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ID 34
Eprint ID
34
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タイトル(別表記)
Effect of day length on growth and flowering of gladiolus. : 2. Effect of day length of 10 and 11 hours in summer.
著者
安田 勳 岡山大学
横山 二郎 岡山大学
抄録
1)グラジオラスの開花が日照時間を冬の最少日照時間と同じ即ち10~11時間に制限した場合如何なる影響を受けるかについて試験をした.供試品種はヘクター,ストップライト,ラジアンスの3品種で,これらを使つて標準区と比較した. 2)10及び11日照時間区は標準区に比し,何れも幾分開花期が早くなるが,ブラインドの現われる率も高くなる. 3)10及び11日照時間区の草丈,葉数及び着花数は標準区より幾分減少するが,その差は僅かである. 4)グラジオラスの開花に必要な日照時間は夏季に於て9時間では不足で,少くとも10~11時間を必要とする.但し,これは品種に依て差があるようである. 5)以上の結果から推して,グラジオラスの冬季開花には温度の他,日照時間以外の要素例えば日照の強さ,日射量などが関係しているように思われる.何故ならば,グラジオラスは日照時間の短い冬にはたとえ温度を高めてもブラインドの発生が極めて多いからである。
発行日
1954
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
4巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
12
終了ページ
22
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa