JaLCDOI 10.18926/CTED/65067
タイトル(別表記) Unlearning for teachers to prompt the creation of lessons using ICT
フルテキストURL cted_013_099.pdf
著者 柴原 裕| 熊谷 愼之輔|
抄録  本研究の目的は,ICT を活用した授業づくりの推進を目指して,教師の前提に対するアプローチを行い,アンラーニングが起こったかどうかの詳細を分析し,アンラーニングとICT活用との関連を明らかにし,どのようなアンラーニングがICT 活用につながるのかを考察していくことである。
 その結果,アンラーニングが起こることでそれぞれのICT 活用のレベルが向上し,逆にアンラーニングが起こらなければ,表層的な活用を除き,ICT 活用のレベルは向上しないなど,アンラーニングとICT 活用の関連を示すことができた。さらに,教師主導型の授業観から生徒主体の授業観への転換や自己完結的な授業づくりのプロセスから他の教科の教員との協働によって学んでいくネットワーク型の授業づくりのプロセスへの転換がICT 活用につながった可能性が示唆された。
キーワード ICT 活用 (ICT utilization) 授業改善 (Class improvement) ビジョンの共有 (Shared vision) アンラーニング (Unlearning) ダブルループ学習 (Double loop learning)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 99
終了ページ 113
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/65066
タイトル(別表記) Awareness of Parental Support in Light of the Dual Roles of a Nursery Teacher and a Parent
フルテキストURL cted_013_083.pdf
著者 片山 美香|
抄録 本研究では,従来あまり検討課題として取り上げられることのなかった子育てを経験している保育士の親としての役割と保育士としての二重役割が,子育て及び保育全体を含めた保護者支援の専門的力量にもたらす相互の関連について検討した。
その結果,保育士の子育て経験は子どもに対する多面的な理解の拡充に加え,園でしか見ることのなかった子どもの姿を家庭での姿も含めて捉えることによって,子どもの日常の連続的な把握を可能にし,子ども理解が深化することが分かった。また,保護者(親)としての当事者性をもった保育士ならではの保護者理解により,保護者の心情や日常への想像力が高まることによって,共感的な理解が深まると共に,保護者に受け入れられる支援を見出す可能性が示された。他方,両立の困難さに葛藤を抱えながら職務を継続している保育士の厳しい現況が改めて確認された。
キーワード 保育士 子育て経験 二重役割 子ども理解 保護者支援
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 83
終了ページ 97
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/65065
タイトル(別表記) Implementing a Professional Learning Community (PLC) at Early Childhood Education Institutions Focus on the Process of Curriculum Management
フルテキストURL cted_013_069.pdf
著者 藤井 裕士| 熊谷 愼之輔|
抄録  本研究では,幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園においてP L C 醸成をめざした際の,教育・保育課程等編成のプロセスを明らかにすることを目的とした。カリキュラム・マネジメントによる学校文化変革のプロセスとP T L C の関係性を整理した上で,PLC 醸成をめざしたカリキュラム編成のプロセスを示し,それをもとに, P L C 醸成にむけた教育・保育課程等編成のプロセスを示した。そして,『幼稚園教育要領解説』,『保育所保育指針解説』,『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』で示された教育・保育課程等編成の手順と比較し,プロセスやリーダーシップのあり方に関する違いが確認できた。
キーワード 専門職の学習共同体(Professional Learning Community) 専門性(Expertise) 教育・保育課程の編成 (Curriculum Management)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 69
終了ページ 82
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/65064
タイトル(別表記) A Study on Procedures for Constructing Comprehensive and Annual Guidance Plans to Achieve Curriculum Management -An Action Research Conducted in Private Early Childhood Education and Care Centers that Include Kindergartens and Nursery Schools-
フルテキストURL cted_013_053.pdf
著者 紺谷 遼太郎| 横松 友義|
抄録 本研究は、幼保連携型認定こども園において、本格的なカリキュラム・マネジメントを実現できる教育及び保育活動の全体的な計画及び年間指導計画を作成する具体的な手順を示すものである。まず、近接領域における先行研究成果の援用可能性を検討し、幼保連携型認定こども園において教育及び保育活動の全体的な計画及び年間指導計画を作成するために遂行する必要のある事項について、幼稚園における遂行事項に幼保連携型認定こども園独自の事項を加えることにより計画した。続けて、私立A認定こども園でのアクション・リサーチを通して、本格的なカリキュラム・マネジメントを実現できる教育及び保育活動の全体的な計画及び年間指導計画を作成する具体的手順を定式化した。
キーワード 幼保連携型認定こども園(early childhood education and care centers that include kindergartens and nursery schools) カリキュラム・マネジメント (curriculum management) 全体的な計画 (comprehensive plan) 年間指導計画 (annual guidance plan)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 53
終了ページ 67
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/65063
タイトル(別表記) Child Care Based on Hours of Attendance in the “Guidelines for Collaboration of Kindergarten and Day Care Center”
フルテキストURL cted_013_037.pdf
著者 蓮井 和也| 中平 絢子| 髙橋 敏之| 片山 美香|
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 37
終了ページ 51
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/65062
タイトル(別表記) Intensifying the Desire to Be a Teacher through Practice Teaching Experiences: Survey of Students Who Have Finalized Their Career Paths with Focus on Teacher Efficacy
フルテキストURL cted_013_023.pdf
著者 林 玲奈| 青木 多寿子|
抄録 教育実習を通して教職への志を高くする学生と教職を断念する学生がいる。このような違いが生じるのはなぜであろうか。本稿では体験する実習での学びが両者で異なると考え,教師効力感を指標に教育実習での体験との関係を検討した。ここで取り上げた教育実習での体験は,指導体験と被サポート体験とした。調査対象と時期は進路が確定した4回生の夏とした。分析の結果,教職志望の有無に関らず,教育実習は学生の教師効力感を高めることが示唆された。他方で教職志望者の割合が高い群では,指導体験,被サポート体験は「学級管理・運営効力感」,「教授・指導効力感」と関わっていたが,教職志望者の割合が低い群では,高い群よりも被サポート体験が高いにも関わらず「子ども理解・関係形成効力感」にしか関わってないことが示唆された。教育実習を通して,授業への自信だけでなく,学級管理・運営への自信を持てるかどうかが,教職志望への分かれ目かもしれないことが窺えた。
キーワード 教師効力感 (Teacher Efficacy) 教職志望の高低 (High and Low Aspirations for Teaching) 教育実習 (Educational Practicum) 被サポート体験 (Supported Experiences) 進路確定者への調査 (Survey of Career Decision Makers)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 23
終了ページ 35
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/65061
タイトル(別表記) Toward Effective and Efficient Team Meetings in Designing Individualized Instruction Plan in Activity to Promote Independence
フルテキストURL cted_013_007.pdf
著者 川上 佳奈| 重永 多恵| 角原 佳介| 高下 心輔| 仲矢 明孝|
抄録 A知的障害特別支援学校では、各学部教師全員で検討する「自立活動検討会」において全児童生徒の自立活動の個別の指導計画の作成と評価を行っている。本研究では、実施された検討会の経過を整理、分析することにより、チームによる効率的・効果的な検討会の在り方について検討した。従来の検討会の課題の改善を意図して実施された前期設計及び後期設計の検討会に参加した教師の意識や話し合いの内容等の変容を確かめるため、参加した教師全員に、2 回のアンケート調査等を実施した。その結果、児童生徒全員に一律ではなく、ケースに応じた検討時間と検討内容の設定、検討会における適切な「問い」の提示、ホワイトボードの有効活用等により、検討時間の短縮と効率化が図られたこと、及び検討会に対する教師の満足感等が確かめられた。一方で、検討会の課題は、日頃の自立活動の指導の充実との関連が深く、指導の充実に向けた取組の必要性が示唆された。
キーワード 自立活動(Activity to Promote Independence) 個別の指導計画 (individualized instruction plan) 検討会 (team meeting) 効率性 (efficiency) 質の向上 (quality development)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 7
終了ページ 21
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/65060
タイトル(別表記) Analysis of Online Lectures by Using Attendance Efficiency and Lecture Efficiency -An Attempt to Estimate the Optimal Online Lecture Duration-
フルテキストURL cted_013_1.pdf
著者 山川 純次|
抄録  リアルタイム形式でオンライン講義を行い,その講義動画をアーカイブ提供する場合,受講生は複数回の受講が可能になるのと同時に必要な部分だけを選択して受講することが可能になる。この状況を数値化したものが受講効率Ae である(山川・高旗, 2022)。今回,新たに講義効率(Lecture efficiency, Le)を定義し,データサイエンスの手法に基づき,筆者が2020 年度から2022 年度の3 年間に実施した約100 回のオンライン講義のAe をLeを使った線形モデルおよび非線形モデルでモデリングして検討したところ,最適なオンライン講義動画の長さは法定講義時間に対して1/2 から2/3 であることが推定された。またこの際のAe は2.0 < Ae < 2.5 の範囲に収束した。これらを講義動画の平均視聴回数と併せて考察するとオンライン講義の受講者は複数回の視聴により約96 %の充足率でオンライン講義動画を視聴していると考えられることがわかった。
キーワード オンライン講義(Online lecture) 受講効率(Attendance efficiency) 講義効率(Lecture efficiency)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2023-03-30
13巻
開始ページ 1
終了ページ 6
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学教師教育開発センター
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フルテキストURL kokugo_37_(001)_(012).pdf
著者 池田 匡史|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2023-03-20
37巻
開始ページ (1)
終了ページ (12)
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_37_042_055.pdf
著者 濵田 早智|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2023-03-20
37巻
開始ページ 42
終了ページ 55
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_37_027_041.pdf
著者 片山 大輔|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2023-03-20
37巻
開始ページ 27
終了ページ 41
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_37_013_026.pdf
著者 土屋 聡|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2023-03-20
37巻
開始ページ 13
終了ページ 26
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL kokugo_37_001_012.pdf
著者 稲田 利徳|
出版物タイトル 岡山大学国語研究
発行日 2023-03-20
37巻
開始ページ 1
終了ページ 12
ISSN 2189-5414
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/65003
タイトル(別表記) An Attempt to Fostering in the Practice of Education -As a Beginning of Practical Research for Fostering Tolerance-
フルテキストURL biess_7_140_148.pdf
著者 中山 芳一|
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 140
終了ページ 148
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/65002
フルテキストURL biess_7_127_139.pdf
著者 稲森 岳央|
抄録 本研究は、令和4年10月、国立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)とアセアン大学ネットワーク(AUN:ASEAN University Network) 加盟大学の学生に対して実施された、「過疎化・地方再生」をテーマとしたオンラインプログラムを事例とし、効果的なオンランプログラムの方法について考察したものである。一般的に、参加費がかからないプログラム、参加者間の語学レベルに大きな差がある場合、辞退者が多く出たり、満足度が低いプログラムになりがちである。しかし、本研究を通じて、①参加者の興味関心高いトピック、②日本人学生にとってアドバンテージがあるトピック、③グラウンドルールを設定することで、効果的なグループワークと深い学びのあるプログラム蓮営が実施できることが明らかになった。
キーワード オンラインプログラム 国際交流 グループワーク グラウンドルール
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 127
終了ページ 139
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/65001
タイトル(別表記) International Collaboration in a Project-Based Online Short-Term Japanese Language Program
フルテキストURL biess_7_119_126.pdf
著者 毛利 貴美|
抄録 2020年以降、海外の教育機関から受託しているオンライン日本語短期プログラムにおいて、SDGsをテーマとしたプロジェクト学習型授業を行った。本研究では、活動の中のインタビューセッションに焦点を当て、①日本語学習者から地域のSDGs実践者に対して、どのような質間があったか、②SDGsの実践者は日本語学習者とのインタビューセッション後、どのような感想を持ったかについて調査を行った。分析の結果、実践者自身の意見を開う質問文が約9割であったこと、実践者側がその“問い”への回答を考える過程で、活動の振り返りや、自文化、地域の魅力への気づきがあったことが確認された。結果、オンライン学習であっても“意味のある交流”=「国際共修」の学びのプロセスが存在したことが示唆された。
キーワード プロジェクト学習 オンライン 短期日本語プログラム 地域 国際共修
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 119
終了ページ 126
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/65000
フルテキストURL biess_7_107_118.pdf
著者 Khalmirzaeva, Saida|
抄録 Although, today, higobiwa is treated as an independent genre, it is apparent that it came into contact with other narrative traditions, borrowed some of their stories, and later reworked them, thus creating a unique world of Kyushu tales.
In this paper, I first provide an overview of this tradition. Then, I will discuss two famous pieces focusing on domestic conflicts and family relationships from the repertory of blind hiwa players from the Kyushu region: Azekakehime あぜかけ姫, the story of a poor young woman, who is tormented by her evil mother-in -law, and Shuntokumaru 俊徳丸, afamous Japanese tale about a wicked stepmother, which is found in several Japanese storytelling genres.
キーワード Blind biwa players higobiwa Azekakehime Shuntokumaru evil stepmothers evil mothers-in-law
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 107
終了ページ 118
ISSN 2432-9665
言語 英語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64999
タイトル(別表記) The Exchange Activities between University International Students and Elementary School Students: A Narrative Analysis of Elementary School Teacher
フルテキストURL biess_7_087_106.pdf
著者 長野 真澄|
抄録 本稿では,大学の留学生と小学校の児童との交流活動の事例2件を取り上げ,実践者である小学校教諭が交流活動に何を期待し,何を重視していたか,また,どのような成果や課題を見出したかについて,教諭の語りの分析をもとに明らかにすることを目的とした。分析の結果,留学生との交流活動を通じて,異なる言語や文化的背景を持つ他者に対する児童のある種の構えが低減することが期待され,交流活動中に児童が感じる喜びややりがい,留学生に対する興味や親近感など,交流活動が児童の情意面に与える影響が成果として注目されることが示された。同時に,交流活動における体験的な学びと,その他の学習活動を有機的に組み合わせようとする教諭の狙いがうかがえた。
キーワード 児童 留学生 交流活動 小学校教諭 語り
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 87
終了ページ 106
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64998
タイトル(別表記) Toward Improving the Design of English Courses at University: A Report on a Survey of Learning Motives
フルテキストURL biess_7_067_086.pdf
著者 寺西 雅子| 剱持 淑| 荻野 勝| 大年 順子| 伊野 英男|
抄録 2025年には新しい学習指導要領で学んだ学生が大学に入学してくる。大学の英語教育プロ グラムに関しても、将来を見据えたプログラムや科目設計の検討が必要であろう。岡山大学 では、これまで、いわゆる一般科目として関講されている1、2年生対象の必修科目に関し ては、度重なるカリキュラム変更が行われてきた。そこで今回は、現行カリキュラムの中で 1年生から年生を対象として開諧されている選択科目「上級英語」の検討を目的として、 2021年9月に全学生を対象に、英語学習の動機に関するアンケート調査を実施した。本稿 では、学生の英語学習の理由や目的に関して、全体傾向を把握するとともに学部や学科ごと の特徴についてアンケート結果をもとに報告する。
キーワード 英語科目設計 学習動機 道具的動機 統合的動機 アンケート調査
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 67
終了ページ 86
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/64997
タイトル(別表記) Citation practices in college students' paper writing: a case study
フルテキストURL biess_7_057_066.pdf
著者 五十嵐 潤美|
抄録 本研究は日本の大学2 回生が初めて書く英語によるアカデミックペーパーにおいて、文献参照をどのように行っているかを分析したものである。分析には先行研究で提示された5種類の指標を用いた。その指標とはcitation category, integral/non-integral, reportingstructure, rhetorical functions, writer’s stance である。その結果、対象ペーパーの全体の傾向は、同じく学生のペーパーを対象とした類似研究とほぼ共通した特徴を示していることが分かった。また、ライティング経験がより高い対象を分析した先行研究とは、若干の相違点が認められた。
キーワード Academic writing citation practices student paper
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2023-03-14
7巻
開始ページ 57
終了ページ 66
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher