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ID 54534
JaLCDOI
Sort Key
4
Title Alternative
La constellation des imprimeurs-libraires dans les années 1640 et la polémique autour du jansénisme
FullText URL
Author
Noro, Yasushi Kaken ID researchmap
Abstract
今日ジャンセニスムといえば,神学者コルネリウス・ジャンセニウス(1585-1638)の名に因んだ社会運動を指す.彼の遺稿『アウグスチヌス』と,その擁護者であるアントワヌ・アルノーによる『頻繁なる聖体拝領について』は,1640 年代に大きな論争を巻き起こした.これがいわゆる初期ジャンセニスム論争である.この論争は当時最大のメディアである書物を中心に展開されたがゆえに,文書の出版に携わる出版業界の動きとも深く関係したのは間違いない.但し,予めジャンセニスムとそれに共感した業者がいたというのではない.宗教思想や業者間の対立が折り重なる場でこそ,ジャンセニスムなるものが産み出され,漸次的に規定されてゆくのである.
Keywords
ジャンセニスム
論争
出版
メディア
頻繁なる聖体拝領について
Publication Title
Bulletin of Higher Education Okayama University
Published Date
2015-12-30
Volume
volume11
Publisher
岡山大学グローバル・パートナーズ, 岡山大学教育開発センター, 岡山大学言語教育センター, 岡山大学キャリア開発センター
Publisher Alternative
Global Partners, Center for Faculty Development, Language Education Center, Career Development Center Okayama University
Start Page
33
End Page
42
ISSN
1881-5952
NCID
AA12114090
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bhe