JaLCDOI 10.18926/bgeou/66133
タイトル(別表記) Practical Study of Creative Learning in High School Music Classes Classes: Focusing on Structure of Melodies
フルテキストURL bgeou_184_043_051.pdf
著者 齊藤 武| 徳田 旭昭|
抄録  本研究は,高等学校芸術科音楽(以下,音楽Ⅰ)における創作学習を通して,創作に対する生徒の思考やその変化を捉えることを目的としている。創作の際は,音同士の細かな連結やその展開を示す「構造」という視点を基盤とし,間奏において表したいイメージと関わらせながら制作を進めた。生徒の作品からは,音程関係やリズムの繰り返し方に工夫を凝らした様子が見受けられ,微視的な構造と表現したいイメージとが強く結びついた作品が発表された。また,ワークシートやふりかえりフォームからは,困難な創作内容になるほど学習に興味をもっていたことがわかり,作曲の最も微視的視点である構造が,生徒の興味をもって深まっていたことが明らかとなった。
キーワード 創作学習 構造 高等学校 校歌 間奏
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 43
終了ページ 51
ISSN 1883-2423
言語 日本語
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