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ID 53173
JaLCDOI
Sort Key
6
タイトル(別表記)
Von Jenseits der Erinnerungen ― Bemerkungen über Theodor Storms "Von heut und ehedem" ―
フルテキストURL
著者
久保田 聡 岡山大学言語教育センター researchmap
抄録
 本稿は19 世紀ドイツリアリズム期を代表する作家のひとりであるテオドール・シュトル ム(1817-1888)の作品『今と昔(Von heut und ehedem)』(1873)において、シュトルム自身と考 えられる<私>とシュトルムの母方の<祖母>の視点から、かつての曾祖父の家や祖父の家 とそこに集まる人々の様子、そしてさらには故郷の町フーズムがどのように描き出されてい るかについて考察することを目的とする。自らの記憶のもはや届かない<祖母の過去>にま で話を繰り広げる<私>からは、失われてしまったものへ哀惜の念を抱き、それを物語の中 で再びよみがえらせようとするシュトルムの姿が見て取れるのである。
キーワード
思い出
風景
故郷
出版物タイトル
大学教育研究紀要
発行日
2014-12
10巻
出版者
岡山大学グローバル・パートナーズ, 岡山大学教育開発センター, 岡山大学言語教育センター, 岡山大学キャリア開発センター
出版者(別表記)
Global Partners, Center for Faculty Development, Language Education Center, Career Development Center Okayama University
開始ページ
59
終了ページ
68
ISSN
1881-5952
NCID
AA12114090
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bhe