このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 66629
JaLCDOI
Sort Key
1
フルテキストURL
著者
桑原 晴子 岡山大学大学院社会文化科学研究科
抄録
 幼児の異文化適応のプロセスに焦点を当てた心理臨床学的研究はほとんど見当たらないが,グローバル社会における幼児の異文化適応における心理支援を考える上では,検討が必要である。本研究では事例研究法を用い, 1人の幼児の異文化適応のプロセスを意識の発達という視点から検討を行った。その結果,集団の意識と個の意識という対極的な意識を統合し,また国や民族といった表層の差異を越えた,人間としての普遍性の次元でつながりを確立することで,幼児の異文化適応が深化していると考えられた。また,その異文化適応の心理支援の際に配慮すべきことについて検討を行った。
キーワード
異文化適応
幼児
個の意識
集団の意識
普遍性の次元でのつながり
備考
論文
出版物タイトル
岡山大学臨床心理学論集 : 岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室紀要
発行日
2019-12-25
17巻
出版者
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
開始ページ
7
終了ページ
15
ISSN
2758-6138
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc