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ID 66627
JaLCDOI
Sort Key
3
FullText URL
Author
藩 艶麗
上地 雄一郎 Kaken ID
Abstract
本研究では,メンタライジング能力を測定するために,対人葛藤場面についての「メンタライゼーション査定面接改訂版」 (Mentalization Assessment Interview-the Revised Version; MAI-R) を作成した。MAI-Rは高い内的整合性を有しており,2名の評定者の評定同士も高い相関を示した。また,MAI-Rの妥当性については,MAI-R総得点は,愛着回避とは低い負の相関を示した。そして,MCQ-30によって測定された「心配への注目」および「思考の制御」とは有意な正の相関を示した。共感との関連については,EESRで分類された共感の4タイプの間でMAI-Rの得点に有意差は認められなかった。つまり,MAI-Rは,高い内的整合性および評定者間信頼性を示したが,妥当性が充分に証明されたとは言えない。
Keywords
メンタライジング能力
メンタライゼーション
対人葛藤
Note
論文
Publication Title
Bulletin of the Okayama University Psychological Clinic
Published Date
2018-12-25
Volume
volume16
Publisher
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
Start Page
27
End Page
35
ISSN
2758-6138
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
File Version
publisher
Eprints Journal Name
oupc