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ID 66626
JaLCDOI
Sort Key
2
FullText URL
Author
井上 亜希
上地 雄一郎 Kaken ID
Abstract
 本研究では,メンタライジング能力を簡便に測定するメンタライジング能力尺度を作成した。因子分析の結果,5因子27項目が抽出された。第5因子に負荷する項目群を除いて一応の内的整合性があることが確認された。因子ごとに不統ーな結果も見られ,下位尺度ごとに得点の高低の意味が異なり,ポジティブな意味とネガティブな意味の両方をもっていると思われる下位尺度もみられた。下位尺度のα係数が第1因子を除いて.80に達しておらず,第5因子は.62であることから,項目内容を再検討し,項目数を増やすことも必要であろう。さらに,回答方法を変更することも検討課題である。一部使用した尺度において明確な関連がみられなかったこともあり,新たな尺度や他の尺度との関連から妥当性を検討することも必要であると考えられた。
Keywords
メンタライジング
メンタライゼーション
質間紙尺度
愛着
Note
論文
Publication Title
Bulletin of the Okayama University Psychological Clinic
Published Date
2018-12-25
Volume
volume16
Publisher
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
Start Page
9
End Page
16
ISSN
2758-6138
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc