JaLCDOI 10.18926/11354
タイトル(別表記) The Problems with "jiritsu-katsudo" in special education for children with physical handicap
フルテキストURL 001_031_037.pdf
著者 佐藤 暁|
抄録 本稿では、自立活動をめぐる諸問題について、肢体不自由児教育における問題を中心に整理・検討した。はじめに、自立活動の母体である養護・訓練と関連づけながら、自立活動の目標及び内容の捉え方について論じた。次に、自立活動の指導場面で、どのように指導内容を選定し、指導課題を設定したらよいかについて論じた。さらに、自立活動での指導が、日常的な教育活動と密接な関連をもつようにするための条件を、「経験の再編」(佐伯、1997)といった側面から検討した。最後に、自立活動が個人の能力を向上させることに留まらず、子どもと周囲の人との関係性の向上を考慮した取り組みとして展開される必要があることが指摘された。
キーワード 自立活動 (jiritsu-katsudo) 特殊教育 (special education) 肢体不自由児 (children with physical handicap) 関連性 (relationship) 経験の再編 (reorganization of experience)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2001
1巻
1号
開始ページ 31
終了ページ 37
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313656
JaLCDOI 10.18926/11375
タイトル(別表記) Motor Development of Children with Cerebral Palsy
フルテキストURL 002_021_035.pdf
著者 佐藤 曉|
抄録 脳性まひ児の動作発達経過について、佐藤(2002)では、①低緊張で動きの少ない子どもの道筋、②Gパターンからの解放の途上にある子どもの道筋、③弱い痙性を示しつつ緊張の低下した子どもの道筋、がしめされた。本稿では、筆者が長期間フォローアップしてきた脳性まひ児の事例をいくつか取り上げながら、それぞれの道筋に特徴的な動作発達経過と動作発達学習上の問題、及び動作発達支援のポイントについて整理した。その中で、座位や膝立ち位における抗重力動作の学習と、全身の屈曲パターンを示す定型的姿勢からの解放が動作学習のポイントになることが示されるとともに、動作の崩れへの対応が重要であることが指摘された。
キーワード 脳性まひ児 (Cerebral palsy) 動作発達 (Move Development) フォローアップ (Follow-up) 動作訓練法 (Rehabilitation) 類型化 (Dohsa-method)
出版物タイトル 岡山大学教育実践総合センター紀要
発行日 2002
2巻
1号
開始ページ 21
終了ページ 35
ISSN 1346-3705
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314059