JaLCDOI | 10.18926/bgeou/66137 |
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タイトル(別表記) | Survey of Students’ Attitudes toward the Vocal and Choral Fields - Focusing on the analysis of 12 years of questionnaire surveys |
フルテキストURL | bgeou_184_063_075.pdf |
著者 | 早川 倫子| 虫明 眞砂子| 徳田 旭昭| |
抄録 | 本研究は,教員養成課程で音楽を専攻する学生を対象に,入学直後に実施した声楽・合唱分野に関する意識調査の分析を行い,その実態を明らかにしたものである。 学生らは大学入学までに,特に行事に関連して集団での合唱活動を多く経験してきている一方で,個々人における学習経験は少なく,声楽や発声の技術的な面で自信がないことが明らかとなった。小中高の歌唱・合唱経験が行事中心であると,表面的な活動に留まって基礎能力が育たない可能性があり,教員養成においては個人の実技力,特に,発声法の知識や技術を育成することが第一に必要であることが示唆された。また,こうした分析結果は,先行研究における結果を再認する形となり,長年の声楽・合唱分野における課題が浮き彫りとなった。 |
キーワード | 声楽 合唱 発声 意識 質問紙調査 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2023-11-24 |
巻 | 184巻 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 75 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63307 |
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タイトル(別表記) | Experts’ Instruction in Music Class: The Meaning of “Words” in Each Instruction Scene |
フルテキストURL | cted_012_181.pdf |
著者 | 小川 容子| 早川 倫子| |
抄録 | 本研究は,音楽の達人教師たちがどのような指導言を使って指導を行っているのか,ソプラノリコーダーによる3つの指導場面(導入,合奏,個人評価)をとりあげ,それぞれの場面で扱われている教師の「ことば」について詳細に検討したものである。導入場面では,絶妙なタイミングでタンキングに関する指示がなされていること,あわせて姿勢,リコーダーの構え方,舌の使い方,吹き込む息の量,息の出し方など複数の要素に関する「ことば」が使われていることが明らかとなった(調査1)。合奏場面では友達の音を聴いたり,クラス全体で音色を作り上げたりする際に,子どもたちがイメージしやすい「ことば」が使われていることが明らかとなった(調査2)。個人評価の場面では,達人教師が実際の指導で重視している内容や理想とする演奏が明らかとなり,評価者の属性の違いはあるものの,調査1や調査2とほぼ同じ「ことば」が用いられていることが確かめられた(調査3)。 |
キーワード | 達人教師(expert) 指導言(words) 器楽指導(instrumentteaching) 談話分析(discourseanalysis) ソプラノリコーダー(soprano recorder) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
開始ページ | 181 |
終了ページ | 195 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/63016 |
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タイトル(別表記) | Influence of Dialect Accents on Singing Educational Songs – Acoustic Analysis for Singing Voices of Elementary School and University Students – |
フルテキストURL | bgeou_178_031_045.pdf |
著者 | 早川 倫子| 大村 紗代| 鹿倉 由衣| |
抄録 | 本研究では,兵庫県と岡山県の小学生と大学生を対象に,童謡・唱歌の歌唱調査を行い,歌唱時における方言の影響の有無について検討した。調査にあたっては,小学校の学習指導要領に記載されている共通教材の中から≪うみ≫と≪夕やけこやけ≫の2曲を用い,歌詞朗読時と歌唱時の音声について録音し分析した。 歌詞朗読時の音声についての高低アクセントの判定の結果,兵庫県と岡山県のどちらの対象者においても方言アクセントで表現された箇所は少なく,共通語アクセント,または方言アクセント及び共通語アクセントのどちらとも異なるアクセントも見られた。次に,歌唱時の音声データをPRAATによって音響分析した結果,特に歌詞朗読時に方言アクセントの表れていた箇所において,ピッチおよびスペクトルに特徴的な動きを捉えることができた。また,歌唱時に方言の影響が現れやすいのは,歌詞朗読時の方言アクセントと旋律の動きの上行下行が対立している場合であることが明らかとなった。 |
キーワード | 童謡・唱歌 歌唱 方言の影響 音響分析 PRAAT |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-11-26 |
巻 | 178巻 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 45 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/62431 |
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タイトル(別表記) | Perceived Value of Appropriate Vocalization for Type of Song – An Analysis of Listening Evaluation of Elementary School Students – |
フルテキストURL | bgeou_177_65_76.pdf |
著者 | 早川 倫子| 藤井 香菜子| |
抄録 | The purpose of this study was to analyze the listening evaluation of elementary school students regarding their perceived value of appropriate vocalization for each type of song. Two strikingly different songs were selected: (1) "Hinomaru", the educational song and (2) "Lift Your Palms Toward the Sun", a very familiar and popular song among Japanese children in and outside of Japan. In terms of vocalization, we conducted listening evaluation by presenting students with each song or sound source based on three frames of reference: (1) natural voice, (2) falsetto, and (3) sound created by artificial-voice technology. Most students perceived that the use of falsetto was suitable for "Hinomaru", while higher appropriateness scores tended to be dispersed in either natural voice or falsetto for "Let's Put Our Palm to the Sunshine." Interestingly, for "Hinomaru", the number of students who reported the use of falsetto as more appropriate increased for older students in higher school years. We peculate that this trend may be the outcome of their learning vocalization in elementary school. |
キーワード | perceived value of vocalization type of song listening evaluation elementary school students |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-08-26 |
巻 | 177巻 |
開始ページ | 65 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/62426 |
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タイトル(別表記) | Visualization of “Language Sense” to be Fostered in Early Childhood and the Search for Learning Materials Nurturing Sharp Senses |
フルテキストURL | bgeou_177_1_12.pdf |
著者 | 片山 美香| 早川 倫子| |
抄録 | 本稿ではまず,2017 年に改訂(定)された幼稚園教育要領の領域「言葉」に焦点を当て,生涯発達の始点である幼児期に育む言葉の力の変更点とその重要性について整理した。続いて,新たに育成することが求められることとなった「言葉に対する感覚」及び言葉を豊かにすることについて,小学校以降の学習指導要領に用いられている「言語感覚」を検討の手立てとして詳解を試みた。その結果,幼児期に育てたい「言葉に対する感覚」としては,自分が表現する立場と受け取る(理解する)立場の双方で,「言葉の表現の適否」や「言葉のニュアンスを感じ取れる」感覚を育もうとしていることを見出した。最後に,「教職課程コアカリキュラム」に新設された「領域に関する専門的事項」の科目に関連して,「言葉に対する感覚を豊かにする実践」を歌の歌詞を教材とすることの意義と可能性について論述した。 |
キーワード | 幼児 言葉に対する感覚 言語感覚 言語力の育成 歌詞 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-08-26 |
巻 | 177巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 12 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/61468 |
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タイトル(別表記) | Professional Skills of Expert Teachers in Music Teaching: The Dynamic Nature of Effective Instruction |
フルテキストURL | bgeou_176_069_077.pdf |
著者 | 早川 倫子| 小川 容子| 古山 典子| 井本 美穂| |
抄録 | 本研究では,音楽科授業において,達人教師たちが子どもたちに効果的に説明しているさまざまな指導場面を切り出し,「即座に反応する応答力」と「音楽に関連する専門的知識」の2つの視点に則って,ワザの個別事例を分析した。その結果,(1)「即座に反応する応答力」は,指導の中で常に行われる学習者理解によって,教育内容を調整しどのような教授行為を行うかという判断を伴うもので,教師個人内の音楽に関する概念的知識と身体知に基づき間断なく行われる。また,(2)「音楽に関連する専門的知識」は,「音楽する」行為がもたらす身体知を教師と学習者が往還させながら教授・学習されるという特徴がある。したがって「達人教師達が効果的に説明する」というのは,教師と学習者の身体知を往還させながら,教授ストラテジーを巧みに選択し「即座に反応する応答力」を発揮していく創造性豊かな教授的行為である,と考えられた。 |
キーワード | 達人教師 ワザ 教授法 音楽科授業 身体知 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-02-24 |
巻 | 176巻 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 77 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006980463 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/61467 |
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フルテキストURL | bgeou_176_059_068.pdf |
著者 | 虫明 眞砂子| 早川 倫子| |
抄録 | 本稿では,合唱団員に対して実施したアンケート調査の分析によって明らかとなった,合唱演奏会の前後における団員の意識の変容についての全体的な傾向を踏まえて(虫明, 2020),個々の団員の意識変化について,演奏会前の意識の異なる3名を抽出して,SCATを用いて分析を行った。その結果,演奏会前に,異なる方向へ向けられていた3名の団員の意識は,演奏会中の超越的な体験によって,演奏会終了後には,団員や指揮者との信頼関係へ向けられていることが挙げられた。また,個々の団員の練習参加頻度は,演奏会前の「指導者との関わりや指導内容」や演奏会後の「個々の思い」の変容に影響することも明らかになった。これらから,合唱の日々の美的追究やコンサート本番における音楽による生きたコミュニケーションによって成立する感動体験は,音楽的評価を超えて,人と人とを繋ぎ合わせる力を持っているということが考えられた。 |
キーワード | 合唱 本番 個々の団員 意識 変容 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-02-24 |
巻 | 176巻 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 68 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006980462 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/58126 |
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タイトル(別表記) | The potential of“ singing activities” in child-rearing facilitated by caregivers: A focus on three mothers |
フルテキストURL | cted_010_139_151.pdf |
著者 | 早川 倫子| 片山 美香| |
抄録 | 本研究は,養育者の子育てにおける「歌う行為」に着目し,養育者の立場からその可能性について検討することを目的とした。パイロットスタディとして実施した3名の子育て中の母親への質問紙調査およびグループインタビュー調査を通して,母親の「歌う行為」の様相を探り,子育てにおける有用性について検討した。 その結果,「歌う行為」には,子どもがある行動をとることへの意欲を高めたり,否定的な気持ちを好転させたりする感情の切り替え手段としての有用性のあることが示唆された。言葉だけで伝えるよりも,子どもが好きな歌や多様な音声表現を用いた方が,子どもに受け入れられやすいこと,音楽的な特性自体が子どもの感情に響きやすいことも示された。また,「歌う行為」には,了解可能なメッセージを共有し,親子が楽しく養育行動を進める触媒と成り得る可能性が見出された。 |
キーワード | 歌う行為 (singing activities) 養育者 (care-givers) 子育て (child-rearing) 質問紙調査 (survey) グループインタビュー調査 (group interview survey) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2020-03-20 |
巻 | 10巻 |
開始ページ | 139 |
終了ページ | 151 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56558 |
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タイトル(別表記) | Implementing the “Sing Together” campaign that connects parents and children and their schools and communities (1) |
フルテキストURL | cted_009_267_281.pdf |
著者 | 早川 倫子| |
抄録 | 本研究は,学校・地域・親子をつなぐ「共に歌う」活動としての「みんなで歌おう音楽会」の実践について,その意義と課題について検討することを目的とした。本稿では,特に,実践の経緯と概要を報告しつつ,あわせて,音楽会終演後に実施した参加者対象のアンケート調査を取り上げ考察した。その結果,本実践が,「共に歌うこと」の大切さと「日本文化としての唱歌や日本のうたの継承」の大切さについて,その一端を伝える機会になったことが明らかとなった。また,子育て支援の点からも機能していることが認められた。 |
キーワード | 「共に歌う」活動 学校の歌文化 唱歌 子育て支援 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 267 |
終了ページ | 281 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55706 |
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タイトル(別表記) | Study on the Teaching Strategy of an Elementary School and Improving the Program for Training Students to be Teachers of University (2) :In the Case of Social Studies, Music, Physical Education and Information Ethics Education |
フルテキストURL | bgeou_167_101_109.pdf |
著者 | 飯田 洋介| 早川 倫子| 原 祐一| 高岡 敦史| 酒向 治子| 笠井 俊信| 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究は,教科内容構成の考え方に基づいて小学校の授業づくりのあり方を検討するとともに,それをふまえることで大学の教員養成プログラムの授業が具体的にどのように改善されるかを明らかにしようとしたものである。教科内容構成とは,教員養成において従来から課題とされてきた教科の内容に関わる知識・技能と教科の指導法に関わる知識・技能の分離という問題を克服するために提案されたものである。教科内容構成は,教科の内容と指導法に関わる知識・技能を統合し,それらを応用して,教師が自ら「どのような内容をどのように教えるべきか」を考え,授業づくりに取り組むことができるようになるための考え方を示すものであり,本研究では教員養成プログラムにおける具体的な授業プランを提示してそれを明らかにしていく。本稿では,特に,小学校の社会科,音楽科,体育科,情報モラル教育を事例として論じていくことにしたい。 |
キーワード | 教科内容構成 小学校 教員養成 教科教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2018-02-23 |
巻 | 167巻 |
開始ページ | 101 |
終了ページ | 109 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006401587 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49486 |
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タイトル(別表記) | Leading Cultural Activity through Student Opera (2) : Analysis of the Internal Evaluation of a Teacher and Student |
フルテキストURL | cted_003_042_051.pdf |
著者 | 虫明 眞砂子| 小川 容子| 早川 倫子| |
抄録 | 「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,(1)に引き続き,その取り組みの意義と課題について,教員(指導者)と学生の内的評価の分析を中心に考察を行った。学生対象のアンケート結果からは,全体の88%の学生が参加してよかったと感じており,また,教員養成におけるオペラ活動の意義を良い経験であると感じている学生は97%であった。大半の学生が,オペラのような総合的且つ横断的な分野の経験は,教育現場で活用でき,協調性や自主性を伸ばすことにもつながると考えており,活動の意義を共有していることがわかった。教員(指導者)のアンケート結果からは,それぞれの役割を発揮できたという連携の意義と,物理的体制の強化について課題が確認された。 |
キーワード | 学生オペラ 人材育成 連携 文化活動の拠点づくり 内的評価 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 42 |
終了ページ | 51 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232447 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49485 |
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タイトル(別表記) | Leading Cultural Activity through Student Opera (1) : From a Viewpoint of Cooperation, Feedback and Innovation |
フルテキストURL | cted_003_032_041.pdf |
著者 | 早川 倫子| 小川 容子| 虫明 眞砂子| |
抄録 | 「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,約半年間の準備期間の様子とその成果を報告し,筆者らが取り組んださまざまな連携のあり方と課題について考察した。連携に関しては,①教育学部内の教員の連携(教科内容専門の教員と教科教育専門の教員),②附属学校との連携,③他学部との連携,④地域や卒業生との連携に焦点を当てて検討した。また,オペラ終演後に実施したアンケート結果からは,来場された多くの方が非常に満足されており,これからも継続してほしいと要望していることが明らかになった。 |
キーワード | 学生オペラ 人材育成 文化活動の推進 アンケート調査 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 32 |
終了ページ | 41 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232446 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48194 |
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タイトル(別表記) | Retraining Teachers for Teaching Singing.-on a Teacher’ s License Recertification Course- |
フルテキストURL | cted_002_060_070.pdf.pdf |
著者 | 早川 倫子| 虫明 眞砂子| |
抄録 | 教員免許状更新講習の実践内容と,受講者の事前および事後アンケートの分析を中心に,歌唱指導における教師力の育成について考察を行なった。受講前には,歌唱指導に問題意識や苦手意識を持っている教師らが多く,指導法に関しても,すぐ現場で使えるような発声法や指導法を求めている教師らが多かったが,講習により,①問題意識・苦手意識の緩和,②歌唱指導についての考え方の転換,③歌唱指導についての知識や技能の獲得,④歌唱指導( 音楽の授業) への意欲の喚起の4点の成果が得られたことが明らかとなった。特に,理論と実践を関連させながら,多角的な声へのアプローチをしていくことが,歌唱指導における教師力の育成につながると考えられた。 |
キーワード | 歌唱指導 教師力 新学習指導要領 発声 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2012-03-19 |
巻 | 2巻 |
開始ページ | 60 |
終了ページ | 70 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120003987709 |
JaLCDOI | 10.18926/20003 |
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タイトル(別表記) | A Case Study of Curricula for Music Teachers Training in Japan and China - Okayama University, Tokyo University of the Arts and Northeast Normal University - |
フルテキストURL | 010_055_062.pdf |
著者 | 早川 倫子| 山本 宏子| |
抄録 | 近年,わが国の教員養成においても日本人学生の中国への留学,そして中国人学生の日本への留学が,増加傾向にあるのは周知の通りである。そのような中で,日本と中国の音楽教員養成に関するカリキュラムの構造が異なっているために,留学生らにとって,希望する研究内容と実際のカリキュラムが適さないという問題等が生じている実態がある。筆者らは,中国の教員養成に関する音楽カリキュラムおよび教育内容の実態を調査するために,東北師範大学内にある音楽学院を訪問した。それらの調査内容を踏まえ,本研究ではそれぞれ構造やシステムの違う岡山大学教育学部・教育学研究科(音楽教育),東京藝術大学音楽学部・音楽研究科,東北師範大学音楽学院を事例として取り上げ比較することによって,前述した問題について検討を行った。 |
キーワード | 音楽教員養成 (Music Teachers Training) カリキュラム (Music Curricula) 日中 (Japan and China) O-NECUS 留学生 (Students Studying abroad) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2010-03-10 |
巻 | 10巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 55 |
終了ページ | 62 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002310803 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16093 |
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タイトル(別表記) | A Case Study of American Elementary School Music Curricula (1): The Focus on East Lyme Public Schools in the State of Connecticut |
フルテキストURL | 141_085_089.pdf |
著者 | 早川 倫子| |
抄録 | 本研究は,米国の小学校の音楽カリキュラムの実際について,州および学校レヴェルでのカリキュラムを分析し,検討を行なったものである。とりわけ,コネチカット州イーストライム公立学校の事例調査を踏まえて,全米,州,自治区(学区)それぞれのレヴェルでのカリキュラムの概要を示した。また,比較検討の結果,コネチカット州における州レヴェルのカリキュラムは,『全米芸術教育標準』に準じる形で構成されていたが,学校レヴェルでの音楽カリキュラム(ここではイーストライム公立学校)は,州レヴェルの枠組みを基本としながらも,それぞれの「達成標準」すなわち獲得されるべき音楽的能力の達成へ向けて,「内容標準」に相当する項目(活動領域)を複数組み合わせて実践するよう構成されていることが明らかとなった。 |
キーワード | 米国 小学校 音楽カリキュラム 『全米芸術教育標準』 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-06-25 |
巻 | 141巻 |
開始ページ | 85 |
終了ページ | 89 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306342 |