検索結果 572 件
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68486 |
---|---|
タイトル(別表記) | The Development of Thoughts on the Effective Use of School Libraries and Collaboration with Teacher-Librarians and School Librarians in Japanese Language Arts: From a Survey of the Journal Kyoiku Kagaku Kokugo Kyoiku |
フルテキストURL | cted_015_119.pdf |
著者 | 最相 有未| 池田 匡史| |
抄録 | 学校図書館は,学習指導要領でも触れられており,国語科との関連も深い。また先行研究では,司書教諭や学校司書との協働の必要性が訴えられている。しかしこれまでの国語教育では,どのような協働がなされていたのかという検討がなされていない。そこで,本研究では,教育雑誌の調査をもとに,国語科においては,学校図書館がどのように活用されてきたのか,司書教諭や学校司書との協働はどのような態度がとられてきたのかを明らかにすることを目的とした。調査では,図書館に言及している論文や学校図書館を活用した実践・指導例を抽出し,分析した。実践・指導例の分析からは,小・中学校の国語科において学校図書館は活用されてきた一方で,司書教諭や学校司書との協働には着目が及んでいない状況が明らかになった。また,司書教諭や学校司書に関する言及からは,人的リソースにその原因を求める思潮が窺えたものの,価値ある協働も見受けられることを指摘した。 |
キーワード | 雑誌調査 (survey of journals) 読書指導 (reading instruction) 探究的な学習 (inquiry-based learning) 国語教育史 (history of Japanese Language Arts) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 132 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68485 |
---|---|
タイトル(別表記) | Analysis of Practical Results of the Liberal Arts Education Class “Creativity in Life” at Okayama University Ⅲ |
フルテキストURL | cted_015_107.pdf |
著者 | 篠原 陽子| 稲田 佳彦| |
抄録 | 2022年より教養教育科目「現代と社会」において,「色」を主題にして「岡大グッズ」の提案を行う探究型授業「生活の中の創造性」を開講している。授業前後のアンケートによると,学生は「自分にとって創造性は重要」と捉え,「他者とコミュニケーションを取りながら創造的な活動をすることに興味」があり,授業後は「自分のことを創造的である」と肯定的な評価となっていた。この授業は「主体的,対話的に考え,感じ,判断する自分自身の存在を意識すること」を促す効果が大きいことが分かった。この3年間の実践は,主軸となるテーマと探究活動の内容が大学生の探究的な学びに適したものであったと考えている。 |
キーワード | 探究型授業 創造性 (Creativity) 物理学 (Physics) 被服学 (Clothing) 岡大グッズ (Okadai-Goods) ICT 活用 (ICT) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 107 |
終了ページ | 118 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68484 |
---|---|
タイトル(別表記) | Reflections of Early Care and Education Practitioners, as Indicated in the Content on the Care and Education of Kindergarten Children Published by Japan’s Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology |
フルテキストURL | cted_015_091.pdf |
著者 | 有田 翔| 横松 友義| |
抄録 | 本研究では,まず,我が国の保育施設におけるカリキュラム・マネジメントに関する先行研究を概観し,カリキュラム・マネジメントを実現するために必要な,保育の目標・ねらい・内容の連関性の確保された全体的計画の作成が困難な状況にあることを確認した。続いて,保育の目標・ねらい・内容の連関性を確保する上で,そのことを可能にする保育者の振り返りの仕方が不可欠となることを踏まえて,幼稚園の保育全体に関する文部科学省公表資料に示されている,保育者の振り返りの目的,観点,方法を抽出し整理し,検討した。その結果,保育者の長期の振り返りに関して示されている記述では,具体性が乏しく,保育の目標・ねらい・内容の連関性の確保された長期指導計画及び全体的計画を作成する上で,実用的ではないことを明らかにした。 |
キーワード | 保育者の振り返り (reflections of early care and education practitioners) 幼稚園 (kindergarten) カリキュラム・マネジメント (curriculum management) 文部科学省公表資料 (the content on the care and education of kindergarten children published by Japan’s Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 91 |
終了ページ | 105 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68483 |
---|---|
タイトル(別表記) | Trends in Awareness of Earthquake Disaster Prevention among Students Aspiring to Become Childcare Providers |
フルテキストURL | cted_015_075.pdf |
著者 | 佐藤 大介| 髙橋 慧| 馬場 訓子| |
抄録 | 近年,南海トラフ巨大地震や都市直下型地震に対する危機感が高まる中,地震防災に対する高い意識を持ち,普段から防災に関する取り組みに努めることが求められている。本研究では,子どもの命を守る保育者を目指す志望学生が,地震災害に対する意識をどのように持ち,地震防災に関する知識や理解をどの程度保持しているのかについて,その実態を明らかにすることを目的とした。保育者養成校4大学の学生に対する質問紙調査を行った結果,地震への危機意識が学年によって異なる傾向にあることや,地震防災に関する意識の高低によって,地震に対する知識や認識の違いがあることが判明した。今後,幼児教育・保育施設における避難訓練の実施や,保育者養成課程において防災教育に関する指導を検討していくことが求められる。 |
キーワード | 地震防災 (earthquake disaster prevention) 保育者志望学生 (students aspiring to become childcare providers) 意識調査 (questionnaire survey) 危機意識 (sense of crisis) 地震防災教育 (education for earthquake disaster prevention) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 75 |
終了ページ | 89 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68482 |
---|---|
タイトル(別表記) | Effects of Career Years on the Coordination Behavior of Yogo Teachers |
フルテキストURL | cted_015_059.pdf |
著者 | 鈴木 薫| 三村 由香里| |
抄録 | 本研究の目的は,養護教諭のコーディネーション行動に影響する要因やその因子の傾向をキャリア年数から捉え,これらとコーディネーション行動の生起プロセスとの関係について明らかにすることであった。分析対象は,公立小学校・中学校勤務695名とした。キャリア年数の影響は,コーディネーション行動と動機づけの段階に関わる要因の尺度得点や,因子の下位尺度得点の向上に見られた。また,キャリア年数とコーディネーション行動の生起プロセスに関わる因子間の関係からは,(1)キャリア年数に影響されない高い下位尺度得点を示す因子間相関による,協働を起点にした組織支援の基盤づくり,(2)キャリア年数により下位尺度得点が高まる動機づけ要因の因子間相関による,個別支援の取組推進へのつながり,(3)11年以上キャリア区分で見られるリーダー認知と個別支援の因子間相関,及び組織的支援のマネジメントへの広がり,の3つの特徴をもつことが示唆された。 |
キーワード | 養護教諭 (Yogo teacher) コーディネーション行動 (coordination behavior) 尺度得点 (scale score) 下位尺度得点 (subscale scorer) 行動の生起プロセス (process of behavioral development) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 73 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68481 |
---|---|
タイトル(別表記) | Childcare and Support in Nursery Schools for the Development of Geometry and Number Sense for Five-Year-Old Children |
フルテキストURL | cted_015_045.pdf |
著者 | 鈴木 楓花| 片山 美香| |
抄録 | 本研究では、幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿のひとつである、「数量・図形、文字等への関心・感覚」に着目し、就学前の5歳児に焦点を当て、保育所の日常生活や遊びにおいて子どもがどのような数量・図形に関する事柄を経験しているのか、また、その経験を小学校1年生の算数科の学習内容と照らして検討した。さらに、子どもが園生活や遊びの中で数量・図形に関心をもって親しみ、学びを得ることを支える保育の在り方について検討した。 その結果、子どもは日常の中で主体的に数量・図形に親しむ経験をすると共に、その経験が小学校算数科の内容に連続する学びの基礎となっていることが明らかになった。また、保育士自身が小学校算数との繋がりを見通しながら、眼前の子どもの興味や関心に沿って援助することが専門的力量として求められることが示唆された。 |
キーワード | 10 の姿 数量・図形 保育士 専門的力量 小学校算数科 the Ideal Image by the End of Childhood numbers & geometry professional nursery school teachers elementary school mathematics |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 45 |
終了ページ | 58 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68480 |
---|---|
タイトル(別表記) | Systematic Improvement of Lessons in Elementary Schools –A Case Study of Japanese Language Instruction Aimed at Realizing the “Ideal Child Image”– |
フルテキストURL | cted_015_033.pdf |
著者 | 河本 章宏| 宮本 浩治| 池田 匡史| 松田 聡| |
抄録 | 本研究の目的は、「目指す子ども像」実現に向けた国語科の授業づくりの具体を検討し、小学校における組織的な授業改善のあり方を提言することにある。具体的には、「目指す子ども像」実現に向けた国語科の授業づくりを通して、今の社会が小学校教育に求める特色ある授業づくりの進め方を明らかにするため、勤務校である早島町立早島小学校に所属する教師の授業づくりを対象に事例研究を展開した。検討を通じて明らかになったことは、授業づくりにおける教師の思考・実践過程と、これらを実践者が反省的に捉え直すための「目指す子ども像」による言語活動具体化の手立てである。さらに、授業づくりの組織・系統性は、他学年教師の役割によってもたらされることが確認されたことから、それらを踏まえつつ、「目指す子ども像」実現に向けた授業づくりのあり方を体系化した。そうすることで、小学校における組織的な授業改善を進めていくための可能性が見出された。 |
キーワード | 目指す子ども像 (The school's educational goals) 価値目標 (into value-objectives) 国語学力 (Japanese language ability) カリキュラムマネジメント (Curriculum Management) 組織・系統性 (Organization and Systematic) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 44 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68479 |
---|---|
タイトル(別表記) | Research of the Image of Teacher-Training Courses among Student Teachers in Non-Faculty of Education |
フルテキストURL | cted_015_017.pdf |
著者 | 三島 知剛| |
抄録 | 本研究の目的は,全学教職課程履修学生の教職課程イメージを検討することであった。研究1ではメタファー法を用いて全学教職課程履修学生を対象に教職課程イメージを調査し,19のカテゴリーが得られた。最も記述が多いカテゴリーは「教師になるための学びの場」であり,次いで「人としての成長の場」であった。また,1年生と4年生でいくつかのカテゴリーで有意差が見られた。研究2では,研究1を基に教職課程イメージを測定する尺度作成を試みると共に,1年生と4年生での比較を行った。調査の結果,教職課程イメージは「能動的な学びの場」「大変さ」など全11因子からなること,「被教育体験の振り返りの機会」「お得感」「長期的な学びの場」において1年生と4年生で有意差があること,が示唆された。本研究から全学教職課程履修学生の教職課程イメージの一端が明らかにされると共に,1年生と4年生で有しているイメージが部分的に異なる可能性が示唆された。 |
キーワード | 全学教職課程履修学生 (student teachers in non-faculty of education) 教職課程イメージ (image of teacher-training courses) メタファー (metaphor) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 17 |
終了ページ | 31 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/68478 |
---|---|
タイトル(別表記) | Treatment of Learning about Marriage in High School Home Economics (2): Description Analysis of the Textbooks |
フルテキストURL | cted_015_001.pdf |
著者 | 田邉 詩歩| 李 璟媛| |
抄録 | 本稿では,「多様化する結婚」という日本の現状を踏まえ,結婚に関連する学習内容が,高等学校家庭科においてどのように扱われているかを分析することを目的とし,平成30年版の『高等学校学習指導要領』に基づいて構成された「家庭基礎」の教科書10冊を用いて結婚に関連する学習内容を分析した。分析の結果,教科書には,『指導要領』に基づいて結婚等に関連する法制度の記述がみられること,結婚をめぐる現状や変化を反映した学習内容が取り扱われていることを確認した。また,夫婦の氏,同性婚を取り上げ,具体的な学習活動について分析した結果,教科書によっては,知識や現状を提示する学習だけでなく,学習者である高校生が自ら考えること,選択すること,さらに他人の選択についても客観的に考えられるように問いかけている教科書もみられた。結婚に関連する法律,語句の掲載の有無,学習活動において,教科書によって取扱いの差があることが明らかになった。 |
キーワード | 高等学校家庭科 (High School Home Economics) 教科書 (Textbooks) 結婚 (Marriage) 多様化する結婚 Course of Study |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 15 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_015_contents.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_015_all.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2025-03-28 |
巻 | 15巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_contents_e.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_colophon.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_guide.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_summary.pdf |
---|---|
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66794 |
---|---|
タイトル(別表記) | Attitude towards Internet Use and Tendency of Internet Addiction among University Students: Focusing on the Timing of Starting Internet Use |
フルテキストURL | cted_014_389.pdf |
著者 | 三宅 幹子| |
抄録 | 大学生を対象に,インターネット使用態度,インターネット依存傾向,インターネット使用開始時期について質問紙調査を用いて検討した。インターネット使用開始時期により,調査参加者を小学校群(18名),中学校群(44名),高校以降群(33名)の3群に分類し,大学生時点でのインターネット使用態度とインターネット依存傾向を比較した結果,小学校群はインターネット依存傾向が高めであり,他者の不適切なインターネット使用に対し介入することは少ない傾向があった。小学校高学年から自分用の機器によるインターネット使用環境を入手していた者の大学生時点での使用状況には,より遅くから自分用のインターネット環境を入手した者に比べ懸念すべき部分がある可能性が示唆される。インターネットの使用開始年齢によるその後の影響について,実践的な問いに答えるためには,より多面的に使用実態の違いを検討していく必要があることが指摘された。 |
キーワード | インターネット使用態度 (attitude towards Internet use) インターネット依存 (tendency of Internet addiction) 情報モラル教育 (information moral education) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 389 |
終了ページ | 396 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66793 |
---|---|
タイトル(別表記) | Studies on Male Child Caregivers, Past Trends and Future Perspectives - Literature Review |
フルテキストURL | cted_014_373.pdf |
著者 | 栗原 匡虎| 蓮井 和也| 片山 美香| |
抄録 | 本研究は、男性保育者を対象とした先行研究から、研究動向を明らかにし今後の課題を展望することを目的とした。対象文献は、CiNii Research を用いて、「男性保育者」をキーワードとして設定し検索したところ、84件が分析対象となった。対象文献を内容ごとに整理した結果、8つに分類することができた。各分類から、男性保育者に対する保育現場及び社会の認識は比較的明らかにされていたが、男性保育者自身の視点に焦点を当てた研究は十分でないことが明らかとなった。今後は、誕生して50年以上が経過した男性保育者を取り巻く周囲の認識の現状を改めて検討するとともに、男性保育者が保育職にやりがいを感じ、長期的なキャリアを築くにあたっての自己認識及び男性保育者が抱える課題の明確化が必要と考えられた。 |
キーワード | 男性保育者 (male child caregiver) 研究動向 (research trends) 文献研究 (literature review) 展望 (future perspectives) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 373 |
終了ページ | 387 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66792 |
---|---|
タイトル(別表記) | Picture Book Materials to Support Infants to Understand Down Syndrome and Intellectual Disabilities |
フルテキストURL | cted_014_357.pdf |
著者 | 浅野 泰昌| 山口(西岡) 由稀| 瀬戸山 悠| 馬場 訓子| |
抄録 | ダウン症や知的障害に関する絵本は,物語を通した障害の具体例の提示や感情表現など,障害そのものに対する理解にとどまらず,障害者やその保護者・兄弟の理解と支援につながる教材であり,より一層の充実が求められる。また,障害理解の教材としての絵本と幼児を媒介する保育者には,絵本を読み聞かせるだけでなく,保育現場の事例と照合させ,幼児に対する個別的な障害理解の深化を促す声掛けや働き掛けなどの援助が必要となる。本研究において作成された絵本リストは,保育者による絵本選択や障害理解教育を支援すると考えられる。今後の課題は,保育の現場実践での具体的運用と環境整備の検討及び,保育者と連携した妥当性の検証である。また,障害に関する絵本は,描写されるエピソードや使用される言葉や漢字表記等から児童期以降の子どもを想定したものが多いと考えられ,幼児期からの障害理解教育の有用性を踏まえ,幼児を対象とした絵本の増加が求められる。 |
キーワード | 幼児期 (Early Childhood) 障害理解教育 (Education for understanding disabilities) ダウン症 (Down Syndrome) 知的障害 (Intellectual Disabilities) 絵本 (Picture Book) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 357 |
終了ページ | 371 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66791 |
---|---|
タイトル(別表記) | Picture Book Materials to Support Infants to Understand Developmental Disorders Subtitle |
フルテキストURL | cted_014_341.pdf |
著者 | 山口(西岡) 由稀| 浅野 泰昌| 瀬戸山 悠| 馬場 訓子| |
抄録 | 発達障害である自閉スペクトラム症・注意欠如多動症・学習障害は,幼児にとって難解であるが,これを取り上げる絵本は近年増加傾向にあり,幼児期からの障害理解に資する教材として考えられる。障害とその特徴的な行動について,物語を通して分かりやすく示すことができる視覚教材である絵本は,選択の幅も広く,保育現場の実態に適合した幼児の障害理解を支援する。また,障害児への支援においては,保護者・兄弟支援も重要であるが,障害理解絵本には家族の心情を描写するものも多く,保護者・兄弟に対する幼児の理解を深めることにも活用できると考えられる。一方,人的環境に関わる絵本の多様性に比べて,物的環境に関わるものやその改善について紹介されたものは少ないことが把握された。これらに関する絵本の増加が期待されると共に,実態に即した手作りの絵本教材も有効であると考えられる。 |
キーワード | 幼児期 (Early Childhood) 自閉スペクトラム症 (Autism Spectrum Disorder(ASD)) 注意欠如多動症 (Attention Deficit Hyperactivity Disorder(ADHD)) 学習障害 (Learning Disabilities(LD)) 絵本 (Picture Books) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 341 |
終了ページ | 355 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66790 |
---|---|
タイトル(別表記) | Development and Potential of the Reggio Emilia Approach to Education in Japan ―Aspects of the Acceptance and Introduction Phases and Challenges in the Practical Application Phase― |
フルテキストURL | cted_014_325.pdf |
著者 | 髙橋 敏之| 髙橋 慧| 小田 久美子| |
抄録 | 本論は,日本への受容・導入期から実践期に移行しつつあるレッジョ・エミリア教育に関して正しく理解を深めるためには,何が問題や課題になるかについて考察する。第1に,レッジョ・エミリア市の子どもの造形芸術の背景にある造形原理や教育原理を正しく把握する必要がある。第2に,幼児教育を基礎から学び,子どもの造形表現を研究し,美術制作と鑑賞に従事できる「アトリエリスタ」養成の仕組み作りが要請される。第3に,日本の保育理念である「遊び=学び」の上位概念として「プロジェクト」を位置付け,根本的な保育理念の転換が求められる。第4に,子どもの主体性を大切にした保育実践のために,年間行事を精選しなければならない。第5に,これまでの日本の保育記録の仕方を「ドキュメンテーション」に代替できるかどうかの検討が不可欠である。 |
キーワード | レッジョ・エミリア教育 (Reggio Emilia approach) 芸術性の理解 (understanding artistry) アトリエリスタの養成 (atelierista training) プロジェクト (project) ドキュメンテーション (documentation) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 325 |
終了ページ | 339 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |