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ID 66607
JaLCDOI
Sort Key
2
FullText URL
Author
宗安 美佳
Abstract
 本研究では携帯電話の電子メール機能の過剰な使用傾向を測定する「携帯メール依存性尺度」の作成を試みた。大学生320名に対し、先行研究等から収集した64項目にもとづいた調査を実施し、6因子38項目からなる尺度が構成された。各因子はそれぞれ「心理的依存」「生活への障害」「返信への過剰反応」「孤独感の回避」「メールコミュニケーションの優先」「使用不能状態への不安」と命名された。これらの因子はいずれも形携帯メールヘの依存状態を表現する内容と考えられ、一定程度の信頼性、妥当性が確認された。今後は携帯メール依存状態がよりリスキーな中高生に対する適用可能性についてさらなる検討が必要であると考えられた。
Note
論文
Publication Title
Bulletin of Shinri-Kyouiku Counseling Clinic at Okayama University
Published Date
2011-02-28
Volume
volume9
Publisher
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
Start Page
25
End Page
31
ISSN
2185-5129
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc