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ID 54734
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著者
杉能 道明 ノートルダム清心女子大学
抄録
 次期学習指導要領改訂に向けて,「アクティブ・ラーニング」という学び方が提案されている。算数の授業の中で,アクティブ・ラーニングにつながる協働的・対話的な学びが行われるためには,子どもが批判的思考(critical thinking) をすることが大切である。
 批判的思考の中級には,論理的思考と,それを意識的に吟味する内省的思考がある。これからの教育には,子どもたちの思考力を育成することが求められている。思考力の育成は,批判的に思考する学習者・社会人を育成し,人々が学習や社会の問題を協働して解決し,幸せな人生とよりよい社会を築くことにつながる。批判的思考カは小学生から積み上げていくべき力である。
 批判的思考力を算数の問題解決型の授業の過程の中で育成することと,算数の適切な教材の指導で育成することを提案する。
キーワード
批判的思考
アクティブ・ラーニング
備考
研究論文
発行日
2016-10-22
出版物タイトル
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
23巻
出版者
岡山大学算数・数学教育学会
開始ページ
61
終了ページ
68
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
NAID
Eprints Journal Name
papyrus