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検索結果 386 件

JaLCDOI 10.18926/14407
タイトル(別表記) PROPOSAL OF ARITHMETIC LESSON MODEL WITH ITS EMPHASIS ON PISA TYPE OF READINGABILITY
フルテキストURL 008_099_108.pdf
著者 延安 浩| 黒﨑 東洋郎|
抄録 PISA型読解力は良好とは言えない状況にある。PISA型読解力の育成は、算数教育においても喫緊の課題である。算数教育の中でPISA型読解力を育成するには、実現したい姿を具体的にイメージ化することが大切である。算数科でPISA型読解力が身についた姿をイメージ化することで、目標が明確になり、目標を達成する方策も具体的になると考える。それでは、読解力が身についた姿とはどのような姿だろうか。PISA型読解力の構成要素は、「理解」「熟考」「活用」である。「理解」とは、問題から必要な情報を取り出し、根拠を基に図・式・ことば等の数学的表現を用いて自分の考えを見出すことである。「熟考」とは、自分の考えを説明し、他者との話し合いの中で自己の考えを振り返ることである。「活用」とは、獲得した知識、技能、考え方を創造的・発展的に新たな学習や日常生活に生かすることである。以上のように考えて、PISA型読解力を育成する授業モデルを開発した。
キーワード PISA 型読解力( PISA type of reading ability) 理解 (understanding) 熟考 (reflection) 活用 (application)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2008-03-10
8巻
1号
開始ページ 99
終了ページ 108
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308365
JaLCDOI 10.18926/14406
タイトル(別表記) Psychoeducational approach to prevent emotional and behavioral problems among forth graders in an elementary school
フルテキストURL 008_089_098.pdf
著者 安藤 美華代|
抄録 青少年の情緒的および行動上の問題を予防するための心理教育的アプローチとして、心の健康教室プログラム“サクセスフル・セルフ”を開発し、小学校高学年の児童、中学生を中心に実施している。本研究では、このプログラムを小学4年生に実施し、その評価を行った。プログラム前から後の心理社会的要因、情緒的および行動上の問題に関する要因の変化を検討したところ、男女とも「衝動性・攻撃性」、「いじめ」、「身体的いじめ加害」、「言語的いじめ加害」、「仲間はずれ加害」、「身体的いじめ被害」、「無視被害」、「仲間はずれ被害」、「夜遊び」、「落ち込み」、「泣く・泣きたい」、「不眠」において、有意な減少が見られた。プログラム後の児童の感想から、自己理解、他者理解、自分の気持ちを話して気分が楽になる体験の場になったことが示唆された。引き続きの検討が必要と考えられるが、本プログラムの祥がう4年生への学級での実施は可能で、主にいじめや抑うつ状態に建設的な変化をもたらすことが推測された。
キーワード 問題行動 (Problem behavior) いじめ (depression) 抑うつ状態 (bullying) 小学生 (primary school students) 心理教育 (psychoeducation)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2008-03-10
8巻
1号
開始ページ 89
終了ページ 98
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308421
JaLCDOI 10.18926/14388
タイトル(別表記) The Stroop effect for Attention Deficit/Hyperactivity Disorder and Pervasive Developmental Disorder
フルテキストURL 007_157_164.pdf
著者 中山 利美| 眞田 敏| 柳原 正文| 津島 靖子| 森上 朋子| 加戸 陽子| 荻野 竜也| 大塚 頌子|
抄録 注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder ; AD/HD)および広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorder ; PDD)における干渉効果を検討することを目的とし、AD/HD群21名、PDD群23名、対照群101名を対象にストループテストを行い、Word Reading (WR)課題、Color Naming (CN)課題、Incongruent Color Naming (ICN)課題について評価した。対照群から得られた成績に95%の信頼区間を設け、AD/HD群およびPDD群の成績と比較した結果、AD/HD群においては大多数の症例が信頼区間の範囲内の成績を示した。一方、PDD群ではICN課題において23例中2例、ICN-CNにおいて23例中4例、ICN/CNにおいて23例中4例が95%信頼区間外の成績を示した。
キーワード ストループテスト (Stroop test) 注意欠陥/多動性障害 (AD/HD) 広汎性発達障害 (PDD) 干渉効果 (interference effect)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 157
終了ページ 164
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308520
JaLCDOI 10.18926/14380
タイトル(別表記) A Study of an Effective Teaching Procedure to Pupils' Self-Thinking and Self-Actuating Attitudes
フルテキストURL 007_093_104.pdf
著者 河村 啓司| 黒﨑 東洋郎|
抄録 創造の原動力となる思考力を育てることは喫緊の課題である。算数科で思考力を育成することは、数学的な考え方を育成することである。数学的な考え方は、児童自らが数量や図形に算数的活動を通して関わり、試行錯誤的に考える中で育成されるものと考えられる。本研究は、算数科第4学年「小数」の単元で、自ら考え、活用する力を育てる効果的な指導方法について授業実践を通して実証的に研究する。そのため、まず、「小数」の単元の指導目標を分析し、思考力としての「数学的な考え方」を明らかにする。次に、「数学的な考え方」を伸ばすために効果的な指導方略として「算数的活動」の最適化を検討する。最後に、それぞれの場面での児童の「数学的な考え方」を見取るために指標を基に、「つくる」「活用する」場の比較を通して、児童の「数学的な考え方」がどのように伸びたかを評価し、指導方略の効果を検証する。
キーワード 思考力 (thinking faculty) 数学的な考え方 (mathematical way of thinking) 算数的活動 (mathematical activities)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 93
終了ページ 104
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308451
JaLCDOI 10.18926/14375
タイトル(別表記) A Trial of Learning Singing Expression on the base of Images and Feelings - A Case Study in a Primary School -
フルテキストURL 007_049_059.pdf
著者 加藤 晴子| 逸見 学伸| 奥 忍|
抄録 歌唱表現学習では、詩や楽曲のイメージや気持ちを表現する活動が多い。学習では、イメージや気持ちを伝え合うための体験が不可欠であり、その積み重ねが豊かな歌唱表現の実現に繋がると考える。 そこで本研究では、相互のコミュニケーションの視点から歌唱表現の学習プランを提示し、授業実践を行った。授業の観察と分析を通して学習の有効性を検証した結果、以下の点が明らかになった。 ① 表現したいことを考え歌唱の工夫をすることを通して、表現する楽しさを味わうことができた。 ② 自分が表現したいものを実現するためには何が必要かを子ども自身が考えることができた。 ③ 表現の多様性に気づき、互いの表現を認め合うことができた。
キーワード イメージ (images) 歌唱表現 (singing expression) コミュニケーション (communication) 自由な表現 (free expression) 歌唱技能の習得 (acquisition of song skills)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 49
終了ページ 59
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308139
JaLCDOI 10.18926/14374
タイトル(別表記) Vocal Expression in Reciting Poems : An Analytical Study focused on Lines, Intervals between Lines and Passages
フルテキストURL 007_039_047.pdf
著者 川田 美里| 奥 忍|
抄録 詩の朗読では「間」が重要だと言われている。しかし、「間」がどのようにとられているかについては不明である。本稿では、朗読における「間」の実態を明らかにするために、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の朗読の音声分析と、「間」が聞き手に及ぼす感受の影響に関する認知実験を行った。得られた成果は以下の通り。 ・大人の専門家の朗読では、行の所要時間や行間の「間」が異なり、表現にメリハリが感じられる。 ・こどもの朗読は全体に速く、行と行間との差が大人に比べて少ない。しかし、全体的な時間変化は大人の専門家と類似したパターンをとっている。 ・聞き手は「間」の微妙な変化を感じ取っている。たとえ短くても詩の内容に応じて変化する「間」を好む者が多い。機械的な「間」では詩を十分に味わうことができない。
キーワード 詩 (poem) 朗読 (recite) 音声表現 (voice expression) 金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」 ("I, little bird and bell")
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 39
終了ページ 47
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308478
JaLCDOI 10.18926/14369
タイトル(別表記) Science Teaching to Develop Pupils' Scientific Viewpoints and Ways of Thinking : The Possibility for Instructing the 'Energy Conversion' in Elementary School Science
フルテキストURL 007_009_019.pdf
著者 高原 芳明| 渡部 陽平| 堀之内 裕子| 金 万旭| 金 長善| 河田 有紀| 吉岡 勉| 平山 元士| 稲田 佳彦| 柿原 聖治| 喜多 雅一|
抄録 小学校中学年B区分の学習内容を相互に関連付けて考えるための視点として「エネルギー変換」を取り上げ、これをキーワードにした教材開発と授業設計を行った。岡山大学教育学部附属小学校の第4学年の児童を対象に研究授業を行い、児童の変容を学習の記録や授業前後のコンセプトマップの記述をもとに分析した。その結果、児童の中には、既習事項である「光」「熱」「電気」「力」とそれらがもたらす現象とを、相互に関連付けて考えようとする反応が見られるようになった。
キーワード 小学校理科 (Elementary School Science) エネルギー変換 ( Energy Conversion) 教材開発 (Instructional Material Development) 授業実践 (Practical Example of Teaching)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 9
終了ページ 19
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308164
JaLCDOI 10.18926/14367
タイトル(別表記) The Lectures on the Development of Teaching Plans and Teaching Materials Tried in the Science Education Class in Master's Course, Okayama University
フルテキストURL 007_001_007.pdf
著者 稲田 佳彦| 柿原 聖治| 喜多 雅一| 山下 信彦| 石川 彰彦| 小倉 久和| 安藤 元紀| 草地 功| 加藤 内蔵進| 吉岡 勉| 河田 有紀| 平山 元士| 橋本 誠治| 赤崎 哲也| 東 伸彦| 別役 昭夫|
抄録 岡山大学大学院教育学研究科の理科教育専攻の講義として、教材開発・授業案開発をテーマとした新しい講義を試みたのでその報告を行う。本講義は、理科教育講座に所属する大学院生、理科教育講座の大学教員、附属学校の理科関係の教諭が三者協働で進めることが特徴である。課題設定、教材開発を含めた実践準備および実践を院生チームを組み遂行させ、さらに経験や専門性の異なる人材と論議を重ねて活動を進めることを通じ、将来、協働で学校現場の課題提案・解決を行うことのできる能力を養うことを目標とした。
キーワード 大学院講義 (Science Education Class in the Master's Course) 附属学校 (Attached School) 授業実践 (education practice) 教材開発 (Development of Teaching Materials) 授業案開発 (Development of Teaching Plans)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2007-03-10
7巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 7
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308464
JaLCDOI 10.18926/14365
タイトル(別表記) Pre-teaching for the Student-Teachers of the Third Year Grade to Establish the Foundation of Teaching Ability to Practical Student-Teaching -focusing on inquiry of consciousness on post-effect of the lecture of "Fundamental Study of Student-Teaching"-
フルテキストURL 006_131_139.pdf
著者 黒﨑 東洋郎|
抄録 開かれた学校づくりが推奨される中、学校の主体性、自立性が求められ、特色ある学校づくりが推進されている。こうした流れの中にあって、養成段階から学校現場のニーズに応じた実践的指導力の基礎を育成することが重視されている。本研究では、学校現場のニーズに応じた実践的指導力の基礎を学校現場(本学部附属小学校)をフィールドにして培う3年次学生を対象にして、彼らの実践的指導力の基礎に関する意識について分析する。教育実習基礎研究では、実践的指導力の中でも授業実践力に重点を置き、附属及び公立校の授業をライブで観察するストラテジーをとるなどして、学生の授業観を基礎を培い、主免実習に円滑に橋渡しできるようにしている。この教育実習基礎研究での取り組みで、どの程度学生の実践的指導力に関する意識が高まったかを考察する。
キーワード 実践的指導力 (practical teaching) 実践的授業力 (practical lecturing) 教育実習基礎研究 (fundamental study of student-teaching) 授業観察 (observation of teaching) 授業観 (view on teaching)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2006-03-25
6巻
1号
開始ページ 131
終了ページ 139
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308460
JaLCDOI 10.18926/14364
タイトル(別表記) What the elementary school counselors do in Kansas City?
フルテキストURL 006_119_129.pdf
著者 青木 多寿子|
抄録 カンザス州の学校では、複数の心理系専門職が学校教育に関わっている。その中でスクールカウンセラーは学校に常駐で勤務している。ではスクールカウンセラーは、学校でどのような仕事をしているのだろうか。本稿は資料とインタビューに基づいて、小学校のスクールカウンセラーの仕事を具体的に紹介した。例えばスクールカウンセラー達は州のカリキュラムに沿って、全生徒に対して人格・社会性の発達支援領域、教育・学習支援領域、キャリア発達支援領域など、3領域の発達支援をしていた。その際、適切な効果を上げるため、地域、他の教育機関との連携役、保護者の支援、教師の支援、などを行っていた。スクールカウンセラーの仕事は一見とても多様に見える。しかし、子ども達が社会に適応してゆくことを支援する専門家だと考えると、複雑な仕事内容も理解しやすいことが伺えた。
キーワード スクールカウンセラー (School Counselor) 州のガイドライン (Elementary Guidance Curriculum) 社会性の発達支援 (Personal Social Domain) 教育・学習支援 (Educational Domain) キャリア発達支援領域 (Career Domain)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2006-03-25
6巻
1号
開始ページ 119
終了ページ 129
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308484
JaLCDOI 10.18926/14360
タイトル(別表記) The Significance and Practice Problems of "the interchange Activity between Kindergartens and Elementary Schools"
フルテキストURL 006_101_110.pdf
著者 住野 好久|
抄録 本研究は、長年にわたってその重要性が指摘されつつも、多様な個別的要因によって充分取り組まれていない幼稚園と小学校との連携を、両者の交流活動を中心にして推進することの意義と、幼小連携を充実させるために交流活動をどう発展させていくべきかを明らかにすることを目的としている。 そのために、今日求められている幼小連携像を明らかにした上で、教師・子ども・保護者による幼小交流活動の全体構造を明らかにした。そして、事例研究を通して、交流活動から全面的な幼小連携へと段階的に発展させていく実践の道筋と、各段階で求められる指導の重点明らかにした。
キーワード 幼小連携 (Cooperation between Kindergartens and Elementary Schools) 交流活動 (Interchange Activity) 教育課程 (Curriculum) カリキュラム開発 (Curriculum Development) 異学年交流 (Different Grade Interchange)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2006-03-25
6巻
1号
開始ページ 101
終了ページ 110
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308257
JaLCDOI 10.18926/14354
タイトル(別表記) Seasonal transition in spring in Japan and musical expression on "spring" in children's songs, school songs and artistic songs -A trial of joint activity of music with meteorogy-
フルテキストURL 006_039_054.pdf
著者 加藤 晴子| 加藤 内藏進|
抄録 学校教育では、教科の枠組みをこえた総合的な学習が注目されている。本研究では、気象と音楽を総合させた学習について考察した。気候や風土等の自然環境はその地域の音楽文化と深い関わりをもつ。従って学校教育では、気象を視点として、気候などの自然環境と音楽作品の背景にある文化的要素を関連させた学習を行うことが可能であると考える。これまでの研究で、ドイツの春の気候と歌曲にみる春の表現の関係について明らかにしてきた。本研究では、日本の春の気候と歌の関係を取り上げて考察する。まず、日本の童謡・唱歌および芸術歌曲の中の春を歌った曲にみられる音楽表現について分析・検討を行い、次に春の表現と最も深く関係する季節進行過程について考察した。それらの考察結果をもとに、小学校と中学校における音楽と気象を総合させた学習プランを提示した。
キーワード 春(spring season) 気候と音楽(climate and music) 音楽表現(musical expression) 気候系の季節特性(seasonal variation of climate system) 総合的な学習(joint activity of music and meteorology)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2006-03-25
6巻
1号
開始ページ 39
終了ページ 54
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002308116
JaLCDOI 10.18926/bgeou/14147
タイトル(別表記) An Analysis and Some Considerations of Empirical Lessons in the Unit "Forest, Atmosphhere and Life" in Elementary Social Studies Education (5): An Analysis and Some Considerations of Learners' Reflection (1)
著者 髙山 芳治| 古賀 一夫|
抄録 本研究は、小学校6年生を対象に開発した単元「森林と大気と生活」の学習書(個別学習用)に基づいて実施した実験授業の結果を分析したものである。実験授業の結果、問題集、作文、推せん課題レポート、プリテスト・ポストテスト等のデータを得ることができた。これらのデータを分析・考察することによって、開発した学習書が個別学用習教材として適切であったか、どのような社会認識を形成したか、実験授業によって社会認識がどのように変化したか、その理由は何かなどを明らかにすることを目的としている。本稿は、「反省」の内、満足度と「感想A」の分析と考察を行った。その結果、満足度の分析・考察では、実験授業が児童に比較的高い満足感を与えたことを明らかにした。「感想A」の分析・考察では、実験授業が児童に知的発見、それに伴う知的驚きや喜び、知識拡大・深化をもたらしたことを明らかにした。
キーワード 実験授業 満足度 感想 知的発見 知的拡大・深化
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2008-10-25
139巻
開始ページ 53
終了ページ 61
ISSN 0471-4008
関連URL http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/13299/
言語 日本語
論文のバージョン publisher
著者 王 専|
発行日 1997-12-25
出版物タイトル 岡山医学会雑誌
109巻
7-12号
資料タイプ 学術雑誌論文
JaLCDOI 10.18926/bgeou/13299
タイトル(別表記) An Analysis and Some Considerations of Empirical Lessons in the Unit "Forest, Atmosphere and Life" in Elementary Social Studies Education (4) : An Analysis and Some Considerations of Learners' Reports.
著者 髙山 芳治| 古賀 一夫|
抄録 本研究は,開発した単元「森林と大気と生活」の学習書に基づいて実施した実験授業の結果を分析したものである。実験授業の結果,問題集,作文,推せん課題レポート,プリテスト・ポストテスト等のデータを得ることができた。これらのデータを分析・考察することによって,開発した学習書が個別学習用教材として適切であったか,どのような社会認識を形成したか,実験授業によって社会認識がどのように変化したか,その理由は何によるものかなどを明らかにすることを目的としている。本稿は,推せん・自由課題レポートの分析と考察を行った。その結果,レポートを提出した児童の認識は拡大・深化しているとともに,高い知的満足感を得ていることをを明らかにした。
キーワード 実験授業 推せん課題 レポート 社会認識の深化・拡大 知的満足感
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2008-06-25
138巻
開始ページ 83
終了ページ 95
ISSN 0471-4008
関連URL http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/10996/
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40016202229
JaLCDOI 10.18926/bgeou/12822
タイトル(別表記) Formation of Mathematical Literacy and Progress of Teaching Study
フルテキストURL 137_153_166.pdf
著者 尾島 卓|
抄録 本年 4月に実施された「全国学力・学習状況調査」は、「学力」問題の新たな局面をひらいた。この調査が教育に携わる地域・家庭・学校に対して広範に大きな影響を及ぼすことが予想される。本論は、新たな全国調査と国際的な「学力調査」との関係、現在の教育改革の流れの仲の位置づけの検討を通して、授業研究が向かうべき新たな方向性について、とりわけ小学校の算数科授業を中心に検討を行うものである。
キーワード 全国学力・学習状況調査 PISA 授業研究
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2008-02-25
137巻
開始ページ 153
終了ページ 166
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002304835
JaLCDOI 10.18926/bgeou/12817
タイトル(別表記) Japanese Teacher's Similar Type of Job Stressors
フルテキストURL 137_133_141.pdf
著者 田中 宏二| 高木 亮|
抄録 本研究の目的は教師のメンタルヘルス促進の実践のために、高い「バーンアウト」を生じることが予測できる教師の職業ストレッサーの類型化をこころみることである。岡山県の小・中学校教師710名を対象に調査を行った。まず、「職業環境の要因」(28項目)と「職務事態の要因」(16項目)、「個人的要因」(5項目)からなる3種類の教師の職業ストレッサーの3要因の平均得点を代表値とし、それをもとに小学校・中学校教師それぞれにおいてクラスター分析を実施した。その結果、小学校は3つ、中学校は4つのクラスターが示された。次いで、各クラスターごとに「バーンアウト」の3要因の平均得点の比較を一元配置の分散分析で検討した。その結果、小学校のクラスターは「バーンアウト」の高さの一貫した差が確認できない一方で、中学校は特定のクラスターの順番にあわせてほぼ「バーンアウト」が悪化していく傾向が確認された。以上の結果を基に「個人的要因」のストレッサーとしての「バーンアウト」への影響過程の複雑さと今後の実践上の課題を議論した。
キーワード 教師のメンタルヘルス 小学校・中学校教師の職業ストレッサーの類型化 バーンアウト
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2008-02-25
137巻
開始ページ 133
終了ページ 141
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002304780
JaLCDOI 10.18926/bgeou/12776
タイトル(別表記) An Analysis and Some Considerations of Empirical Lessons in the Unit "Forest, Atmosphere and Life" in Social Studies Education (3): An Analysis and Some Considerations of Learners' Compositions.
著者 髙山 芳冶| 古賀 一夫|
抄録 本研究は,開発した単元「森林と大気と生活」の学習書に基づいて実施した実験授業の結果を分析,考察したものである。実験授業の結果,問題集,作文,推せん課題レポート,プリテスト・ポストテスト等のデータを得ることができた。これらのデータを分析・考察することによって,開発した学習書が個別学習用教材として適切であったか,どのような社会認識を形成したか,実験授業によって社会認識がどのように変化したか,その理由はなにかなどを明らかにすることを目的としている。本稿では,作文の分析と考察を行い,実験授業による認識,価値観の変容などを明らかにした。
キーワード 実験授業 作文 社会認識の深化と拡大 価値観
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2008-02-25
137巻
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 0471-4008
関連URL http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/10996/
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40015946156
JaLCDOI 10.18926/11406
タイトル(別表記) A Study of Characteristics of work of the school teacher for every place of work -What should be know with the staff of mental health support?-
フルテキストURL 005_151_157.pdf
著者 塚本 千秋|
抄録 学校教師の仕事は非常に複雑で難しく、教師は非常に多忙である。そのため、教師のメンタルヘルスは次第に悪化し、休職者も増える傾向である。ところが精神科医やカウンセラーなどの教師を支援する立場にある専門家の中には、「教師の仕事は楽である」という誤解をしているものもいる。それでは十分な支援ができるはずもない。筆者は、支援にあたる者が、教師の業務の特性や学校組織の特徴を知りことが重要であると考えた。そこで小学校、中学校、高等学校ごとに、その職場の特性や人間関係の特徴を列記し、不調の背景要因を整理した。
キーワード 教師のメンタルヘルス (Mental Health) 精神科医の学校観 (Recognition of the psychiatrist about a school) 教師の職務内容 (Characteristics of teachers' work) 管理職 (Managerial position)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2005
5巻
1号
開始ページ 151
終了ページ 157
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313475
JaLCDOI 10.18926/11403
タイトル(別表記) "School of theTANBO"
フルテキストURL 003_047_056.pdf
著者 山本 和史|
抄録 「田んぼの学校」は平成10年度の国土、文部、農水の3省庁合同で提唱された、環境教育の取組のことである。今年度、岡山県農林水産部耕地課が事業主体となり、そのモデル推進事業を岡山市福谷小学校で実施中。企画とその運営には福谷小PTAとボランティア団体から実行委員を構成してあたっている。私はその常任委員を務めているが、PTAと地域各位の多大な支援のもと年間12回もの多彩な開校が企画され現在までに9回実施、延べ551名の参加者を得ている。それぞれの企画は子供達と実行委員の希望で立案されたが、単なるイベントではなく参加者の自主的な活動によって成り立っている。親と子、そして地域の人々が一体となって架空の学校を育て上げており、この事例は今後の学校のあり方を考える上で大変興味深くかつ有益な活動である。
キーワード 田んぼの学校 (School of "TANBO") 環境教育 (Environment education) 農業教育 (Agriculture education) 地域活動 (Community sctivities) ボランティア (Volunteer)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2003
3巻
1号
開始ページ 47
終了ページ 56
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313705