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検索結果 48646 件

JaLCDOI 10.18926/64999
タイトル(別表記) The Exchange Activities between University International Students and Elementary School Students: A Narrative Analysis of Elementary School Teacher
フルテキストURL biess_7_087_106.pdf
著者 長野 真澄|
抄録 本稿では,大学の留学生と小学校の児童との交流活動の事例2件を取り上げ,実践者である小学校教諭が交流活動に何を期待し,何を重視していたか,また,どのような成果や課題を見出したかについて,教諭の語りの分析をもとに明らかにすることを目的とした。分析の結果,留学生との交流活動を通じて,異なる言語や文化的背景を持つ他者に対する児童のある種の構えが低減することが期待され,交流活動中に児童が感じる喜びややりがい,留学生に対する興味や親近感など,交流活動が児童の情意面に与える影響が成果として注目されることが示された。同時に,交流活動における体験的な学びと,その他の学習活動を有機的に組み合わせようとする教諭の狙いがうかがえた。
キーワード 児童 留学生 交流活動 小学校教諭 語り
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 87
終了ページ 106
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64998
タイトル(別表記) Toward Improving the Design of English Courses at University: A Report on a Survey of Learning Motives
フルテキストURL biess_7_067_086.pdf
著者 寺西 雅子| 剱持 淑| 荻野 勝| 大年 順子| 伊野 英男|
抄録 2025年には新しい学習指導要領で学んだ学生が大学に入学してくる。大学の英語教育プロ グラムに関しても、将来を見据えたプログラムや科目設計の検討が必要であろう。岡山大学 では、これまで、いわゆる一般科目として関講されている1、2年生対象の必修科目に関し ては、度重なるカリキュラム変更が行われてきた。そこで今回は、現行カリキュラムの中で 1年生から年生を対象として開諧されている選択科目「上級英語」の検討を目的として、 2021年9月に全学生を対象に、英語学習の動機に関するアンケート調査を実施した。本稿 では、学生の英語学習の理由や目的に関して、全体傾向を把握するとともに学部や学科ごと の特徴についてアンケート結果をもとに報告する。
キーワード 英語科目設計 学習動機 道具的動機 統合的動機 アンケート調査
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 67
終了ページ 86
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64997
タイトル(別表記) Citation practices in college students' paper writing: a case study
フルテキストURL biess_7_057_066.pdf
著者 五十嵐 潤美|
抄録 本研究は日本の大学2 回生が初めて書く英語によるアカデミックペーパーにおいて、文献参照をどのように行っているかを分析したものである。分析には先行研究で提示された5種類の指標を用いた。その指標とはcitation category, integral/non-integral, reportingstructure, rhetorical functions, writer’s stance である。その結果、対象ペーパーの全体の傾向は、同じく学生のペーパーを対象とした類似研究とほぼ共通した特徴を示していることが分かった。また、ライティング経験がより高い対象を分析した先行研究とは、若干の相違点が認められた。
キーワード Academic writing citation practices student paper
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 57
終了ページ 66
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64996
タイトル(別表記) A Study on the Conditions for Using Receiving Expression “Yuan yi” in Chinese
フルテキストURL biess_7_041_056.pdf
著者 石井 友美|
抄録 本文从概念化者(conceptualizer)的视点以及和认知对象的关系出发, 探讨领取表现“ 愿意”的使用条件。先行研究指出“ 愿意”的特性跟概念化者的意志选择有关。但我们发现 “ 愿意”在某些情况不表示概念化者的意志选择。研究结果显示,当概念化者身处在领取关系内时,“ 愿意”表示出对第三者的礼貌; 而当身处在领取关系外时,“ 愿意” 并不表示对第三者的礼貌。在认知模式中,当概念化者和认知对象有相互关系(I-mode)时,“ 愿意”表示礼貌、牺牲。而当双方没有相互关系(D-mode)时,“ 愿意”表示意志的表明和利益的双方移动。这是同为意志表现的” 想” 所没有的认知模式。我们可以说这样的特性是领取表现“ 愿意” 的固有特征。
キーワード 愿意 視点 認知モデル
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 41
終了ページ 56
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64995
タイトル(別表記) An Analysis of Learners' Needs in University-wide English Courses: The Process of Creating Questionnaire Items
フルテキストURL biess_7_025_040.pdf
著者 森谷 浩士| 大年 順子| 寺西 雅子| 荻野 勝|
抄録 総合大学の全学共通教育の英語科目は多様な受講生を想定していることから,一部の分野に特化することのない一般的な教授内容で構成されることが多い。そのため,通常,学習者のニーズ分析は行われない。しかし,動機づけと継続的英語学習支援の観点から学習者ニーズの把掴は重要であるため,筆者らは,共通教育英語科目の受講者を対象としたニーズ分析に着手した。本稿では,ニーズ分析に用いるアンケートの24個の調査項目(記述文)の作成過程,ならびに,それらの記述文を検証するために行ったパイロット調査について報告する。パイロット調査では, 43 人の大学生が実際に記述文に回答した。その結果,記述文に大きな間題がないことを示した。
キーワード 大学英語教育 共通教育科目 ニーズ分析 アンケート調査 記述文作成
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 25
終了ページ 40
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64994
フルテキストURL biess_7_016_024.pdf
著者 Kim, Dong Kwang| Leih, Peodair| Teo, Ian| Freeman, Brigid|
抄録 Scientific consensus agrees that over recent decades and generations, Earth has entered a new geological epoch, termed the Anthropocene. Whereas previous new epochs are postulated to have followed comet strikes and solar realignment, it is demonstrable that it is now human activity that most affects climate change, the release and transformation of chemicals, and general endangerment to life forms. At the same time, human societies throughout history can be seen to have adjusted to effects beyond their control. This is particularly clear in countries marked by frequent seismic activity, with Japan and Chile being prime examples. Particularly, changes in educational policy over the last hundred years appear to correlate to responses to major seismic catastrophes in these countries, with this article proposing to supplement understandings of educational policy evolution with consideration of the legacies of such cataclysms and the revised priorities they elicit.
キーワード Higher Education in Emergencies Earthquakes Tsunamis Japan Chile
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 16
終了ページ 24
ISSN 2432-9665
言語 英語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64993
タイトル(別表記) Trial of CLIL in a Japanese University Classroom:Using The Intersection of Arts, Humanities, and Science
フルテキストURL biess_7_001_015.pdf
著者 吉田 安曇| 寺西 雅之|
抄録 In this paper we review our class activities using The Intersection of Arts, Humanities, and Science (2020), which was coauthored by the members of The Japan Association of International Liberal Arts with the aim of integrating content and language learning according to the concept of CLIL (Content and Language Integrated Learning). The book includes not only topics to stimulate university students'intellectual curiosity but also various activities through which students can read, think, and express themselves in English. Based on our reflective review of class activities and student samples, we discuss possible pedagogical effects and further improvements of CLIL.
キーワード CLIL 国際教養 文理融合 授業活動分析
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 1
終了ページ 15
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL biess_7_contents.pdf
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL bgeou_182_contents_e.pdf
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL bgeou_182_colophon.pdf
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64989
タイトル(別表記) Trends in Research on Readiness of Parenthood in Adolescents and Issues in Childcare Support Provided by Nursery Teachers
フルテキストURL bgeou_182_129_142.pdf
著者 片山 美香| 大蔵 蓮| 梅本 菜央| 小林 優香| 西山 節子| 蓮井 和也|
抄録  本稿では,青年期における親性準備性の先行研究を概観し,親性準備性の定義と発達に関連する要因を整理し,初めての子育てを経験する保護者への有用な子育て支援策の手立てとなる知見を整理した。
 親性準備性の定義は統一されていないものの,性別を問わず一貫して「養育役割」を含む概念として構成され,概して男性よりも女性の方が高いとされてきた。しかしながら,1990年代以降,父親の育児参加が奨励さるようになり,最近の若者世代では育児参加に関する性役割の認識にあまり性差が生じなくなっていることが明らかになった。また,後天的に育まれる親性準備性は,乳幼児との関係が乏しい現代においては自然に育まれにくくなっており,親としての認識や役割,具体的な子ども理解や関わり方等,日常的な子育てスキルを獲得し,親の養育力の向上に繋がる支援の必要性が確認出来た。
キーワード 親性準備性 青年期 養育力 子育て支援 保育者
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 129
終了ページ 142
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64988
タイトル(別表記) From Teacher’s “Individual Reflective Practice” to “Collaborative Reflective Practice” in School Organizations : Through Educational Practice Research at the Graduate School of Teacher Education
フルテキストURL bgeou_182_119_128.pdf
著者 熊谷 愼之輔| 光井 祐介|
抄録  本研究の目的は,教職大学院の教育実践研究を通して,教師「個人の省察的実践」から学校組織における「協働的な省察的実践」へと至るプロセスの検証を試みることである。 その結果,現職教員学生「個人の省察的実践」を起点にして「協働的な省察的実践」を促すことで学校の組織ルーティンが変化し,組織学習の成立を確認することができた。さらに,学校において信奉理論とみなされがちな「目指す子ども像」は,その策定プロセスに教師たちが関与し,彼らの具体的な授業実践に取り込まれることで使用理論として記憶され,組織成員の振る舞いを方向付ける公的地図となりうることが示された。同様に,開発された授業計画シートと授業記録シートも新たな公的地図としての有効性が示唆された。
キーワード 省察的実践 組織学習 ダブル・ループ学習 アンラーニング 教職大学院
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 119
終了ページ 128
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64987
タイトル(別表記) A Study on the Use of Teaching Materials on Tablet Terminals: Sorting out Issues and Possibilities in the Early Stage of Introduction
フルテキストURL bgeou_182_109_117.pdf
著者 尾島 卓|
抄録 既に,いくつかのメディアで報じられているように,2024 年から小中学校の英語で「デジタル教科書」の導入が決まった。行政と企業による社会的な実証実験が繰り返され,今後,他の教科へも,この潮流が続いていくことが予想される。本研究は,戦後教育方法学研究の成果等を手掛かりに,以下の事項について検討するものである。一つ目は「デジタル教科書」の運用を支えるタブレット端末の特性を明らかにすることである。これまで学校に導入されてきたパーソナル・コンピュータとの比較しながら,GIGAスクール構想で普及した「一人一台」端末の新しさについてのべる。次に,これまで授業で使われてきた多様な教材との比較から教科書の良さと限界について概観する。これらの作業を通して,「デジタル教科書」がインストールされることで教材としての役割も有するようになるタブレット端末をもちいる教育実践の成果と課題について考察を加える。
キーワード タブレット端末 教材 教科書 教育内容 教具
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 109
終了ページ 117
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64986
タイトル(別表記) Classrooms in a School: Japan Adopting the Class or Separate System for Elementary Schools in the Nineteenth Century
フルテキストURL bgeou_182_097_108.pdf
著者 梶井 一暁|
抄録  日本教育における19世紀は,近世の個別教授から近代の一斉教授へと転換する世紀だった。
 一斉教授は産業革命期のイギリスで助教法として開発された。助教法はドイツ教育の影響を受け,教師が教室で直接,子どもに教える一斉教授へ改善されていく。ドイツからイギリスにもたらされた学級一斉教授が19 世紀末,すなわち明治20 年代,その教授を行う場としての教室設計と小学校建築とともに,イギリスから日本に伝播した可能性がある。その地方展開の例として,岡山県の小学校建築でも学級一斉教授を行う教室設計が採用されていることを確認できる。
 本稿は如上の過程について,校舎や教室の平面図などを史料に用いながら考察するものである。
キーワード 近代 日本教育 西洋教育 一斉教授 教室 モノ・コト
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 97
終了ページ 108
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64985
タイトル(別表記) The Reception of Herbartian Literature in Britain at the End of the 19th Century: Focusing on An Introduction to Herbart’s Science and Practice of Education
フルテキストURL bgeou_182_087_095.pdf
著者 平田 仁胤|
抄録  本論は,教員養成におけるジャーマン・インパクトという視座から,各国が19-20 世紀の国際関係のなかでどのように教員を養成したのかを比較発達史的に分析しようとする研究の一部をなす。ここでは19 世紀末イギリスにおけるヘルバルト学派の受容に迫るために『ヘルバルトの教育の科学および実践への入門』の読解を行った。それはヘルバルト教育学の特徴を,心理学,倫理学,そして実践的教育学の観点から分析し,さらに教授の前提である管理と訓育の役割について説明を加えるものであったが,ツィラーの二重理論については厳しい批判を展開していた。その結果,ヘルバルト教育学を高く評価している一方で,ドイツを中心とした初等教育におけるヘルバルト学派の展開については距離を保っていることが明らかになった。
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 87
終了ページ 95
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64984
タイトル(別表記) Scientific Labor Organization (HOT) for the Educational Policies in Soviet Russia in the First Half of 1920s
フルテキストURL bgeou_182_087_095.pdf
著者 髙瀬 淳|
抄録  ソビエト政権は,様々な不平等の根源が資本主義的な搾取-被搾取の関係性にあるとし,「資本主義よりもいっそう高度な社会的経済制度をつくりだすという根本的任務」を遂行する観点から,テーラー・システムを発展させたマネジメントの概念である科学的労働組織の研究を進めた。1920 年代前半においては,特に,П.М.ケルジェンツェフとА.К.ガステフを中心としたНОТ論争が生じたが,両者ともに,労働者の身体に直接的に働きかけることにより,社会主義社会の形成者に相応しい人格を備えた全面的に発達した人間を育成する手立てとして科学的労働組織をとらえていた。
 ただし,こうした科学的労働組織をめぐる論争は,ソビエト政権による「根本的任務」 が,個別政策分野の課題を検討・設定する際の上位概念と位置づけられたことから,教育政策に際しても,全面的に発達した人間の育成や労働と教育の結合といった本質的な諸課題が,「資本主義よりもいっそう高度な社会的経済制度をつくりだす」ための政策の枠組みで分析・解釈されることになり,全面的に発達した人間の育成というよりも,労働生産性を高める現実的な対処に注意が向けられる可能性を孕むことになった。
キーワード ロシア 科学的労働組織 НОТ論争 全面的に発達した人間 産業的傾斜
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 75
終了ページ 86
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64983
タイトル(別表記) International Exchange Study on Teacher Education – The Case of France and Germany –
フルテキストURL bgeou_182_059_073.pdf
著者 尾上 雅信| 小林 万里子|
抄録 本稿では,教員養成の思想,具体的には教育方法をめぐる「ペスタロッチ主義」と「ヘルバルト主義」と制度,すなわち「師範学校」という教員養成のための専門養成機関が,ヨーロッパ諸国および日本にどのように受容されたか,具体的な検証を行なう作業の一環として,師範学校にかかわる事例としてフランス七月王政期の,いわゆる「クーザン報告」を,そして思想の事例としてはドイツ(プロイセン)本国における「ヘルバルト主義」についてキー・パースンの1人ブルツォスカと教育学ゼミナール構想をとりあげ,個別事例的に検討した。前者では「クーザン報告」のギゾー法師範学校規定への影響解明への道筋をつけ,後者ではブルツォスカの教育学ゼミナール構想がラインによってヘルバルト(派)の教師教育論の系譜に位置づけられたことをあらためて確認することができた。
キーワード 教員養成 ギゾー法 クーザン報告 教育学ゼミナール 大学における教員養成
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 59
終了ページ 73
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64982
タイトル(別表記) Concept of Clothing Life Learning to Explore “Relationship Between Oneself and Clothing” from the Perspective of ESD: Development of the Home Economics Curriculum Based on the ESD (Ⅱ)
フルテキストURL bgeou_182_047_056.pdf
著者 佐藤 園| 脇坂 吏紗| 石川 佳子|
抄録 本継続研究では,教科のねらい・原理から,家庭科におけるESDを検討した。その結果,その基盤には「自己と環境との関係性において生活を営む上で生じた問題に対し,家政学の研究分野で解明された法則・理論に基づき,より科学的な意思決定を行うこと」が存在していることが明らかになった。本研究では,この観点から最も問題があると考えられた平成20・21 年版学習指導要領に示された家庭科「衣生活学習」に焦点を当て,教師レベルでその問題を解決することを目的として,中・高等学校衣生活学習のカリキュラムを開発した。
キーワード 家庭科 ESD 内容開発研究 衣生活学習 中・高等学校
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 47
終了ページ 56
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64981
タイトル(別表記) Analysis and Impression evaluation of Song “Heidenröslein” -Comparison of “Heidenröslein” by five composers-
フルテキストURL bgeou_182_035_045.pdf
著者 早川 倫子| 虫明 眞砂子|
抄録 同じ歌詞でも音楽が異なるとどのような印象を持つのかという点に着目し,ゲーテの詩を元にした5 人の作曲家による《野ばら》を取り上げ,楽曲分析と印象評価の比較を行った。その結果,それぞれの楽曲を特徴付けている音楽的特徴,男声女声という表現媒体(音域)との関連を主にして,その曲の印象を評価していることが読み取れた。また,歌詞に関わらず,音楽的特徴に基づいてある程度共通の印象傾向を持たせる機能があることもわかった。さらに,曲の嗜好や「歌いたい」気持ちに関連する特徴については,身体的・心理的な感覚を想起しやすい特徴が,「歌いたい」気持ちを喚起する傾向にあること,声の表現の質に関する特徴や,歌唱の技術的な難易度の如何によって,歌唱への興味関心が影響を受ける傾向があることも示唆された。
キーワード 歌曲 《野ばら》 楽曲分析 印象評価
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 35
終了ページ 45
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64980
タイトル(別表記) A Comparative Study on the Japanese and Korean Children’s War Literature and its Introduction to Korean Elementary Education
フルテキストURL bgeou_182_023_033.pdf
著者 木村 功| キム ジョンオー|
抄録 現在韓国の小学校国語教科書には,朝鮮戦争を内容とする戦争児童文学が採録されていない。過去の戦争から学べる惨状などを国語科の文学教育で教えることには意義がある。韓国の朝鮮戦争とは異なる,日本の戦争を描いた戦争児童文学を分析し,韓国の指導要領に基づいて日韓の戦争児童文学が韓国の小学校国語教育現場で扱われるようにしたい。これに関しての日本の戦争児童文学の導入の意義と,学年による作品配置案を考察した。
キーワード 戦争児童文学 文学教育 平和教育 韓国への導入
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 23
終了ページ 33
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher