JaLCDOI 10.18926/63331
タイトル(別表記) The Significance of 'Online Nihongo Cafe' in the Spread of COVID-19: With the Point of View of both the Participants and the Staff
フルテキストURL biess_6_067_086.pdf
著者 守谷 智美| 長野 真澄|
抄録 本稿は、コロナ禍において対面からオンラインヘと実施形態を変更して開催することとなった正課外での多文化間交流を目的とした「にほんごカフェ」の活動が、参加者及びスタッフにとってどのように意義づけられていたのかを明らかにした上で、今後の活動のあり方を検討することを目的とする。2021年8月に行ったインタビュー調査の結果、「オンラインにほんごカフェ」が参加者とスタッフの双方にとっての多文化間交流機会かつ雑談の機会であり、非母語話者にとっての日本語使用機会として意義づけられていることが明らかとなった。一方で、多人数でのコミュニケーションの困難さや活動外への関係性の発展の難しさ等、オンライン特有の課題も見られた。
キーワード コロナ禍 オンライン 多文化間交流 雑談ピア・サポート
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2021-12-30
6巻
開始ページ 67
終了ページ 86
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/54542
タイトル(別表記) The Possibility of Japanese Language Teaching as a Support for International Students
フルテキストURL bhe_011_139_150.pdf
著者 守谷 智美|
抄録 本稿では、近年、日本国内において受け入れが急増している留学生のための支援として、日本語教育にはどのようなことが期待され、どのような役割を果たすべきであるのか検討を行った。留学生の問題や支援に関わる先行研究の外観を通して、日本で学ぶ留学生が抱えやすい問題は多岐にわたっており、その支援のためのアプローチとして予防が重視されていることが示された。また、このような中で、日本語教育には留学生の対人接触の向上を支援することが求められるとともに、日本語教育に携わる者が異文化における留学生の心理に関する知識と理解をより一層深めていく必要性が確認された。
キーワード 留学生 問題 支援 日本語教育 予防的・教育的アプローチ
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 139
終了ページ 150
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838020