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ID 56539
JaLCDOI
Sort Key
5
Title Alternative
Classification of Peer Conflict in Elementary School and Efficacy of Mediation as Resolution Strategy
FullText URL
Author
Aoki, Tazuko
Yamazaki, Ayaka
Okumura, Yayoi
Miyake, Motoko Kaken ID researchmap
Kimura, Masanobu
Abstract
子どものいざこざは一般的には起こらないほうがよいと考えられている。他方で,子どもの社会性の発達を促すポジティブな面も指摘されている。本研究では小学校におけるいざこざの実態を調べ,有効な教師の介入解決方略を明らかにすることを目的とした。研究1では,教育実習を終えた大学生126名に質問紙調査を実施し,いざこざの内容を分類した結果,7種が見出された。研究2では,小学校の学級担任93名に,7種のいざこざ場面のシナリオを提示し,どのような介入解決方略をとるか尋ねた結果,ミディエーション(双方の子どもから話を聴き,子どもから解決策を引き出す方略)が,7つのうち5つの場面で最も多くとられていた。研究3では,経験豊富な管理職39名に,より解決が難しい3場面での介入解決方略について尋ねたところ,全ての場面でミディエーションが最も多かった。以上の結果から,小学校における教師のミディエーションの有効性について論じた。
Keywords
いざこざ
ミディエーション
介入解決方略
教師の介入
Publication Title
Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University
Published Date
2019-03-20
Volume
volume9
Publisher
岡山大学教師教育開発センター
Publisher Alternative
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
Start Page
33
End Page
46
ISSN
2186-1323
Content Type
Departmental Bulletin Paper
OAI-PMH Set
岡山大学
language
Japanese
Copyright Holders
Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
File Version
publisher
Eprints Journal Name
cted