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ID 55220
JaLCDOI
Sort Key
2
Title Alternative
Post-Skinnerian Perspectives in Psychology (25) : The Concept of “Relational Responding”: An overview of the controversy
FullText URL
Author
Hasegawa, Yoshinori Kaken ID publons researchmap
Abstract
本稿は、見本合わせ手続や刺激等価性クラスの研究で使用される「関係反応」概念に焦点を当て、定義の明確化と適切な使用について論じることを目的とする。なお、関係反応を基に構成・発展した関係フレーム理論(Hayes, Barnes-Holmes, & Roche, 2001)については、紙幅の制限により、ごく一部の議論について取り上げるだけにとどめる。本稿の論点は以下の通り。 《論点1》関係反応の定義を明確にする必要がある。 《論点2》関係反応の定義にあたっては独立した2つの刺激が前提となるが、環境事象の一部を1つの刺激として扱うか、複数の刺激に分けて扱うのか、という基準は一義的には定まらない。 《論点3》見本合わせ手続の分析においては、「選択型見本合わせ」と、「Yes/No型見本合わせ」)の課題構造が異なる点に留意する必要がある。 《論点4》)ある刺激に別の刺激を対応づける行動と、2つの刺激を比較してタクトする行動とは異なる点に留意する必要がある。 《論点5》関係フレーム理論は、刺激等価性の焼き直しではない。
Publication Title
Journal of the Faculty of Letters Okayama University
Published Date
2017-07-03
Volume
volume67
Publisher
岡山大学文学部
Publisher Alternative
Faculty of Letters Okayama University
Start Page
1
End Page
19
ISSN
0285-4864
NCID
AN00228811
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Refereed
False
NAID
Eprints Journal Name
jfl