JaLCDOI 10.18926/bgeou/1520
FullText URL 041_0207_0220.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 本誌第三十七号に「日次系草根集伝本考(上)」と題して、伝本研究の現状や伝本分類の目的、方法を論じ、巻別に即って、巻一、二に検討を加えた。続いて、三十八号の(中)では、巻三から巻七までを、四十号では、巻八から巻十二までの各巻に関して、留意箇所に着目しながら、定本の復元を述べてきた。本稿は、既発表のこれら三篇を受けて、残された巻十三から巻十五までに検討を加え、最後に諸本の系統分類や各系統本の性格などを述べてゆく。本稿をもって、長きにわたった日次系草根集の伝本の考察を、一応終えたい。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1975
Volume volume41
Issue issue1
Start Page 207
End Page 220
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306103
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1504
FullText URL 040_0146_0156.pdf
Author 森 熊男|
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1974
Volume volume40
Issue issue1
Start Page 146
End Page 156
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306045
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1503
FullText URL 040_0131_0144.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 本誌第三十七号には、「日次系草根集伝本考(上)」と題して、(一)伝本研究の状況、(二)伝本の概要、(三)伝本分類の目的と方法の各論を展開し、続いて巻別による分類方針にそって、巻一、二に検討を加えた。また、同じく本誌第三十八号では「日次系草根集伝本考(中)」として、巻三から巻七までの諸巻の調査結果を報告しておいた。本稿も、先の(上)(中)の論稿を継承し、巻八から巻十二までの、諸本の留意箇所に着目して、各伝本の性格を検討してゆく。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1974
Volume volume40
Issue issue1
Start Page 131
End Page 144
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002305997
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1477
FullText URL 038_0122_0142.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 本誌第三十七号掲載の拙稿においては、「草根集」の、(一)伝本研究の状況、(二)伝本の概要、(三)伝本分類の目的と方法、の各項目にそって論及し、続いて巻別による分類方針のもとで、巻一・二に検討を加えた。本稿も前稿を継承し、以下巻三から巻七まで諸本を通覧し、その留意箇所に着目して、各伝本の性格を追究した。なお、前稿脱稿後、田中新一氏は、さらに「『草根集』秋本系欠巻についての続攷」(愛知県教育大学研究報告第22輯・昭48・2)なる論考を公表されたので、これを(へ)論文として援用してゆく。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1974
Volume volume38
Issue issue1
Start Page 122
End Page 142
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306092
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1447
FullText URL 037_0131_0148.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 「草根集」の諸本は、先述したように、大きく、日次系と類題系に分類できる。類題本に関しては、別稿を用意する予定なので、ここでは、その諸本の流布状況を察知するために、管見できたものを中心に、その所在と冊数のみを列挙しておく。一応、片山氏の二十二本は、すべて実見できたので、まず、それを、氏の分類によって掲載しておきたい。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1973
Volume volume37
Issue issue1
Start Page 131
End Page 148
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306097
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1343
FullText URL 035_0201_0221.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract これは、すでに公表した「新編正徹年譜(上)」(岡山大学教育学部研究集録、三十四号)の続編である。(上)では、正徹の生誕から宝徳二年までを収めたので、ここでは、宝徳三年から、死没の長禄三年まで掲載し、一応、完結する。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1973
Volume volume35
Issue issue1
Start Page 201
End Page 221
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306007
JaLCDOI 10.18926/bgeou/1317
FullText URL 034_0201_0219.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 徒前の文献調査の成果をもとにして、ここに正徹の詳細な年譜を作成する。新編、新研究などといった表題は、私の好みとするところではないが、あえて「新編」としてのは、すでに公表されている、藤原隆景氏の「正徹年譜」(国語と国文学昭6.7)と混同しないためもある。勿論、そういった形式的な問題だけでなく、「新編」としたことには、内質的にも「新」の意味合いをこめたつもりであるが、それは、次のような諸点においてである。藤原隆景氏の年譜は、長年、「草根集」を読みこんでこられただけあって、適切な処理、判断がなされているが、今から約四十年前に作成されたものである。その後「永享五年正徹詠草」(天理図書館蔵)「永享九年正徹詠草」(大東急記念文庫蔵)「月草」(陽明文庫蔵)「松下集」(国会図書館蔵)など、正徹に関連する新資料が相次いで発見されたので、年譜も、相当に拡充できる段階にいたっている。また、藤原氏は、専ら、丹鶴叢書本「草根集」に依拠されていたが、「新編」では、諸本の異文も参照した。これによって、丹鶴本の欠脱本文や誤写などが相当訂正することができる。例えば、丹鶴本では、永享四年に亡父三十回忌を行ったと指示するが、これは諸本の三十三回忌が正しく、父の死は、正徹の二十三歳ではなく、二十歳の時になるなど、その著しい例の一つである。他方、正徹の自筆本や転写奥書などで年時の判明するものや推定可能なものも追加し、「草根集」の詞書では、官職名のみで掲出されている人物も、できるだけ実名をもって記述するようにし、全体に、網羅的な年譜作成を志向した。今回は、紙面の都合で、生誕より宝徳二年まで扱い、次号(下)をもって完結する予定だある。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1972
Volume volume34
Issue issue1
Start Page 201
End Page 219
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002305966
FullText URL 033_0301_0314.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract この稿の目標は、藤川題という限定されたなかで、他の歌人との比較を通して、正徹の詠歌手法の特色を把握することにあったため、いきおい、相対的な見解になった。しかし、相対的ということは、より具体的見解として重要な示唆を与えるものと思う。「藤川題百首」には、述懐性や名所歌枕の方面の分析も必要であるが、すべて将来の課題である。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1972
Volume volume33
Issue issue1
Start Page 301
End Page 314
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002305967