしつけが異なるから,混乱をしてしまう。(8)インドネシア移民は日常生活で差別されていると感じている。(9)移民のオーストラリアでの職業的地位はたいてい本国でのそれよりも低い。
キーワード メルボルン インドネシア移民 参与観察
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 1999-07-15
111巻
開始ページ 75
終了ページ 85
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/68554
タイトル(別表記) Women's Personal Networks in Melbourne: Initial Findings
フルテキストURL bgeou_115_029_055.pdf
著者 野邊 政雄|
抄録  筆者は,1999年8月から9月にかけて20歳以上55歳以下の女性を対象にメルボルンの2つの中産階層地域において集団加入やパーソナル・ネットワークに関する調査を実施した。本稿では,この調査の概要を説明し,単純集計表を提示した。そして,このデータを用いて,メルボルンヘの流入過程,各種の集団への加入,パーソナル・ネットワークについて検討をおこなった。
キーワード メルボルン 女性 パーソナル・ネットワーク 集団加入
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2000-11-15
115巻
開始ページ 29
終了ページ 55
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/68541
タイトル(別表記) Regional Response to Securing Transportation through Mutual Assistance ―A Case Study of Okayama Prefecture―
フルテキストURL hss_059_065.pdf
著者 片岡 克巳|
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2025-03-28
59巻
開始ページ 65
終了ページ 81
ISSN 1881-1671
言語 日本語
著作権者 Copyright (c) 2025 岡山大学大学院社会文化科学研究科
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_39_015_018.pdf
著者 中河 舞|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2025-03-20
39巻
開始ページ 15
終了ページ 18
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/68494
タイトル(別表記) Practical Research on Nurturing the Next Generation of Classical Japanese Instrument Music That Connects the Local and the Global Community (1): Analysis of External Evaluations of the “Okayama International Classical Japanese Instruments Student Festival”
フルテキストURL cted_015_235.pdf
著者 早川 倫子| 山路 みほ| 髙須 裕美| 別府 祐子| 樋口 亜希| 中村 愛| 清水 尚子| 花草 容子| 竹下 則子| 三好 啓子| 土佐 千紘|
抄録  本稿では,「和楽器音楽及び教育の拠点づくりの実践研究」の一環として開催した「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」の取り組みについて,その概要を報告するとともに,外的評価として「おかやま国際和楽器学生フェスティバルコンサート」終演後に実施した一般来場者対象の質問紙調査及びフェスティバルを参観した岡山県内の学校関係者対象の質問紙調査を取り上げ,意義と課題について検討した。
 その結果,第一に音楽を通じた世代間や国際交流の喜びを感じ,和楽器の伝承と教育の重要性を強く意識する機会となったこと,第二に,和楽器が様々な国籍・年齢の学生に受容されていることを,来場者が客観視することで,自文化の価値の再認識につながったこと,第三に,フェスティバル全体としては,ワークショップが充実しており,様々な国籍・年齢の学生が同じステージで演奏する姿に対する評価が得られた点が明らかとなった。
キーワード 和楽器音楽 (Classical Japanese instrument) 教育 (education) 次世代育成 (nurturing the next generation) グローカル (glocal) 質問紙調査 (questionnaire survey)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2025-03-28
15巻
開始ページ 235
終了ページ 249
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/68492
タイトル(別表記) Lesson Structure of Elementary Social Studies Law-Related Education Focusing on the Concept of Contract: Through the Designing of a Unit on Production and Sales in the Third Grade
フルテキストURL cted_015_207.pdf
著者 宮本 あゆは| 桑原 敏典|
抄録  本論文は、小学校社会科における市民性教育としての法教育のあり方を検討し、その授業構成原理を明らかにしたうえで、中学年の教育内容である販売の仕事に関する単元開発を行うものである。これまで小学校法教育では、発達心理学の論を基にしながら研究が進められてきたが、小学校社会科法教育としての体系的な研究は十分ではなかった。小学校第3学年の社会科では、第3学年「地域にみられる生産や販売の仕事について」の内容が設定されている。佐藤はスーパーマーケットを教材として小学校社会科で経済概念を形成する授業を開発し、その有効性を検証した。一方で、販売には売買契約のような法的問題も発生する。本論文では、これまでの社会科教育研究において蓄積されてきた法教育論や価値観形成論の成果を踏まえ、スーパーマーケットを教材とした小学校社会科単元開発を行う。
キーワード 法教育 (Law-Related Education) 初等教育 (Elementary School Education) 小学校社会科 (Social Studies) 民法学習 (Civil Law Education)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2025-03-28
15巻
開始ページ 207
終了ページ 218
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
フルテキストURL bfsc_043_045_029.pdf
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
発行日 2023-04-01
43-45巻
開始ページ 29
終了ページ 31
ISSN 0910-8742
言語 日本語
著作権者 岡山大学農学部
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/OER/68444
タイトル(別表記) Survival, Creation, and Disappearance of Manufacturing Firms in the First Stage of Regional Revitalization
フルテキストURL oer_056_3_015_033.pdf
著者 中村 良平|
抄録  地方に位置する多くの自治体においては,従来からある事業所の活性化や新規事業所の誕生に加えて,製造工場の誘致は地域振興にとっていまも重要な政策となっている。今日,高度経済成長期における重厚長大型の産業の誘致とは異なり,地域優位性をできるだけ活用した企業誘致の傾向になっている。雇用創出効果は昔に比べて小さくなっているとはいえ,製造業の多くにおいて,地域の基盤産業としての位置づけは残っている。第1期の地方創生の期間で,どのような地域において,どのような製造工場が消失,撤退や出現,存続しているのかを識別し,それらの要因を分析する。
 2014年と2019年の事業所の比較において,付加価値生産性の平均と分布を見ると2014年,2019年ともに存在する事業所の労働生産性が最も高い。次いで高いのが2019年に存在する事業所で,最も低かったのが2014年には存在したが2019年には存在していない事業所であった。またロジット分析の結果から,生産性が高く事業所規模が大きいと消滅しない傾向があり,また都市化の程度が高いと消滅傾向にあることが推定された。他方,発生した製造事業所について,産業別に同業種集積と人口規模で測った都市集積を説明変数とした市町村単位の回帰分析からは正の効果が示された。
出版物タイトル 岡山大学経済学会雑誌
発行日 2025-03-21
56巻
3号
開始ページ 15
終了ページ 33
ISSN 2433-4146
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2025 岡山大学経済学会
論文のバージョン publisher