
検索結果 699 件
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68489 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Climate and Songs of Spring/May Around Germany (Part Ⅱ): A Report of an Interdisciplinary Lesson Practice at the University Leading to the Understanding of Heterogeneous Others |
| フルテキストURL | cted_015_163.pdf |
| 著者 | 加藤 内藏進| 長岡 功| 加藤 晴子| 大谷 和男| |
| 抄録 | ドイツ付近の「春・5月」の気候と歌の表現の学際的学習を通して「異質な他者」への出会いを促す教科横断的授業を大学で行った。授業では,ドイツ付近における「春・5月」の季節感の2つの側面,すなわち「厳しい冬を経て巡り来る特別な喜び」や「すぐに過ぎ去る至福の瞬間の儚さ」に関連した気候の特徴を講義すると共に,それらの季節感が表現されたドイツ歌曲や映画《会議は踊る》の主題歌〈ただ一度だけ〉等の鑑賞を行い,作品の背景にある気候と音楽表現の関りにアプローチした。その結果,作品の歌詞を主な手がかりに,気候や季節感と音楽表現の関りを概ね捉えることができた。従って,本実践が「異質な他者」の存在を実感する機会になり得たといえる。一方,「5月」という一語に凝縮されたドイツ付近ならではの深い内容を「我が事」としてより強く実感するためには,歌詞はもとより音楽的表現との絡みを意識した捉え方,提示の必要性が示唆された。 |
| キーワード | 気候と音楽 (Climate and music) ドイツ付近の春・5月の気候と季節感 (Climate and seasonal feeling in spring/May around Germany) ESD 教師教育 (Teacher education on ESD) 異質な他者への理解 (Understanding of heterogeneous others) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 163 |
| 終了ページ | 177 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68488 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Teacher Response Processes to Behavioral Problems in Students with Mild Intellectual Disabilities: An Examination Based on Practices at High School Division of Special Needs School A |
| フルテキストURL | cted_015_147.pdf |
| 著者 | 時光 秀明| 宮﨑 善郎| |
| 抄録 | 本研究の目的は,知的障害特別支援学校高等部に在籍する生徒の行動問題に着目し,学校現場で教員が適切に対応する際の枠組みを明らかにすることである。その方法として,生徒指導上の課題を理由とする教育困難期を乗り越えたA 知的障害特別支援学校高等部に所属していた経験豊富な教員4名に面接調査を実施し,M-GTA の手法を援用した質的分析を行った。その結果,【安心感を生む個との関係づくり】と【対応方法の共有と統一化を目指す】関係性がコア・カテゴリーと位置づき,16の諸概念を生成した。行動問題に直面した教員は,生徒に対しては【安心感を生む個との関係づくり】を対応の軸とし,その背後では学校として【対応方法の共有と統一化を目指す】ための動きをしていた。最後に,本研究で明らかとなった対応の枠組みについて考察した観点から,個別の時間を含む階層性のある包括的な支援システムを一つの提案とした。 |
| キーワード | 高等部 (High school division) 軽度知的障害 (Mild intellectual disabilities) 発達障害 (Developmental disorders) 行動問題 (Behavioral problems) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 147 |
| 終了ページ | 161 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68486 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Development of Thoughts on the Effective Use of School Libraries and Collaboration with Teacher-Librarians and School Librarians in Japanese Language Arts: From a Survey of the Journal Kyoiku Kagaku Kokugo Kyoiku |
| フルテキストURL | cted_015_119.pdf |
| 著者 | 最相 有未| 池田 匡史| |
| 抄録 | 学校図書館は,学習指導要領でも触れられており,国語科との関連も深い。また先行研究では,司書教諭や学校司書との協働の必要性が訴えられている。しかしこれまでの国語教育では,どのような協働がなされていたのかという検討がなされていない。そこで,本研究では,教育雑誌の調査をもとに,国語科においては,学校図書館がどのように活用されてきたのか,司書教諭や学校司書との協働はどのような態度がとられてきたのかを明らかにすることを目的とした。調査では,図書館に言及している論文や学校図書館を活用した実践・指導例を抽出し,分析した。実践・指導例の分析からは,小・中学校の国語科において学校図書館は活用されてきた一方で,司書教諭や学校司書との協働には着目が及んでいない状況が明らかになった。また,司書教諭や学校司書に関する言及からは,人的リソースにその原因を求める思潮が窺えたものの,価値ある協働も見受けられることを指摘した。 |
| キーワード | 雑誌調査 (survey of journals) 読書指導 (reading instruction) 探究的な学習 (inquiry-based learning) 国語教育史 (history of Japanese Language Arts) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 119 |
| 終了ページ | 132 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68485 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Analysis of Practical Results of the Liberal Arts Education Class “Creativity in Life” at Okayama University Ⅲ |
| フルテキストURL | cted_015_107.pdf |
| 著者 | 篠原 陽子| 稲田 佳彦| |
| 抄録 | 2022年より教養教育科目「現代と社会」において,「色」を主題にして「岡大グッズ」の提案を行う探究型授業「生活の中の創造性」を開講している。授業前後のアンケートによると,学生は「自分にとって創造性は重要」と捉え,「他者とコミュニケーションを取りながら創造的な活動をすることに興味」があり,授業後は「自分のことを創造的である」と肯定的な評価となっていた。この授業は「主体的,対話的に考え,感じ,判断する自分自身の存在を意識すること」を促す効果が大きいことが分かった。この3年間の実践は,主軸となるテーマと探究活動の内容が大学生の探究的な学びに適したものであったと考えている。 |
| キーワード | 探究型授業 創造性 (Creativity) 物理学 (Physics) 被服学 (Clothing) 岡大グッズ (Okadai-Goods) ICT 活用 (ICT) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 107 |
| 終了ページ | 118 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68480 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Systematic Improvement of Lessons in Elementary Schools –A Case Study of Japanese Language Instruction Aimed at Realizing the “Ideal Child Image”– |
| フルテキストURL | cted_015_033.pdf |
| 著者 | 河本 章宏| 宮本 浩治| 池田 匡史| 松田 聡| |
| 抄録 | 本研究の目的は、「目指す子ども像」実現に向けた国語科の授業づくりの具体を検討し、小学校における組織的な授業改善のあり方を提言することにある。具体的には、「目指す子ども像」実現に向けた国語科の授業づくりを通して、今の社会が小学校教育に求める特色ある授業づくりの進め方を明らかにするため、勤務校である早島町立早島小学校に所属する教師の授業づくりを対象に事例研究を展開した。検討を通じて明らかになったことは、授業づくりにおける教師の思考・実践過程と、これらを実践者が反省的に捉え直すための「目指す子ども像」による言語活動具体化の手立てである。さらに、授業づくりの組織・系統性は、他学年教師の役割によってもたらされることが確認されたことから、それらを踏まえつつ、「目指す子ども像」実現に向けた授業づくりのあり方を体系化した。そうすることで、小学校における組織的な授業改善を進めていくための可能性が見出された。 |
| キーワード | 目指す子ども像 (The school's educational goals) 価値目標 (into value-objectives) 国語学力 (Japanese language ability) カリキュラムマネジメント (Curriculum Management) 組織・系統性 (Organization and Systematic) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 33 |
| 終了ページ | 44 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/68455 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Building a Task Bank to Enhance Task-Supported Language Teaching : Tailoring Task Difficulty to Match Proficiency Levels of Japanese Language Learners |
| フルテキストURL | ipec_002_081.pdf |
| 著者 | 末繁 美和| |
| 抄録 | 本稿では,タスク支援型指導(TSLT)用のタスクの作成およびタスクを用いた実践について報告する。既存のカリキュラムの中にタスクを補助的に取り入れるTSLTに着目し,PPP(Presentation-Practice-Production)授業からTSLTへの移行を支援するタスク・バンクの構築を目指し,初級日本語教科書のエクササイズをベースに,同じトピックで難易度の異なるタスクの作成を行った。難易度の違いによるタスク中の発話の変化を分析した結果,(1)発話数についてはタスクに含まれる項目数(要素や情報の数)の増加に比例して増えるわけではないこと,(2)項目数が多い難易度が高いタスクでは,日本語学習者の表現の使用幅が広がること,(3)タスクのゴールがロールカードにて提示されていることにより,発話意図の予測が可能になり,不正確な発話が許容される傾向があることが示された。 |
| キーワード | PPP TSLT タスク 項目数 難易度調整 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育推進機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2025-03-14 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 81 |
| 終了ページ | 94 |
| ISSN | 1881-5952 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/68454 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | KIBITANGO : Development and Implementation of an Academic English Vocabulary Learning Program |
| フルテキストURL | ipec_002_071.pdf |
| 著者 | 五十嵐 潤美| 荻野 勝| 大年 順子| 寺西 雅子| 吉田 安曇| 剱持 淑| |
| 抄録 | 岡山大学では学術英語の語彙力を伸ばすための自習教材として、「きびたんご」を開発し学生に提供している。2019年から開発のためのプロジェクトを開始し、学術雑誌から頻出単語を収集し1500語のリストを作成した。単語には意味・発音などの基礎情報以外に、プロジェクトメンバーによる解説や実際にどのように学術論文中に使用されているかの実例を付している。学生への提供は2022年度からで、登録した学生にメールで一日一単語配信し、専用ウェッブサイトで学習させるというシステムである。利用者も順調に増えている。開発開始から5年、提供から2年経過し、単語リストのアップデートや提供方法・システムの改善など課題も明らかになっている。 |
| キーワード | 学術語彙 英語語彙力 自習教材 教材開発 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育推進機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2025-03-14 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 71 |
| 終了ページ | 80 |
| ISSN | 1881-5952 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/68453 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Online Exchange Program between Sungkyunkwan University,Jilin University,and Okayama University : Practice Report |
| フルテキストURL | ipec_002_049.pdf |
| 著者 | 藤原 祐子| 秋田 節子| 石井 友美| 佐藤 美穂| |
| 抄録 | 岡山大学教育推進機構初修外国語系が毎年2月にオンラインで実施している「成均館・吉 林大学交流プログラム」は、日中韓三ヵ国の大学の学生が、日本語を共通言語として、複 数の文化・言語、学習言語と母語の違いなどを包摂した場で生じるコミュニケーション上 の問題を解決しながら、様々な話題のディスカッションやプレゼンテーションを行なう。 本実践報告は、このプログラムの趣旨と成果、また実践に当たっての様々な課題とそれに 対する取り組みについて報告し、コロナ後の国際交流の一つのモデルとなることを期待す るものである。 |
| キーワード | 三国間交流 異文化理解 複言語・複文化主義 インクルージョン アクティブラーニング |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育推進機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2025-03-14 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 49 |
| 終了ページ | 70 |
| ISSN | 1881-5952 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68417 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practice and Examination of Remaking Aprons Using Old Shirts in Elementary School Home Economics Classes: Development of the Home Economics Curriculum Based on the ESD (Ⅳ) |
| フルテキストURL | bgeou_188_085_104.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 平田 美智子| 信清 亜希子| |
| 抄録 | 本継続研究の目的は,学校教育に社会的使命として求められているESDを視点とした小・中・高等学校家庭科の教育内容開発を行うことにある。本稿では,小学校家庭科において,従来,最も多くの学習時間が充てられてきた「被服製作学習」が「布を用いた製作」となり,製作時間短縮のために,市販のキットを用いた袋類やエプロン製作が実践されていることに着目し,古ワイシャツを用いたリメイクエプロンの製作を通して,児童に「自分と被服との関係」と「リメイクの意味」を考えさせる授業を開発し,この実践結果から小学校家庭科における「製作学習」の問い直しを行った。 |
| キーワード | 家庭科 ESD 内容開発研究 リメイクエプロン 小学校 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-02-28 |
| 巻 | 188巻 |
| 開始ページ | 85 |
| 終了ページ | 104 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68415 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Music Education Practice Based on the Region: An Improvisation Workshop at a Public Elementary School in Tamano City, Okayama |
| フルテキストURL | bgeou_188_067_076.pdf |
| 著者 | 岡本 伸介| 増田 建太| |
| 抄録 | 本研究は,地域の文化や遺産,環境を念頭に置いた創造的な音楽教育によって,県内の人口減少に起因する課題の改善を図ることを目的としている。同時に,その創作教育を通じて,児童の柔軟な創造力や多様性を認める意識を育むこともねらっている。本研究において実践した取組は,現代音楽的表現を取り入れた即興演奏ワークショップである。 本稿では2024 年に行った玉野市内の小学校におけるワークショップの内容を中心に論じる。本ワークショップは,児童が柔軟かつ多様な創作表現を実践する場となったが,児童と地域住民らがその地域の特色を認識する機会としては新たな課題を生んだ。地域と創造的音楽教育を結んだ研究は実例が少なく,模索の段階であるため,本ワークショップを省みた上で今後の改善に繋げたい。 |
| キーワード | 音楽教育 地域教育 即興演奏 作曲 現代音楽 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-02-28 |
| 巻 | 188巻 |
| 開始ページ | 67 |
| 終了ページ | 76 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68413 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Classical Japanese Instrument Music: Connecting Local Communities and the Global World (2) −Developing ‘Intercultural Competence’ in Next Generation Cultural Exchange − |
| フルテキストURL | bgeou_188_047_056.pdf |
| 著者 | 早川 倫子| 髙須 裕美| 清水 尚子| 山路 みほ| 別府 祐子| 樋口 亜希| 中村 愛| 三好 啓子| 土佐 千紘| 花草 容子| 竹下 則子| |
| 抄録 | 本研究は,地域社会とグローバルをつなぐ和楽器音楽次世代育成の実践研究の一環として実施した「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」について,「異文化間能力」育成の視点からその可能性について検討したものである。 国内の学生については,①和楽器を介した繋がり/音楽的な協働,②演奏の質に関する違いの認識,③ 海外の和楽器演奏者に対する認識の3点が,海外の学生については,①表現スタイルや技術に関する違いの認識,②和楽器音楽の本質の理解,③演奏者としての学びと成長に対する意識の3点が,特徴として示された。「異文化間能力」の視点からは,国内外共に「文化的多様性」と「絶対的正統性の緩和」についての認識が認められ,柔軟で且つ寛容な和楽器との向き合い方が形成されていたことが明らかとなった。また「共感・協働のスキル」については,特に国内の学生に多く認められる結果となった。 |
| キーワード | 和楽器音楽 異文化間能力 グローバル 次世代育成 質問紙調査 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-02-28 |
| 巻 | 188巻 |
| 開始ページ | 47 |
| 終了ページ | 56 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/68308 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Social Skills Required for Caregivers ――Outlook for Research Topics for Educational Practice―― |
| フルテキストURL | hss_058_119.pdf |
| 著者 | 三宅 沙侑美| 山野 洋一| 田中 共子| |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
| 発行日 | 2024-12-27 |
| 巻 | 58巻 |
| 開始ページ | 119 |
| 終了ページ | 134 |
| ISSN | 1881-1671 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright (c) 2024 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67898 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Junior High School Students' Understanding of Truss Structures in Classroom Practice Using VR Structural Mechanics Teaching Materials |
| フルテキストURL | bgeou_187_111_118.pdf |
| 著者 | 入江 隆| |
| 抄録 | 中学校技術・家庭科[技術分野]においてプラスチックストロー等の材料で橋を製作させる試みが行われている。橋の強度を確保するための基本はトラス構造であるが,各部材(プラスチックストロー等)に生じる力の大きさとその方向を正確に理解することは生徒にとって難しい。著者はトラス構造を学習するVR構造力学教材を開発し,ストロー橋製作の助けとなる授業実践を行ってきた。この授業実践の中で,生徒がトラス構造の各部材に生じる力を考察するときの誤りのパターンが明らかになった。本研究ではこれまでの授業実践でよく見られた誤り方を生徒に提示し,同じ誤り方をしたかどうか,なぜそのように考えたのかについて調査した上で,求められる指導方法について検討した。 |
| キーワード | 技術分野 構造力学 トラス構造 VR 教材 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-12-06 |
| 巻 | 187巻 |
| 開始ページ | 111 |
| 終了ページ | 118 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67896 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Research on ICT-Based Class Development for “Proactive, Interactive, and Authentic Learning” in “Home Economics” at Senior High School ( Ⅱ ): Developing and Implementing a Lesson on “Why Do We Need to Plan Meals for a Lifetime?” |
| フルテキストURL | bgeou_187_077_099.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 長谷川 千華| |
| 抄録 | 本継続研究では,2016年の知識基盤社会を生きる力の育成を目的とした教育改革において,「社会に開かれた教育課程」の実現のために,授業改善の課題とされた「主体的・対話的で深い学びの実現」と「適切なICT活用による学習活動の充実」に焦点を当て,高等学校普通科目の家庭科において,「主体的・対話的で深い学び」とそれにつながるICT活用の検討による授業開発研究を行い,「主体的・対話的で深い学び」を成立させる授業構成の条件を検討することを目的とした。本稿では,家庭科の「深い学び」に不可欠な「自分と食事計画との関係」を探究する授業「なぜ,生涯を見通した食事計画を立てる必要があるのか」の開発と実践結果を中心に報告する。 |
| キーワード | 家庭科 主体的・対話的で深い学び ICT 食生活学習 高等学校 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-12-06 |
| 巻 | 187巻 |
| 開始ページ | 77 |
| 終了ページ | 99 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67892 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Formative Activity that Creates Social Groups through Antagonism and Articulation |
| フルテキストURL | bgeou_187_035_042.pdf |
| 著者 | 大平 修也| |
| 抄録 | This study, using literature, explores the theory of socially engaged art, along with formative activities that feature elements of socially engaged art that contribute to the realization of an educational curriculum that is open to society. This study clarified the effects of the formative activities. Therefore, the theory of socially engaged art encompasses antagonism, an experience that changes how one views, feels, and thinks about children and others, and articulation, which creates or reshapes the relationship between children and others. A literature survey revealed that emotional experiences that change the way children and others see, feel, and think can lead to a reshaping of existing relationships between children and others, as well as the formation of new relationships between children and others. This study demonstrated the effects of formative activity creating social aspects by doing things. |
| キーワード | Socially engaged art Antagonism Articulation Social Formative activity |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-12-06 |
| 巻 | 187巻 |
| 開始ページ | 35 |
| 終了ページ | 42 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67891 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Issues Observed in Students Who Want to Become Childcare Workers regarding Earthquake Response during Childcare |
| フルテキストURL | bgeou_187_023_033.pdf |
| 著者 | 馬場 訓子| 佐藤 大介| 髙橋 慧| |
| 抄録 | 保育者養成校での地震防災に関する授業や指導内容の再検討に示唆を得るため,保育者志望学生に見る保育現場で地震が発生した際の対応に関する不安と,保育職に就く前に学んでおきたい内容について検証した。その結果,保育時に地震が発生した際の対応に関して,①子どもを落ち着かせるための対応,②自分の冷静な行動や判断,③安全な避難や誘導,に不安を感じていることが確認できた。また,保育職に就く前に,①安全な避難の仕方や子どもを守るための方法,②子どもを落ち着かせるための方法や対応,③地震や地震防災の知識,を学びたいと考えていることが分かった。学びたい内容と学ばせたい内容をすり合わせ,確かな防災力の習得と実践力を培う授業内容の検討が今後の課題である。 |
| キーワード | 保育者志望学生 保育時 地震 課題 質問紙調査 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-12-06 |
| 巻 | 187巻 |
| 開始ページ | 23 |
| 終了ページ | 33 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67576 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | High School Teachers’ Questions and Resource Rooms Teachers’ Explanations during Introductory Stage |
| フルテキストURL | bgeou_186_079_089.pdf |
| 著者 | 森 太| 吉利 宗久| |
| 抄録 | 本稿の目的は,高校における通級による指導の導入期に着目し,校内体制の整備過程に生じた検討課題を明らかにするとともに,それに対する通級担当者による説明の特徴を捉えることであった。第一に,主な検討課題として「導入の是非」「従来の校内組織との関係」「既存の放課後の取組との関係」「従来の単位認定との関係」「障害という要配慮個人情報の取扱い」「通級による指導を生徒が希望していない場合の対応」が生じていた。第二に,通級担当者は,事例校の実情を参考に質問の背景を推測した上で説明を行うという特徴があった。結論として,校内体制の整備を円滑に進めるためには,通級による指導の導入が現在の各高校の取組等にいかなる影響があるのかを明らかにすること,自校にとって望ましい校内体制を模索するために学校の状況を共通理解することの重要性が示唆された。 |
| キーワード | 高等学校 通級による指導 校内体制 発達障害 特別支援教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-08-30 |
| 巻 | 186巻 |
| 開始ページ | 79 |
| 終了ページ | 89 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67574 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Research on ICT-Based Class Development for “Proactive, Interactive, and Authentic Learning” in “Home Economics” at Senior High School (Ⅰ): Developing and Implementing a Lesson on “Why We Need to Plan to Spend Money” |
| フルテキストURL | bgeou_186_051_067.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 長谷川 千華| |
| 抄録 | 本継続研究では,2016年の知識基盤社会を生きる力の育成を目的とした教育改革において,「社会に開かれた教育課程」の実現のために,授業改善の課題とされた「主体的・対話的で深い学びの実現」と「適切なICT活用による学習活動の充実」に焦点を当て,高等学校普通科目の家庭科において,「主体的・対話的で深い学び」とそれにつながるICT活用の検討による授業開発研究を行い,「主体的・対話的で深い学び」を成立させる授業構成の条件を検討することを目的とした。本稿では,家庭科の「深い学び」に不可欠な家庭経営学習の目的である「自分と金銭との関係」を探究する授業「なぜ,金銭を計画的に使う必要があるのか」の開発と実践結果を中心に報告する。 |
| キーワード | 家庭科 主体的・対話的で深い学び ICT 家庭経営学習 高等学校 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-08-30 |
| 巻 | 186巻 |
| 開始ページ | 51 |
| 終了ページ | 67 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/67569 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Impact of Strengths-Based Interventions on Students’ Well-being and Attention to Strengths: Examining Contributing Factors to Changes in Attention to Strengths in Others |
| フルテキストURL | bgeou_186_001_012.pdf |
| 著者 | 伊住 継行| 戸田 朱音| 大倉 尚志| |
| 抄録 | 本研究の目的は,生徒のwell-being及び強みへの注目の向上を目的とした強み介入を1時間の学級活動と事前事後の学習活動として実践し,その教育成果について検証すること及び他者の強みへの注目の変化の要因について探索的に検討することであった。分析対象は,公立中学校の生徒4クラス105 名(男子56 名,女子45 名,未回答4名)であり,1群事前事後テストデザインで検証した。その結果,生徒のwell-beingと自他の強みへの注目の向上は確認されなかった。また,他者の強みへの注目の変化によって3群(低下群・維持群・向上群)にわけ,群と学習の感想で書かれた自由記述の関連を検討した結果,他者の強みへの注目の変化には,①強みを見つける対象者との関係性,②強み介入時のポジティブ感情の経験,③自他の多様な強みへの気付き,④多様性を尊重する態度の4点が関係していた。最後に,本研究の結果をモデリングの発達差に着目して考察し,今後の強み介入の展望について議論した。 |
| キーワード | well-being 強み介入 生徒 他者の強みへの注目 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2024-08-30 |
| 巻 | 186巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 12 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | papyrus_030_27_35.pdf |
|---|---|
| 著者 | 黒﨑 東洋郎| 宮崎 唯| |
| 抄録 | 変革の時代に資する数学力が世界中で叫ばれている。我が国では「数学的な見方・考え方を働かせ、数学的活動を通して、数学的に考える」と数学的に考えることが (2017) が強調されている。これを実現するために、「個別最適な学び、協働的な学び」(2021) が推奨されている。資質・能力と学び方はどちらも重要なことであるが、学び方ばかりに目が向き、数学的に考える指導が洗い流されている。両者を関連付けて同時達成する必要がある。その成否の鍵は、「数学的活動」にあると考える。ところが、数学的活動は、総花的、表層的に捉えられ易い。数学的に考える力を生成するには、活動をどのような視座から数学化すればよいか、数学的に考える力を生成・創発する機能的な数学的活動にするにはどうすればよいか、そのアプローチはまだ解明されていない。そこで、数学的に考える力を生成する真正な「数学的活動のアプローチ」と「変容」の在り方を探究する。 |
| キーワード | 活動を数学化する 非線形型 最適化 柔軟性のある変容 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2024-02-14 |
| 巻 | 30巻 |
| 開始ページ | 27 |
| 終了ページ | 35 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |