JaLCDOI 10.18926/bgeou/54489
タイトル(別表記) Study of developing a teaching program for a voter education from a junior high school to a high school: Based on developing a tentative lesson plan of a junior high school and a high school social studies in order to teach about the concept of vote
フルテキストURL bgeou_162_089_097.pdf
著者 桑原 敏典|
抄録  本研究は,市民社会に寄与し得る有権者の育成を目指して,児童・生徒の発達段階に応じた有権者教育のあり方を追究し,小学校から高等学校までの12 年間を一貫する原理にもとづいた有権者教育プログラム開発のための方法を提案しようとするものである。本研究では,有権者として効果的な判断や意志決定を行うために不可欠な概念を幾つか想定し,それらを体系的に身に付けていけるようなカリキュラム・フレームワークを設定した。そのカリキュラムに基づく単元の例として,「選挙」概念を身に付ける中学校社会科及び高等学校公民科の単元を開発した。その単元開発のプロセスを提示することによって,先に挙げた課題に応えていきたい。
キーワード 有権者教育 小中高一貫 中学校社会科 公民科 単元開発
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 89
終了ページ 97
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825844
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54490
タイトル(別表記) Initial Findings from Women’s Personal Networks Survey in Canberra (Part Ⅲ)
フルテキストURL bgeou_162_099_102.pdf
著者 野邊 政雄|
抄録  筆者は2013年3月から5月にかけてキャンベラにおいて女性のパーソナル・ネットワークと集団加入に関する調査を実施した。本稿の目的は,調査票にあるそれぞれの質問への回答結果を提示し,考察を加えることである。集計結果を検討し,次の3点を明らかにした。①約半数の回答者はキャンベラで10 代をおくっていた。②回答者は民族的出自でイギリス系やオーストラリア系が多い。③回答者とその夫ないしパートナーは社会経済的地位が高い。 本稿は,既に掲載している「『キャンベラに居住する女性のパーソナル・ネットワーク調査』の基礎分析(その1)」(野邊 2015)と「同(その2)」(野邊 2016)に続くものである。本稿で扱っているQ35 ~ Q42 の回答結果の分析・検討については,前者を参照されたい。
キーワード キャンベラ 女性 パーソナル・ネットワーク 集団加入
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 99
終了ページ 102
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825845
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54491
タイトル(別表記) The Speaker and the Voice in Emily Berry’s Dear Boy (2013)
フルテキストURL bgeou_162_103_109.pdf
著者 岡田 和也|
抄録  Faber & Faber社から2013 年に出版されたDear BoyはForward Prize(for Best First Collection)を受賞し,Emily Berryは若い作家の中で一躍その作品が広く認識されるようになった。アンソロジーの編者としての側面も,Salt社のThe Best British Poetry 2015があり,彼女の鋭いセンスが光る。本論文は,そのEmily Berryの作品群に関して,彼女自身の朗読音源が入手可能になったことから,詩の中のspeakerの存在が,声の問題としてどう関わっているかを分析するものである。
キーワード speaker voice Emily Berry Dear Boy
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 103
終了ページ 109
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825846
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54492
タイトル(別表記) The Letters of Dorothy Osborne (II)
フルテキストURL bgeou_162_111_121.pdf
著者 岸本 広司|
キーワード ドロシー・オズボーン ウィリアム・テンプル 手紙 結婚
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 111
終了ページ 121
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825847
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54493
タイトル(別表記) Possibility and Problem of Comparative Appreciation Method in Junior High School Art Education
フルテキストURL bgeou_162_123_138.pdf
著者 泉谷 淑夫|
抄録  本論は,中学校美術科における鑑賞教育の定着と活性化をねらって,比較鑑賞の方法を積極的に取り入れた題材設定と,作品の造形性をめぐる対話が深まるような授業方法について,実践を通してひとつの提案を試みるものである。著者が比較鑑賞に特化した題材を開発して,スライドショー用のデータを作成し,それらの中から中学生向きと思われる題材を現場の教員に提示した。現場の教員が中学校用に作成した指導案を元に研究授業を行い,それを撮影して記録に残し,その授業を分析して成果と課題を検証した。  尚,本論は平成25~27 年度の科学研究費補助金・基盤研究(C),課題番号25381196,研究課題名『対話を活性化する比較鑑賞題材の開発と授業モデルの確立』に基づくものである。
キーワード 比較鑑賞 対話形式 造形性 中学校美術科
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 123
終了ページ 138
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825848
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54494
タイトル(別表記) Fundamental Researches about Relations with Observation and the Drawing Expression (Part 1) : One Consideration from an Anatomical Chart of Leonardo da Vinci and Andreas Vesalius
フルテキストURL bgeou_162_139_148.pdf
著者 清田 哲男|
抄録  本研究は,観察による描画表現を学習活動として行うにあたり,児童・生徒の活動のねらい等を明確するために,観察と描画表現との関係について考察するものである。  本稿では,観察と自然科学との学びに介在した人体解剖図の描画に焦点を当て,イタリア・ルネサンスで活躍したレオナルド・ダ・ヴィンチとアンドレアス・ヴェサリウスの描画表現作品について先行研究を基に考察する。  成果として,意識として先入観をなくして臨んだ観察と,概念をとおした観察と,概念にこれまでの自己の経験を踏まえた視点を加えた観察による描画表現の価値の違い等について纏めることができた。
キーワード 観察 描画表現 レオナルド・ダ・ヴィンチ ヴェサリウス 解剖図
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2016-07-28
162巻
開始ページ 139
終了ページ 148
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005825849
タイトル(別表記) Reform of Nation-Wide General Tests for University Admissions and its Political Process : Adaptation to Glovalization and Populism
フルテキストURL olj_66_1_(377)_(422).pdf
著者 谷 聖美|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 422
終了ページ 377
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838004
タイトル(別表記) Personalbeurteilung in deutschen privaten Unternehmen
フルテキストURL olj_66_1_(236)_(376).pdf
著者 藤内 和公|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 376
終了ページ 236
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838005
タイトル(別表記) Der Grundsatz der Völkerrechtsfreundlichkeit vom Grundgesetz - 1. Teil
フルテキストURL olj_66_1_(199)_(234).pdf
著者 山田 哲史|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 234
終了ページ 199
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838006
タイトル(別表記) Die Intellektuelle und die ‘Bildung’ : Der Bildungsgedanke von Maruyama Masao
フルテキストURL olj_66_1_001_088.pdf
著者 西村 稔|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 88
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838007
タイトル(別表記) Does right to obtain reimbursement against principal obligor have effect on interruption of extinctive prescription of right to reimbursement against co-surety?
フルテキストURL olj_66_1_089_099.pdf
著者 吉岡 伸一|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 89
終了ページ 99
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838008
タイトル(別表記) On the Retirement Compensation of Directors Based on the Internal Regulation of the Corporation without the Resolution of Shareholders’ Meeting : Tokyo District Court Decision of 21 July 2015
フルテキストURL olj_66_1_(189)_(198).pdf
著者 米山 毅一郎|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 198
終了ページ 189
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838009
JaLCDOI 10.18926/54532
タイトル(別表記) "Romeo und Julia" auf der Opernbühne ― Von Gottfried Keller zu Frederic Delius ―
フルテキストURL bhe_011_001_010.pdf
著者 久保田 聡|
抄録 互いの家同士の確執を知りながらも愛し合うことになってしまった男女の悲劇を描き出したシェイクスピアの作品のプロットが19 世紀リアリズム期の作家ゴットフリート・ケラーの『村のロメオとユリア』においてもそっくりのまま使い回されたわけでは決してない。現実を見つめるケラーのまなざしは悲劇に至る経緯と背景を丹念に追い求めているのである。しかしながらドイツにルーツを持つイギリス人作曲家フレデリック・ディーリアスがシェイクスピアではなくケラーの小説の方をオペラの題材に選んだ時、音楽家としての感性はリアリズム小説のプロットにさまざまな変更を施すことになる。
キーワード 確執 リアリズム 示導動機 「楽園」
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 1
終了ページ 10
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838010
JaLCDOI 10.18926/54533
タイトル(別表記) De l’histoire littéraire au champ littéraire: Saisei MURO et la poésie japonaise moderne (2)
フルテキストURL bhe_011_011_032.pdf
著者 上田 和弘|
抄録 ある時代のある特定の時期に書かれ発表されたさまざまな文学テクストをながめたばあい、ときにジャンルさえ越えて、そこに流行語のようにいくつかのある特徴的な語や表現が時を同じくして出現してくることがある。それはもちろん作家(詩人)から作家(詩人)へのなんらかの影響関係がそこにあったからだとまずは考えられよう。しかしこれは必ずしもたんに一方から他方への単方向的な影響というのではなく、作家(詩人)たちのあいだで、いくつかの条件があわさって、ほとんど同時発生的にある共通ないし類似の語や表現が生まれたり用いられたりすることもあったのではないか、また、あくまで個々の作品から遡及的にしか見いだされぬとしても、そうした共通ないし類似の語や表現を生みだすことを可能にした、ある時代のある特定の時期に成立していたと想定される表現可能態の言語空間がそこに潜在していたのではないか――本稿は、その空間をピエール・ブルデューの用語を借りて「文学場」の名で呼んで、20 世紀初頭における日本の近代詩と19 世紀中葉におけるフランスの近代詩をそうした「文学場」という観点からとらえなおす試みである。
キーワード 文学場 日本近代詩 室生犀星 北原白秋 斎藤茂吉
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 11
終了ページ 32
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838011
JaLCDOI 10.18926/54534
タイトル(別表記) La constellation des imprimeurs-libraires dans les années 1640 et la polémique autour du jansénisme
フルテキストURL bhe_011_033_042.pdf
著者 野呂 康|
抄録 今日ジャンセニスムといえば,神学者コルネリウス・ジャンセニウス(1585-1638)の名に因んだ社会運動を指す.彼の遺稿『アウグスチヌス』と,その擁護者であるアントワヌ・アルノーによる『頻繁なる聖体拝領について』は,1640 年代に大きな論争を巻き起こした.これがいわゆる初期ジャンセニスム論争である.この論争は当時最大のメディアである書物を中心に展開されたがゆえに,文書の出版に携わる出版業界の動きとも深く関係したのは間違いない.但し,予めジャンセニスムとそれに共感した業者がいたというのではない.宗教思想や業者間の対立が折り重なる場でこそ,ジャンセニスムなるものが産み出され,漸次的に規定されてゆくのである.
キーワード ジャンセニスム 論争 出版 メディア 頻繁なる聖体拝領について
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 33
終了ページ 42
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838012
JaLCDOI 10.18926/54535
タイトル(別表記) On the 1895 publication of "Nihongo Hitori Annnai"
フルテキストURL bhe_011_043_054.pdf
著者 陳 南澤|
抄録 本稿では開化期の日本語学習書である『日本語独案内』(1895)に関して、その構成、韓国語の特徴、本書の基になっていると考えられる『日韓會話』(1894)と異なる日本語の単語や表現などを考察する。本書は日本語学書でありながら、その韓国語は同時代のほかの韓国語学習書と比べても同時代の韓国語を良く反映していると思われ、言語学的な価値を持っているといえる。また、『日韓會話』(1894)は本書の他にも『旅行必要日韓清對話自在』(1894)の定本にもなっており、『朝鮮語学独案内』(1894)との関連性mおうかがえる。今後、明治期のほかの韓国語学習書や韓国人のための日本語学習書を総合的に考察することで、現代韓国語の形成過程を寄り明らかにできると期待される。
キーワード 韓国語 日本語独案内 開化期 日韓會話
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 43
終了ページ 54
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838013
JaLCDOI 10.18926/54536
タイトル(別表記) “情(Qing)”in the Zhu Xi Philosophy
フルテキストURL bhe_011_055_074.pdf
著者 孫 路易|
抄録  本稿では、朱子のいう「情」についてできるだけ深く掘り下げて再検討することを試みる。  「天地の情」は、自然界の、「公正無私、健やか、和やか」といった性格と気の働きとの両義を併せ持つものである。つまり、自然界のあらゆる自然現象や自然物は皆、「公正無私、健やか、和やか」といった性格を持つ気の働きによって作り出されたものである。「公正無私、健やか、和やか」という性格は、「天地の心」が無生物や生物や人間に賦与されることに伴ってそれらの物体にも備わるのである。  「物の情」は、物体のその自身の性質を現す働きである。「草木禽獣の情」は、「五常の性」から発生した原初的「情」と、原初的「情」が具体的な物に対して向かうことによって生じた志向的情感、及び知覚、といった内面的な働きである。  「人の情」には、「本然の性」から発生した「四端」と「気質の性」から発生した「七情」の二種類がある。「四端」は原初的「情」であり、「七情」はその一部分が原初的「情」となって現れる。原初的「情」の働き方によって生じた幾つかの異なる心の働きが派生的「情」であり、派生的「情」には「意」「志」「知」「思慮」などといった要素が含まれている。  「意」と「志」はともに志向的情感であるが、その性格は「志は剛、意は柔」のように正反対であり、意欲、作用、忖度、感応が「意」の具体的な内容である。「知」はつまり「知覚」または「知識」であり、「知覚」は、神経感覚・器官感覚・生命感覚・道徳感覚を意味し、「知識」は認識や見識を意味する。「思慮」はつまり「思」であり、思惟・思索を意味し、派生的「情」においては枢要な働きを担うものであるが、不善を生ずるものと認識されている。
キーワード 天地の情 物の情 草木禽獣の情 人の情 四端 七情 知覚 思慮
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 55
終了ページ 74
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838014
JaLCDOI 10.18926/54537
タイトル(別表記) “youxian ci”(遊仙詞) of Liu Yong - focus on“Wushan yi duan yun(巫山一段雲)”-
フルテキストURL bhe_011_075_090.pdf
著者 藤原 祐子|
抄録 北宋の大詞人柳永は、詞という文学ジャンルに様々な新しい主題を取り込んだ。そのうちの一つに、遊仙」と呼ばれる一主題がある。本稿では最初に、遊仙の主題を以て詠まれた柳永の「巫山一段雲」五首が、どのような内容をもつものであるか、簡単な訳注を附して解説する。その上で、柳永の遊仙詞が中国古代遊仙文学の流れの中の、どこに位置づけることが出来るのかを考えていく。唐五代までの遊仙文学は、「現実に対する不満・諷刺」「国家・君主に対する言祝ぎ」をその二大潮流とする。柳永の「巫山一段雲」はどちらかと言えば後者に傾倒するが、人の長寿を祝するという側面がより強く、さらに女仙がしばしば登場する所が特徴的といえる。南宋以後、詞の分野には自分や身近な人々の誕生日を祝う「寿詞」というジャンルが確立するが、その先駆けとなるのが柳永のこれらの詞であり、しかも内容的に一つの典型を作ったということができる。また、柳永が「巫山一段雲」という詞牌を用いて遊仙を詠ったことが、金代以後の全真教道士たちの作詞に強い影響を与えたと考えられる。柳永の遊仙詞は、従来あまり注目されることがなかったが、このような金朝や南宋以後の詞壇に対する影響は、決して看過してよいものではない。
キーワード 柳永 遊仙 巫山一段雲 寿詞 道士
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 75
終了ページ 90
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838015
JaLCDOI 10.18926/54538
タイトル(別表記) The Newly Discovered Letter of Tsuchida Bakusen to the Tōdaiji Temple and His Painting, Sange
フルテキストURL bhe_011_091_102.pdf
著者 五十嵐 潤美|
抄録 日本画家、土田麦僊は大正3 年に奈良の古社寺・博物館などをめぐり古美術の調査を行った。その成果をもとに制作されたのが同年の文展出品作「散華」である。近年、その調査に協力した東大寺に麦僊が送った礼状が発見された。この書簡から麦僊の出品前後の活動がわかる。また、この書簡を手掛かりとして、同時代の他の資料を合わせて考察し、「散華」は文展運営や既成の画壇を批判し、日本画の改革を強く望んでいた画家の葛藤の結果として制作されたものであったことを読み解く。
キーワード 土田麦僊 東大寺 清水公俊 散華 倶舎曼荼羅 文展
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 91
終了ページ 102
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838016
JaLCDOI 10.18926/54539
タイトル(別表記) The Survey Results about English Curriculum in 2014: Students’ Awareness of their English Improvement and Motivation
フルテキストURL bhe_011_103_112.pdf
著者 荻野 勝|
抄録 岡山大学言語教育センター英語系では、平成26年度後期終了時に、学生に対するアンケートを実施した。その目的は、25年度より開始した英語新カリキュラムにおける、学生の英語力伸長度の自覚、英語学習への動機付け、英語に対する自信について調査することである。アンケートは紙媒体を使用せず、インターネットによる回答とし、学生が回答するか否かは任意とした。本稿はその結果報告である。
キーワード 英語新カリキュラム アンケート スピーキング リーディング ライティ ング リスニング 動機付け 自信 TOEIC
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 103
終了ページ 112
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838017