本研究では,大学の部活動・サークルを “組織へ貢献する力” が培われる場と位置づけ,大学生のフォロワーシップ行動とその形成要因について実証的に検討した。フォロワーシップの形成に寄与する個人要因として部活動・サークルへのコミットメント,組織環境要因としてチームリーダーシップと集団フォーマル性に着目し,大学生を対象に質問紙調査を行った。125名の有効回答に対して,パス解析を行った結果,チームリーダーシップの「建設的な後押し」と集団フォーマル性が,「集団同一視コミットメント」を向上し,それが3種のフォロワーシップ行動((「批判的行動」,「積極的行動」,「配慮的行動」)を促進するという影響過程が示唆された。