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ID 54730
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著者
草地 貴幸 岡山大学教育学部附属小学校
抄録
 本研究では,小学校第3学年における目的に応じたグラフを選択する数学的な見方・考え方の育成を目指し指導を改善し,その実践を通して指導改普への示唆を得ることを目的とする。
 まず数学的な見方・考え方が働く問題解決過程をPPDACサイクルとして捉えた。PPDACサイクルを辿りながら,単元の終末に目的に応じたグラフを選択する活動を設定し,実践授業を試みた。その実践の発話記録とワークシートの記録から,児童の目的に応じたグラフを選択する数学的な見方・考え方の表出の有無や傾向を分析した。
 その結果,本実践が積み上げ棒グラフと集合棒グラフの価値を創造し,目的に応じたグラフを選択することができるという示唆を得ることができた。
キーワード
数学的な見方・考え方
問題解決過程
グラフの選択
備考
実践研究論文
発行日
2016-10-22
出版物タイトル
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
23巻
出版者
岡山大学算数・数学教育学会
開始ページ
23
終了ページ
30
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
NAID
Eprints Journal Name
papyrus