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ID 67213
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6
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著者
杉能 道明 ノートルダム清心女子大学
抄録
 VUCAの時代(※)を生き抜く子どもたちに必要な資質・能力の育成が喫緊の課題とされ,算数・数学教育においても「数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を育成する」ことが求められている(2017)。しかしながら,子どもたちの算数・数学を学ぶ意欲は高いとは言えず,創造的数学力も十分に育っているとは言い難い。例えば,算数科で学ぶ面積公式はどのように扱うべきなのであろうか。創造的数学力を育むために,面積公式の創造・活用の在り方について提案する。
 面積公式は「覚えればよいというものではない」。「解決方法を振り返り創造するもの」,子どもがその意味を理解し,「課題解決で活用するもの」「そのよさを味わうべきもの」である。面積公式の「学び方」を学ぶことに価値がある。
※「VUCAの時代」…Volatility(変動性),Uncertainty(不確実性),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性)のある時代。
キーワード
数学的な見方・考え方
創造的数学力
面積公式の創造・活用
数学のよさ
備考
研究論文・実践論文
出版物タイトル
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日
2024-02-14
30巻
出版者
岡山大学算数・数学教育学会
開始ページ
19
終了ページ
26
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
papyrus