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ID 8879
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著者
稲田 利徳 岡山大学
抄録
前稿は「草庵集」の撰歌資料の考察として、「聖護院五十首」をとりあげたが、本稿はそれに続くものである。撰歌資料の考究の意義や目的に関しては、すでに前稿で述べたので、ここでは省略する。今回、対象とするものは「花十首寄書」と「建武二年内裏千首」であるが、ともに正和期、建武期の二条派歌壇における頓阿の活躍を示す和歌資料である。前者は、その歌会の全貎を示す資料が現存するが、後者は全作品が残らず、撰集類からの断片的な資料収拾によって、およその背景を知るほかない。その点、考察方法は異なるが、「草庵集」編纂に際して、共に重視した資料と考えられるので、ここで一括して処理したい。
出版物タイトル
岡山大学教育学部研究集録
発行日
1979
52巻
1号
出版者
岡山大学教育学部
出版者(別表記)
Faculty of Eucation, Okayama University
開始ページ
445
終了ページ
456
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
資料タイプ
紀要論文
関連URL
http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/1787/
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou