JaLCDOI 10.18926/11350
タイトル(別表記) A Teaching Research of the Science related Careers in the Elementary School Science, based by the American Textbooks Discover the Wonder
フルテキストURL 001_011_020.pdf
著者 田中 賢二|
抄録 本(平成12)年度の講義「初等理科教育学A(理科授業研究)」では、アメリカの初等理科教科書「Discover the Wonder」に基づき、授業研究の試みを行わせるとともにこの教科書で扱われている People at Work/Ex-ploring Careers を参考にして、課題[科学にかかわる職業・仕事についてのガイダンス]などによって初等教育段階における科学にかかわる職業(仕事)のガイダンスの取り扱いを検討させてきた。本稿は、この実践報告である。様々な特徴や工夫を見出し、教科「理科」や「総合的な学習の時間」における科学にかかわる職業のガイダンスの授業実践などに向けて、指導案を作ることができ、さらに受講結果についての総括的な自己評価や講義全体についての評価からも、ほぼ所定の成果を得たと考えている。
キーワード 初等教育段階 職業 ガイダンス アメリカ 教科書
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 11
終了ページ 20
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313539
JaLCDOI 10.18926/11354
タイトル(別表記) The Problems with "jiritsu-katsudo" in special education for children with physical handicap
フルテキストURL 001_031_037.pdf
著者 佐藤 暁|
抄録 本稿では、自立活動をめぐる諸問題について、肢体不自由児教育における問題を中心に整理・検討した。はじめに、自立活動の母体である養護・訓練と関連づけながら、自立活動の目標及び内容の捉え方について論じた。次に、自立活動の指導場面で、どのように指導内容を選定し、指導課題を設定したらよいかについて論じた。さらに、自立活動での指導が、日常的な教育活動と密接な関連をもつようにするための条件を、「経験の再編」(佐伯、1997)といった側面から検討した。最後に、自立活動が個人の能力を向上させることに留まらず、子どもと周囲の人との関係性の向上を考慮した取り組みとして展開される必要があることが指摘された。
キーワード 自立活動 (jiritsu-katsudo) 特殊教育 (special education) 肢体不自由児 (children with physical handicap) 関連性 (relationship) 経験の再編 (reorganization of experience)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 31
終了ページ 37
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313656
著者 教育実践総合センター|
発行日 2001
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
1巻
1号
資料タイプ その他
JaLCDOI 10.18926/11359
タイトル(別表記) A Comparison of Solving Process of Problems in Exercises by Frequency of Brain Wave
フルテキストURL 001_059_067.pdf
著者 山口 有美| 山口 晴久|
抄録 本研究は、基礎的な学習課題(宣伝的知識(漢字の書き取り)と手続き的知識(一次方程式))を紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の二つの学習メディア提示形態で被験者に行わせ、脳波の周波数分析を用いて、教育メディアの提示方法の違いが学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較分析した。開眼安静時と学習時αブロッキングを基準とした脳波の周波数解析の結果から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、VDTでの作業の方が一般的に緊張状態になりβ波が大きく作業能率がよいとは限らない、学習での脳波成分の個人差が大きい等の知見を得た。
キーワード 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 学習課題解決 (Solution of Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 59
終了ページ 67
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313975
JaLCDOI 10.18926/11349
タイトル(別表記) A Study of developing sense and thinking in the Social Studies Class: On the Basic of Contrasting Some Theories about Value Judgment Teaching
フルテキストURL 001_001_009.pdf
著者 桑原 敏典|
抄録 本研究では、社会科で育成すべき見方・考え方のうち社会事象に対する価値判断に焦点をあて、価値的判断力を育成する授業構成にどのような方法があるかを社会科教育学研究の成果に基づいて考察した。まず、現在わが国の社会科教育学研究の成果として提案されている判断力育成教育原理を検討した。それらは、社会的決定を基盤とするものと、個人的決定を基盤とするものに区分され、分析の結果、前者は社会化を目指し、後者は個性化を目指していることが明らかとなった。さらに、価値的知識の解釈過程を子どもの思考に組み込んだ授業構成を提案し、価値判断力の育成を目指す社会科授業構成の前提を示した。
キーワード 判断力育成 (Developing Judgment) 価値認識 (Value Cognition) 価値的知識 (Value Knowledge) 法的判断 (Law Judgment)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313872
JaLCDOI 10.18926/11352
タイトル(別表記) About the lifelong education at the university : Through the practice of "woodwork seminar"
フルテキストURL 001_021_030.pdf
著者 山本 和史|
抄録 生涯教育の体制は発展途上と言って良いが、その中のものづくり教育について考察した。特に木工分野は学習の機会が少なく、内容的にも問題を感じている。今年、実践した社会人木工セミナーを例に学習支援の必要性と、それを前提とした題材、また同時に結果だけを求める学習者の意識的な問題が明らかになった。この講座の設定方法を巡って問題を感じたため、大学における社会人教育の窓口について考察を行った。文部省生涯学習審議会はその拡充を求めており、特に公開講座を授業科目で行うことは有効である。これに半歩踏み出したかたちで木工講座の具体案を提案した。
キーワード 社会人教育 生涯教育 (lifelong education) 木工講座 (woodwork lecture) 公開講座 (open class)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 21
終了ページ 30
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313707
JaLCDOI 10.18926/11356
タイトル(別表記) Formation of the teacher's ability in teacher-training programs in universities: The analysis of the freshmen'observation-and-participation course at Okayama University in 2000
フルテキストURL 001_039_050.pdf
著者 有吉 英樹|
抄録 こんにち、不登校や高校中退、いじめや暴力行為などの教育問題を解決していくためにも、さらには、急激に変化する社会に主体的に対応していくためにも、次世代を育てる教員の資質能力の形成と向上が強く求められている。教員の資質能力の形成と向上は、養成段階、採用段階および現職研修段階においてなされるものである。本稿では、教育職員養成審議会の答申を踏まえながら、養成段階における資質向上について重要な役割を担う教育実習の中で、とくにその最初の段階である1年次観察・参加実習に焦点を当てて、考察を意図した。平成12(2000)年度に実施した本学部1年次観察・参加実習のアンケート調査の結果を分析し、その成果と問題点、課題等を明らかにする。
キーワード 教員養成 (Teacher trainning) 資質向上 (Teachers' ability) 教育実習 (Student teaching) 観察・参加 (Observation and participation)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 39
終了ページ 50
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313684
JaLCDOI 10.18926/11369
タイトル(別表記) 語い教授における対話スクリプトを使ったオーセンティックな話言葉の規範の使用
フルテキストURL 001_099_112.pdf
著者 C. J. Creighton|
抄録 This investigate teaching pragmatic competence, specifically the appropriate register. The subjects were 34 2nd year EFL students enrolled in "Basic Conversation", over one semester, at a Japanese national university. Students wrote and performed 4 scripted dialogues as part of an ABAB single case study where the intervention was focusing exercises of optimal features of the oral register authentic NS dialogues. Comparison of the baseline and subsequent scripts using the Wilcoxon Signed Ranks Test (non-parametric) showed a significant increase in the use of spoken features. Student feedback and instructor observation also provided corroboration. The results point to the utility of authentic materials in the Japanese EFL classroom.
キーワード pragmatic competence (語用論的能力) oral register (口語的な語い) authentic language (オーセンティックな話し言葉) scripted dialogues (対話スクリプト) ABAB single case study
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 99
終了ページ 112
ISSN 1346-3705
言語 英語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313476
著者 教育実践総合センター|
発行日 2001
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
2巻
1号
資料タイプ その他
JaLCDOI 10.18926/11358
タイトル(別表記) An Approach to the Integrated Study through the Teaching of Elementary Mathematics
フルテキストURL 001_051_058.pdf
著者 黒﨑 東洋郎|
抄録 2002年の学習指導要領完全実施に向けて新しく創設された「総合的な学習の時間」の積極的な取り組みがなされている。とりわけ、国際理解教育や情報教育といった横断的・総合的な課題に関するものが脚光を浴びているように思われる。算数教育でも「総合的な学習の時間」との関連が取りざたされ、算数科から如何に「総合的な学習の時間」にアプローチすればよいかが研究の大きな柱の1つとなっている。そこで、算数科からどのような「総合的な学習の時間」へのアプローチが考えられるのかを考察する。
キーワード 総合的な学習の時間 (Integrated Study) 算数教育 (Teaching of Elementary Mathematics)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 51
終了ページ 58
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313746
JaLCDOI 10.18926/11361
タイトル(別表記) A Basic Study of 3-Dimensional Sense by Colors on VDT Working
フルテキストURL 001_069_076.pdf
著者 山口 有美| 山口 晴久|
抄録 本研究は、VDT(Visual Display Terminals)における人間の学習メディア提示形態に関する基礎的研究としてディスプレー上に描かれた図形を立体として認識する立体感効果に関して、空間構成と色彩調和効果をパラメータとして視認実験を被験者に行わせた。そして、人間の距離感認知に対して立体面と色彩提示方法の違いが学習者の距離認知心理にどの様な影響を及ぼすかを比較分析した。簡単な立体感を構成する図形の壁面色を基準とした対人実験の結果から、距離感、立体感の認識には個人差が大きいこと、それらはいくつかにグルーピングされることなどを統計分析し、実験空間における距離感に関する実験式を導出した。
キーワード メディア (Media) 立体感 (Solidity) VDT (Virtual Display Terminal) 4原色 (Trichromatics) 色彩調和 (Color Harmony) 壁面構成 (Construction of Walls)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 69
終了ページ 76
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313856
JaLCDOI 10.18926/11363
タイトル(別表記) A Study of Human Computing on Solving Process of Basic Problems in Exercises for learning by Brain Wave
フルテキストURL 001_077_088.pdf
著者 山口 有美| 山口 晴久|
抄録 本研究は、基礎的な学習課題(計算、幾何証明、漢字の書き取り、ワープロ入力作業、マウスによる描画作業)を紙上、VDT(Visual Display Terminals)の学習メディア提示形態で被験者に行わせ、脳波の周波数分析を用いて、人間の学習認知状態における心理負荷量を教材認識、教授メディアの質の違いから比較分析した。被験者を用い、αブロッキングを基準とした脳波の周波数解析実験を行った。その結果、開眼安静時を基準として各学習時の学習課題解決における学習者の心理負荷量を考察したところ、各学習作業においてα波出現量比はワープロ入力、漢字練習、計算問題、マウスによる描画問題、幾何の順に低くなる、また学習の過程で脳波性状が大きく変化する、学習での脳波成分の個人差が大きい、等の知見を得た。
キーワード 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 基礎的な学習課題解決 (Solution of Basic Learning Ploblems) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 77
終了ページ 88
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313401
JaLCDOI 10.18926/11367
タイトル(別表記) Current Evalution and Problems of Training Practice for School Nurse-Teachers in Okayama University
フルテキストURL 001_089_098.pdf
著者 石原 昌江| 野村 梨香|
抄録 本研究では、岡山大学における養護実習の現状とその効果について、実習生及び指導養護教諭に対する調査結果を分析することにより、これからの養護教諭養成における実習のあり方について検討することを目的とした。現状では、健康診断、保健指導、救急処置等の基本的職務については学ぶことができているが、養護教諭の新たな役割とされる健康相談活動については、子どもの心の状態を探る段階にとどまっている。また、学校保健委員会活動等の企画運営への参画など、他の教職員との連携のあり方や学校保健活動、養護活動の進め方について十分に学び得ることは、短期間の実習だけでは困難な事項もある。今後の課題としては、「養護実習が養護教諭養成カリキュラム全体を推し進める要の位置にある」ことを明確にし、関係者が協力して、実習の事前・事後における指導内容・方法の改善を図っていくことが必要である。
キーワード 養護実習 (School Nurse-Teacher Training Practicd) 養護実習生 (School Nurse-Teacher Students) 実習校 (School for Training Practice) 養成機関 (Training Institutions) 実習評価 (Practicing Evaluation)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 89
終了ページ 98
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313794
JaLCDOI 10.18926/11383
タイトル(別表記) The Present Condition and Problems of Prior Administrative Guidance, Which are Aimed at Fostering the Capacity for Practical Leadership as a Teacher: In Cooperation with the Lower Secondary School Affiliated to the Faculty of Education, Okayama University, also Known as Fuzoku junior High School
フルテキストURL 002_061_070.pdf
著者 有吉 英樹| 梶原 敏|
抄録 附属学校園は、実習生にとって初めて実習を体験する場であり、かれらが学校現場を把握し子どもたちについて理解を深め、実践的指導力を身につけていく上で重要な役割を果たしている。本稿では、実習をより効力あるものにするために、附属中学校のみならず学外とも連携・協力しながら運営・実施している事前指導のプログラムの運営と現状について述べる。次に、3年次生対象に設定されている附属中学校実習に向けた「事前指導」を中心にして、その運営と現状、特徴と成果、今後の連携の在り方、改革課題等について検討し考察する。
キーワード 教育実習 (teaching practice) 事前指導 (prior administrative guidance) 附属中学校 (Lower Secondary School affiliated to Faculty of Education, University) 実践的指導力 (capacity for practical leadership as a teacher)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 61
終了ページ 70
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313464
JaLCDOI 10.18926/11385
タイトル(別表記) A Study of Humen Computing in Solving Process of Graphical Problems in Exercises by Frequency Analysis of Brain Wave
フルテキストURL 002_071_079.pdf
著者 山口 有美| 山口 晴久|
抄録 本研究は、CAIの基礎的研究として、立体空間を構成する幾何学的な課題学習における能動的学習行動の生体反応を調べた。基礎的な幾何学的学習課題を、問題提示方法の違い(文、図示)と紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の学習メディア提示形態の違いと「書く」、「折る」の表現の違いを基準に8つの学習方法にわけ被験者に学習させて、脳波の周波数分析を用いて、学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較した。アーチファクトの混入による実験の信頼性低下という課題を残すものの、開眼安静時と学習時のαブロッキングを基準とした脳波の周波数解析から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、図提示より文読解での学習の方が一般的に精神負担が大きく、静止画より動画像の方が学習での脳波成分の精神負荷の影響が大きい等の知見を得た。
キーワード 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 幾何学的課題解決 (Solution og Graphical Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 71
終了ページ 79
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314012
JaLCDOI 10.18926/11380
タイトル(別表記) Caracter Education and Its Mnanagement in an Elementary School in Kansas City, U.S.A.
フルテキストURL 002_047_059.pdf
著者 青木 多寿子|
抄録 本稿は、アメリカで近年取り組み始めた品性徳目教育について、著者の子どもたちをアメリカの小学校に通わせた体験、あるアメリカの小学校で実際に用いられている校内研修用資料、一般書店で販売されている教師用手引をもとに、品性徳目教育の内容と実際の学校での運用を具体的に紹介するものである。内容的には、アメリカの道徳教育の変遷、品性徳目教育と従来の道徳教育との比較や学校での実際の運用の仕方、クラス討論の仕方に関する資料を取り上げた。アメリカの学校で行われている品性徳目教育は、学校やクラスごとに定められたものではなく、学校区全体で定められ、幼稚園から高校まで共通となっている。小学校では、毎月一つずつ取り上げて討論し、道徳的思考力を高めるだけでなく、実際に行動できるように実行力を養うことに力が入れられている。係の仕事の評価、問題行動の更生のためにも品性徳目がベースとなっており、児童の問題行動について保護者とコミュニケーションを取る際にも役立っていた。未来の良き市民と育成することを目標に、親切でより温かみのある、責任感ある地域社会をつくるため、地域と学校が品性徳目を要として連携し、子どもを育んでいこうとする姿が窺えた。
キーワード 品性徳目 (Character Education) 道徳教育 (Moral Education) クラス討論 (Class Discussion) 学校行事 (Management of School) 生徒指導 (Behavior Program)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 47
終了ページ 59
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313370
JaLCDOI 10.18926/11387
タイトル(別表記) The Background and Trend of Practical Peer Support and Peer-assisted Activities :the Beginning to Current Tendency of Peer Support and Peer-assisted Activities
フルテキストURL 002_081_093.pdf
著者 西山 久子| 山本 力|
抄録 私たちの社会では、習慣的に仲間支援の手法が用いられてきたが、近年、「ピアサポート」が学校教育現場に実践的に導入され、欧米で開発されてきた技法なども紹介されて仲間関係を積極的に活用しようという動きがある。福祉の領域などでは、より積極的に仲間支援が行われ、歴史的に見ても教育・福祉等の分野で活用してきた経緯がある。そうした支援は、相談活動、葛藤調停、仲間づくり、アシスタント、学習支援、指導、助言、グループリーダーの7項目に分類される。学校で生徒がもつ仲間支援の力が十分活用するようにプログラムが構成されるとき、生徒らにとって有効なピアサポート活動が実施できる。
キーワード ピアサポート (peer-support) 仲間 (peer) ピアカウンセリング (peer-counseling) ソーシャルサポート (social support)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 81
終了ページ 93
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313981
JaLCDOI 10.18926/11373
タイトル(別表記) International Understanding in School Music Education: from a Lullaby of Mother-culture to Lullabies in the World
フルテキストURL 002_011_020.pdf
著者 加藤 晴子| 奥 忍|
抄録 本研究は、学校教育の今日的課題の一つである国際理解を取り上げ、学校音楽教育が国際理解にどのように貢献しうるのかを検討するものである。音・歌・音楽は、グローバル教育の視点から捉えられることが必要であると考える。そのためには音楽を文化として体験し、生活における音楽の持つ意味を理解することが必要である。学習パラダイムとして、自文化の音楽を理解し、その上で異文化である諸民族の音楽を体験・理解するという段階が考えられる。そこで本研究では、①音楽科における国際理解についての認識と、これまでの教育実践について検討を行い、そこにみられる問題を指摘し、②世界のどの民族にも存在する「こもりうた」を取り上げ、文化的・音楽的特徴を明らかにした上で、それを適用した具体的な学習方法を提示した。
キーワード 国際理解 (International Understanding) グローバル教育 (Global Education) 学校音楽教育 (School Music Education) こもりうた (Lullaby) 諸民族の音楽 (world Musics)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 11
終了ページ 20
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313347
JaLCDOI 10.18926/11375
タイトル(別表記) Motor Development of Children with Cerebral Palsy
フルテキストURL 002_021_035.pdf
著者 佐藤 曉|
抄録 脳性まひ児の動作発達経過について、佐藤(2002)では、①低緊張で動きの少ない子どもの道筋、②Gパターンからの解放の途上にある子どもの道筋、③弱い痙性を示しつつ緊張の低下した子どもの道筋、がしめされた。本稿では、筆者が長期間フォローアップしてきた脳性まひ児の事例をいくつか取り上げながら、それぞれの道筋に特徴的な動作発達経過と動作発達学習上の問題、及び動作発達支援のポイントについて整理した。その中で、座位や膝立ち位における抗重力動作の学習と、全身の屈曲パターンを示す定型的姿勢からの解放が動作学習のポイントになることが示されるとともに、動作の崩れへの対応が重要であることが指摘された。
キーワード 脳性まひ児 (Cerebral palsy) 動作発達 (Move Development) フォローアップ (Follow-up) 動作訓練法 (Rehabilitation) 類型化 (Dohsa-method)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 21
終了ページ 35
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314059
JaLCDOI 10.18926/11371
タイトル(別表記) Bringing Up the Pupils Who Solve the Problems Subjectively: Creation of the Curriculum of "Hours of Integrated Studies"
フルテキストURL 002_001_009.pdf
著者 小林 元之|
抄録 2002年度の学習指導要領完全実施に向けて、新しく創設された「総合的な学習の時間」の積極的な取り組みがなされている。しかし、単元の内容開発が多く、「活動あって、学びなし」の批判の声を耳にするようになった。本校は、1999年度から、文部科学省指定研究開発校として、「総合的な学習の時間」と「教科・道徳・特別活動」との関係や「総合的な学習の時間」の3つの内容の相互関係や評価を中心に、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行ってきた。その開発した内容について述べることにする。
キーワード 総合的な学習の時間 教科・道徳・特別活動との関係 評価
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313991