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ID 56418
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著者
山野 定寿 岡山県真庭市立北房小学校
抄録
 本研究の目的は, 問題解決カを高める批判的思考カを養う授業づくりの工夫を, 授業実践を通して検証し, 示すことである. そのために, まず道回(2001, p103)の批判的思考のプロセスとモデルに注目した. また, 全国学力学習状況調査にみられる割合の課題を分析し児童が陥りやすい誤りを考察した. 次に,そのモデルや割合の課題を基に, 授業の導入から誤りを複数持つ反例を児童に示し, 批判的な思考活動を促し, 問題解決の見通しを持たせるとともに, 誤りの本質に迫らせ, 新たな問題解決の方略を習得させる授業実践を試みた. その結果, パフォーマンス評価やプロトコルに基づく批判的思考の図化により, 児童は批判的思考のプロセスを自他の方法に対し繰り返し, 新たな問題解決の方略を習得したことが分かった.
キーワード
批判的思考のプロセス・モデル
複数の誤りの反例
割合
全国学力学習状況調査
備考
実践研究論文
出版物タイトル
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日
2018-11-24
25巻
出版者
岡山大学算数・数学教育学会
開始ページ
23
終了ページ
28
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
papyrus