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JaLCDOI | 10.18926/CTED/48200 |
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Title Alternative | Design and Implementation of e-Learning System at the Faculty of Science, Okayama University |
FullText URL | cted_002_120_125.pdf.pdf |
Author | Yamakawa, Junji| Shibata, Tsugio| |
Abstract | 岡山大学理学部ではe-ラーニングシステム(理学部LMS)が導入され運用されている。理学部LMSの導入に際しては商用またはオープンソフトウェアの様々な学習管理システムを調査し,Moodleが採用された。理学部でのMoodleはセキュアで信頼性の高いPCベースのGNU/Linux,Apache,MySQLおよびPHPが稼動するコンピュータによって運用されている。理学部LMSを使用するための初期コストは,学部を構成している教員と学生の持つ利用能力に応じて可能な限りコストパフォーマンスを高める様にデザインされた。LMSとして採用したMoodleがベースとしている社会構築主義は講義を改善する強力なポテンシャルを有するが,理学部LMSシステムの有効性はユーザの能力によって制限されるかもしれない。 |
Keywords | e- ラーニング LMS Moodle 社会構築主義 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 120 |
End Page | 125 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987703 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48199 |
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Title Alternative | Results and Issues in Student Teaching Program for Freshman at Okayama University on 2011 |
FullText URL | cted_002_112_119.pdf.pdf |
Author | Mishima, Tomotaka| Yamasaki, Mitsuhiro| Takahata, Hiroshi| Sekine, Masami| Watanabe, Masakatsu| Akazaki, Tetsuya| Shibata, Yasuko| Kishi, Akiko| Ohta, Yasuko| Kaga, Masaru| |
Abstract | 本研究の目的は,岡山大学教育学部における1年次の教育実習プログラムの成果と課題の検討であった。そのため,平成23年度の教育実習Ⅰ受講生294名を対象に実習後に調査を行った。その結果,(1)教育実践力を構成する4つの力や附属学校園における実習目的の多くが達成されている,(2)4つの力のうち「コーディネート力」「生徒指導力」の達成度が特に高く,「学習指導力」の学校種ごとの学習指導の特徴や違いを説明することは達成度が低い,(3)附属学校園が掲げる目的のうち,観察して学ぶことの達成度が高いが,実際に児童生徒 と関わって学ぶことの達成度は低い傾向である,(4)実習中の実習生の取り組みに関しては,授業観察において事実を観察,記録することは取り組めているが,解釈的な授業観察や,協議会での発言は十分取り組めていない,の4点が主に示唆され,実習Ⅰの課題や不安に対する学生の自由記述と併せて結果が考察された。 |
Keywords | 教育実習 教職志望学生 学部1年生 教員養成 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 112 |
End Page | 119 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987704 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48198 |
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Title Alternative | Discussion about Inverse Composition Tasks in Addition/Subtraction - Difficulties in Deciding Operation Based on Tape Chart – |
FullText URL | cted_002_102_111.pdf.pdf |
Author | Hirai, Yasuhisa| |
Abstract | 小学校2年生の加法・減法の逆思考の問題について,新学習指導要領対応の算数教科書とそれ以前の教科書の該当単元の構成を比較検討した.さらに,小学校2年生の理解度について調査した結果をもとに,新教科書の記述内容について議論した.その結果,①順思考の段階でのテープ図,②数図ブロックからテープ図までの対応,③問題場面からテープ図への対応,④テープ図から式への対応(演算決定)のそれぞれについてまだ課題が残されていることがわかった. |
Keywords | 逆思考問題 加法と減法 テープ図 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 102 |
End Page | 111 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987705 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48197 |
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Title Alternative | Study on the Teaching Strategies of the Social Studies Class of the Elementary School Aiming to develop Students’ Decision Making Ability -Based on Sympathetic Comprehension and Examination of the Value by Role-Playing- |
FullText URL | cted_002_092_101.pdf.pdf |
Author | Sugita, Naoki| Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は、小学校社会科授業において、市民的資質育成には不可欠である意思決定力を育成するための授業方略を明らかにし、その具体的なあり方を授業計画の立案を通して示そうとするものである。現在、各学校段階で意思決定過程を取り入れた様々な授業実践が見られるようになっている。しかし、児童の価値認識にまで効果的に関わっている実践は見られない。その理由の第一は、授業で扱う社会問題の取り上げ方が表面的なものにとどまり、その背後にある価値対立にまで踏み込めていないことである。第二に、児童自身の価値観が十分に確立しておらず、教材に含まれる価値対立を自己のそれと比較検討していくことが困難であるということを挙げることが出来る。以上の二点の課題を克服するため、ロールプレイングによる共感的理解の過程と、自己の価値観の吟味の過程を組み込んだ小学校社会科における意思決定学習を提案していく。 |
Keywords | 社会科教育 意思決定 価値認識 共感的理解 ロールプレイング |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 92 |
End Page | 101 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987706 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48196 |
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Title Alternative | Developing the Tentative Lesson Plan of the Elementary School Environmental Study Class Aiming to understand What a Sustainable Society is : Focused on Fairness between Generations. |
FullText URL | cted_002_082_091.pdf.pdf |
Author | Moriya, Akira| Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は、小学校環境学習において持続可能な社会についての認識形成を図る授業構成の原理と、それをふまえた具体的な授業プランを提案しようとするものである。持続可能な社会を論じる視点はいくつか考えられるが、本研究においては、世代間の公平性に着目し、それを実現し得る社会とはどのようなものか、そのために何が必要かを児童自身に考えさせる授業を提案していく。授業の題材は、倉敷美観地区の伝統的な町並み保存活動である。その活動を支えているものは何か、活動は何を目指しているかを捉えさせることで先の目標を達成していきたい。 |
Keywords | 社会科教育 ESD 環境学習 公平性 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 82 |
End Page | 91 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987707 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48195 |
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Title Alternative | Developing the Tentative Lesson Plan of the Social Studies Class of the Junior High School Aiming to Change Students’ Perspectives on the Political Power. |
FullText URL | cted_002_071_081.pdf.pdf |
Author | Tabuchi, Hirohisa| Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は、中学校社会科政治学習において権力に対するより間違いのない見方考え方の習得を妨げているのは、生徒のどのような認識であるかを明らかにしたうえで、それを修正するための授業を提案しようとするものである。権力概念の転換をめざすために本研究では二つの視点を重視した。第一は、政治学習における見方考え方の習得の際に妨げとなっていると思われる生徒が持っている常識的な見方考え方を、実証的に明らかにしていくことである。第二は、生徒の発達段階に留意し、政治的な見方考え方の系統性を仮説的に示すことである。以上の二点に焦点を当てたうえで、権力概念の転換をめざした中学校政治学習の単元を提案する。 |
Keywords | 社会科教育 政治学習 見方考え方 科学的社会認識 権力 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 71 |
End Page | 81 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987708 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48194 |
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Title Alternative | Retraining Teachers for Teaching Singing.-on a Teacher’ s License Recertification Course- |
FullText URL | cted_002_060_070.pdf.pdf |
Author | Hayakawa, Rinko| Mushiaki, Masako| |
Abstract | 教員免許状更新講習の実践内容と,受講者の事前および事後アンケートの分析を中心に,歌唱指導における教師力の育成について考察を行なった。受講前には,歌唱指導に問題意識や苦手意識を持っている教師らが多く,指導法に関しても,すぐ現場で使えるような発声法や指導法を求めている教師らが多かったが,講習により,①問題意識・苦手意識の緩和,②歌唱指導についての考え方の転換,③歌唱指導についての知識や技能の獲得,④歌唱指導( 音楽の授業) への意欲の喚起の4点の成果が得られたことが明らかとなった。特に,理論と実践を関連させながら,多角的な声へのアプローチをしていくことが,歌唱指導における教師力の育成につながると考えられた。 |
Keywords | 歌唱指導 教師力 新学習指導要領 発声 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 60 |
End Page | 70 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987709 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48193 |
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Title Alternative | Teacher education for raising the understanding capability about acts of violence in schools.―Development of the educational contents for in-service teachers and prospective teachers.― |
FullText URL | cted_002_050_059.pdf.pdf |
Author | Watanabe, Junichi| |
Abstract | ここ数年児童生徒の暴力行為の増加が続き喫緊の課題となっている。暴力行為を予防し適切な指導・援助をするためには言語的な攻撃等も含めた攻撃行動自体を対象にし、その行為に及ぶ児童生徒を十分に理解することが基本となる。このような考えのもと、教員養成段階にある学生と現職教員の、児童生徒の攻撃行動に対する理解の実態を事例を用いて調査した。その結果、攻撃行動の理解の基盤となる四つの理論的視座―精神力動的、行動主義的、認知主義的、神経生理学的―のいずれからの理解にも課題のあることが明らかになった。また、児童生徒の攻撃行動を理解するための学習機会は、教員養成段階にある学生にも現職教員にも必ずしも多くないことが想定された。そこで、両者の理解力を養成・高度化するために、四つの理論的視座にコミュニケーションの視座を加えた教育・研修内容を開発し提案した。 |
Keywords | 暴力行為 攻撃行動 教師教育 教員養成 生徒指導 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 50 |
End Page | 59 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987710 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48192 |
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Title Alternative | Extensive Reading and Intensive Reading: Their Merits and Demerits Reconsidered |
FullText URL | cted_002_043_049.pdf.pdf |
Author | Ogino, Masaru| |
Abstract | 近年まで大学の教養英語の読解の授業は、精読中心に行われてきた。しかし最近、主に日本人以外の英語教員によって多読の授業が展開されてきている。それは、Graded Readers 等の平易な英語で書き直された本を、学生が自分の英語能力のレベルに応じて自由に選択して読むという授業形態だが、学生にもおおむね好評のようである。しかし、英文を正確に読むという点では、精読も欠かせない。多読と精読の議論は以前から行われているが、本論ではもう一度、多読と精読の有効性と課題について整理し、1)英語嫌いに悩む学生、2)英語嫌いではないが英語を苦手とする学生、3)英語にある程度の自信を持つ学生に効果的な授業および学習方法を考察する。 |
Keywords | 英語教育 読解 多読 精読 コミュニケーション |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 43 |
End Page | 49 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987711 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48191 |
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Title Alternative | The Facts and Needs for Psychoeducational Approaches in Schools |
FullText URL | cted_002_033_042.pdf.pdf |
Author | Okazaki, Yumiko| Ando, Mikayo| |
Abstract | 小中学生の不登校・いじめ・暴力行為などの問題行動は,学業や友人関係と関連していることが報告されており,それらに対する対策として心理教育的アプローチの重要性が認識されつつある。そこで本研究では,学校における児童生徒の能力や特性の実態を理解するとともに,心理教育的アプローチの現状と課題を検討することを目的とした。小学校教員489名,中学校教員387名を対象に,教員から見た学校生活で不足している児童生徒の能力や特性,心理教育的アプローチの実施状況について調査を行った。その結果,小中学校教員の半数以上が自己コントロールや対人関係に関する力が,児童生徒に不足していると感じていた。心理教育的アプローチについては,必要性を認識しているものの,実施するための時間的,人的,資源的な課題や,教育の機会に関する課題があることが示された。今後は,研修や専門家との連携などを進めていくことが必要であると考えられた。 |
Keywords | 児童生徒 心理教育的アプローチ ニーズ 教育現場 教員 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 33 |
End Page | 42 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987712 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48190 |
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Title Alternative | The Educational Validity of Teamwork in Childcare and Education in the Kindergarten Education |
FullText URL | cted_002_024_032.pdf.pdf |
Author | Baba, Noriko| Nakahira, Ayako| Takahashi, Toshiyuki| |
Abstract | 1998(平成10)年の『幼稚園教育要領』の改訂に伴い、『幼稚園教育要領解説』の中で、「幼稚園全体の協力体制を高め、きめの細かい指導の工夫を図るために、ティーム保育の導入などが考えられる」と明記された。長年にわたり、幼稚園教育における学級運営は、一学級一人担任制が一般的である。しかし、現在の多様な保育ニーズを考慮しても、多様な個性を持つ幼児に対するきめの細かい指導が、一学級一人担任制で担えきれるとは考えにくい。本論は、幼稚園教育における一学級一人担任制の問題点を明確にし、その打開策の一つとしてティーム保育導入の教育的妥当性について考察するものである。 |
Keywords | 幼稚園教育 ティーム保育 一学級一人担任制 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 24 |
End Page | 32 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987713 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48189 |
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Title Alternative | Research on the improvement in a feeling of self-affirmation by a communication act ―Lead the morality lesson practice seen from the viewpoint of career education.― |
FullText URL | cted_002_014_023.pdf.pdf |
Author | Sakuda, Kiyohiro| Nakayama, Yoshikazu| |
Abstract | 長引く不況や絶え間なく変化する社会の中,子ども達にとって将来の夢に不安を隠せない現状がある。また,自分でどのように判断し,生き抜けばよいか分からなくなったり,自信をなくしたりして,将来を生きる希望すら見失うことも少なくない。こうした不安感から自分自身の心に自信と希望を目指していくことで,夢や目標を抱き,生きる喜びを感じられるようになる。そのためには,キャリア的視点からみた道徳性を育んでいくことが重要であると考える。本研究では,充実したコミュニケーション行為によるキャリア的視点からみた道徳授業を実践することにより,人の心の中にどのような心情がめばえ,将来への展望をもつことができるかについて検証した。また,よりよいコミュニケーション行為の確立によって,それぞれの道徳的価値がどのように変化し,自己肯定感の向上に結びつくかについて明らかにした。 |
Keywords | キャリア視点からみた道徳的価値 自己肯定感向上からの自信 他者への共感 よりよいコミュニケーション |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 14 |
End Page | 23 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987714 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48188 |
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Title Alternative | Development of a Study Plan on Investigating the Long-term Variation of the Baiu Precipitation during the 20th Century with Attention to Appearance of the Heavy Rainfall Days at Nagasaki in the Northwestern Part of Kyushu |
FullText URL | cted_002_001_013.pdf.pdf |
Author | Kurata, Miki| Kato, Kuranoshin| Otani, Kazuo| |
Abstract | 梅雨降水量の多い西日本の長崎を例に,20世紀の梅雨降水変動に関する探究的授業の開発を行った。本学習プランは,高校の『地学基礎』,『地学』,『地理』をも念頭に置いたものであるが,岡山大学教育学部の「生活科内容研究A」の1コマ分を使って研究授業を行い,その結果を分析した。気候学的に梅雨が明ける7月後半頃には『無降水日』も多いが,その時期にも主に梅雨前線活動に関連した『顕著な大雨日』がしばしば出現する。授業では,そのような点を探究的に見出すことを目標とし,7月後半頃の日々の大雨日及び無降水日の出現状況やそれらの梅雨最盛期との違い,7月後半頃の顕著な大雨日における気圧配置の特徴などを,6~7月の日々の降水量データ表などに基づき読み取る作業・考察を学習活動の中心に据えた。本稿では,取り扱った現象の特徴,授業の概要,分析結果などについて報告する。 |
Keywords | 『日本の天気』 気象教育 梅雨と豪雨の気候学 20世紀の気候変動 探究的気象授業の開発 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 1 |
End Page | 13 |
ISSN | 2186-1323 |
language | Japanese |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987715 |
Author | 岡山大学教師教育開発センター| |
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Published Date | 2012-03-19 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Volume | volume2 |
Content Type | Others |
Author | 岡山大学教師教育開発センター| |
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Published Date | 2012-03-19 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Volume | volume2 |
Content Type | Others |
Author | 岡山大学大学院教育学研究科| |
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Published Date | 2012-02-25 |
Publication Title | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
Volume | volume149 |
Content Type | Others |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/48183 |
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Title Alternative | The Changes in Physics Education in Elementary Level in Germany -A Comparative Study between the Elementary School in Saxony and the Secondary School (the First Four Grades) in East Germany |
FullText URL | bgeou_149_043_056.pdf.pdf |
Author | Tanaka, Kenji| |
Abstract | ドイツ・ザクセン邦のグルントシューレと東ドイツのオーベルシューレ (第 1-4学年)とに焦点を当て,いわば学校教育法,学習指導要領などの比較考察から,ドイツにおける初等教育段階 (通算呼称第 1-4学年)の物理教育の変遷を明らかにした。物理教育がなされている可能性のある部分は.教科ドイツ語における領域郷土科の学習分野「自然に関する知識一自然観察」から教科事象教授の学習分野「無生命自然の現象との出会い」に換わり,東 ドイツでは気象分野はなされていたが,ザクセン邦に至って,気象分野以外に,物理学の幾つかの分野 (光,熱,静力学など)も扱われるように変化し,気象分野が物理学の一分野でないと考えれば,初等教育段階で物理教育がなされるよう変化したといえる。初等教育段階の物理教育の概念・構造においては,物理学の分野に気象分野を含めるかどうか,どのような分野を必須と見なすかが問題となる。 |
Keywords | 東ドイツ ザクセン邦 初等教育段階 物理教育 歴史的研究 |
Publication Title | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
Published Date | 2012-02-25 |
Volume | volume149 |
Start Page | 43 |
End Page | 56 |
ISSN | 1883-2423 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 120003987688 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/48182 |
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Title Alternative | Compounds Used as Negative Expressions: Seen through Samuel Richardson's Novels |
FullText URL | bgeou_149_033_042.pdf.pdf |
Author | Wakimoto, Kyoko| |
Abstract | In our previous several papers,we examined negative expressions in Richardson's epistolary novels mainly from the viewpoint of ''word-formation." our last paper,in particular, was devoted to considering his use of un-words. The present paper continues to discuss negative expressions further in the perspective of word-formation. This time our focus is put on the analysis of "Compounds" used as negation(including quasi-negation"). The analysis is made in three substantial sections; the first two sections provide some representative examples, with the remaining one confined to the discussion of the author's technique as a word-maker. In the process of summing up Our discussions, We hope to point out his linguistic influences on Jane Austen, aprominent female writer of the coming generation. |
Keywords | 合成語 否定表現 語形成 Samuel Richardson Jane Austen |
Publication Title | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
Published Date | 2012-02-25 |
Volume | volume149 |
Start Page | 33 |
End Page | 42 |
ISSN | 1883-2423 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 40019230424 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/48181 |
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Title Alternative | Changes in Secondary and Tertiary Education in Australia from 1945 to 1980 |
FullText URL | bgeou_149_027_032.pdf.pdf |
Author | Nobe, Masao| |
Abstract | メルボルンのグレン・アイラ市に住む高齢女性に2005年と2006年に聞き取り調査をおこない,彼女たちの語りを既に『研究集録』に発表した。その語りを理解することの助けとなるように,1945年から1980年頃までのオーストラリアの中等教育と高等教育について要約する。 |
Keywords | オーストラリア 中等教育 高等教育 女性 |
Publication Title | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
Published Date | 2012-02-25 |
Volume | volume149 |
Start Page | 27 |
End Page | 32 |
ISSN | 1883-2423 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 40019230422 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/48180 |
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Title Alternative | Ego ldentity of Japanese Students and Korean Students |
FullText URL | bgeou_149_009_018.pdf.pdf |
Author | Mizuno, Masanori| Lee, Jung-hui| |
Abstract | 水野が作成した「社会性確立」と「自我確立」を測定する質問紙「自我同一性パターン尺度(IPS)」と,それを李が韓国語に翻訳した質問紙(IPS-K)を用いて,日本と韓国の大学生について自我同一性のあり方について比較をおこなった。 両国のデータを因子分析した結果,第 1軸が「自我確立」,第 2軸が「社会性確立」とみなせる同じような因子構造が確認できた。クラスター分析した結果,日本のデータは「自立」「自己信頼」「社会的責任感」「積極的社会志向」のクラスターに,韓国のデータは「自立」「自己信頼」「社会的役割取得」「調和的社会志向」に分かれた。両国大学生の平均点を比較した結束「社会性確立」「自我確立」とも韓国の大学生のほうが有意に得点が高かった。 |
Keywords | 自我同一性 社会性確立 自我確立 大学生 日本 韓国 |
Publication Title | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
Published Date | 2012-02-25 |
Volume | volume149 |
Start Page | 9 |
End Page | 18 |
ISSN | 1883-2423 |
language | Japanese |
File Version | publisher |
NAID | 40019230400 |