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検索結果 380 件

JaLCDOI 10.18926/bgeou/62427
タイトル(別表記) Relevance between “Physical Body” and “Health” Field of Childcare Contents in Froebel’s “Edsucation of the Human Being” (4th report) : by Focusing on “Section 3 Human Being as a Boy”
フルテキストURL bgeou_177_13_33.pdf
著者 髙橋 敏之| 馬場 訓子| 三村 由香里| 津島 愛子|
抄録 本論は,F.フレーベル[1782-1852]の著書『人間の教育』(1826)「第三篇 少年としての人間」の論述に関して,「幼児の活動と身体遊戯」「身体の堕落」「人間の本質としての善」「衝動と身体」等について,その現代的意味を保育内容「健康」領域との関連性において考察した。フレーベルが述べた「幼児の活動と身体遊戯」に関する著述に関しては,「走る」「球技(ボール遊び)」「鬼ごっこ(鬼遊び)」に関連性が見られるものの,「打ち合う」「相撲」「戦争ごっこ」「狩猟ごっこ」に関しては,幼児教育関係告示文や『小学校学習指導要領』を見る限り,関連性は確認できなかった。一連の研究は,本論(第四報)で打ち切りにするため,第一報から第四報の総括をした。
キーワード フレーベル 『人間の教育』 身体 保育内容 「健康」領域
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2021-08-26
177巻
開始ページ 13
終了ページ 33
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/62426
タイトル(別表記) Visualization of “Language Sense” to be Fostered in Early Childhood and the Search for Learning Materials Nurturing Sharp Senses
フルテキストURL bgeou_177_1_12.pdf
著者 片山 美香| 早川 倫子|
抄録 本稿ではまず,2017 年に改訂(定)された幼稚園教育要領の領域「言葉」に焦点を当て,生涯発達の始点である幼児期に育む言葉の力の変更点とその重要性について整理した。続いて,新たに育成することが求められることとなった「言葉に対する感覚」及び言葉を豊かにすることについて,小学校以降の学習指導要領に用いられている「言語感覚」を検討の手立てとして詳解を試みた。その結果,幼児期に育てたい「言葉に対する感覚」としては,自分が表現する立場と受け取る(理解する)立場の双方で,「言葉の表現の適否」や「言葉のニュアンスを感じ取れる」感覚を育もうとしていることを見出した。最後に,「教職課程コアカリキュラム」に新設された「領域に関する専門的事項」の科目に関連して,「言葉に対する感覚を豊かにする実践」を歌の歌詞を教材とすることの意義と可能性について論述した。
キーワード 幼児 言葉に対する感覚 言語感覚 言語力の育成 歌詞
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2021-08-26
177巻
開始ページ 1
終了ページ 12
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/61578
タイトル(別表記) Development of Lessons Based on Multiple Intelligences(MI)Theory
フルテキストURL cted_011_247_261.pdf
著者 中村 彩歩| 今井 康好| 酒向 治子|
抄録 Society5.0 の到来を迎え,個別最適化された学びや教科横断型学習の拡充等,教育改革が推進されている。これらの教育を実現させ得る理論的なアプローチとして,本稿では,人間の知能を言語,論理数学,音楽,身体運動,空間,対人,内省,博物的という8つの多面的な視点から捉える H.ガードナーの MI 理論(多重知能理論)に着目した。MI 理論に基づく音楽と体育の授業開発を試みた結果,子どもたちは自分の知能の特性を生かし,他者と協働して楽しみながら問題解決をする姿が見て取れた。また,ゴフマンのフレーム理論を援用し考察したところ,授業実践の鍵となったのは,授業の核に〈イメージ〉を設定することであった。以上より,MI 理論に基づく授業実践は激変する教育システムの支柱になり得る可能性が示唆された。
キーワード MI 理論 (Multiple Intelligences Theory) イメージ (Imagination)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2021-03-22
11巻
開始ページ 247
終了ページ 261
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/61565
タイトル(別表記) The Bright and Dark Sides of Programming Education in Japanese Elementary Schools:Clarification of Practical Issues
フルテキストURL cted_011_059_073.pdf
著者 西川 義孝| 三沢 良| 髙橋 典久|
抄録 2020 年度から全面実施された新学習指導要領において,小学校プログラミング教育が必修化された。しかしプログラミング教育が児童のどのような資質・能力の向上に資するのか,授業を適切に設計・実施するために考慮すべきことは何か,といった点は必ずしも明確ではない。そこで本研究では,既往知見に基づき,小学校プログラミング教育の光と影,すなわち期待される効果と実施に伴う懸念や不安を整理した。それらを踏まえ,今後の小学校プログラミング教育を充実させていくための実践的な検討課題として,授業設計,評価規準・評価方法の立案,ICT 環境整備,教員への働きかけを導出し,議論した。
キーワード 小学校プログラミング教育 (Programming education in elementary school) プログラミング的思考 (Programming thinking) ICT 環境 (ICT environment)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2021-03-22
11巻
開始ページ 59
終了ページ 73
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/61564
タイトル(別表記) The Effects of Teachersʼ Beliefs on their Autonomous Learning Attitudes: Implications for Professional Growth.
フルテキストURL cted_011_043_057.pdf
著者 三沢 良| 鍋田 瑞希| 森安 史彦|
抄録 本研究は,教師のビリーフが自律的な学習姿勢に及ぼす影響について検討した。公立小学校の現職教員へ質問紙調査を行い,77 名から回答を得た。教師の自律的な学習姿勢については,既存尺度に基づき「同僚の経験の取り入れ」,「児童・保護者の視点の考慮」,「前向きな挑戦姿勢」,「自己省察」の 4 つの側面を測定した。教師のビリーフについては,因子分析により「学校教育の理想像」,「規律重視」,「権威志向」の 3 つの側面を表す因子を抽出した。相関分析の結果では,「学校教育の理想像」ビリーフが自律的な学習姿勢の各側面と正の関連を示した。また交互作用項を含む重回帰分析の結果,「学校教育の理想像」が学習姿勢に及ぼす効果は,「規律重視」ビリーフに調整されることが示された。すなわち,「規律重視」が高い場合にのみ,「学校教育の理想像」は学習姿勢を促進していた。得られた知見を基に,教師の職能成長に関する示唆を考察した。
キーワード 小学校教師 (elementary school teacher) ビリーフ (belief) 自律的学習 (autonomous learning) 職能成長 (professional growth)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2021-03-22
11巻
開始ページ 43
終了ページ 57
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_35_016_029.pdf
著者 稲本 多加志|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2021-03-20
35巻
開始ページ 16
終了ページ 29
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/61466
タイトル(別表記) Developing Lesson Plans Focused on SDGs in Elementary School and Junior High School Social Studies and Integrated Studies: Taking for Example the Development of an ESD Plan for Learning Environmental Issues
フルテキストURL bgeou_176_047_058.pdf
著者 桑原 敏典| 横川 和成| 高橋 純一|
抄録  本研究は,SDGsについて学ぶ授業を小学校・中学校の社会科や総合的な学習の時間において実践するための授業づくりの方法を,具体的な単元開発を通して提案しようとするものである。開発単元では,環境問題を取り上げ,持続可能な社会の形成という観点から社会の制度や仕組み,自分たちの行動を見直し,今後の社会のあり方についての見通しを持たせる授業を構想した。これまでの研究は,SDGsを教育内容と関連付けることにとどまっていた。SDGsの目標やターゲットの背後にある原理を検討したうえで,それを反映した授業の目標設定や授業構成を提案することで,他のテーマを取り上げた際にも応用可能な授業づくりの方法を示すことができたと考えている。
キーワード SDGs ESD 社会科 総合的な学習の時間 単元開発
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2021-02-24
176巻
開始ページ 47
終了ページ 58
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006980461
JaLCDOI 10.18926/bgeou/61464
タイトル(別表記) A Comparative Study on Teacher Training and Education (3): An Elementary School Teacher Reading a German Educational Book in the Meiji Period
フルテキストURL bgeou_176_023_036.pdf
著者 梶井 一暁| 尾上 雅信| 髙瀬 淳| 小林 万里子| 平田 仁胤|
抄録  近代日本の国民教育とそれを支える教師の養成教育は,日本に独自的であり,同時に世界的動向の影響のなかに展開されるものであった。日本の教育は,西洋の教育をどう摂取したのか。とりわけドイツの教育の影響について,その一断面を,明治期の地方の一小学校教師が所持したドイツ教育書の内容と,その読書の跡の分析を通じて明らかにする。この事例の検討から,国民教育の実践者としての教師が,ヘルバルト主義教育に接し,その日本的受容を果たしていたことを示す。
キーワード 近代日本 小学校教師 ドイツ教育 ヘルバルト主義教育 読書
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2021-02-24
176巻
開始ページ 23
終了ページ 36
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006980459
JaLCDOI 10.18926/bgeou/61000
フルテキストURL bgeou_175_039_046.pdf
著者 小川 容子| 村上 康子|
抄録  本研究は,小学校の教育現場で器楽指導を行うにあたってどのような教授行為がふさわしいのか,尺度を新しく作成するとともにその指導内容の構造について検討したものである。調査1では教育学部に所属する音楽専攻学生と非音楽専攻学生を対象に,器楽授業を測定する尺度を作成した。調査2では演奏経験ならびに教員歴のある音楽専門家を対象に,専門的な指導事項について調査を実施した。大学生から得られたデータに対して探索的因子分析を行った結果,3因子構造であることが示され,それぞれ「クラス運営に関する規律」「楽器との関わり方」「専門的な知識」と命名された。あわせて3因子の内的整合性ならびに尺度の妥当性に関しても検証がおこなわれた(調査1)。「専門的な知識」に関しては,導入段階と応用段階で指導事項が異なることが確認された一方,重複する指導事項の存在や,個人差への対応によって段階の区別が相対的なものであることが示唆された(調査2)。
キーワード 評価尺度 器楽指導 リコーダー 小学校中学年・高学年
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2020-11-27
175巻
開始ページ 39
終了ページ 46
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006937495
JaLCDOI 10.18926/bgeou/60999
フルテキストURL bgeou_175_027_037.pdf
著者 石橋 一昴|
抄録  複雑化する現代社会において,条件付き確率は全市民に必須の教養である。また,確率概念は確率の学習のみによって形成されるものではなく,算数・数学科の他の学習内容の影響を多分に受けている。その中でも特に,小学校算数科「割合」単元の学習の影響は大きいと考えられている。そこで本稿の目的は,小学校算数科「割合」単元の授業を通した条件付き確率の素地指導を開発することである。結果として,二次元の表から割合を求める問題と,円グラフと帯グラフから割合を求める問題を開発し,それが条件付き確率の素地指導のための教材であり,割合単元の教材でもあることを確認した。さらに発展教材として,単位正方形図を用いた割合単元の教材も開発した。
キーワード 割合 二次元の表 円グラフや帯グラフ 条件付き確率 単位正方形図
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2020-11-27
175巻
開始ページ 27
終了ページ 37
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006937494
JaLCDOI 10.18926/bgeou/60997
フルテキストURL bgeou_175_001_012.pdf
著者 片山 美香| 西村 華那|
抄録  本稿では,まず,平成29(2017)年に改訂(改定)された幼稚園教育要領に提示された,これからの時代を生き抜くために幼児教育において育てたい資質・能力としての三つの柱を示すと共に,その育成に際して「言葉」の力を育む重要性について述べた。続いて,3つの資質・能力の育成を目指しつつ,子どもが5領域を通じた経験を積み重ねることによって幼稚園修了時に育まれるとされる「言葉による伝え合い」に焦点を当て,幼稚園生活における「言葉による伝え合い」の場と年齢別の姿を描出した。さらに,幼稚園生活の中でほぼ毎日,「言葉による伝え合い」を交えて実践されている「振り返り」の時間を取り上げ,幼児や教師にとっての意義,及び有用な「振り返り」に求められる教師の専門性について論じた。幼児にとっては,ある体験の前後で自らの違いに気付いて学びを自覚したり,小学校での学び方の型を身に付けたりする機会として,教師にとっては新たな幼児理解,適切な環境構成の手がかりとしての意義があることを論じた。
キーワード 言葉による伝え合い 振り返り 幼稚園 教師 言語力の育成
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2020-11-27
175巻
開始ページ 1
終了ページ 12
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006937506
JaLCDOI 10.18926/okadaironkou/60411
フルテキストURL okadaironkou_17_79_89.pdf
著者 大澤 文|
出版物タイトル 岡大国文論稿
発行日 1989-03-31
17号
開始ページ 79
終了ページ 89
ISSN 0386-3123
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_34_031_041.pdf
著者 橋本 紗希|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2020-03-20
34巻
開始ページ 31
終了ページ 41
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40022203263
ファイルURL 10082yanagimo.jpg e-yanagimo.jpg
APG3科 ヒルムシロ科 (Potamogetonaceae)
YList ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=6655
データベース 日本の雑草 種子画像データデース
データベース(別表記) Naturalized plants in Japan : Seed-Image database
公開者 岡山大学 資源植物科学研究所 野生植物グループ
資料タイプ データ・データベース
公式URL http://www.rib.okayama-u.ac.jp/wild/okayama_kika_v2/Seed-image-database-J.html|
ファイルURL 11635minatotamurasou.jpg e-minatotamurasou.jpg
APG3科 シソ科 (Lamiaceae)
YList ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=13633
データベース 日本の雑草 種子画像データデース
データベース(別表記) Naturalized plants in Japan : Seed-Image database
公開者 岡山大学 資源植物科学研究所 野生植物グループ
資料タイプ データ・データベース
公式URL http://www.rib.okayama-u.ac.jp/wild/okayama_kika_v2/Seed-image-database-J.html|
ファイルURL 08258hiyu.jpg k-hiyu.jpg
APG3科 ヒユ科 (Amaranthaceae)
YList ylist.info/ylist_detail_display.php?pass=5395
データベース 日本の雑草 種子画像データデース
データベース(別表記) Naturalized plants in Japan : Seed-Image database
公開者 岡山大学 資源植物科学研究所 野生植物グループ
資料タイプ データ・データベース
公式URL http://www.rib.okayama-u.ac.jp/wild/okayama_kika_v2/Seed-image-database-J.html|
フルテキストURL fulltext.pdf
著者 石橋 一昴|
キーワード 確率の認識 教授単元 モンティ・ホール問題 条件付き確率 確率 意思決定
発行日 2020-06
出版物タイトル 日本数学教育学会誌
102巻
5号
出版者 日本数学教育学会
開始ページ 25
終了ページ 33
ISSN 0021471X
NCID AN00285586
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 日本語
OAI-PMH Set 岡山大学
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58135
タイトル(別表記) Practical Study on the Use of Newspaper for Teaching Materials Focusing on Reflection of Undergraduate’ s Lectures about the Theory and Practice of‘ Newspaper in Education’ Movement.
フルテキストURL cted_010_245_258.pdf
著者 尾島 卓|
抄録 本稿は2019 年9 月19 日に行われた岡山県NIE 推進協議会主催大学セミナーでの発表に本学部開設科目「教育における新聞活用の理論と実際」に関する内容を加筆し、再構成したものである。2012 年から開始された上述の講義は本年で8 年目を迎えた。この間行われた60 分クォーター制への変更から4年が経過したため、90 分時間割時代からの成果を振り返る節目であることが執筆の動機である。もう一つの節目は学習指導要領の完全実施である。2020 年度より小学校から順次本格実施される学習指導要領において新聞とそれを使った教育実践の行く末を展望するには絶好の時期だと考えたからである。
このような動機に基づく本校では、はじめに上述した講義の概要を解説した。次に、学習指導要領における新聞に関する記述の変化から、新聞にたいする期待を分析した。最後に、教科横断的な学びを成立させる教材としての可能性を学部講義の成果から検討した。
キーワード NIE(Newspaper In Education) 教材開発 (Development of teaching materials) 教科横断的な学び (Cross-curriculum learning) 学習指導要領 (Course of Study in Japan)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 245
終了ページ 258
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58134
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science The development example to make educational guidance of science enrich : Formation and change of land
フルテキストURL cted_010_231_244.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録 令和2年4月に完全実施される小学校学習指導要領の理科では,主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善等に加え,プログラミング教育が位置付けられたコンピュータや情報通信ネットワークなどの活用,自然災害との関連などの新しい内容が注目を集めている。授業を工夫・改善するためには,これまでの教育実践の蓄積を若手教員にもしっかり引き継ぐことが必要とされているが,容易に引き継ぎを行うことができる状況にない。本稿では,第6学年「土地のつくりと変化」を例に,若い教員や理科に苦手意識を持つ教員の理科授業実践を支援し,授業を実践しながら理科の学習指導に必要な知識や経験に触れることをねらいにした資料を作成し,それらの資料を活用した研修や実践を通して,現職教員とともにその内容や方法について検討したものを報告する。
キーワード 小学校理科 (elementary school science) 授業改善 (instructional improvement) 観察・実験 (observation and experiment) 教材 (development of teaching materials) 授業構成 (structure of activities)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 231
終了ページ 244
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58125
タイトル(別表記) Research on Facial Expression and Vocalization in Singing
フルテキストURL cted_010_123_137.pdf
著者 片上 聡美| 虫明 眞砂子|
抄録 音楽授業等で児童・生徒が歌唱する時の表情は,発声にどのように影響するのだろうか。この疑問を明らかにするために,筆者等は,小学生から大学生を対象に,無表情・怒り・悲しみ・笑顔の表情を取り入れて歌う歌唱実験および歌唱者へのアンケート調査を実施し,表情の変化がもたらす効果について検討した。その結果,よりよい歌唱時の表情の効果では,笑顔の表情が歌いやすく,発声面で良い効果をもたらしていることが明らかとなった。また,笑顔の表情の中でも[たて]の笑顔が響きや高音の発声に良好であること,[よこ]の笑顔は,歌いやすいが力みやすいこと,笑顔の表情では,口の開け方を意識していることが示された。アンケート調査からは,年代が大きくなるほど,表情によって声が変化すると認識していることがわかった。一方,小学生では,表情や声の変化を感じづらいため,教師側が基礎の発声の理解へ導き,歌唱者が表情で声が変わったと感じられる指導が必要である。
キーワード 歌唱 (singing) 表情 (facial expression) 発声 (vocalization) 笑顔 (smiling face)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 123
終了ページ 137
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher