JaLCDOI 10.18926/bgeou/43957
Title Alternative Advocacy of Curriculum Management Studies for Preschool Care and Education
FullText URL bgeou_146_001_006.pdf
Author Yokomatsu, Tomoyoshi|
Abstract 本研究では,保育課程経営研究を提唱する。まず,これまで以上の保育園保育の質的向上を実現するために,保育課程開発が求められており,その推進の上で,組織としての条件整備,すなわち,経営が必要であることを論じている。次に,保育課程の経営の奨励を目指し,それを表す専門用語として,「保育課程経営」を提唱し,この保育課程経営の定義をしている。その上で,保育園においては,各園の保育の独自性と創意工夫が第一に尊重され,保育のねらい・内容を決める際の裁量幅が幼稚園や小・中学校以上に大きく,小・中学校以上に目指す子ども像を明確に描きやすく自律しやすいことから,保育課程経営研究の成果により保育園保育を変革していける可能性は十分にあることを論じている。
Keywords 保育園 保育課程 経営研究 提唱
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2011-02-25
Volume volume146
Start Page 1
End Page 6
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002828078
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16082
Title Alternative Adviser Support for the Creation of Preschool Culture: A Study for the Current Curriculum Development of Preschool Care and Education
FullText URL 141_029_042.pdf
Author Yokomatsu, Tomoyoshi| Watanabe, Yuzo|
Abstract 各保育園のこれからの保育課程開発においては,保育士は,その園の保育士として,一貫性,体系性,組織性,計画性を保持しつつ保育を実践し,主体的に自らの保育と園の保育等を自己評価・改善することが,新たに重視されることになった。しかし,園の保育に一貫性,体系性等をもたらし,その自己評価の際の根拠になるはずの園の保育目標が,保育の実際から遊離している園が多いと言われる現状がある。この現状を解決する支援が,まずは必要である。本研究では,岡山市内の御南保育園が,園文化創造アドバイザーの支援を求め,本来の園の目標と保育の全体的構造を顕在化しつつ練り上げ確認した結果,前述の新たに重視されることになった事柄の実現が大きく期待できる,保育士集団の意識変化が生じたことを検証する。
Keywords 保育課程開発 園文化創造アドバイザー 保育士集団 園の目標 保育の全体的構造
Publication Title 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published Date 2009-06-25
Volume volume141
Start Page 29
End Page 42
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002306524
JaLCDOI 10.18926/15099
Title Alternative A STUDY ON THE CHANGE IN THE MINDSET OF THE NURSERY STAFF HAVING REVIEWED THE HISTORY OF THEIR WORKPLACE
FullText URL 009_009_018.pdf
Author Watanebe, Yuzo| Yokomatsu, Tomoyoshi|
Abstract 本研究では、第1著者が所属する御南保育園の今日に至るまでの歴史を明らかにし、その内容を所属全保育士が振り返ることをとおして生じる意識変化について、自由記述の質問紙で調査し考察している。今日の御南保育園の保育は、関係してきた園長や保育士達に子ども達への深い愛情と保育への強い情熱があり、それに外部の先生方の熱心な指導が加わった上での成果である。その歴史を、保育士達が学び、あるいは、学び直し、共感的に理解することをとおして、保育士達の迷いは消え、現在の御南保育園の保育への自信と喜びが増し、今まで以上に学び合える組織風土になっている。保育士の主体性と一体感 は強化され、これからの国の保育課程開発を強力に推進するための土台が形成されているといえる。
Keywords 園史の振り返り (reviewing the history of the preschool) 保育士 (nursery staff) 意識変化 (change in the mindset)
Publication Title 岡山大学教育実践総合センター紀要
Published Date 2009-03-10
Volume volume9
Issue issue1
Start Page 9
End Page 18
ISSN 1346-3705
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002307971
JaLCDOI 10.18926/bgeou/14145
Title Alternative A Study on Advisers on the Creation of Preschool Culture to Promote Independent Research on Practice in Early Childhood Care and Education by Early Care and Education Practitioners
FullText URL 139_043_051.pdf
Author Yokomatsu, Tomoyoshi|
Abstract 本研究では、保育者の主体的な保育実践研究を推進する園文化創造アドバイザーの視点と役割を、理論的及び歴史的考察と関連事例の検討と筆者の現場での体験・考察を通して提示している。園文化創造アドバイザーは、園の職員集団が次のことを行うことを支援する。園文化全体の概要を顕在化させて、園の当面の課題について納得すると共に、主体的努力の継続こそが大切であると共通理解し、自分たちの主体性を強化する。そうして生まれる保育者の主体的な保育実践の中から実践研究を育てていく。生まれる保育実践について、より事実に基づき考察し、より理論的に論じて発展させる。さらに、実践研究の質的向上を求める場合、自分たちのニーズに応じることのできる研究者との協働を実現する。
Keywords 園文化創造アドバイザー 園の当面の課題 保育者の主体的な保育実践研究 協働
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 2008-10-25
Volume volume139
Start Page 43
End Page 51
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002308039
JaLCDOI 10.18926/bgeou/12267
Title Alternative A Study on the Construction of Theories of Frameworks for Early Childhood Care and Education
FullText URL 136_103_110.pdf
Author Yokomatsu, Tomoyoshi| Asano, Yasumasa| Chikayuki, Asami| Yao, Jin-Zhuang|
Abstract 今日の環境を通しての教育において、保育全体を構造化しようとする保育構造論は、保育全体の中で今の実践がどう位置づくのかを理解する上で活かされると考えられる。この観点に立って保育構造論を構築しようとするとき、例外があることや作り直すものであることを前提にし、保育者の受けとめ方も考慮する必要がある。これらの点を踏まえた上で、保育実践構造論と保育内容構造論とに場合分けして活かし方について考察した上で、それぞれの構築を進めていく必要があろう。特に、保育内容構造論については、カリキュラム等と共に、基本的な考え方として頭に入れておけば、保育者が豊かな指導をより確実に実現できるものを構築する必要がある。また、それを活用する保育者も、保育に関する知識と共に、人間として望ましい文化とか人の育ちの過程とかに関する知識を積み重ねていく必要があろう。
Keywords 保育構造論 批判の分析と検討 保育実践構造論 保育内容構造論 論構築
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 2007-10-25
Volume volume136
Start Page 103
End Page 110
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002304813
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10944
FullText URL 132_0069_0076.pdf
Author Yokomatsu, Tomoyoshi| 安達 保雄| 伊勢 慎| 永原 慎太郎| 稲益 かおり|
Abstract 本稿では、異年齢の乳幼児たちを対象にする保育に関する体系的研究を行うための第一歩として、用語使用に関する提案と、先行研究論文・先行実践報告においてその種の保育を対象にしている理由についての分析と、その体系的研究の今日的意義に関する考察及び研究展望を行っている。用語については、積極的に実践を進めるという意味が込められた「異年齢保育」あるいは「異年齢児保育」を用いることを提案する。異年齢保育への関心の高まりは、現場の必要性とか、社会の条件整備とか、異年齢保育そのものへの洞察の深まりとか、保育研究の転換への指向性とかを背景に生じている。その体系的研究は、保育実践・保育研究に豊かな転換をもたらす上で重要であると考える。これから、方法論研究とそれを踏まえた実践研究と歴史研究とを本格的に推進する必要がある。
Keywords 異年齢保育 異年齢児保育 縦割り保育 混合保育 体系的研究
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 2006-07-14
Volume volume132
Start Page 69
End Page 76
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002311318