JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16081 |
---|---|
タイトル(別表記) | Consideration of Chorus Music Education in Italy: On the Basis of Observations of "Scuola Media Statale" and "Conservatorio Corso di Coro delle Voci Bianche di G.Verdi" |
フルテキストURL | 142_073_084.pdf |
著者 | 虫明 眞砂子| |
抄録 | イタリアの国立中学校とヴェルディ音楽院児童クラスの合唱指導を視察した結果,国立中学校の合唱授業ででは,楽譜を使用しないこと,発声が地声でハーモニーを創れないこと,更に,音楽の授業で生徒たちに歌に対する意欲が極めて低いことがわかった。一方,ヴェルディ音楽院の児童合唱は,ベルカントの発声で,生徒の歌唱のレベルは高いが,北欧やハンガリーのような水準の高い合唱にはなっていないことがわかった。音楽教育の現場で起こっているこれらの問題の背景には,イタリアの小学校と高校で音楽教科を廃止するという音楽教育に対する国の方針があり,このことが生徒のやる気や質の低下を生み出していると考えられる。イタリアの音楽教育のこのような状況は,音楽の授業が成立しにくくなっている日本の公立中学校の現状と酷似しており,日本の音楽教育にとっても将来を見据えた教育方針の策定が急務であることを強く示唆している。 |
キーワード | イタリア 合唱 指導法 音楽教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 73 |
終了ページ | 84 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306144 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16086 |
---|---|
タイトル(別表記) | Theoretical Study of Teacher's Social Influence on Their pupils I : Consideration by Scope of Influence Process and Social Power Perspective |
フルテキストURL | 142_107_114.pdf |
著者 | 鎌田 雅史| 淵上 克義| |
抄録 | 集団を運営していく中で,成員を適正に評価していくことは非常に重要である。本研究の目的は,近年の基礎研究から得られた知見をもとに,人事評価に伴う認知的プロセスや,評価を歪める様々な要因について概観し,人材育成を促すためのよりよい評価実践のありかたについて考察することである。本研究では第一に古川(1998)や柳津(2006)に基づいて,評価の目的や意義,有効性について検討する。次にWilliams & Willams(1994)の業績評価プロセスに関する社会認知的モデル基づいて,評価者の情報処理プロセスを中核に,適正で納得性のある評価の在り方について検討することとする。 |
キーワード | 人的資源育成 業績評価 情報処理過程 フィードバック 納得性 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 107 |
終了ページ | 114 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306691 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16078 |
---|---|
タイトル(別表記) | On Metaphor |
フルテキストURL | 142_049_059.pdf |
著者 | 瀬田 幸人| |
抄録 | メタファー(metaphor)についての研究は,従来の詩的空想の世界における修辞的技法や表現法を離れ,言語学の分野において大きな関心を集めている。とりわけ,80年代に入ると,認知科学の発展とともに,メタファーは,人間の思考や概念構造といった観点から論じられるようになってきた。本稿では,アリストテレスの時代に遡る伝統的なメタファー論とLakoff and Johnson(1980)に代表される認知言語学におけるメタファー論を比較検討することによって,メタファーの本質に迫り,最終的に独自のメタファーの定義を提示する。さらに,メタファーの日英比較を基に,文化とメタファーの関係についても解明の糸口を探る。 |
キーワード | メタファー(隠喩) 概念メタファー イメージ・メタファー 文化とメタファー メタファーの日英比較 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 49 |
終了ページ | 59 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306653 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16087 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Report of Mutual Entry Teaching between Faculty of Education and Attached Schools for Academic Year 2008 Promotion Committee for Cooperation between the Faculty and Attached Schools |
フルテキストURL | 142_115_119.pdf |
著者 | 岡山大学教育学部・附属学校連携専門委員会| |
抄録 | 本報は,昨年度に引き続き学部・附属学校連携専門委員会が取り組んできた平成20年度の活動と「学部・附属学校園相互乗り入れ授業」について報告する。その結果,平成20年度は,数的には,昨年度とほぼ同じ授業実績が得られたが,今後の有効な継続のためには,新たに検討しなければならない課題が見出された。 |
キーワード | 学部 附属学校連携 教員養成 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 115 |
終了ページ | 119 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306211 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16080 |
---|---|
タイトル(別表記) | Elementary Science Education in the two States of Germany; Brandenburg and Berlin |
フルテキストURL | 142_061_072.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | ドイツのブランデンブルク邦とベルリン邦とに焦点を当て,初等教育段階における科学教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。邦合併の模索,制度の共通性,新しい概念の採用による学力向上策とを背景に,同じ枠組み,つまり,第1~4学年が教科「事象教授」のlつのテーマ「自然現象を解明する」,第5~6学年が教科「理科」で行われている。事象教授における科学教育は伝統に支えられ統一の結果となったが,しかし,理科では,テーマ枠はほぼ同じであるものの,そもそも,週授業時間数合計は異なっており,目標(学習要請)や内容に至っては,同じになっていない。 |
キーワード | ドイツ ブランデンブルク邦 ベルリン邦 初等科学教育 学習指導要領 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 61 |
終了ページ | 72 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306465 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19986 |
---|---|
タイトル(別表記) | Integration of issues and solutions in designing a chair |
フルテキストURL | 143_013_025.pdf |
著者 | 山本 和史| |
抄録 | 「モノ」のデザインにはプロセスごと様々な課題が存在し,それらが統合されて「かたち」を表す。金沢美術工芸大学では柳宗理が重視した「手で考える」スタイルを保持した教育が行われている。一脚の椅子制作を振り返り,デザイン・プロセスとメイキング・プロセスそれぞれの課題と解決を検証,そしてそれらが統合される過程に「手」がどう機能したのかを考察した。また今回テーマとしたファーボーチェアについて,この椅子を基点とした形態的系譜地図を作成した。リ・デザインの重要性を唱えたコ-レ・クリントは何を元にこの椅 子をデザインしたのか,そしてその影響はどうあったのかを調査。北欧デザインにおけるリ・デザインの流れを俯瞰的に捉え考察した。 |
キーワード | 椅子 北欧デザイン リ・デザイン 系譜 金沢美術工芸大学 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 25 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309208 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19985 |
---|---|
タイトル(別表記) | Science Education in Lower Secondary Level in the Swiss German Zone, Canton of Bern |
フルテキストURL | 143_001_011.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | スイス―ドイツ語圏ベルン邦―の前期中等教育段階における科学教育の現状を,いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などから,初等教育段階との対比に注目し,明らかにした。科学教育はともに筆頭教科である自然―人間―共同社会の中の科目理科で行われている。初等教育段階とは違って,前期中等教育段階では教科内に総合をも設定し,テーマと科目や総合との対応,また,科目毎の授業時間数,総合と裁量の為に使われるべき授業時間の割合を示している。前期中等教育段階の科学教育における目標は,初等科学教育と比べると,認識と知識の習得が重要になってきており,広がりと深化を示している。内容の関連性への配慮要請,拘束性は,前期中等教育段階の科学教育の方が大きく,弱い。また,内容の連続性は,両段階で共通の唯一のテーマでさえ,考慮されているとはいい難く,教員に託されていることは大きいといえる。 |
キーワード | スイス連邦 ドイツ語圏 ベルン邦 前期中等教育段階 科学教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 11 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40017044238 |
著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
---|---|
発行日 | 2010-02-25 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
巻 | 143巻 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
---|---|
発行日 | 2010-02-25 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
巻 | 143巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19990 |
---|---|
タイトル(別表記) | The Union of Tomi Village into Kagamino Town and its Effects upon the Daily Life of the Villagers |
フルテキストURL | 143_057_059.pdf |
著者 | 野邊 政雄| |
抄録 | 岡山県富村は2005年の町村合併の結果,鏡野町の一部となった。本稿では,町村合併の結果,鏡野町富地域内にある組織はどのように変更され,住民生活はどのように変化したのかをまとめた。さらに,高齢者やリーダーは富村の町村合併をどのように評価しているかを紹介した。 |
キーワード | 富村 町村合併 社会福祉協議会 農業協働組合習 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 59 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309040 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19991 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Family of Sir William Temple |
フルテキストURL | 143_061_071.pdf |
著者 | 岸本 広司| |
抄録 | 本稿は,初期近代イギリスを代表する外交官,文人,造園家であり,またジョナサン・スウィフトのパトロンとしても有名なサー・ウィリアム・テンプルの家系を考察したものである。ここでは,同名の祖父サー・ウィリアム・テンプルと父親サー・ジョン・テンプルを取り上げる。本稿は,テンプルの政治思想研究に関する筆者の全体計画の一部を成すものである。 |
キーワード | サー・ウィリアム・テンプル サー・ジョン・テンプル ラミズム 『アイルランドの反乱』 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 61 |
終了ページ | 71 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309196 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19989 |
---|---|
タイトル(別表記) | Contemporary Diesterweg (1)-Focus on Reconsideration of Thinking Process in Educational Target |
フルテキストURL | 143_047_055.pdf |
著者 | 安藤 美華代| |
抄録 | Aim The purpose of this study is to identify psychosocial factors associated with drinking behavior among underage university students. Methods: University students under the age of twenty (N=236) completed a self-reported questionnaire. Relationships between psychosocial variables and drinking were investigated using multigroup structural equation modeling analyses. Restllts: Number of friends who drink alcohol, vigor, self-efficacy in interpersonal relationships, self-assertive efficacy against drinking, self-efficacy in overcoming difficulty, and impulsiveness were associated with drinking behavior. Conclusion: These findings suggest that self-assertive efficacy to resist peer pressure, self-control and mood status are potentially important factors that could be addressed by programs to prevent drinking among underage university student. |
キーワード | 未成年大学生 飲酒 友達の影響 気分状態 自己効力感 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 55 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309148 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19988 |
---|---|
タイトル(別表記) | Contemporary Diesterweg (1)-Focus on Reconsideration of Thinking Process in Educational Target |
フルテキストURL | 143_039_046.pdf |
著者 | 尾島 卓| |
抄録 | シュライエルマッハーはドイツ市民社会形成期に求められた新しい教師の養成に専心しつつ,国民の学校に必要な教授学理論を構築した。そして,教師の手引きでもある彼の主著『教授指針』における教育目標には,自らを熱烈な信奉者と言わしめたペスタロッテの思想ともう一人の「教師」であったシュライエルマッハーの影響が存在している。ディースターヴェーク教授学をこの新たな角度から再解釈することで,我々は,急激な世界変化から生じる教育と学校そして授業-の要求に対応する,現代の教育学理論・教授学理論のあり方を検討することができるのである。本論は,このような問題意識のもと,ディースターヴェーク教授学の現代的意義を追究する試みの端緒である。 |
キーワード | F.A.W.デイースターヴェーク 自己活動 学校教授学 F.シュライエルマッハー |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309139 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19987 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Sturdy on a Method of Guidance Developing Basic Abilities of Choral Singing I |
フルテキストURL | 143_027_038.pdf |
著者 | 虫明 眞砂子| 黒井 かおり| |
抄録 | 合唱指導における呼吸法指導の重要性をKenneth. H. Phillips著『Teaching Kids To Sing』に沿って考察した。その結果,呼吸法と発声および姿勢と発声の相関性,幼少期からの継続的な呼吸法の練習や姿勢の捉え方の正しい認識などの重要性を再確認することができた。特徴としては,「姿勢の発達練習」に際して,胴体の伸張,肩・腕の準備運動,首・頭の準備 運動,脚の準備運動という流れを基本としている。さらに,「活動的な姿勢のとり方」と「精神的な姿勢のとり方」では,開放的な空間をイメージして発声する点,フレーズの動きと腕の動作を利用する点など,エネルギーと音楽の方向が一体となっていること,アレクサンダー・テクニークをとりいれた精神的な開放と身体のリラックスに重点が置かれていることがわかった。 |
キーワード | 合唱 ウォーミング・アップ 姿勢 呼吸法 指導 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 38 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002309018 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40065 |
---|---|
タイトル(別表記) | Recent Trends of Research on the Teacher Influence Processes on the Classroom and a Student |
フルテキストURL | bgeou_144_039_055.pdf |
著者 | 三島 美砂| 淵上 克義| |
抄録 | 本稿では,教育現場における児童・生徒に対する教師の影響力に焦点を当て,先行研究を以下の視点で概観する。まず,これまでの教師の影響力の先行研究においては,教師の指導行動を場面ごとに分けて考えることがなかったことより,本研究において,具体的な三つの指導行動場面(①学級集団全体を対象にした指導行動場面 ②学級集団の中にいる児童・生徒個人を対象にした指導行動場面 ③個別指導時の児童・生徒個人を対象にした指導行動場面)を設定し,それぞれの場面ごとに従来の研究を整理する。また,これまでは,学級集団,児童・生徒個人のどちらか一方への影響のみを検討している研究が多かったので,教師の影 響の及ぶ範囲にも視点を置き,先行研究をまとめていく。さらに,それらを踏まえて,学級経営の実践的諸問題へ対応するため,教師の影響過程の全体的構造を把握できる理論的モデルを提示する。 |
キーワード | 教師 影響力 指導行動 学級集団 児童・生徒個人 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 55 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314153 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40066 |
---|---|
タイトル(別表記) | Some Characteristics of Personal Networks of an Elderly Japanese Woman in Melbourne |
フルテキストURL | bgeou_144_057_062.pdf |
著者 | 野邊 政雄| |
抄録 | 本稿の目的は,メルボルンに住む日本人高齢女性のパーソナル・ネットワークの特徴を指摘することである。そのために,メルボルンに住む日本人高齢女性,イギリスからの移民の高齢女性,メルボルンで生まれ育った高齢女性の3人を比較した。これによって,次の2つの特徴を指摘した。①メルボルンに住む日本人高齢女性のパーソナル・ネットワークは規模が小さく,日本にいる高齢女性のそれに近い。②高齢女性の子供の多くが近くに住んでいる。 |
キーワード | パーソナル・ネットワーク メルボルン 日本人 高齢女性 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 62 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314154 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40064 |
---|---|
タイトル(別表記) | Psychoeducational program to prevent emotional and behavioral problems among junior high school students: Outcome evaluation for Successful Self 2 |
フルテキストURL | bgeou_144_027_037.pdf |
著者 | 安藤 美華代| |
抄録 | 青少年における情緒的および行動上の問題に対する包括的な予防をねらいとした心理教育的プログラム"サクセスフル・セルフ"の継続実施をねらいとして発展した"サクセスフル・セルフ2"を,学校の実情を考慮して異なるレッスンを選択し実施した2校の中学1年生(A群・B群)を対象に,介入前後の効果に関する検討を行った。両群とも成功していく自分をイメージして目標を立てる1時限のレッスンから始め,さらにA群では,自己や友達関係の在り方について考える2レッスンを各2時限かけて計5時限行い,B群では,他者理解,もめごとやストレスに対処するスキルを身につける4レッスンを3時限かけて計4時限行った。プログラム前後に行動ならびに心理社会的要因に関する自記式調査を行った。その結果,両群とも,介入後には,「いじめ」,「いじめをする友達」の減少,「まじめな学校生活態度」,「円滑な友達関係」,「活気」の増加が見られた。さらにB群では,「社会性」,抑うつ・不安 等「気分状態」の向上も見られた。以上より,本プログラムは,青少年の情緒的および行動上の問題を予防し,心の健康を育むことが可能であると示唆された。 |
キーワード | 心理教育的プログラム いじめ 抑うつ 不安 友達関係 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 37 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314152 |
著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
---|---|
発行日 | 2010-06-25 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
巻 | 144巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40062 |
---|---|
タイトル(別表記) | Developing of Manufacturing Education utilizing Robot Contest |
フルテキストURL | bgeou_144_007_012.pdf |
著者 | 大橋 和正| 妹尾 一道| |
抄録 | 今日,ロボットコンテストは中学生の間で人気があり,ものづくりの基礎を教える教材として興味深い。そこで,本研究では,ロボットコンテストを活用して競技性を導入することにより,ロボット製作のおもしろさ,ものづくりのおもしろさについて興味をもたせることが目的である。とくに,ロボットコンテストでは,競技ルールに基づいて,最高のパフォーマンスを行うという到達目標をもって,ロボットを設計し製作することである。そのために,ロボットの動きなどに工夫を凝らし,競技に勝つためのロボットの機構,構造,材料などの基礎設計,製作方法,組立技術について論述すると共に,それらの指導方法について考察する。最後に,コンテストに向けて製作したロボットの例を示し,製作上の留意点,指導方法についてまとめる。 |
キーワード | ロボットコンテスト ロボット設計 ロボット製作 ものづくり教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 7 |
終了ページ | 12 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314150 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40063 |
---|---|
タイトル(別表記) | Instructional Competence of Teachers in Lessons (III) : With Focus on Acquisition of Fundamentals and Basics and Communicative Instruction |
フルテキストURL | bgeou_144_013_025.pdf |
著者 | 小野 擴男| |
抄録 | 今日,基礎的・基本的な内容についての学習が一方では機械的なトレーニングとして,また他方ではその内容を軽視した話し合い活動のための単なる素材として取り扱われる傾向がある。これは知識や技能の「習得」と「活用」のとらえ方と無関係ではない。前者は「活用」の基礎に練習・記憶による「習得」を位置づけ,後者は豊か思考活動に重きをおいて「習得」や達成についてはあまり配慮を加えない。こうしたあり方に対して,「習得」も「活用」もバランスよく指導することが重要であるともされるが,問題の本質は量的なバランス論にあるのではない。今日の授業の基本的課題として重要なことは,「基礎的・基本的な内容」に込められている意味を確認し,これまでの日本の授業実践の蓄積を読み直すことによって,「基礎的・基本的な内容」の豊かな習得を保障する「授業展開」の仕組みを明らかにすることである。 |
キーワード | 基礎 基本 授業展開 発問 学習形態 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 25 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314151 |