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ID 40064
JaLCDOI
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5
タイトル(別表記)
Psychoeducational program to prevent emotional and behavioral problems among junior high school students: Outcome evaluation for Successful Self 2
フルテキストURL
著者
安藤 美華代 岡山大学大学院教育学研究科心理・臨床学系 Kaken ID publons researchmap
抄録
青少年における情緒的および行動上の問題に対する包括的な予防をねらいとした心理教育的プログラム"サクセスフル・セルフ"の継続実施をねらいとして発展した"サクセスフル・セルフ2"を,学校の実情を考慮して異なるレッスンを選択し実施した2校の中学1年生(A群・B群)を対象に,介入前後の効果に関する検討を行った。両群とも成功していく自分をイメージして目標を立てる1時限のレッスンから始め,さらにA群では,自己や友達関係の在り方について考える2レッスンを各2時限かけて計5時限行い,B群では,他者理解,もめごとやストレスに対処するスキルを身につける4レッスンを3時限かけて計4時限行った。プログラム前後に行動ならびに心理社会的要因に関する自記式調査を行った。その結果,両群とも,介入後には,「いじめ」,「いじめをする友達」の減少,「まじめな学校生活態度」,「円滑な友達関係」,「活気」の増加が見られた。さらにB群では,「社会性」,抑うつ・不安 等「気分状態」の向上も見られた。以上より,本プログラムは,青少年の情緒的および行動上の問題を予防し,心の健康を育むことが可能であると示唆された。
キーワード
心理教育的プログラム
いじめ
抑うつ
不安
友達関係
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2010-06-25
144巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
27
終了ページ
37
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou