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ID 57511
Sort Key
10
FullText URL
Author
有元 淳一
Abstract
 平成30年度の全国学力・学習状況調査「算数B」 4(九九の表)を出発点とし,「九九のきまり」 を題材として,低学年における「論理的」・「発展的」に考える姿とはいかなるものなのかをテーマに授業実践を行う。「論理的に考える姿」を「筋道立てて説明する姿」だと捉えて,児童が説明する際に無意識に多用する接続語(語り始めの言葉)について継続的に調査を行った。それらの接続詞を意識して使用できるように,カードにして黒板に掲示したり称揚したりして強化してきた。また,本時は,九九の発展として「12×4」の計算の仕方を説明する活動を行った。間数累加や交換法則だけでなく,既習の九九が使えるように被乗数を分解する考えは,「かけ算(2) 」の6の段の構成のときから用いている考えである。本時において, 「語り始めの言葉」を用いて「筋道立てて説明する姿」を見取ることができるのが,被乗数を分解する見方が習得できているかについて検証する。
Keywords
論理的思考
発展的
説明活動
語り始めの言葉
Note
実践研究論文
Publication Title
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date
2019-11-22
Volume
volume26
Publisher
岡山大学算数・数学教育学会
Start Page
49
End Page
56
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
NAID
Eprints Journal Name
papyrus