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ID 66630
JaLCDOI
Sort Key
1
FullText URL
Author
新庄 加奈
Abstract
 本研究では,教育実習生における感情労働の継時変化を把握するとともに,それが精神的疲労感とどのように関連しているかについて明らかにすることを目的とした。教育実習生140名を対象とし,実習1週、4週の終期に感情労働とPOMSによる精神的疲労感の測定を行った。その結果、感情労働は「指導的感情表出」において上昇し,POMS得点では,いずれの下位尺度でも得点の低下を示した。また,POMS得点と感情労働の関係では,「自己感情表出の操作」が2回の調査を通じ,一貫してPOMS得点に影響していた。これらをうけ,実習生の感情労働の獲得,その心理的役割についての教育の必要性について検討が行われた。
Keywords
感情労働
精神的疲労
POMS
教育実習生
Note
論文
Publication Title
Bulletin of the Okayama University Psychological Clinic
Published Date
2020-12-25
Volume
volume18
Publisher
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
Start Page
7
End Page
13
ISSN
2758-6138
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc