JaLCDOI 10.18926/66855
Title Alternative Impact of COVID 19 Pandemic on International Students at Okayama University : A study of the L-café International Student Survey and Cases Brought to the International Student Advising Room
FullText URL ipec_001_069.pdf
Author UZUKA, Mariko| FUJIMOTO, Masumi|
Abstract  日本での新型コロナウィルス感染症の流行により、経済、学習環境、生活、進路、精神などの多方面で学生達は影響を受けたが、中でも海外との往来が極端に制限された留学生は更に多くの困難に直面した。L⁻Caféアンケート調査からは多くの学生が経済的困難に直面していることが分かり、5回の食料支援を実施したが、その後の追加調査では、経済的、精神的に助かったという回答が得られた。そして、留学生相談室には入管他手続きや進路・就職に関する問い合わせやハラスメント、トラブル、メンタル面での相談が寄せられ対応したが、「もっとも必要としている学生に支援が届いているか」という課題が残った。
Keywords コロナ禍 留学生支援 留学生相談
Publication Title Bulletin of Institute for Promotion of Education and Campus Life, Okayama University
Published Date 2024-03-14
Volume volume1
Start Page 69
End Page 88
ISSN 1881-5952
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/63359
Title Alternative Issues and improvements in new first-year students’ online classes under COVID-19 pandemic: A report on "Introduction to Okayama University", a university-wide guidance course
FullText URL biess_6_206_217_v2.pdf
Author Uzuka, Mariko| Inamori, Takao|
Abstract 新型コロナウィルス感染症の影響を受け、新入生対象の必須科目「岡山大学入門講座」は、2020年度および2021年度ともにオンラインでの実施となった。本研究では、2020年度の経験から明らかになった課題をもとに、どのような改善策が効果的なのかを明らかにすることを試みた。学生側の主な課題は、①タイムマネジメントカの弱さ、②オンラインによる孤独感、③IT リテラシーの低さであった。これらに対応するため、2021年度は①週ごとに課題提出日を指定、②対面(ライブ)授業の導入、③より分かりやすいMoodleページの作成を行った。また、双方向感を強くするために、課題に対する早いフィードバック、学修が遅れている学生へのリマインド、素早い質間対応等を行った。その結果、授業評価アンケートの満足度が向上が見られた。
Keywords オンライン授業 学習態度 授業評価 満足度 学生支援
Publication Title Bulletin of Institute for Education and Student Services, Okayama University
Published Date 2021-12-30
Volume volume6
Start Page 206
End Page 217
ISSN 2432-9665
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/58044
Title Alternative What Should International Student Dormitories Be at Okayama University?: Current State and Issues of the International Student Shared House and Other Dormitories
FullText URL biess_4_168_185.pdf
Author UZUKA, Mariko| OKA, Masumi| FUJIMOTO, Masumi|
Abstract 岡山大学の留学生宿舎の36 年の歴史の中で、寮規則の遵守、人間関係の構築、施設や人的リソース不足など多種多様な課題が指摘されてきた。3 年前に開所した混住型の国際学生シェアハウスにおいて新たに日本人学生が関与する問題が追加発生したこともあり、教育資源として寮を活用する視点から一転して、効率化のために管理を外注化する方向に舵を切った。留学生活の基盤となる住環境を整えることは元来、費用や労力のかかることであり、日常的に起こる課題を解決するためには、責任感のあるリーダー的日本人学生の果たす役割が小さくない。その一方で、課題解決できる日本人学生の育成には、きめ細かい指導・助言に加えて、教育資源としての寮の活用という大学のビジョンと推進力が必要である。
Keywords 国際シェアハウス ユニットリーダー フロアリーダー 異文化理解 教育資源
Publication Title Bulletin of Institute for Education and Student Services, Okayama University
Published Date 2019-12-30
Volume volume4
Start Page 168
End Page 185
ISSN 2432-9665
language Japanese
File Version publisher
NAID 120006812109
JaLCDOI 10.18926/56589
Title Alternative Conditions and Issues on Kuwanoki International Student Dormitory at Okayama University: As an Educational Resource
FullText URL biess_3_031_050.pdf
Author Uzuka, Mariko| Oka, Masumi| Fujimoto, Masumi|
Abstract  スーパーグローバル大学の指標の一つに受入留学生数の増加が掲げられているが、留学生受入に不可欠な留学生寮の整備は、以前からの長年の課題であった。安心して留学生活を送るための基盤でもある寮の管理・運営は、毎日の生活と密接な関係があり、文化背景や言語が異なる学生が共同生活を営む寮では、大小様々なトラブルがつきものである。  この状況を少しでも改善するため、岡山学では2014 年にレジデントアシスタント(RA)制度の導入を皮切りに、日本人学生との混住化を推進してきた。従来の留学生支援という観点にとどまらず、1)「一住人」から自治意識をもった寮生への成長、2)留学生、日本人学生双方の日本・日本文化・異文化理解の促進、という教育的要素を加えた新しい国際寮の在り方を模索してきたといえる。その結果、支援の充実や教育的効果も見られた一方で、教育資源として寮を活用するには管理・運営だけではなく、積極的な学生指導の姿勢が肝要であることが分かった。混住化から4 年経ち、導入初期の段階を終えた岡山大学では新たな局面を迎えている。
Keywords 留学生受入 混住寮 レジデントアシスタント(RA) 異文化理解
Publication Title Bulletin of Institute for Education and Student Services, Okayama University
Published Date 2018-12-30
Volume volume3
Start Page 31
End Page 50
ISSN 2432-9665
language Japanese
File Version publisher
NAID 120006600420
JaLCDOI 10.18926/OER/56084
FullText URL oer_050_1_057_070.pdf
Author Oka, Masumi| Hirota, Yoko| Uzuka, Mariko|
Publication Title Okayama Economic Review
Published Date 2018-07-02
Volume volume50
Issue issue1
Start Page 57
End Page 70
ISSN 2433-4146
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2018 岡山大学経済学会
File Version publisher
NAID 120006484390
JaLCDOI 10.18926/54545
Title Alternative A Practical Study on the Services for New International Students
FullText URL bhe_011_183_198.pdf
Author Uzuka, Mariko| Oka, Masumi|
Abstract 岡山大学において全学的な立場で新入留学生に対する受入支援を実施してきたのは、グローバル・パートナーズ(旧国際センター、留学生センター)の受入担当教員及び事務職員である。本稿では、主として、受入担当教員=留学生相談指導担当教員がこれまでに実施してきた、新入留学生に対する来日後の受入支援の実態を明らかにした上で、2014 年度における新たな支援策の試みを検証し、それらの成果と課題について分析する。水野(2005)が指摘しているように、全ての留学生に対する「一次的援助サービス」及び一部の留学生に対する「二次的援助サービス」は、新入留学生が直面しがちな諸問題の発生を予防し、回避するのに有効である。本稿では、2014 年度に受入担当教員が交代したのを好機と捉え、「一次的援助サービス」の典型である「生活オリエンテーション」の実施方法改善の試みを検証し、「二次的援助サービス」の充実を目的として打ち出した新機軸と従来型の支援内容を整理分析し、新入留学生に対する支援のあり方を提言する。
Publication Title Bulletin of Higher Education Okayama University
Published Date 2015-12-30
Volume volume11
Start Page 183
End Page 198
ISSN 1881-5952
language Japanese
File Version publisher
NAID 120005838023
JaLCDOI 10.18926/53184
Title Alternative Empirical Study on the Actual Situation and Problems Related to the Subject “Study of Japan”
FullText URL bhe_010_179_192.pdf
Author Uzuka, Mariko| Oka, Masumi|
Abstract  「日本事情」は1992 年度後期に国費留学生のための日本語研修コース(大学院予備教育 課程)科目の一つとして開設され、1999 年度末までは日本語研修生にのみ受講資格が認めら れていた。2000 年度には日研生及び日韓予備教育学生に、2005 年度には交換留学生にも受 講資格が認められた。その後、学内外の留学生受入れ状況の変化に伴い、日本語研修コース 科目であった「日本事情」は2011 年度にEPOK 科目兼一般教育科目に位置づけが変化し、 交換留学生の受講者比率が急速に高まった。同年度以降でみると、受講者全体の約4 分の3 を占めるまでになった。本稿では、1999 年度後期から2014 年度前期までの「日本事情」を 振り返り、授業実施形態の歴史的変遷に加えて、受講者574 人の在籍身分及び出身国・地域 について分析し、学習項目の変遷や成績評価の問題などに関して検証を試みる。
Keywords 日本事情 日本語研修コース科目 受講資格 EPOK 科目
Publication Title 大学教育研究紀要
Published Date 2014-12
Volume volume10
Start Page 179
End Page 192
ISSN 1881-5952
language Japanese
File Version publisher
NAID 120005567866
JaLCDOI 10.18926/CTED/52293
Title Alternative Examining the Student Teacher System at the Social Learning Space, the L-café – Students’ Perceptions of Students Teachers and ST Experience of Peer Teaching –
FullText URL cted_004_090_096.pdf
Author Uzuka, Mariko| Otoshi, Junko|
Abstract  平成25年5 月に岡山大学に新規オープンしたソーシャル・ラーニング・スペースL-café では,教員の教育・指導のもと同じ大学生(留学生や上級生)が学生に英会話やTOEFL 対策などを教えるスチューデント・ティーチャー制を大学内で初めての試みとして採用している。本稿では,その新しくユニークな試みについて,受講学生によるアンケート調査と教えている学生のインタビューを基に検証した。 アンケート結果分析では学生のST に対する認識として5つの因子を抽出し,更にその中から,学生の英語力実感に影響を与える2要因を特定した。5人のSTへのインタビューからは,レッスンを教え始めた動機や実際に教えてみた感想,今後について等ST 側からの視点も加え,教わる学生と教えるST 側双方向からの検証を試みている。
Keywords ソーシャル・ラーニング・スペース 言語カフェ スチューデント・ティーチャー ピアサポート
Publication Title 岡山大学教師教育開発センター紀要
Published Date 2014-03-10
Volume volume4
Start Page 90
End Page 96
ISSN 2186-1323
language Japanese
Copyright Holders Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
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NAID 120005398257
JaLCDOI 10.18926/52195
Title Alternative A Survey of Skills-Based Integrated English Classes in the New Curriculum
FullText URL bhe_009_111_122.pdf
Author Kenmotsu, Yoshi| Otoshi, Junko| Abe, Masatoshi| Ogino, Masaru| Teranishi, Masako| Uzuka, Mariko|
Abstract  岡山大学では平成25年度入学者から英語新カリキュラムを導入し、新1年生のスキル別科目の「総合英語1-4」(スピーキング、リーディング、ライティング、リスニング)は習熟度別クラス編成を行っている。本稿は、言語教育センター英語系が前期末の7月に実施した授業満足度に関するアンケート調査結果を分析したものである。入学時4月のTOEIC IP スコア395点以下、400点以上595点以下、600点以上の習熟度別グループに分け て学生の授業満足度の平均値をみると、習熟度の低いグループよりも高いグループの満足度が高い傾向がみられた。また、授業満足度に影響を与える要因は、習熟度別グループおよび担当教員グループによって異なることがわかった。
Keywords スキル別科目 習熟度別クラス 授業満足度
Publication Title 大学教育研究紀要
Published Date 2013-12-30
Volume volume9
Start Page 111
End Page 122
ISSN 1881-5952
language Japanese
File Version publisher
NAID 120005394617
JaLCDOI 10.18926/52193
Title Alternative How the English Café Has Evolved Over Four Years
FullText URL bhe_009_089_100.pdf
Author Uzuka, Mariko|
Abstract  岡山大学言語教育センターでは、英語コミュニケーションを実践する場を設けることにより、1.学生の英語学習意欲の向上や自律学習の促進につなげる、2.留学生との交流を通して異文化理解力を培う、などを目的として、平成21年5月にイングリッシュ・カフェを開設した。そして、それは4年後には当初の約8倍以上の広さを持つL-café(ソーシャル・ラーニング・スペース/ 語学カフェ)へと発展。本稿では、活動データと学生アンケートを基に4年間の軌跡をたどり、スタートしたばかりの初期、使用言語や学生スタッフ採用が始まった第二期、学生が積極的にカフェ運営に参加するようになった第三期に分類した。その結果、ソーシャル・ラーニングの実践とスチューデント・ティーチャーをはじめとする学生の積極性がカフェの発展の大きな要因の一つであることが考えられる。
Keywords 自律学習 ソーシャル・ラーニング スチューデント・ティーチャー ピア・ アドバイジング
Publication Title 大学教育研究紀要
Published Date 2013-12-30
Volume volume9
Start Page 89
End Page 100
ISSN 1881-5952
language Japanese
File Version publisher
NAID 120005394615