JaLCDOI | 10.18926/11710 |
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タイトル(別表記) | Student nurses' understanding about improvement in dietary habit through their practices |
フルテキストURL | 010_2_117_122.pdf |
著者 | 太田 にわ| 林 優子| 太田 武夫| 保科 英子| 鳴坂 美和子| |
抄録 | 看護学生が自己の体験を通じて得た食習慣の改善や患者教育に関する考えを明らかにした。短大看護学科2年生84人を対象に自記式アンケート調査を行い,19歳~21歳の学生73名について分析を行った。栄養学の学習を終えた学生に通常の1日分の栄養摂取量を計算させ,それをもとにそれぞれの食習慣改善計画を立てさせ実行させた。1ヵ月後,再度摂取量の計算をさせて,前回の結果との比較の上で,自分の体験の評価をさせた。その結果,学生が主に考えたことは以下の3点に集約された。①食品の求めやすさや調理の方法の簡単さが食習慣の改善には重要である。②食習慣の改善が困難となるのは,知識の不足や意志の持続性と関連することである。③食習慣の改善の動機づけになるのは,そのことの意義を知ったり,自分の栄養摂取量を点検することである。学生は,食習慣の改善の困難さや容易さおよび患者の栄養指導における留意点について理解していた。 |
キーワード | 看護学生 (Student nurse) 栄養 (nutrition) 食習慣の改善 (dietary habit improvement) 学生の体験 (practice) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2000-03-24 |
巻 | 10巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 117 |
終了ページ | 122 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313818 |
JaLCDOI | 10.18926/15240 |
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タイトル(別表記) | Attempts to create the amenity from the nursing point of view - Through approach by using the wrapping skills - |
フルテキストURL | 012_1_027_036.pdf |
著者 | 小野 清美| 林 優子| 大井 伸子| 奥田 博之| 山岡 聖典| |
抄録 | 病院におけるアメニティの重要性は十数年前から言われているが,それは建物の建築の時だけでなく,その後療養の場所をどのように維持し,快適環境を患者にいつまでも提供していくかである。これまで日常の看護業務において掲示物やパンフレットの置き方,床頭台のあり方などは整理整頓の一環で病棟管理の中にあった。だが,もう一つの流れがある。ウイリアム・モリスは生活の中における芸術化を考え,生活用品そのものに美しきと手作りの良さがあることを提唱した。こうした生活デザインの流れの中で,本研究では本学科棟内において床頭台のディスプレイや掲示の仕方,パンフレットの置き方など,ラッピング技法を使用し,入院生活上のアメニティの創出を試みた。その後,ラッピング技法を用いたアメニティ創出の試みは患者の心を癒す可能性のあることを明らかにした。また,ラッピング技法使用上の留意点についても指摘した。 |
キーワード | アメニティ (amenity) ラッピング (wrapping skill) 入院生活 (life in hospital) 色彩 (color) 癒し (care healing) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2001-12-25 |
巻 | 12巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 36 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307793 |
JaLCDOI | 10.18926/15191 |
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タイトル(別表記) | Antifungal effect of "Mokusaku-Eki" against Trichophyton mentagrophytes and Trichophyton rubrum |
フルテキストURL | 014_2_129_133.pdf |
著者 | 渡邉 久美| 住吉 和子| 金子 典代| 横田 憲治| 川田 智惠子| |
抄録 | 足白癬は糖尿病患者で合併しやすく,高齢者にも多発する。近年,白癬菌に対する木酢液の抗菌作用が知られており,この最適有効濃度を明らかにするため本研究を企画した。白癬菌はTrichophyton mentagrophytesとTrichophyton rubrumの2菌種を用い,木酢液は市販品を用いた。発育抑制テストは終濃度2,3,4,5%の木酢液を含んだ寒天平板希釈法で行った。殺菌テストは2.5,5,10%溶液を胞子と接触後,寒天平板培地に接種し,菌の発育の有無を観察した。発育抑制作用は,両菌種とも3%以上で7日培養後の菌糸の発育は見られなかった。殺菌作用は, T. mentagrophytesでは10%,5%においては6時間接触で,2.5%においては24時間接触で菌糸の発育が見られず, T. rubrumでは,10%以上においては24時間接触で,5%においては48時間接触で菌糸の発育が見られなかった。足浴等の看護ケアに木酢液を応用するためには,今後より短時間の接触で効果が得られる方法の検討が必要である。 |
キーワード | 木酢液 (Mokusaku-Eki) 白癬菌 (Trichophyton) 発育抑制作用 (Antifungal effect) 足部白癬 (Trichophytosis) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2004-03-31 |
巻 | 14巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 129 |
終了ページ | 133 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307493 |
JaLCDOI | 10.18926/15207 |
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タイトル(別表記) | The grief process of patient's family over the death at hospital against the cancer |
フルテキストURL | 014_1_047_055.pdf |
著者 | 赤畠 鮎美| 岡野 初枝| |
抄録 | 近年,在宅で死を迎えたいという人が増えている。本研究の目的は,終末期を在宅で迎えようとしていた癌患者が,病状の悪化により病院死となった場合の事例を対象に,家族の悲嘆反応の変化を把握し,家族に対しどのような援助が必要なのかを明らかにすることである。インタビューを患者の夫と娘に行い,A. Deekenによる12の悲嘆のプロセスの概念を基に分析を行った。その結果,夫はA. Deekenの概念のうち7段階に該当しており,娘は5段階に該当していた。悲嘆反応に影響を与えた要因としては,急な病変の経験,家族間の協力や仕事,告知に関する心残りがあげられた。在宅療養継続か入院かを見極めること,キーパーソンをみつけること,家族の仕事をアセスメントすること,家族が告知をどう捉えているかを把握し尊重することなどが,必要な援助であることが示唆された。 |
キーワード | 在宅ケア (Home care) 病状の悪化 (aggravated condition) 病院死 (death at hospital) 悲嘆反応 (grief process) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2003-12-25 |
巻 | 14巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 55 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307665 |
JaLCDOI | 10.18926/15196 |
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タイトル(別表記) | Nursing Education for a Gender-equal Society* - The Situation of Male Student Nurses - |
フルテキストURL | 015_1_039_049.pdf |
著者 | 合田 典子| 大室 律子| 西山 智春| 鈴木 良子| 布施 千草| 松本 幸枝| |
抄録 | 題目:男女共同参画社会における看護教育―男子看護学生の動向について― 1975年の国際婦人年以来,カイロ宣言でのリプロダクテイブヘルス/ライツ,北京宣言等次々に男女差別の撤回と女性の自立をめざした運動が推進されてきた。この女性のエンパワーメント運動の中で,我が国は労働基準法,男女雇用機会均等法,育児休業法等の制定および改正を経て,1999年6月「男女共同参画社会基本法」の施行に至った。以来,国を挙げて男女共同参画社会の構築に取組んでいる。看護界にあっては昭和23年に制定された保健婦助産婦看護婦法における看護職者は女子とされ,男子には国家免許を得る正式な資格が無かった。やがて,法の改正とともに男性看護職者の進出が可能となってきた。しかし,半世紀を経て,なお男性看護職者の占める割合は低く,看護界における男女共同参画の現状は進んでいるとはいい難い。男性看護職者養成の沿革と現状を概観し,その問題点と課題を検討することとした。 |
キーワード | 男女共同参画社会 (Gender-equal society) 男子看護師学生 (male student nurse) 看護教育 (nursing education) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2004-12-15 |
巻 | 15巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 49 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307785 |
JaLCDOI | 10.18926/15208 |
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タイトル(別表記) | Provision of information and health care in a maternity ward: More effective use of corridor notice boards |
フルテキストURL | 014_1_057_064.pdf |
著者 | 小野 清美| 奥田 博之| 松井 たみこ| |
抄録 | 病棟における情報提供の一つとして掲示板は手軽に利用されるが,これに関する研究はないといっても過言ではない。しかし,日本医療機能評価機構(Japan Council for Quality Health Care)においては自己評価票の項目として「掲示物の配慮」について評価するようになっている。そこで,O大学附属病院産科病棟の廊下にある掲示板を使用し,掲示板周辺の色彩の視感測定と照度測定を実施し後,掲示物の内容の整理をし,その美観について整理前後の評価をSD法(Semantic Diferenial Method)で評価しその結果, 整理後は好転していた。さらに,掲示物への意見の調査,希望する掲示内容に関する調査なども実施した。これらのことから掲示板の有効活用の仕方と情報提供の内容の選別の2点が明確化した。それぞれの留意点は以下のとおりである。<有効活用について>1.掲示物の重要度と緊急性に応じた貼り方をする。2.文字や絵の大きさにより,掲示板の有効活用をする。<情報提供の内容の選別について>1.産科領域の患者教育および健康教育などの提供の必要性がある。2.掲示物の内容は患者本人に必要なことか,家族にも必要なことなのか,対象者の明確化をして貼付する必要がある。3.一般ニュースの提供や絵や写真などの癒しの必要性もある。 |
キーワード | 情報提供 (information service) サービス (health care) 産科病棟 (maternity ward) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2003-12-25 |
巻 | 14巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 64 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307962 |
JaLCDOI | 10.18926/15231 |
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タイトル(別表記) | A case report of Homalogaster paloniae from the cecum of a bull in Fukuyama City |
フルテキストURL | 012_2_119_122.pdf |
著者 | 斎藤 哲郎| 居神 憲男| 田口 和史| 重東 和宏| 高沖 美江| 頓宮 廉正| |
抄録 | 広島県福山市のとちく場で1頭の牛の盲腸より22匹の吸虫を検出し、形態的特徴より総て平腹双口吸虫Homalogaster paloniaeの成虫と同定した。この牛は岡山県真庭郡川上村で生まれ、そこで約10ヶ月飼育されていた。福山市の牧場内には、この吸虫の中間宿主であるヒラマキモドキガイが生息するような環境はなく、岡山県で飼育されていた時にこの吸虫に感染した可能性が高いと推察された。 |
キーワード | 平腹双口吸虫 (Homalogaster paloniae) 牛 (bull) 盲腸 (cecum) 福山市 (Fukuyama City) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2002-03-20 |
巻 | 12巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 122 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307372 |
JaLCDOI | 10.18926/15205 |
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タイトル(別表記) | Development of human limb volume meter for evaluation of edema |
フルテキストURL | 014_1_031_035.pdf |
著者 | 中村 隆夫| 合田 典子| 白井 喜代子| 楠原 俊昌| 山本 尚武| |
抄録 | 周産期医学にとって浮腫の定量評価は重要である。これまでは,測定部位の2箇所の周囲長をメジャーで測り,その変化により浮腫を評価している。また周囲長により容積を推定する方法も提案されている。しかしながら,この方法ではメジャーの測定部位への巻き付け方による誤差や容積を推定する根拠となる測定部位のモデル形状と実際の測定部位の形状との誤差など様々な誤差の影響により,精度の点からは十分とはいえない。そこで,本研究では浮腫評価のための高精度で日常的な使用に適した体肢容積計を開発した。この測定原理はアルキメデスの原理を適用したもので,水を入れた水槽に測定部位を入れる前後の質量変化により,その容積を量るしくみである。まず,この容積計の出力の線形性,分解能,安定性,再現性について検討を行った。この結果,本装置の仕様は最大計測容積25,000cm(3),分解能1cm(3),非直線性0.007%以下となり,非常に高精度であるといえる。また,被験者3名の足部,下腿部の容積の日内変化を測定した結果,各被験者の容積変化の特徴を明らかにすることができ,浮腫評価への応用ができることを確認した。 |
キーワード | 体肢容積計 (volume meter) 浮腫 (edema) アルキメデスの原理 (Archimedes' Principle) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2003-12-25 |
巻 | 14巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 35 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002308024 |
JaLCDOI | 10.18926/11688 |
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タイトル(別表記) | Relationships between electrical impedance and light transmission of flowing blood |
フルテキストURL | 011_2_065_070.pdf |
著者 | 中村 隆夫| 山本 尚武| |
抄録 | 流動する血液についての力学的,光学的および電気的な特性についての研究が数多く報告されている。本研究では,狭窄がある人工血管を流れる血液の電気インピーダンス(周波数10kHz)を近赤外光(波長940nm)の透過度と同時に測定し,血液の電気インピーダンスの特性について検討を行った。内径2mmのアクリル製の血管モデルを作製し,その内部に断面積の小さい狭窄部位を1ヵ所設置し,ヒトの血液(Hct40%)を流した。定常流においては血流速度の増加に伴いインピーダンスの相対変化量および透過光強度ともに減少した。しかし,狭窄部に近い部位では,インピーダンスと透過光強度の変化パターンに違いがみられた。インピーダンスおよび透過光強度は流動する血球の動きや配向等を反映していると考えられた。 |
キーワード | 流動血液 (flowing blood) 生体電気インピーダンス (bioelectrical impedance) 定常流 (steady flow) 拍動流 (pulsatile flow) 透過光強度 (light transmission) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2001-03-24 |
巻 | 11巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 65 |
終了ページ | 70 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314001 |
JaLCDOI | 10.18926/15173 |
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タイトル(別表記) | Study on the method to quantify viable bacterial cellson the surface of endotracheal suction catheters |
フルテキストURL | 016_2_079_083.pdf |
著者 | 犬飼 昌子| 野村 佳代| 渡邉 久美| 千田 好子| 光畑 律子| 狩山 玲子| |
抄録 | 気管内吸引カテーテルに付着した一般細菌の生菌数測定方法について,超音波法およびチューブミキサーによ攪拌法を用いて検討した。まず,人工的に緑膿菌を付着させた気管内吸引カテーテルを超音波処理することにより生菌数を測定した。その結果,処理時間が1分を経過すると生菌数は減少をはじめ経時的に減少傾向を示した。一方,攪拌法では0.5分の処理をピーク値としてその後の減少傾向は認められなかった。次に,在宅療養患者に使用したカテーテルをチューブミキサーで0.5分攪拌後,生菌数の測定を行った。また,同じカテーテルを用いて走査型電子顕微鏡による観察を行った結果,画面上の細菌数の印象と生菌数の測定結果に矛盾はなかった。これらのことから気管内吸引カテーテルに付着した一般細菌の生菌数測定方法として,生理食塩水に入れたカテーテルをチューブミキサーで攪拌する方法が有用であると考えられた。 |
キーワード | 気管内吸引カテーテル (Endotracheal suction catheter) 付着菌の解離 (removal of attached bacteria) 生菌数測定方法 (viable cell counts) 細菌学的評価 (microbiological evaluation) 形態学的評価 (morphological evaluation) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2006-03-31 |
巻 | 16巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 79 |
終了ページ | 83 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307930 |
JaLCDOI | 10.18926/15186 |
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タイトル(別表記) | Investigation of the tracheal suctioning-related microbialcolonization in home care patients with tracheotomy |
フルテキストURL | 015_2_063_069.pdf |
著者 | 渡邉 久美| 菅崎 仁美| 千田 好子| 岡本 基| |
抄録 | 気管内吸引を必要とする在宅療養患者に対し,安全で経済的な感染管理方法を検討するため,在宅ケアにおける気管内吸引の実態と,吸引関連物品の細菌学的調査を実施した。対象は気管切開がされ,医療依存度の高い患者3名であり,気管内吸引は全て患者の妻が行っていた。吸引後のカテーテルは外側をアルコール綿で清拭し,内腔を洗浄水で洗浄していた。カテーテルは,0.05%グルコン酸クロルヘキシジンに浸漬あるいは,清潔な乾燥容器に保管されていた。カテーテルの交換時期は,1.5日から7日とばらつきがあった。カテーテル,洗浄水,浸潰液等の試料を,一般細菌,黄色ブドウ球菌,大腸菌群の寒天培地で培養したところ,各試料から一般細菌,黄色ブドウ球菌,大腸菌群が検出されたが,カテーテルの保管方法の違いによる細菌汚染に差は認められなかった。また,気管切開部ガーゼからは,一般細菌,黄色ブドウ球菌,大腸菌群が検出された。これらより,気管内吸引カテーテルおよび,洗浄水や浸溝用消毒液の清潔管理の必要性が示唆された。 |
キーワード | 感染管理 (Infection control) 気管内吸引 (tracheal suctioning) 在宅ケア (home care) 介護者 (caregiver) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2005-03-31 |
巻 | 15巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 69 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307656 |
JaLCDOI | 10.18926/15199 |
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タイトル(別表記) | Development of stepping measurement device for evaluation of and training in walking |
フルテキストURL | 014_2_135_139.pdf |
著者 | 中村 隆夫| 小西 均| 辻 博明| 楠原 俊昌| 山本 尚武| |
抄録 | 日常生活で杖をついたり,老人車などを押したりなど歩行能力の低下した人に対する簡便・安価で効果的な歩行訓練方法,訓練機器はない。歩行能力の低下した人が体の移動を伴う歩行訓練をする場合,常に転倒の危険性を伴うために,介護者が必要であったり,転倒の不安のために動作が消極的になり,訓練の効果が半減する。これに対して,ゆっくりとした足踏みは歩行能力の低下した人に対しては下肢筋力の強化,バランス訓練となり,歩行能力を向上させる。しかし,足踏みが適切におこなわれているか,訓練の効果の程度についての評価ができなかった。そこで,歩行能力の評価・訓練のために足踏み状態をモニタすることができる足踏み測定器を開発した。本装置は,足踏みをするマット2枚およびノートパソコンなどから構成されている。足踏み中における両脚立脚,左右それぞれの片脚遊脚の状態をマットスイッチのON,OFF状態にて判断する。測定後,歩数,平均両脚立脚時間,平均片肺立脚時間などの解析・表示を行う。最後に歩行能力が低下した被験者の足踏みを測定して,杖歩行など日常の歩行状態と足踏みの状態との関係を示し,足踏み測定の有効性についても検討した。 |
キーワード | 足踏み (stepping) 歩行訓練 (walking training) 歩行能力 (walking ability) 高齢者 (elder people) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2004-03-31 |
巻 | 14巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 135 |
終了ページ | 139 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307195 |
JaLCDOI | 10.18926/15237 |
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タイトル(別表記) | Recent medical studies on radon therapy in Europe |
フルテキストURL | 012_1_007_013.pdf |
著者 | 山岡 聖典| 御舩 尚志| |
抄録 | 本総説は,本邦で実施している三朝ラドン温泉の適応症に関する機構解明に資するために調査した欧州におけるラドン療法の医学的研究に関する最近の動向の概要についてまとめたものである。すなわち,ラドンを用いた温泉や坑道での療法の適応症には,脊椎の非細菌性炎症(べヒテレフ病),慢性多発性関節炎,気管支喘息などが含まれる。臨床医学的研究として,以前,客観的方法で検討されたものはほとんどなかったが,最近,無作為化二重盲検臨床試験などにより,ラドン療法がベヒテレフ病,慢性多発性関節炎などの患者の痛みを緩和させる効能があることが実証されつつある。また,基礎医学的研究として,抗酸化機能や免疫機能などの指標に着目した動物実験により,ラドン療法の機構を解明する上で合理的根拠が得られつつあることもわかった。さらに,これらの知見と本邦での研究動向を踏まえ,今後,期待されるラドン療法の機構解明を行うための研究課題を提案した。 |
キーワード | ラドン療法 (radon therapy) 適応症 (indication) 活性酸素 (active oxygen) 二重盲検試験 (prospective randomized double-blind study) バードガスタイン (Badgastein) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2001-12-25 |
巻 | 12巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 7 |
終了ページ | 13 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307417 |
JaLCDOI | 10.18926/15180 |
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タイトル(別表記) | Perimenstrual symptoms and it's management - Assessment with Menstrual Distress Questionnaire - |
フルテキストURL | 016_1_021_030.pdf |
著者 | 後藤 由佳| 奥田 博之| |
抄録 | 月経周期の変化に伴う多様で複雑な月経周辺期の症状を,出来るだけ単純で基本的に共通した変化として捉え,症状に適した対応を検討することを目的として本研究を行った。月経を有する22~45歳の女性34名に対し,Menstrual Distress Questionnaireの即時的回答法を用いて月経周辺期を[痛み],[集中力],[行動変化],[自律神経反応],[水分貯留],[負の感情]から構成された35症状6領域で縦断的に追究し,以下の結果を得た。 1.月経周辺期の症状を縦断的に比較検討した結果,Moosのデータと近似した日本人のデータを示した。 2.月経周辺期における領域の推移では,身体的症状で構成される[痛み領域],[水分貯留領域]の2領域が精神的症状で構成される他の領域に比べ,常に上位を占めていた。以上の事より,月経周辺期の生理的変化に伴う精神的愁訴は,身体的変化によって誘発されている可能性が示唆された。 |
キーワード | Menstrual Distress Questionnaire 月経周辺期 (perimenstrual) 月経前症候群 (premenstrual) 月経随伴症状 (menstrual symptom) |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
発行日 | 2005-12-25 |
巻 | 16巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 30 |
ISSN | 1345-0948 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307941 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
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発行日 | 2006-03-31 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 16巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
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発行日 | 2005-03-31 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 15巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
---|---|
発行日 | 2004-03-31 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 14巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
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発行日 | 2002-03-20 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 12巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
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発行日 | 2001-03-24 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 11巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学医学部保健学科| |
---|---|
発行日 | 2000-03-24 |
出版物タイトル | 岡山大学医学部保健学科紀要 |
巻 | 10巻 |
号 | 2号 |
資料タイプ | その他 |